JPH0441027B2 - - Google Patents
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- JPH0441027B2 JPH0441027B2 JP59137635A JP13763584A JPH0441027B2 JP H0441027 B2 JPH0441027 B2 JP H0441027B2 JP 59137635 A JP59137635 A JP 59137635A JP 13763584 A JP13763584 A JP 13763584A JP H0441027 B2 JPH0441027 B2 JP H0441027B2
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- JP
- Japan
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- tube
- valve
- slit
- abdominal cavity
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M27/00—Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
- A61M27/002—Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another
- A61M27/006—Cerebrospinal drainage; Accessories therefor, e.g. valves
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0067—Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
- A61M25/0068—Static characteristics of the catheter tip, e.g. shape, atraumatic tip, curved tip or tip structure
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は、水頭症の治療法の一つである髄液の
体内排方法に使用される脳室腹腔短絡器具に関す
るものである。
体内排方法に使用される脳室腹腔短絡器具に関す
るものである。
(発明の背景)
一般に、水頭症治療の対症療法として知られる
体内髄液排法(脳室短絡術)のうち、脳室系と腹
腔を液排出用の可撓弾性材料製のチユーブで結ぶ
短絡術(VP shunt)には、液の好適な流通性を
与えるバルブを含むチユーブ状の脳室腹腔短絡器
具が使用される。かかる器具としてはプデンツ氏
管(Pudenz氏管)の他レイモンデイ
(Raimondi)法によるもの等が知られるが、こ
れらの基本的構造は、液(脳水)が流入する小孔
をもつた脳室側のチユーブと、液を腹腔に漏出さ
せるためのスリツトバルブをもつた腹腔側のチユ
ーブとを連結させてなるもので、前記両チユーブ
の間には、必要に応じて検査弁、管連結コネクタ
等が介設される。
体内髄液排法(脳室短絡術)のうち、脳室系と腹
腔を液排出用の可撓弾性材料製のチユーブで結ぶ
短絡術(VP shunt)には、液の好適な流通性を
与えるバルブを含むチユーブ状の脳室腹腔短絡器
具が使用される。かかる器具としてはプデンツ氏
管(Pudenz氏管)の他レイモンデイ
(Raimondi)法によるもの等が知られるが、こ
れらの基本的構造は、液(脳水)が流入する小孔
をもつた脳室側のチユーブと、液を腹腔に漏出さ
せるためのスリツトバルブをもつた腹腔側のチユ
ーブとを連結させてなるもので、前記両チユーブ
の間には、必要に応じて検査弁、管連結コネクタ
等が介設される。
前記腹腔側のチユーブに設けられるスリツトバ
ルブとは、通常、円筒形をなすチユーブの周方向
各4半円位置において、チユーブ壁の内外に貫通
する切込み(スリツト)を該チユーブの母線方向
に一定長穿設することで形成されるものをいい、
チユーブ内液圧の増大に応じたチユーブ壁の微小
な変形により、微小量ずつ液をチユーブ外に漏出
する作用をなす。
ルブとは、通常、円筒形をなすチユーブの周方向
各4半円位置において、チユーブ壁の内外に貫通
する切込み(スリツト)を該チユーブの母線方向
に一定長穿設することで形成されるものをいい、
チユーブ内液圧の増大に応じたチユーブ壁の微小
な変形により、微小量ずつ液をチユーブ外に漏出
する作用をなす。
ところで、かかる構成の脳室腹腔短絡器具を使
用した場合において、往々にして前記スリツトバ
ルブの箇所で液の流通不良を招く場合があり、こ
のような問題は器具交換の再手術を必要とするた
め好ましくない。
用した場合において、往々にして前記スリツトバ
ルブの箇所で液の流通不良を招く場合があり、こ
のような問題は器具交換の再手術を必要とするた
め好ましくない。
そこで前記流通不良が起こる原因について検討
を行なつたところ、これは主として腹腔内に挿入
留置された腹腔側チユーブ(異物)に対する生体
反応により、該チユーブの周囲に腹腔内組織(大
綱等)が巻きついてスリツトバルブが閉塞される
ことに起因すると判明した。
を行なつたところ、これは主として腹腔内に挿入
留置された腹腔側チユーブ(異物)に対する生体
反応により、該チユーブの周囲に腹腔内組織(大
綱等)が巻きついてスリツトバルブが閉塞される
ことに起因すると判明した。
(発明の目的)
本発明は、前記の知見に基づいて、液の流通性
を長期に亘つて保つことができる脳室腹腔短絡器
具の提供を目的としてなされたものである。本発
明の別の目的は、液流通性が確保されているか否
かを簡単に確認できる機能をもつた脳室腹腔短絡
器具を提供することにある。
を長期に亘つて保つことができる脳室腹腔短絡器
具の提供を目的としてなされたものである。本発
明の別の目的は、液流通性が確保されているか否
かを簡単に確認できる機能をもつた脳室腹腔短絡
器具を提供することにある。
(発明の概要)
而して前記目的を達成するための本発明の要旨
とするところは、脳室側のチユーブと腹腔側のチ
ユーブが、中間の検査弁等を介し連結されてな
り、脳室側のチユーブの先端近傍に設けた小孔よ
り流入した液を、腹腔側のチユーブ先端近傍に設
けたスリツトバルブより微小量づつ漏出させる構
成の脳室腹腔短絡器具において、前記腹腔側のチ
ユーブの先端近傍に設けられるスリツトバルブ
は、該チユーブの長さ方向に離隔された複数の位
置又は該チユーブからの分岐チユーブにより離隔
された複数の位置に夫々各独立して形成され、前
記検査弁は、押下により容易に潰れ変形する小球
体内部に脳室側から腹腔側の一方向の液流通を許
す逆止弁を有することを特徴とする脳室腹腔短絡
器具にある。
とするところは、脳室側のチユーブと腹腔側のチ
ユーブが、中間の検査弁等を介し連結されてな
り、脳室側のチユーブの先端近傍に設けた小孔よ
り流入した液を、腹腔側のチユーブ先端近傍に設
けたスリツトバルブより微小量づつ漏出させる構
成の脳室腹腔短絡器具において、前記腹腔側のチ
ユーブの先端近傍に設けられるスリツトバルブ
は、該チユーブの長さ方向に離隔された複数の位
置又は該チユーブからの分岐チユーブにより離隔
された複数の位置に夫々各独立して形成され、前
記検査弁は、押下により容易に潰れ変形する小球
体内部に脳室側から腹腔側の一方向の液流通を許
す逆止弁を有することを特徴とする脳室腹腔短絡
器具にある。
本発明における脳室側のチユーブおよび腹腔側
のチユーブは、従来のものと同様に、通常、可撓
弾性をもつたシリコン系合成樹脂製の2〜3mm程
度のチユーブとして形成される。また腹腔側のチ
ユーブに形成されるスリツトバルブから漏出され
る液の漏出圧レベルは、チユーブ材料の弾性、ス
リツト長さ等により従来のものと同様に所定のレ
ベル(一般にバルブ閉鎖圧レベルとして1.5〜15
cmH2O程度)の範囲に設定される。なお圧レベ
ル設定のために、チユーブ先端閉塞部の剛性を利
用し、あるいはスリツト近傍にチユーブを囲むリ
ング状の剛性部分を設けてその剛性を利用して、
チユーブの変形度合を調整してもよい。
のチユーブは、従来のものと同様に、通常、可撓
弾性をもつたシリコン系合成樹脂製の2〜3mm程
度のチユーブとして形成される。また腹腔側のチ
ユーブに形成されるスリツトバルブから漏出され
る液の漏出圧レベルは、チユーブ材料の弾性、ス
リツト長さ等により従来のものと同様に所定のレ
ベル(一般にバルブ閉鎖圧レベルとして1.5〜15
cmH2O程度)の範囲に設定される。なお圧レベ
ル設定のために、チユーブ先端閉塞部の剛性を利
用し、あるいはスリツト近傍にチユーブを囲むリ
ング状の剛性部分を設けてその剛性を利用して、
チユーブの変形度合を調整してもよい。
本発明において、複数位置に設けられるスリツ
トバルブは、一般的には、各々4半円位置に設け
られた4本のスリツトを一組として形成されるが
特にこれに限定されるものではない。また複数位
置のスリツトバルブは、液漏出の機能に関しては
各々独立している。またスリツトバルブは互いに
離間して二以上設けることにより本発明の目的を
達成するが、全体閉塞の虞れは離間して設けたス
リツトバルブの数tによつて1/tとなるから多く
設けられることが好ましく、一般的には離間箇所
を2〜5個程度設けることがよい。
トバルブは、一般的には、各々4半円位置に設け
られた4本のスリツトを一組として形成されるが
特にこれに限定されるものではない。また複数位
置のスリツトバルブは、液漏出の機能に関しては
各々独立している。またスリツトバルブは互いに
離間して二以上設けることにより本発明の目的を
達成するが、全体閉塞の虞れは離間して設けたス
リツトバルブの数tによつて1/tとなるから多く
設けられることが好ましく、一般的には離間箇所
を2〜5個程度設けることがよい。
(発明の実施例)
以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図イは本発明の一実施例である脳室腹腔短
絡器具(以下単に短絡器具という)の全体概要を
示している。
絡器具(以下単に短絡器具という)の全体概要を
示している。
同図において、1は腹腔側のチユーブを示し、
その一端はコネクタ7を介して後記する検査弁6
に接続される。また他端は、腹腔内に挿入留置さ
れる部分をなし、4本の分岐チユーブ2,2,…
…に各々独立しており、各分岐チユーブの先端部
は夫々閉塞されている。そしてその各分岐チユー
ブの先端部近傍において、チユーブの4半円位置
に1本ずつ計4本の母線方向スリツトを穿設して
なるスリツトバルブ3が設けられている。第1図
ロ、ハは1本の分岐チユーブ2の先端部分を拡大
して示している。
その一端はコネクタ7を介して後記する検査弁6
に接続される。また他端は、腹腔内に挿入留置さ
れる部分をなし、4本の分岐チユーブ2,2,…
…に各々独立しており、各分岐チユーブの先端部
は夫々閉塞されている。そしてその各分岐チユー
ブの先端部近傍において、チユーブの4半円位置
に1本ずつ計4本の母線方向スリツトを穿設して
なるスリツトバルブ3が設けられている。第1図
ロ、ハは1本の分岐チユーブ2の先端部分を拡大
して示している。
4は脳室側のチユーブを示し、その一端はコネ
クタ8を介して後記する検査弁6に接続される。
また他端は、脳室内に挿入留置される部分をな
し、その先端部分の近傍には多数の液流入用小孔
5が設けられている。
クタ8を介して後記する検査弁6に接続される。
また他端は、脳室内に挿入留置される部分をな
し、その先端部分の近傍には多数の液流入用小孔
5が設けられている。
コネクタ7,8により前記の各チユーブ1,4
に接続される検査弁6は、コネクタ8からコネク
タ7方向への液流通のみを許容する逆止弁(舌状
の弁体内臓)を有し、かつ外部からの押下によつ
て容易に潰れ変形できる小球体として形成されて
いる。
に接続される検査弁6は、コネクタ8からコネク
タ7方向への液流通のみを許容する逆止弁(舌状
の弁体内臓)を有し、かつ外部からの押下によつ
て容易に潰れ変形できる小球体として形成されて
いる。
以上の構成により、短絡器具全体は脳室側のチ
ユーブ4の先端小孔5より流入した液を、腹腔側
のチユーブ1の先端分岐チユーブ2,2,……の
各スリツトバルブ3,3……よりチユーブ内の液
圧に応じて漏出できるものとなる。液流通の程度
は、スリツトバルブ3のバルブ閉鎖圧レベルと、
脳室内の脳水圧により定まることになる。
ユーブ4の先端小孔5より流入した液を、腹腔側
のチユーブ1の先端分岐チユーブ2,2,……の
各スリツトバルブ3,3……よりチユーブ内の液
圧に応じて漏出できるものとなる。液流通の程度
は、スリツトバルブ3のバルブ閉鎖圧レベルと、
脳室内の脳水圧により定まることになる。
なお、該短絡器具の流通性確認は、検査弁6の
押下により容易になされる。すなわち押下できな
ければスリツトバルブ3,3……のいずれもが閉
塞していることになり押下後の潰れが戻らなけれ
ば小孔5が閉塞していることになるからである。
押下により容易になされる。すなわち押下できな
ければスリツトバルブ3,3……のいずれもが閉
塞していることになり押下後の潰れが戻らなけれ
ば小孔5が閉塞していることになるからである。
第2図は以上に説明した短絡器具を患者に装着
した状態の概要を簡単に示しており、腹腔側のチ
ユーブ1、検査弁6等はいずれも頭皮下に留置さ
れる。
した状態の概要を簡単に示しており、腹腔側のチ
ユーブ1、検査弁6等はいずれも頭皮下に留置さ
れる。
以上のような短絡器具を使用した場合には、腹
腔内に挿入留置されて腹腔側のチユーブ1の先端
は、4本の分岐チユーブ2,2,……に分かれて
おり、したがつて各分岐チユーブに設けられてい
るスリツトバルブ3,3……は腹腔内で互いに離
間し、生体反応によつて各スリツトバルブ3,3
……の周囲が組織(大綱等)で覆われる条件は同
一とならない。つまり1箇所のスリツトバルブ3
が覆われても他のスリツトバルブ3が同時に覆わ
れることは実際上殆どないのである。本実施例の
短絡器具は、4箇所のスリツトバルブ3,3……
のうち1箇所でも有効に作用すれば、充分に脳室
−腹腔短絡の機能を発揮し、したがつて従来の唯
一箇所のスリツトバルブを有していた短絡器具と
比べて、液流通不良の発生の虞れは大幅に低減さ
れるものとなつた。
腔内に挿入留置されて腹腔側のチユーブ1の先端
は、4本の分岐チユーブ2,2,……に分かれて
おり、したがつて各分岐チユーブに設けられてい
るスリツトバルブ3,3……は腹腔内で互いに離
間し、生体反応によつて各スリツトバルブ3,3
……の周囲が組織(大綱等)で覆われる条件は同
一とならない。つまり1箇所のスリツトバルブ3
が覆われても他のスリツトバルブ3が同時に覆わ
れることは実際上殆どないのである。本実施例の
短絡器具は、4箇所のスリツトバルブ3,3……
のうち1箇所でも有効に作用すれば、充分に脳室
−腹腔短絡の機能を発揮し、したがつて従来の唯
一箇所のスリツトバルブを有していた短絡器具と
比べて、液流通不良の発生の虞れは大幅に低減さ
れるものとなつた。
前述の如く、該短絡器具の流通不良の原因の殆
どは、スリツトバルブの閉塞に起因しているか
ら、前記複数のスリツトバルブを有する短絡器具
を使用することによつて、器具交換のための再手
術の必要性は大幅に低減される効果がある。
どは、スリツトバルブの閉塞に起因しているか
ら、前記複数のスリツトバルブを有する短絡器具
を使用することによつて、器具交換のための再手
術の必要性は大幅に低減される効果がある。
なお、本発明は前記実施例のものに限定される
ものでなはく、種々の変更した実施例を考えるこ
とができる。例えば、前記実施例における分岐チ
ユーブの数を増減したり、あるいは分岐のために
適宜の分岐用コネクタを使用することもできる
他、分岐態様の変更、あるいはチユーブを分岐せ
ず、1本の管の長さ方向に沿う複数箇所でスリツ
トバルブを離隔形成させるようにしてもよい。第
3図はこのような変形例を例示的に示したもので
あり、これらの図において腹腔側のチユーブ、分
岐チユーブおよびスリツトバルブについては第1
図と同じ符号で付して示した。なお第3図ハ中の
9は略十字形の分岐コネクタを示している。
ものでなはく、種々の変更した実施例を考えるこ
とができる。例えば、前記実施例における分岐チ
ユーブの数を増減したり、あるいは分岐のために
適宜の分岐用コネクタを使用することもできる
他、分岐態様の変更、あるいはチユーブを分岐せ
ず、1本の管の長さ方向に沿う複数箇所でスリツ
トバルブを離隔形成させるようにしてもよい。第
3図はこのような変形例を例示的に示したもので
あり、これらの図において腹腔側のチユーブ、分
岐チユーブおよびスリツトバルブについては第1
図と同じ符号で付して示した。なお第3図ハ中の
9は略十字形の分岐コネクタを示している。
(発明の効果)
以上述べた如く、本発明よりなる脳室腹腔短絡
器具は、従来の唯一のスリツトバルブを有するも
のと比べて、液流通不良の発生が大幅に低減化さ
れ、したがつて器具交換のために行なわれていた
再手術の必要性を低減できいるという効果があ
り、また検査弁を押下するだけでスリツトバルブ
の閉塞や脳室側チユーブの小孔の閉塞を確認でき
るという効果もあり、その実用上の有益性は極め
て大なるものである。
器具は、従来の唯一のスリツトバルブを有するも
のと比べて、液流通不良の発生が大幅に低減化さ
れ、したがつて器具交換のために行なわれていた
再手術の必要性を低減できいるという効果があ
り、また検査弁を押下するだけでスリツトバルブ
の閉塞や脳室側チユーブの小孔の閉塞を確認でき
るという効果もあり、その実用上の有益性は極め
て大なるものである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図イは短絡
器具全体の概略図、同図ロは分岐先端部の拡大
図、同図ハはロのA−A線断図、第2図は該短絡
器具を患者に適用した場合の状態を説明する図、
第3図イ、ロ、ハは他の実施例を説明する腹腔側
のチユーブの一部断面図である。 1……腹腔側のチユーブ、2……分岐チユー
ブ、3……スリツトバルブ、4……脳室側のチユ
ーブ、5……小孔、6……検査弁、7,8……コ
ネクタ、9……十字形コネクタ。
器具全体の概略図、同図ロは分岐先端部の拡大
図、同図ハはロのA−A線断図、第2図は該短絡
器具を患者に適用した場合の状態を説明する図、
第3図イ、ロ、ハは他の実施例を説明する腹腔側
のチユーブの一部断面図である。 1……腹腔側のチユーブ、2……分岐チユー
ブ、3……スリツトバルブ、4……脳室側のチユ
ーブ、5……小孔、6……検査弁、7,8……コ
ネクタ、9……十字形コネクタ。
Claims (1)
- 1 脳室側のチユーブと腹腔側のチユーブが、中
間の検査弁等を介し連結されてなり、脳室側のチ
ユーブの先端近傍に設けた小孔より流入した液
を、腹腔側のチユーブ先端近傍に設けたスリツト
バルブより微小量づつ漏出させる構成の脳室腹腔
短絡器具において、前記腹腔側のチユーブの先端
近傍に設けられるスリツトバルブは、該チユーブ
の長さ方向に離隔された複数の位置又は該チユー
ブからの分岐チユーブにより離隔された複数の位
置に夫々各独立して形成され、前記検査弁は、押
下により容易に潰れ変形する小球体内部に脳室側
から腹腔側の一方向の液流通を許す逆止弁を有す
ることを特徴とする脳室腹腔短絡器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59137635A JPS6116749A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 脳室腹腔短絡器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59137635A JPS6116749A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 脳室腹腔短絡器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116749A JPS6116749A (ja) | 1986-01-24 |
JPH0441027B2 true JPH0441027B2 (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=15203251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59137635A Granted JPS6116749A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 脳室腹腔短絡器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116749A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0570855B1 (en) * | 1992-05-20 | 2000-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for producing multilayered ceramic substrate |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841065A (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-10 | 大日本印刷株式会社 | 包装方法および包装容器 |
JPS6058141B2 (ja) * | 1978-11-29 | 1985-12-18 | アイダエンジニアリング株式会社 | マグネツトフロ−タのセツト装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058141U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-23 | 西村 耕一 | 脳室心耳誘導管の目詰り検査器 |
-
1984
- 1984-07-03 JP JP59137635A patent/JPS6116749A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058141B2 (ja) * | 1978-11-29 | 1985-12-18 | アイダエンジニアリング株式会社 | マグネツトフロ−タのセツト装置 |
JPS5841065A (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-10 | 大日本印刷株式会社 | 包装方法および包装容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6116749A (ja) | 1986-01-24 |
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