JPH0441297Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441297Y2 JPH0441297Y2 JP19205485U JP19205485U JPH0441297Y2 JP H0441297 Y2 JPH0441297 Y2 JP H0441297Y2 JP 19205485 U JP19205485 U JP 19205485U JP 19205485 U JP19205485 U JP 19205485U JP H0441297 Y2 JPH0441297 Y2 JP H0441297Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube body
- coriolis force
- flowmeter
- permanent magnet
- curved tube
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、コリオリ式流量計に磁性流体を流通
した場合において、検出器が電磁検知方式である
場合に、該検出器が磁性流体の影響を受けないよ
うにした検出器の取付構造に関する。
した場合において、検出器が電磁検知方式である
場合に、該検出器が磁性流体の影響を受けないよ
うにした検出器の取付構造に関する。
従来技術
両端部を固定して流体を流通する管体を、該管
体の中央部で該管体に対して直角方向に駆動する
と、固定端近傍においてコリオリの力が発生し、
このコリオリの力が振動周波数と流体の質量流量
に比例することが知られている。
体の中央部で該管体に対して直角方向に駆動する
と、固定端近傍においてコリオリの力が発生し、
このコリオリの力が振動周波数と流体の質量流量
に比例することが知られている。
第２図は、本考案が適用されるコリオリ力流量
計の一例を説明するための図であるが、該コリオ
リ力式流量計は、特公昭60−34683号公報に開示
されているように、非磁性体から成る湾曲管体２
が固定部材１をＡ，Ｂにおいて貫通しており、該
湾曲管２は第１軸Ｘ，X′まわりに図示しない電
源により駆動される駆動コイル４と該湾曲管２に
固着された磁石５とによりその固有振動周波数に
よつて駆動される。駆動コイル４は湾曲管体２の
固有振動数と実質的に等しくなるように固定部材
１の第１軸と平行して固着されている往復動部材
３に装着されている。湾曲管体２に流体が流入す
ると第１軸と直交し、Ａ，Ｂの中点を通る第２軸
Ｙ−Y′のまわりにコリオリの交番偶力が発生す
る。この交番偶力の大きさは質量流量に比例する
が、これは固定部材１底部に湾曲管体２の肩部に
向かつて固着される各々の支柱６１，６２に固定
された永久磁石７１，７２、および、この磁石７
１，７２にそれぞれ対向しかつ湾曲管体２に支持
板９１，９２を介して装着された検出コイル８
１，８２によつて検出される。すなわち、これら
検出コイル８１，８２間にコリオリの交番偶力に
よつて生ずる相対速度変化に比例して出力される
電圧値を湾曲導管の静止平面をよぎる位置におい
て位相変化量として検出している。
計の一例を説明するための図であるが、該コリオ
リ力式流量計は、特公昭60−34683号公報に開示
されているように、非磁性体から成る湾曲管体２
が固定部材１をＡ，Ｂにおいて貫通しており、該
湾曲管２は第１軸Ｘ，X′まわりに図示しない電
源により駆動される駆動コイル４と該湾曲管２に
固着された磁石５とによりその固有振動周波数に
よつて駆動される。駆動コイル４は湾曲管体２の
固有振動数と実質的に等しくなるように固定部材
１の第１軸と平行して固着されている往復動部材
３に装着されている。湾曲管体２に流体が流入す
ると第１軸と直交し、Ａ，Ｂの中点を通る第２軸
Ｙ−Y′のまわりにコリオリの交番偶力が発生す
る。この交番偶力の大きさは質量流量に比例する
が、これは固定部材１底部に湾曲管体２の肩部に
向かつて固着される各々の支柱６１，６２に固定
された永久磁石７１，７２、および、この磁石７
１，７２にそれぞれ対向しかつ湾曲管体２に支持
板９１，９２を介して装着された検出コイル８
１，８２によつて検出される。すなわち、これら
検出コイル８１，８２間にコリオリの交番偶力に
よつて生ずる相対速度変化に比例して出力される
電圧値を湾曲導管の静止平面をよぎる位置におい
て位相変化量として検出している。
従来技術の問題点
上述のごときコリオリ力式流量計において、検
出器は、光学式、電磁式等変位量又は速度を検出
できるものであれば、その方式は問わないもので
あるが、構造が堅牢で、ダスト等の付着によつて
も出力が安定していることから、一般的には、電
磁方式が採用されている。しかし、磁性流体のよ
うに透磁率の大きい流体を計測する場合、磁性流
体の交番位置変動による磁石との相対位置が変動
し、この間のリラクタンスが変化する。この結
果、検出コイル８１，８２にはコリオリ偶力によ
る交流信号に上記リラクタンスの変化に基づく出
力が重なる干渉がおこる。特に、第２図に示す
，′の関係位置、即ち永久磁石７１，７２が
湾曲導管２の湾曲部２１，２２に近接している
と、流量が増大することによつて磁性流体が湾曲
部を通過する時に受ける遠心力によつて生ずる２
次流れと旋回成分とによつて生ずる磁性流体の乱
れ成分周波数が湾曲導管２の固有振動数に接近す
ると検出不能になるという問題点があつた。
出器は、光学式、電磁式等変位量又は速度を検出
できるものであれば、その方式は問わないもので
あるが、構造が堅牢で、ダスト等の付着によつて
も出力が安定していることから、一般的には、電
磁方式が採用されている。しかし、磁性流体のよ
うに透磁率の大きい流体を計測する場合、磁性流
体の交番位置変動による磁石との相対位置が変動
し、この間のリラクタンスが変化する。この結
果、検出コイル８１，８２にはコリオリ偶力によ
る交流信号に上記リラクタンスの変化に基づく出
力が重なる干渉がおこる。特に、第２図に示す
，′の関係位置、即ち永久磁石７１，７２が
湾曲導管２の湾曲部２１，２２に近接している
と、流量が増大することによつて磁性流体が湾曲
部を通過する時に受ける遠心力によつて生ずる２
次流れと旋回成分とによつて生ずる磁性流体の乱
れ成分周波数が湾曲導管２の固有振動数に接近す
ると検出不能になるという問題点があつた。
問題点を解決するための手段
湾曲管体を駆動した場合に、該湾曲管体内を流
通する磁性流体との相対変化により生ずるリラク
タンスの変化が検出コイルに影響しないように永
久磁石を配置することである。
通する磁性流体との相対変化により生ずるリラク
タンスの変化が検出コイルに影響しないように永
久磁石を配置することである。
実施例
第１図は、本考案の一実施例を説明するための
概略図で、Ａ図は正面図、Ｂ図はＡ図のMM断面
矢視図で、図中、第２図の流量計と同一の作用を
する部分には第２図の場合と同一の参照番号が付
してある。而して、本考案は、第２図における
部及び′部の構造に特徴を有するもので、本考
案においては、湾曲管体２と永久磁石７１，７２
及び検出コイル８１，８２から成る検出部は、図
示のように、検出コイル８１，８２と永久磁石７
１，７２とが近接対向して配設されており、か
つ、前記永久磁石７１，７２はＳ極とＮ極が管体
２の中心軸Ｙ−Y′に対して対称で、湾曲管体２
の直管部に磁極面が平行するように配設したもの
である。従つて、湾曲管体２が前述のように駆動
コイル４と磁石５によつて矢印Ａ及びＢ方向に振
動された時に、湾曲管体２内を流れる磁性流体も
含めて検出コイル８１，８２が永久磁石７１，７
２のＳ極及びＮ極に対して略均等に作用し、湾曲
管体２内を流れる磁性流体によつて生じるリラク
タンス変化は検出コイル８１，８２には現われ
ず、７１，７２の磁極面も直管部で管軸と平行し
て配設されているため湾曲部の旋回成分の影響も
受けず安定した検出が可能となる。
概略図で、Ａ図は正面図、Ｂ図はＡ図のMM断面
矢視図で、図中、第２図の流量計と同一の作用を
する部分には第２図の場合と同一の参照番号が付
してある。而して、本考案は、第２図における
部及び′部の構造に特徴を有するもので、本考
案においては、湾曲管体２と永久磁石７１，７２
及び検出コイル８１，８２から成る検出部は、図
示のように、検出コイル８１，８２と永久磁石７
１，７２とが近接対向して配設されており、か
つ、前記永久磁石７１，７２はＳ極とＮ極が管体
２の中心軸Ｙ−Y′に対して対称で、湾曲管体２
の直管部に磁極面が平行するように配設したもの
である。従つて、湾曲管体２が前述のように駆動
コイル４と磁石５によつて矢印Ａ及びＢ方向に振
動された時に、湾曲管体２内を流れる磁性流体も
含めて検出コイル８１，８２が永久磁石７１，７
２のＳ極及びＮ極に対して略均等に作用し、湾曲
管体２内を流れる磁性流体によつて生じるリラク
タンス変化は検出コイル８１，８２には現われ
ず、７１，７２の磁極面も直管部で管軸と平行し
て配設されているため湾曲部の旋回成分の影響も
受けず安定した検出が可能となる。
効 果
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、簡単な構成で、つまり、従来装置に何ら特別
の部材を付加することなく、湾曲管体内を流れる
磁性流体の影響を受けないコリオリ力式流量計を
提供することができる。
と、簡単な構成で、つまり、従来装置に何ら特別
の部材を付加することなく、湾曲管体内を流れる
磁性流体の影響を受けないコリオリ力式流量計を
提供することができる。
第１図は、本考案によるコリオリ力式流量計の
検出器取付構造を説明するための概略構成図で、
Ａ図は正面図、Ｂ図はＡ図のMM線断面矢視図、
第２図は、本考案が適用されるコリオリ力式流量
計の一例を説明するための図である。 ２……管体、４，５……駆動手段、７１，７２
……永久磁石、８１，８２……検出コイル、９
１，９２……検出コイル取付板。
検出器取付構造を説明するための概略構成図で、
Ａ図は正面図、Ｂ図はＡ図のMM線断面矢視図、
第２図は、本考案が適用されるコリオリ力式流量
計の一例を説明するための図である。 ２……管体、４，５……駆動手段、７１，７２
……永久磁石、８１，８２……検出コイル、９
１，９２……検出コイル取付板。
Claims (1)
- 両端部を固定して流体を流通する管体と、該管
体の中央部を該管体に対して直角方向に駆動する
駆動手段と、前記管体の両端部近傍でコリオリ力
により変化する位相を電磁的に検出する検出手段
とを具備し、流体の質量流量を位相変化量として
求めるコリオリ力式流量計において、前記検出手
段は永久磁石とコイルとが近接対向して配設され
ており、かつ、前記永久磁石はＳ極とＮ極とが前
記管体に対して対称で磁極面が前記管体に対して
平行に配設されていることを特徴とするコリオリ
力式流量計の検出器取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19205485U JPH0441297Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19205485U JPH0441297Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6299818U JPS6299818U (ja) | 1987-06-25 |
| JPH0441297Y2 true JPH0441297Y2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=31146772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19205485U Expired JPH0441297Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441297Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2449348B1 (en) * | 2009-06-30 | 2020-07-29 | Micro Motion, Inc. | Vibrating-type flow sensor assemblies and methods for forming a flowmeter |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP19205485U patent/JPH0441297Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6299818U (ja) | 1987-06-25 |
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