JPH0441091Y2 - - Google Patents

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JPH0441091Y2
JPH0441091Y2 JP17499686U JP17499686U JPH0441091Y2 JP H0441091 Y2 JPH0441091 Y2 JP H0441091Y2 JP 17499686 U JP17499686 U JP 17499686U JP 17499686 U JP17499686 U JP 17499686U JP H0441091 Y2 JPH0441091 Y2 JP H0441091Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、上部に通気孔が設けられた液体容器
の通気孔部に装着される液体流出防止装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、液体の収容、貯蔵、運搬等に使用される
液体容器の上部には、液体注入時の容器内圧力の
上昇や液体注出時の容器内圧力の負圧化並びに液
体貯蔵時の蒸発ガスや温度上昇による圧力上昇等
を防止し、容器内圧力を略大気圧に保持するため
の通気孔が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上部に通気孔が形成された液体容器
に液体を補給又は注入する場合、容器内の気体は
容器内の液面上昇に伴つて通気孔部から排出され
るため、容器内の圧力は略大気圧に保持され、液
体の補給や注入が円滑に行なわれるが、容器内が
外部から見えない構造の液体容器や、乗用車の燃
料タンク等のように外部から見えない部分に配備
される液体容器では、補給時の液面位置が外部か
ら視認できないため、所定の容量、すなわち、満
タン状態に達したことに気ずかずに補給や注入を
してしまい、補給過多や注入過多によつて通気孔
部から液体が溢出し、流出してしまうことがあつ
た。特に、外部から見えない部分に配備される液
体容器の場合は、通気孔からの液体流出に気ずく
のが遅れ、大事故に到る虞れもあつた。
また、通気孔が設けられた液体容器を車両等に
搭載される液体容器として使用した場合、所定容
量の液体を収容した状態、すなわち満タン時にお
いて、車両の急発進や急制動時に生ずる加速度
や、急旋回による遠心力、若しくは、傾斜地走行
時の重力等による作用によつて容器内の液面が容
器に対して大きく傾斜した場合や、車両の事故等
によつて液体容器が横倒や倒立状態となつた場合
に、通気孔から液体が流出することがあり問題で
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記事情に鑑みて創案されたもので
あつて上記通気孔が設けられた液体容器で問題と
なつた液体容器の通気孔からの液体流出を防止す
ることを目的とし、以下の手段を設ける。
本考案では、液体容器の通気孔からの液体流出
を防止する装置として、液体の流通が可能な複数
の小孔を介して外部と連通される中空部を有する
フロート部とフロート部の上部に設けられ側方に
内外を連通する少なくとも一つの開口部が形成さ
れた副室と副室の上部を形成し上記通気孔の容器
内側開口部を閉塞可能な弁部を有し上記フロート
部と独立して移動可能な可動弁とによつて構成さ
れたフロート状部材と、上記液体容器上部の通気
孔部に固定され上記フロート状部材を上記通気孔
の容器内側開口部直下の予め規定された所定位置
に上下動可能に支持し上記フロート状部材の上下
動範囲を規定すると共に、側方移動を規制するフ
ロートガイドと、該フロートガイドに固定され上
記副室側方の開口を介して上記副室内に延出され
る支持部材と、上記副室内に配置され上記支持部
材に転動若しくは遊動可能に支持される球状部材
とを設ける。
(作用) 前記フロート状部材は、予め規定された所定位
置に達した液体の液面上に浮き、液面の上昇に伴
なつて上方の通気孔開口部方向へ移動し、上記フ
ロートガイドで規定された範囲を移動後、上部に
設けた可動弁の弁部によつて通気孔の容器内側開
口部を閉塞するように作用する。
また、前記フロート部の中空部内外を連通する
小孔は、フロート状部材のフロート部の小孔位置
に達した液体を中空部内に流入する流通路として
作用し、所定時間経過後にはフロート部の中空部
内に液体が流入することによつてフロート状部材
を上記所定位置まで沈降し、通気孔の容器内側開
口部を開口するように作用する。
また、前記フロート部の中空部上部に密閉空気
室若しくは、発泡体部が設けられたフロート状部
材は、液体の液面位置が密閉空気室若しくは発泡
体部に達した場合には、上記中空部内の液体の有
無にかかわらず密閉空気室若しくは発泡体部に作
用する浮力によつて通気孔の容器内側開口部の閉
塞状態を保持するように作用する。
前記球状部材は、液体容器が正立状態にある
時、または、液体容器と液面との傾斜角が所定範
囲内にある時には、フロートガイドに固定された
支持部材に支持された状態にありフロート状部材
の上下動に対して何ら作用せず、液体容器の転倒
若しくは横倒時や、液面との相対傾斜角が所定の
範囲を越えた時に作動してフロート状部材の可動
弁のみを独立して通気孔方向に移動して可動弁の
弁部によつて通気孔が閉塞されるように作用する
と共に、通気孔の閉塞状態を、液体容器が正立状
態、若しくは相対傾斜角が所定の範囲内に復帰さ
れるまで保持するように作用する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図に本考案による液体流出防止装置の構成
及び構造例を示す。
同図において、液体流出防止装置1は、液体容
器10の上板9に穿設された通気用の開口部に固
着されるフロートガイド2と、フロートガイド2
内に上下動自在に内設されるフロート状部材3
と、フロート状部材3の上部に設けられた副室3
a内に配設される球状部材2e、及びフロートガ
イド2に固定され、上記球状部材を支持する支持
部材2cとによつて構成される。
フロートガイド2の上部には液体容器10の上
板9の容器外側周縁とパツキン12を介して接合
されるフランジ4が設けられ、フランジ4の上面
中央部にはフランジ4に対して略垂直上方向へ突
設されるニツプル部5が設けられる。また、ニツ
プル部5の先端から液体容器10内側のフランジ
4下面へかけては直孔状に貫通された通気孔5a
が設けられており、この通気孔5aの容器内側開
口縁には、円錐台形の弁座4aが形成されてい
る。また、フロートガイド2のフランジ4から下
方へ延びる周壁部上部2aのフランジ4近傍の対
称位置には固定爪6が複数箇所設けられており、
この固定爪6は、液体容器10の上板9の開口周
縁の固定爪6と対向する位置に形成された図示さ
れない切欠き部と相俟つて周知のバヨネツト結合
をし、且つフランジ4と共に上板9及びパツキン
12を挾持する。このように、フロートガイド2
は固定爪6によつて上板9に着脱自在に固着され
る。なお、フランジ4の結合面にはパツキン12
が装着されているため、接合部の気密性は保持さ
れる。
また、フロートガイド2の周壁部下部2bは嵌
め込み式に設けられており、下方へ強い力で引張
ることによつて簡単に周壁部上部2aから離脱で
き、フロート状部材3の交換時等に便利である。
また、フロートガイド2の底部には液体流入用の
開口2dが穿設され、上部には空気抜き用の開口
7が穿設されている。
また、フロートガイド2の周壁部下部2aの内
周側には、壁面に対して略直角斜め下方へ延出さ
れる複数個のプレートPを有する支持部材2cが
嵌入されており、各プレートPはその先端部で互
いに連結され、球状部材2e支持部を形成する。
フロートガイド2の内部に内設され、通気孔5
aの容器内側開口部の直下に位置するフロート状
部材3は、樹脂成形等によつて形成される部材に
よつて構成されており、最上部に弁座4aと係脱
される半球状の弁部Bを有する可動弁3dが設け
られ、この可動弁3dはフロート状部材3の副室
3aの上部を形成している。なお、第6図に示す
ように可動部3dの弁部Bはゴム等の弁座9に対
して密着性の良い弾性部材で別体形成し可動弁3
d本体上面部に穿設される穴部に挿着するように
しても良い。
ところで、副室3aの側部及び下部は後述する
フロート部3bの上方へ突出する壁部及び上部3
gによつて形成されるが、副室3aの側方には、
内外を連通する複数の開口部3cが形成されてお
り、この開口部3cを介して前述した支持部材2
cのプレートPが副室内3a内に延出され、プレ
ートPは副室3a内で互に連結する。また、副室
3aの内部には鋼球等よりなる球状部材2eが配
設されており、この球状部材2eは、液体容器1
0が正立状態時には、支持部材2cのプレートP
によつて支持され、フロート状部材3からは浮い
た状態となつている。このため液体容器正立状態
時には球状部材はフロート状部材3の上下動に対
して障害とならない。また、副室3aの開口部3
cの上下方向の開口長さはフロート状部材3上下
動時に支持部材2cのプレートPによつて上下動
が防げられないようにフロート状部材3の上下動
時の移動距離より長く設けられる。
さて、上記可動弁3dと係脱自在に嵌合し副室
3aを形成するフロート部3bの内部には中空部
3jが設けられ、液体からの浮力を受ける主要部
を成している。またフロート部3bの上部3gに
は中空部3jと副室3aとを連通する空気抜き用
の小孔3fが少なくとも一つ穿設され、また、フ
ロート部3b下部底部には液体の流通が可能な小
孔3eが少なくとも一つ穿設される。
ところで、フロート状部材3の底部支持位置
は、フロートガイド2の底部位置、すなわち、フ
ロートガイド2の周壁の下方長さによつて規定さ
れ、このフロートガイド2の周壁の下方長さは液
体補給、注入時に所望の液面位置になるように予
め決められる。また、フロート状部材3の側方へ
の移動や傾斜は、フロートガイド2の周壁2a,
2bによつて規制される。
さて、以上のように構成された液体流出防止装
置1は、液体容器10内の液面位置がフロートガ
イド2の底部より下方にある時は、フロート状部
材3はフロートガイド2の底部に支持されたまま
作動しないため、通気孔5aは開状態に保持さ
れ、液体容器10の通気状態は保持される。
次に、液体容器10内の液面が液体の補給によ
つて上昇してきた時の液体流出防止装置1の作動
について説明する。
第2図において、液体の補給によつて液体容器
10内の液体の液面11aがフロートガイド2の
底部より上位に達すると液体11はフロートガイ
ド2の液体出入用開口2dからフロートガイド2
内に入り込み、フロート状部材3を浮力によつて
上方へ押し上げ、フロート状部材3の可動弁3d
の弁部Bと、通気孔5aの容器内側開口部の弁座
4aとを密接接合し、通気孔5aの容器内側開口
部を閉塞する(第2図に示す状態)。なお、この
状態時には、球状部材2eは支持部材2cを介し
てフロートガイド2に支持されているためフロー
ト状部材2の上方移動に対して妨げとはならな
い。次に、開口部の弁座4aが閉塞され、通気孔
5aが閉塞された状態になると、液体容器10の
内部圧力は液面11aの上昇によつて昇圧するた
め、通気孔5aの閉塞後、短時間内に液体11の
補給は出来なくなり(注入口側が一杯となる)、
液体容器10の上部に所定の空気層を残した状態
で液体の補給は停止される。すなわち、フロート
状部材3は液体補給量制御弁と同様の機能を有す
る。
ところで、液面11aがフロート状部材3の底
部に達した時点からフロート状部材3の中空部3
j内には、小孔3eを介して液体11が徐々に流
入し始め、液面11a上昇が停止した時点、すな
わち、液体の補給停止後一定時間の後には、フロ
ート状部材3の中空部3j内への液体の流入が進
み、フロート状部材3は液体中に沈降し、第3図
に示すように、フロートガイド2の底部位置まで
下降して、可動弁3dの弁部Bと弁座4aの接合
が解除し通気孔5a開状態として液体容器10内
を略大気圧にする。このように、上記液体流出防
止装置1のフロート状部材3は、液体補給時には
補給量制御弁として作用し、補給過多による通気
孔部からの液体の流出を防止し、且つ、補給終了
後一定時間(フロートが沈降するに用する時間)
経過後には自動的に通気孔を開くため、液体容器
内の圧力上昇による容器の変形や破損、及び注出
口や注入口開口時の液体の吹き出し等を防止する
ことができる。
また、第4図に示すように、液体容器10が傾
斜し、通気孔部まで液面11aが上昇したとして
も、フロート状部材3が浮力によつてすみやかに
上方へ移動し、可動弁3dの弁部Bを弁座4aと
接合し、通気孔5aの容器内側開口部を閉塞する
ため、液体11の通気孔5aからの流出は防止さ
れる。
なお、液体容器10の液面11aに対する傾斜
角が小さい時は、球状部材2eは支持部材2cを
介してフロートガイド2に支持されたままである
のでフロート状部材3の移動の妨げにはならな
い。
ところで、フロート状部材の内部全体が外部と
小孔3e,3fを介して連通する中空部3jのみ
によつて構成されている場合、第4図に示すよう
な液体容器10の傾斜状態が長時間持続された場
合に、小孔3eを通つて液体11が中空部3j内
に流入するため、フロート状部材3が沈降し、通
気孔5aが開状態となつて液体11が外部へ流出
してしまう可能性がある。
そこで、本考案では、坂道での駐車等によつて
長時間傾斜状態におかれる可能性のある車両等に
装備される液体容器に、本考案による液体流出防
止装置を適用する場合の対策として、第7図及び
第8図に示す構造のフロート部3bをフロート状
部材3に設ける。
第7図に示したフロート部3bは、上部に浮力
を有する発泡体部3iを有し、下部に、外部と小
孔3e,3fを介して連通された中空部3jを有
する構造となつており、下部の中空部3jは内部
に液体を流入してフロート状部材3を沈降するよ
うに作用し、上部の発泡体部3iは、この発泡体
部3i位置まで上昇して来た液面からの浮力を受
けてフロート状部材3が液面上に浮くように作用
する。
すなわち、第7図に示した構造のフロート部3
bを有するフロート状部材3は、液体補給時等の
液体容器10が正位置にある時は第1図乃至第4
図に示した一層のフロート部と同様に、下部の中
空部3jによつて浮沈作動し、第4図に示す状態
の液体容器の傾斜時には上部の発泡体部3iによ
つて浮力が保持されるため、傾斜状態が長時間持
続されても、通気孔5aの閉塞状態は保持され、
液体が外部へ流出することはない。
第8図に示すフロート部3bは、上部に密閉空
気室3iを有し、下部に外部と小孔3e,3fを
介して連通する中空部3jが設けられた構造を有
し、上部の密閉空気室3iは、内部が浮力を有す
る空気室であるため、第7図に示した発泡体部と
同様の作用、効果を有する。
ところで、第5図に示すように、液体容器10
が横倒し状態になるとフロート状部材3には通常
鉛直上方向への浮力が作用するため、フロート状
部材3は通気孔5a側へは移動できず、浮力によ
つて通気孔5aを閉塞することはできない。しか
しながら、本考案による液体流出防止装置1では
フロート状部材3の副室3a内に球状部材2eを
有しているため、液体容器の横倒や転倒等液面1
1a若しくは鉛直方向に対して液体容器10が大
きく傾斜した時には球状部材2eが支持部材2c
のプレートPに沿つて斜め下方、すなわち通気孔
5a側に移動し、この球状部材2eの移動によつ
てフロート状部材3の可動弁3dのみが独立して
通気孔5a側へ押圧され移動し、結果として通気
孔5aの容器内側開口部の弁座4aに可動弁3d
の弁部Bが押し付けられる状態となり、通気孔5
aが閉塞される。なお、可動弁3dはフロート部
3bと独立して移動するため、フロート部3bの
浮力による影響は受けない。
このように、本考案による液体流出防止装置1
では、フロート状部材3の副室3a内に球状部材
2eを設けたことにより、液体容器10の横倒や
転倒等の事態に際しても通気孔5a閉塞すること
ができ、液体11の通気孔5a介しての流出は完
全に防止される。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案による液体流出防
止装置では、フロート状部材とフロート状部材を
支持するフロートガイドと、フロート状部材内に
配設される球状部材、及びその球状部材をフロー
トガイド側より支持する支持部材とによつて構成
される比較的簡単な構造であるにもかかわらず、
液体容器への液体補給時に液面位置が所定位置に
達すると通気孔を自動的に閉塞して補給量を確実
に制御することができるため、補給時の補給過多
が起ることは無く、補給過多による通気孔からの
液体流出を確実に防止することができる。また、
補給終了後の一定時間経過後に通気孔を自動的に
開状態とする手段をも有するため、内圧上昇によ
る容器の破損や変形等を防止することができる。
また、液体容器の傾斜や、車両走行時の加速度、
旋回時の遠心力等による液面と容器との相対的な
傾斜が生じた時においても、確実に通気孔を閉塞
することができるため通気孔からの液体流出を防
止できる。また、液体容器の横倒や転倒等、液体
容器が液面に対して大きく傾き、フロート状部材
に作用する浮力の方向が通気孔方向に向かなくな
るような状態時においても、フロート状部材の副
室内に設けた球状部材によつてフロート状部材の
可動弁には通気孔方向に向う力が作用し、通気孔
を確実に閉塞することができる。このように、本
考案による液体流出防止装置では、液体容器の傾
斜、転倒、横倒等あらゆる事態においても液体の
通気孔を介しての流出を防止することができる。
また、本考案による液体流出防止装置は容器内
側に設けられるため、容器外へ特別な取付のスペ
ース等を設ける必要が無く、また、実施例で示し
たように、バヨネツト式等の固着方法で着脱自在
に設けることができるため、収容する液体の種類
や、使用目的等によつて簡単に交換することがで
きる。また、樹脂成形等によつて簡単に形成する
ことができるため、安価で、且つ高性能な液体流
出防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す液体流出防止
装置の概略断面図、第2図乃至第5図は同作動説
明図、第6図は本考案の別の実施例を示す可動弁
の要部断面図、第7図及び第8図は本考案の別の
実施例を示すフロート部の断面図である。 1……液体流出防止装置、2……フロートガイ
ド、2c……支持部材、2e……球状部材、3…
…フロート状部材、3a……副室、3b……フロ
ート部、3c……副室の側方開口部、3d……可
動弁、3e,3f……小孔、3j……中空部、4
a……通気孔の容器内側開口部、5a……通気
孔、10……液体容器、11……液体、B……弁
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部に通気孔が設けられた液体容器の上記通
    気孔部に装着される装置であつて、液体の流通
    が可能な複数の小孔を介して外部と連通される
    中空部を有するフロート部とフロート部の上部
    に設けられ側方に内外を連通する少なくとも一
    つの開口部が形成された副室と副室の上部を形
    成する部材であると共に上記通気孔の容器内側
    開口部を閉塞可能な弁部を有し上記フロート部
    と独立して移動可能な可動弁とによつて構成さ
    れたフロート状部材と、上記液体容器上部の上
    記の通気孔部に固定され上記フロート状部材を
    上記通気孔の容器内側開口部直下の予め規定さ
    れた所定位置に上下動可能に支持し上記フロー
    ト状部材の上下動範囲を規定すると共に、側方
    移動を規制するフロートガイドと、該フロート
    ガイドに固定され上記副室側方の開口を介して
    上記副室内に延出される支持部材と、上記副室
    内に配置され上記支持部材に転動若しくは遊動
    可能に支持される球状部材とによつて構成され
    たことを特徴とする液体流出防止装置。 2 上記フロート状部材のフロート部の中空部上
    部に密閉空気室を設けたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の液体流出防止
    装置。 3 前記フロート状部材のフロート部の中空部上
    部に発泡体部を設けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の液体流出防止装
    置。
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