JPH0441250Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441250Y2 JPH0441250Y2 JP1985043567U JP4356785U JPH0441250Y2 JP H0441250 Y2 JPH0441250 Y2 JP H0441250Y2 JP 1985043567 U JP1985043567 U JP 1985043567U JP 4356785 U JP4356785 U JP 4356785U JP H0441250 Y2 JPH0441250 Y2 JP H0441250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- combustion chamber
- dish
- fuel
- shaped combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 36
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 25
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 14
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 14
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、燃料噴射ノズルの改良に関する。
一般に、燃料噴射ノズル１１は、シリンダヘツ
ド１２内で垂線Ｌに対して所定角度に傾斜させ、
バルブ１３に隣接して配設されており、ノズル先
端部１４が、ピストン１５の皿型燃焼室１６に臨
ませてある。そして、ノズル先端部１４には燃料
を皿型燃焼室１６内に噴射するためのノズル噴口
１７が形成されている。このノズル噴口１７は、
第３図および第４図に示すように、中心から等角
度で放射状に形成され、それぞれが皿型燃焼室１
６の内壁下部に向けて開口し、燃料を押し出しロ
ツド１８により皿型燃焼室１６内に噴射するよう
になつている。
ド１２内で垂線Ｌに対して所定角度に傾斜させ、
バルブ１３に隣接して配設されており、ノズル先
端部１４が、ピストン１５の皿型燃焼室１６に臨
ませてある。そして、ノズル先端部１４には燃料
を皿型燃焼室１６内に噴射するためのノズル噴口
１７が形成されている。このノズル噴口１７は、
第３図および第４図に示すように、中心から等角
度で放射状に形成され、それぞれが皿型燃焼室１
６の内壁下部に向けて開口し、燃料を押し出しロ
ツド１８により皿型燃焼室１６内に噴射するよう
になつている。
しかしながら、従来の燃料噴射ノズル１１で
は、燃料が皿型燃焼室１６の燃焼室底部１６ａに
は噴射されないので、皿型燃焼室１６内における
空気との混合が均一にならなかつた。そのため、
燃焼効率が低下し、黒煙発生の原因となつてい
た。
は、燃料が皿型燃焼室１６の燃焼室底部１６ａに
は噴射されないので、皿型燃焼室１６内における
空気との混合が均一にならなかつた。そのため、
燃焼効率が低下し、黒煙発生の原因となつてい
た。
本考案は、かかる現状に鑑みてなされたもので
あり、皿型燃焼室内全体に燃料を噴射させて、燃
焼室内における空気との混合を均一にすることに
よつて、燃焼効率を向上させ、黒煙の発生を低減
することを目的としている。
あり、皿型燃焼室内全体に燃料を噴射させて、燃
焼室内における空気との混合を均一にすることに
よつて、燃焼効率を向上させ、黒煙の発生を低減
することを目的としている。
かかる目的を達成するため、本考案において
は、複数個のノズル噴口の形成されたノズル先端
をピストンの皿型燃焼室に所定角度で傾斜させて
臨ませ、前記ノズル噴口をそれぞれ前記皿型燃焼
室の内壁下方に向けた燃焼噴射ノズルにおいて、
前記ノズル噴口の噴口通路から前記皿型燃焼室の
底部に向けて前記ノズル噴口よりも小径のバイパ
ス噴口を分岐形成したことを特徴としている。
は、複数個のノズル噴口の形成されたノズル先端
をピストンの皿型燃焼室に所定角度で傾斜させて
臨ませ、前記ノズル噴口をそれぞれ前記皿型燃焼
室の内壁下方に向けた燃焼噴射ノズルにおいて、
前記ノズル噴口の噴口通路から前記皿型燃焼室の
底部に向けて前記ノズル噴口よりも小径のバイパ
ス噴口を分岐形成したことを特徴としている。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
に説明する。
第１図および第２図において、第３図および第
４図と共通する部材には同一符号が付されてい
る。燃料噴射ノズル１１のノズル先端部１４には
ノズル噴口１７が中心から等角度で放射状に複数
個形成され、それぞれが皿型燃焼室１６の内壁下
部に向けて開口している。このノズル噴口１７に
より、燃料室１６の内壁下部に噴射される。
４図と共通する部材には同一符号が付されてい
る。燃料噴射ノズル１１のノズル先端部１４には
ノズル噴口１７が中心から等角度で放射状に複数
個形成され、それぞれが皿型燃焼室１６の内壁下
部に向けて開口している。このノズル噴口１７に
より、燃料室１６の内壁下部に噴射される。
本考案では、このようなノズル噴口１７の噴口
通路１７ａのそれぞれにバイパス噴口１９を分岐
形成している。バイパス噴口１９はノズル噴口１
７の内側で燃焼室底部１６ａに向けて開口してお
り、燃料を燃焼室底部１６ａに噴射するようにな
つている。このバイパス噴口１９はノズル噴口１
７の内径よりも小径に形成されており、燃料噴射
量をノズル噴口１７からのそれよりも少なくして
いる。バイパス噴口１９の内径寸法を上記のよう
に形成したのは、もしバイパス噴口１９を大径に
形成した場合には、燃焼室底部１６ａに噴射され
る燃料が多すぎて混合が悪くなり、燃焼効率が逆
に低下するので、これを防ぐためであり、また、
ノズル先端部１４の強度を確保するためでもあ
る。
通路１７ａのそれぞれにバイパス噴口１９を分岐
形成している。バイパス噴口１９はノズル噴口１
７の内側で燃焼室底部１６ａに向けて開口してお
り、燃料を燃焼室底部１６ａに噴射するようにな
つている。このバイパス噴口１９はノズル噴口１
７の内径よりも小径に形成されており、燃料噴射
量をノズル噴口１７からのそれよりも少なくして
いる。バイパス噴口１９の内径寸法を上記のよう
に形成したのは、もしバイパス噴口１９を大径に
形成した場合には、燃焼室底部１６ａに噴射され
る燃料が多すぎて混合が悪くなり、燃焼効率が逆
に低下するので、これを防ぐためであり、また、
ノズル先端部１４の強度を確保するためでもあ
る。
したがつて、本考案では、燃料は、ノズル噴口
１７から皿型燃焼室１６の内壁下部に噴射される
とともに、ノズル噴口１７で分岐したバイパス噴
口１９から燃焼室底部１６ａにも噴射される（第
２図参照）。バイパス噴口１９はノズル噴口１７
よりも小径に形成され、燃焼室底部１６ａはの燃
料噴射量を少なくしているので、皿型燃焼室１６
内には燃料が均一に噴射されることとなる。した
がつて、皿型燃焼室室１６内での空気との混合が
均一化し、燃焼効率が向上して黒煙の発生を低減
することができるようになる。
１７から皿型燃焼室１６の内壁下部に噴射される
とともに、ノズル噴口１７で分岐したバイパス噴
口１９から燃焼室底部１６ａにも噴射される（第
２図参照）。バイパス噴口１９はノズル噴口１７
よりも小径に形成され、燃焼室底部１６ａはの燃
料噴射量を少なくしているので、皿型燃焼室１６
内には燃料が均一に噴射されることとなる。した
がつて、皿型燃焼室室１６内での空気との混合が
均一化し、燃焼効率が向上して黒煙の発生を低減
することができるようになる。
以上説明したように、本考案においては、ノズ
ル先端に形成されたノズル噴口に、開口を皿型燃
焼室の底部に向けたバイパス噴口を分岐形成し、
このバイパス噴口の内径をノズル噴口の内径より
も小径にしたので、燃料を皿型燃焼室内全体に均
一に噴射させることができ、その結果、燃焼室内
における空気との混合が均一化され燃焼効率が向
上し、黒煙の発生を低減することができる。
ル先端に形成されたノズル噴口に、開口を皿型燃
焼室の底部に向けたバイパス噴口を分岐形成し、
このバイパス噴口の内径をノズル噴口の内径より
も小径にしたので、燃料を皿型燃焼室内全体に均
一に噴射させることができ、その結果、燃焼室内
における空気との混合が均一化され燃焼効率が向
上し、黒煙の発生を低減することができる。
第１図は本考案による燃料噴射ノズルの先端部
の断面図およびその底面図、第２図は本考案によ
る噴射燃料の作用状態図、第３図は従来の燃料噴
射ノズルを適用した噴射燃料の作用状態図、第４
図は第３図のノズル先端部の底面図、第５図は燃
料噴射ノズルの一般的適用状態を示す断面図であ
る。 １１……燃料噴射ノズル、１４……ノズル先端
部、１６……皿型燃焼室、１６ａ……燃焼室底
部、１７……ノズル噴口、１７ａ……噴口通路、
１９……バイパス噴口１９。
の断面図およびその底面図、第２図は本考案によ
る噴射燃料の作用状態図、第３図は従来の燃料噴
射ノズルを適用した噴射燃料の作用状態図、第４
図は第３図のノズル先端部の底面図、第５図は燃
料噴射ノズルの一般的適用状態を示す断面図であ
る。 １１……燃料噴射ノズル、１４……ノズル先端
部、１６……皿型燃焼室、１６ａ……燃焼室底
部、１７……ノズル噴口、１７ａ……噴口通路、
１９……バイパス噴口１９。
Claims (1)
- 複数個のノズル噴口の形成された先端をピスト
ンの皿型燃焼室に所定角度で傾斜させて臨ませ、
前記ノズル噴口をそれぞれ前記皿型燃焼室の内壁
下方に向けた燃料噴射ノズルにおいて、前記ノズ
ル噴口の噴口通路から前記皿型燃焼室の底部に向
けて前記ノズル噴口よりも小径のバイパス噴口を
分岐形成したことを特徴とする燃料噴射ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985043567U JPH0441250Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985043567U JPH0441250Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61159667U JPS61159667U (ja) | 1986-10-03 |
| JPH0441250Y2 true JPH0441250Y2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=30555357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985043567U Expired JPH0441250Y2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441250Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004033283A1 (de) * | 2004-07-09 | 2006-02-02 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59134322A (ja) * | 1983-01-22 | 1984-08-02 | Isuzu Motors Ltd | 直接噴射式デイ−ゼル機関 |
| JPS59221421A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-13 | Isuzu Motors Ltd | 直接噴射式デイ−ゼル機関 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58165263U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-02 | いすゞ自動車株式会社 | 燃料噴射ノズル |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP1985043567U patent/JPH0441250Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59134322A (ja) * | 1983-01-22 | 1984-08-02 | Isuzu Motors Ltd | 直接噴射式デイ−ゼル機関 |
| JPS59221421A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-13 | Isuzu Motors Ltd | 直接噴射式デイ−ゼル機関 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61159667U (ja) | 1986-10-03 |
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