JPH0441020A - 折曲げ機の折曲げ幅変更装置 - Google Patents

折曲げ機の折曲げ幅変更装置

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JPH0441020A
JPH0441020A JP2146884A JP14688490A JPH0441020A JP H0441020 A JPH0441020 A JP H0441020A JP 2146884 A JP2146884 A JP 2146884A JP 14688490 A JP14688490 A JP 14688490A JP H0441020 A JPH0441020 A JP H0441020A
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molds
split mold
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Shigeru Takatsuka
高塚 茂
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Yutaka Seiko Co Ltd
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Yutaka Seiko Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/04Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
    • B21D5/047Length adjustment of the clamping means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被加工板(ワーク)の縁部を折曲げる折曲げ機
において、ワーク折曲げ幅の変更に応じて上型の実質的
な型幅を変更できるようにした折曲げ機、更に詳しくは
、ラムの下面に一方の隅ブロックを吊設すると共に、該
下面にラム長手方向に沿うガイド溝を設けて横方向移動
自在に多数の第1中間分割型を吊設し、ラムの背面に、
強制的に横移動される移動枠とこれら第1中間分割型を
前記移動枠の横移動によって強制的に横移動させる分離
機構とを設け、この移動枠に他方の隅ブロックと前記第
1中間分割型より薄幅の多数の第2中間分割型群とを密
接状態にして並設搭載すると共に、前記他方の隅ブロッ
ク並びに選択された必要枚数の第2中間分割型を共に密
接状態で第1中間分割型の背面後方から前方に向かって
強制的に出退自在に構成し、ワークの長さに応じて所要
個数の第1中間分割型並びに第2中間分割型とを密接し
て上型長さを決定し、この上型と下型とで、またウィン
グビームとの協働でワークの縁部を折曲げる折曲げ機の
折曲げ幅変更装置に関する。
(従来の技術) 電気機器、家具類における金属製キャビネット類の扉、
蓋等は板材の縁部をコの字、L字型に折曲げたパネルが
多く用いられている。このようなパネルを作るには一般
的に、ワークの短辺(長辺)側縁部を折曲げたのち、短
辺(長辺)曲げの内側に合わせて長辺(短辺)側縁部を
同形に折曲げることによって作られている。
そこで在来の折曲げ機は折曲げ型をワーク長さに合わせ
て専用化した多数の上型を用意し、ワーク寸法が変わる
毎に手作業で上型を交換していた\め、コスト高となる
上に作業能率も上がらず、危険でもあった。
か\る欠点を改善するために、上型を分割式にすると共
に、型長さの異なるものを組合せ、ワーク長さに応じ必
要数の分割上型を手作業で取付けたり、スライド式ある
いは回転式にして出退させる方式が知られている(−例
として。
特公昭61−16203号公報、実公昭60−2305
1号合公報)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来例のうち、スライド式は左右一対の
分割型横スライド(分離)機構を備え、これら二つのス
ライド機構を制御しつ)上型幅を調整するものであるか
ら、分割型の横スライドのために必要とされる種々の装
置器具が二対必要となり、結果的に制御操作の困難さと
折曲げ機の大型化という欠点を有する。更にこのものは
、50■と55mとの二つの幅の分割型を採用している
ために、ワークの幅によって、その下型上への搬入位置
を左右変更調整する作業が必要となり、搬入作業が煩わ
しという欠点を有する。
又、回転式は、ラム下端に取付けた上型本体内に第2中
間分割型の回転操作軸、更には隅ブロックのスライド操
作用ねじ軸等を内装すると共に、幅の広い第1中間分割
型に対しては一つ一つにギヤとこれに噛合するラック、
そしてこのラックを上下動させる油圧シリンダを備える
構成を採用するから、装置が複雑化、大型化することは
いなめず、併せて分割型を回転によりラム下から後方へ
偏位させるために、ラムには後方への偏荷重がかSる。
そのためラム支持構造の強度アップを図る必要性が生じ
、−層装置の大型化を招来する結果となる。
そこで本発明は、ラムに対する偏荷重を考慮する必要の
ないスライド式の利点と、ワーク搬入位置が定常的に一
定にできる幅狭分割型と幅広分割型の組合せ構造の利点
とをうまく結合した上で猶且つ、装置の小型化、型交換
作業の簡素化を図り、併せて、第2中間分割型の必要枚
数の選択が的確、且つ、高い精度で行え、従って従来装
置のような金型を取替える煩わしい作業なしで一連の型
で長、短両辺の折曲げを可能とすることを目的としてお
り、更に装置の格段の小型化と省エネルギー化とを図れ
るものを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明の構成を実施例に対
応する第1〜12図を用いて以下説明する。
即ち1本発明に係る折曲げ機の折曲げ幅変更装置は、冒
頭に記した如き折曲げ機において、他方の隅ブロック(
12)と第2中間分割型(13)・・との上面に、ラム
長手方向に沿う凹入溝(19)・・(20)を夫々穿設
して、この凹入溝(19)・・、 (20)にわたって
、第2中間分割型(13)・・の全数合算幅よりも長い
幅に形成された移動キー(21)を嵌め込むと共に、該
移動キー(21)に係合して該移動キー(21)をラム
長手方向にスライドさせると共に前後方向への移動は許
す摺動体(26)を設け、更に移動キー(21)の第2
中間分割型(13)・・側端部には、該端部に対して、
第2中間分割型(13)一枚分の肉厚寸法(L)よりも
短い寸法の間隙(23)を開けて前記摺動体(26)に
固着連設され、且つ、前記他方の隅ブロック(12)と
第2中間分割型(13)・・の凹入溝(19)・・、 
(20)内を摺動可能に構成された追随キー(22)を
設けて構成したものである。
また、装置の格段の小型化と省エネルギー化を図るため
るに、他方の隅ブロック(12)の上面に前後方向に向
かうラックギヤ(33)を設けると共に5両端を折曲げ
機のフレームに回転自在に軸架されたスプライン軸(3
5)に軸支されたピニオンギヤ(34)を前記ラックギ
ヤ(33)に噛合させて、他方の隅ブロック(12)並
びに第2中間分割型(13)・・を第1中間分割型(8
)・・の背面後方から前方に向かって出退自在に構成し
、前記摺動体(26)は移動枠(16)上に搭載された
電動モーター (28)に連動連結してあるねじ軸(2
4)で上型本体(5)の長手方向に沿って往復移動自在
に構成することもできる。
(作用) 折曲げ幅を変更する際には、移動枠(16)を横移動さ
せることにより分離機構(36)が横スライドされ、第
1中間分割型(8)・・が上型本体(5)のガイド溝(
6)に案内されて上型本体(5)の長手方向に沿って横
スライドされる。そして一方の隅ブロック(7)側に密
接される第1中間分割型(8)・・の必要個数の最外側
のものとこれに相隣る不要とされるものとの間に他方の
隅ブロック(12)と必要枚数の第2中間分割型(13
)・・とを合算した寸法の隙間が形成された時点で移動
枠(16)が更に同方向に横スライドされて他方の隅ブ
ロック(12)と第2中間分割型(13)・・がこの隙
間の後方に運ばれ、引き続いて、摺動体(26)が所要
距離をスライドして、移動キー(21)と追随キー(2
2)が夫々、選択されるべき第2中間分割型と留め置か
れ第2中間分割型とに対応する位置まで凹入溝(19)
・・、 (20)内を移動して、第2中間分割型(]3
)・・の型数の選択が行われる。各キーの位置が決定さ
れると、他方の隅ブロック(12)が前方へ押し出され
、これに伴って移動キー(21)を介して該他方の隅ブ
ロック(12)と一体となって、選択された所要枚数の
第2中間分割型(13)・・が前方へ押し出され、追随
キー(22)の挿合している他の第2中間分割型(13
)・・はそのまま残置される。前方へ押しだされる他方
の隅ブロック(12)並びに選択された第2中間分割型
(13)・・は第1中間分割型(8)・・と並設された
状態において、各隅ブロック(7) 、 (12)並び
に各中間分割型(8) 、(13)・・の前端は横−直
線状にきれいに揃えられて並列され、これによって前端
がきれいに揃った状態で上型長さの変更が行われる。
従って又、一方の隅ブロック(7)側を零基準にして幅
変更が出来、更に第1中間分割型(8)が横スライドに
よってのみ、そして第2中間分割型(13)・・が前後
動によってのみ上型の長短長さが変更されること\なり
、ラムに対する偏荷重も生じない。
(実施例) 次に本発明に係る折曲げ機の折曲げ1幅変更装置をウィ
ングベンダー(フォールディングマシン)に適用した場
合の一実施例を第1〜12図の記載に基いて詳述する。
本発明に係る折曲げ機は、上下の型(1)、(2)とウ
ィング型(3)によって成り立っている。
上型は、二つの隅ブロック(7) 、 (12)、両ブ
ロックの間に挾まれる幅の大なる第1中間分割型(8)
・・、そして幅の狭い第2中間分割型(工3)・とで構
成され、回倒では、125−幅の隅ブロックを2個、5
0■幅の第1中間分割型を18個、5■幅の第2中間分
割型を9個用いた場合を示している。
そこで、上型(1)はラム(4)の下部に断面下向きコ
字形の上型本体(5)を取付け、この上型本体(5)の
下部一端に一方の隅ブロック(7)を吊設すると共に、
他端に向かって幅の大なる第1中間分割型(8)・・を
多数吊設しである。
上型本体(5)のコ字型のガイド溝(6)内底部にはば
ち形(9)が一体的に突設され、又第1中間分割型(8
)・・の上部にはこのばち形(9)に挿合するアリ溝(
10)が形成され、各第1中間分割型(8)・・は上型
本体(5)の長手方向に沿って移動自在に吊設される。
又、第1中間分割型(8)・・の背面上部片側にはこれ
ら第1中間分割型(8)・・を上型本体(5)の長手方
向に沿って移動させるための係合刃体(後述)を嵌係合
させる係合用切欠(11)・・を穿っである。
一方、他方の隅ブロック(12)と、多数枚の帳の狭い
第2中間分割型(13)・・とが、上型本体(5)の背
面側下方にあって、該上型本体(5)の長手方向並びに
前後方向に沿って移動自在に設けらけている。具体的に
は、上型(1)の背面にその長手方向に沿って上下所定
の間隔を隔てS一体的に突設された一対のばち型(14
)と更にその背面側に適宜の間隔を隔てて並設したネジ
杆(15)とに支持された移動枠(16)を配し、この
移動枠(16)に他方の隅ブロック(12)と第2中間
分割型(13)・・が密接状に並置搭載されている。ネ
ジ杆(15)は両端を夫々上型(1)の背面で折曲げ機
の左右のフレーム(図外9に回転のみ自在に接続して正
逆転する。これによって移動枠(16)を上型本体(5
)の長手方向に沿って往復動させる。
他方の隅ブロック(12)は、前後に長尺(第1中間分
割型の約2.5倍)でその中間部から後部にわたる下面
に下方開放のコの字型凹入部(121)を備えて、ここ
に前後方向に、下面にアリ溝(1,22)を穿設した。
ガイド(123)が取付けられ、これが移動枠(16)
の底壁(161)上面に固着した前後方向のばち型(1
7)に挿合して、前端を第1中間分割型(8)の前端と
同一レベルから、該第1中間分割型(8)の後端よりや
S後方の待機位置にまで出退自在に移動できる構成とな
っている。
第2中間分割型(13)・・は他方の隅ブロック(12
)と同様に長尺(第1中間分割型の約2.5倍)に形成
されていると共に、その上方には型選択機構が設けられ
ていて、ワークの幅に応じて型数を増減適宜に選択でき
るようになっている。
上記型数選択機構は、具体的には以下の構成からなる。
第2中間分割型(13)・・並びに他方の隅ブロック(
12)の夫々後部上面に上型の長手方向に沿って穿設し
た上方開放で、同形同寸の凹入溝(19)・・、 (2
0)が設けられ、これら凹入溝の断面形状とはS゛同形
同寸に形成された移動キー(21)が凹入溝(19)・
・、 (20)にわたって嵌め込まれていると共に、こ
の移動キー(21)の第2中間分割型(13)側に、前
記凹入溝(19)、 (20)の断面形状とはゾ同形同
寸の追随キー(22)が並列状にして、同様に第2中間
分割型側の凹入溝(19)・・に嵌め込まれている。こ
れら移動キー(21)並びに追随キー(22)は共に第
2中間分割型(13)・・の全数合算幅よりも長い幅に
形成されている。又面移動キー(21)、 (22)の
対向端面間には隙間(23)が形成されていて、具体的
には、−枚の第2中間分割型(13)の肉厚寸法(L)
よりも少ない寸法に形成されていると共に、移動キー(
21)の第2中間分割型(13)側端部上面には上方に
突出する係合駒(211)が一体に設けられている。一
方、これら凹入溝(19)・・、 (20)の上方には
、軸端を夫々移動枠(16)の左右側壁(162)に軸
架されて軸線を上型長手方向に沿わせたねじ軸(24)
が設けられていると共に、このねじ軸(24)には、直
進ガイド(25)に規制されながらこのねじ軸の正逆転
により上型長手方向に往復動のみする摺動体(26)が
軸架される。この摺動体(26)の下面には、前後方向
に沿って下方開放で、断面形状が前記係合駒(211)
とは)′同形、同寸の、ガイド溝(27)が設けられ、
ここに係合駒(211)が係合され、又追随キー(22
)はこの摺動体(26)の下面に一体に取付けられてい
る。
前記直進ガイド(25)は摺動体(26)上面に上型本
体(5)の長手方向に沿って設けられるアリ溝(251
)を備えたガイド(252)と、移動枠(16)の中間
仕切り壁(163)の下面に上型本体(5)の長手方向
に沿って設けられると共に、前記アリ溝(251)に挿
合されるばち型(253)とで形成され机 従って、制御系(図外)からの指令に基づきサーボモー
タ(28)が駆動されて、その出力がプーリー(29)
、(30)、ベルト(31)を介してねじ軸(24)に
伝達さ九、摺動体(26)はねじ軸(24)の回転方向
並びに回転量に応じて右若しくは左に制御指令に応じた
所定距離を移動し、面移動キー(21)、(22)を共
に横スライドさせる。
他方の隅ブロック(12)と選択された所定枚数の第2
中間分割型(13)・・とを共に、第1中間分割型(8
)・・の前端位置にまで移動させる共連ね機構(32)
は、他方の隅ブロック(12)の上面に前後方向に沿っ
て設けられるラックギヤ(33)とその上方にあってこ
のラックギヤ(33)に噛合するピニオンギヤ(34)
と、このピニオンギヤを軸支してこれに強制回転力を伝
達するスプライン軸(35)とから成り、このスプライ
ン軸(35)は前記ネジ杆(15)と同様に上型(1)
の背面側にあって両端を夫々折曲げ機のフレームに回転
自在に支持され、一端にサーボモータ(図外)が接続さ
れ、制御系の指令に基づいて正逆転される。
ピニオンギヤ(34)の回転はラックギヤ(33)を介
して他方の隅ブロック(12)を前後にスライドさせる
が、これに伴って、移動キー(21)の挿合している範
囲の第2中間分割型(13)・・が共に前後にスライド
され、追随キー(22)の挿合している範囲の第2中間
分割型(13)・・は摺動体(26)により留め置かれ
ること−なる。
(36)は他方の隅ブロック(12)の脇で移動枠(1
6)の側壁(163)に設けられた第1中間分割型(8
)・・の分離機構で(第1図、第4図)、軸線を前後方
向に沿わせた流体圧シリンダ(37)とそのピストンロ
ッド(38)の前端から前方に一体的に突設させた係合
刃体(39)とからなり、ピストンロッド(38)を出
退させることで係合刃体(39)を第1中間分割型(8
)・・の背面に形成した前記係合用切欠(If)・・に
挿抜させ、係合状態において移動枠(16)の移動によ
り、所要数の第1中間分割型(8)・・を上型本体(5
)の長手方向に沿ってスライドさせる。
図中(40)は移動枠(I6)の前記側壁(163)に
固着しである前記係合刃体(39)をガイドするための
ガイド枠、又(4I)はピストンロッド(38)に係合
刃体(39)を連結するための接続ピン、(42)は前
記上型本体(5)のガイド溝(6)のばち形(9)に支
持されこのガイド溝(6)に沿って往復動する押し具(
43)と、この押し具(43)を移動させる流体圧シリ
ンダ(図外)とから構成されるダイクランパである。
以上の実施例に示した構成は、ウィングベンダーのみな
らず、プレスブレーキ更にはコキベンダーにも適用でき
ることは云うまでもない。
次に上記実施例の作用を第5〜12図に基づいて説明す
る。
第5図は両隅ブロック(7) 、 (12)、更にその
間の、全ての雨中間分割型(8)・・、 (13)・・
を用いて最大長さ(例えば1200■)の上型とした場
合を示している。
斯る状態からワーク長さに変更がある場合には、上型の
実質的長さを次のような操作によって変更する。例えば
、第6図に示すように、575閣の短辺折曲げを行うと
すると、第1の中間分割型を12個、第2の中間分割型
を5個、計625+gaだけ上型長さを縮める必要があ
るが、手順は以下の通りとなる。
まず、第5図の状態から共連れ機構(32)で他方の隅
ブロック(12)と第2中間分割型(13)・・全てを
第1中間分割型(8)・・の背面よりや\後方の待機定
位置に引退させる(第7図)。次いで移動枠(16)を
移動させるサーボモータを作動させてネジ杆(15)を
回動させることによって、分離機構(3G)が第1中間
分割型(8)・・の11個目〔一方の隅ブロック(7)
側から6個目〕背面に対向する位置に来るまで、この移
動枠(16)を横スライドさせる(第8図)。
次に該分離機構(36)の係合刃体(39)を流体圧シ
リンダ(37)を作動させて、この11個目の第1中間
分割型(8)の係合用切欠(11)に挿入しく第8図)
、今度は先とは逆方向にサーボモータを回転させて移動
枠(16)を元来た方向に横スライドさせる。これによ
って、12個の第1中間分割型(8)・・は一方の隅ブ
ロック(7)から遠ざかる方向に押しやられ、第6個目
と第7個目との間に間隔を形成する。この間隔が他方の
隅ブロック(12)と第2中間分割型(13)・・4個
分を合算した寸法になった時点でサーボモータの作動が
停止する(第9図)。
次に制御系の指令に基づいて、型選択機構のサーボモー
タ(28)が作動されてプーリー(29)、(30)、
ベルト(31)を介してねじ軸(24)が回転され、摺
動体(26)が直進ガイド(25)に案内されて移動す
る。
この摺動体(26)の移動によって、移動キー(21)
は、その第2中間分割型(13)側の端が、第2中間分
割型(13)の他方の隅ブロツク側(12)から4枚目
(13a)の幅内に位置するまで、又追随キー (22
)はその他方の隅ブロツク側(12)の端が、第2中間
分割型(13)の他方の隅ブロツク側(12)から5枚
目(13b)の幅内に位置するまで夫々凹入溝(19)
、(20)内を移動し、必要とされる4枚(20+m)
が選択される(第1−0図)。
次に図外のサーボモータによりスプライン軸(35)を
回転させると、ピニオンギヤ(34)、ラックギヤ(3
3)を介して他方の隅ブロック(I2)が前方へ押し出
さ九ると共に、移動キー(21)も、その係合駒(21
1)が摺動体(26)に対してガイド溝(27)内を滑
動して、共に前方へ押しだされる。
この時、選択された4枚の第2中間分割型(13)は移
動キー(21)によりこの他方の隅ブロック(12)と
一体化されているため、他方の隅ブロック(12)と共
に、その前端を横−列状に整揃された状態で、前方へ押
し出され(第11図)、それらの前端が第1中間分割型
(8)・・の前端と一致したところでサーボモータの作
動が停止される(第12図)。
残される5枚の第2中間分割型(13)・・を留め置く
追随キー(22)と移動キー(21)との間には隙間(
23)が設けられているために、型数選択時、更には移
動キー(21)の前後動時に該移動キー(21)が5枚
目の第2中間分割型(13)の肉厚幅内に一部重合して
停止したり、側面に接触する不都合がなく、精度の高い
型数選択を可能にした。
その後、移動枠(16)を横スライドさせるためのネジ
杆(I5)を回転させるサーボモータのロックを解除し
て自由回転可能にし、引き続きダイクランパ(42)に
より、除外された12個の第1中間分割型(8)・・群
の最外方(図中最右端)の分割型(8)を一方の隅ブロ
ック(7)側に押圧することにより他方の隅ブロック(
12)を一方の隅ブロック(7)側に向けて押圧して各
隅ブロック(7) 、 (12)並びに第1.第2中間
分割型(8)・・(13)・・を密接状に並設された一
連の型とし、かくすることによって上型長さが縮小され
る(第12図)。
尚、第6図の状態から第5図の状態に戻すには、図示し
ないが、まずダイクランパ(42)を右方に引退させて
押圧を解除し、次いでラックギヤ(33)を作動させて
他方の隅ブロック(12)並びに選択された4枚の第2
中間分割型(13)・・を共に後方に移動させて、待機
定位置まで戻す。
次いで移動枠(16)を右方ヘスライドさせて分離機構
(36)を除外された前記12個の第1中間分割型(8
)・・の最右方後方にまで移動させ、該中間分割型(8
)・・の係合用切欠(11)に係合刃体(39)を挿入
して係合させ、その後移動枠(16)を再び左方へスラ
イドさせて12個の第1中間分割型(8)・・全体を一
方の隅ブロック(7)側に向けて移動させ、この12個
の第1中間分割型を(8)・・を前記選択された6個の
第1中間分割型(8)・・に寄せて一連に並設し1次い
で前記係合刃体(39)を抜き出し、移動枠(16)を
再び右方へ移動させ、他方の隅ブロック(12)並びに
第2中間分割型(13)・・群を第1中間分割型(8)
・・の最右方の右脳にまで移動させる。その後摺動体(
26)を、移動キー(21)が全第2中間分割型(13
)・・の凹入溝(19)に挿合するまで、左方に移動さ
せて、全第2中間分割型(13)が他方の隅ブロック(
12)と一体化されるようにし、引き続いて共連れ機構
(32)のピニオンギヤ(34)を回動させて、他方の
隅ブロック(12)を前方へ押し出すと、これら第2中
間分割型(13)・・群と他方の隅ブロック(12)と
はそれらの前端が第1中間分割型(8)・・の前端に揃
えられて並置される。その後ダイクランパ(42)の作
動により両隅ブロック、第1、第2中間分割型を密接状
に並設して元に戻すものである。
上記上型長さの変更は、ワークの辺の長さに応じて、押
釦又はNG制御により簡単に行えることは云うまでもな
い。
(発明の効果) 本発明は5以上のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
第1中間分割型(8)・・、そして第2中間分割型(1
3)・・、更に他方の隅ブロック(12)の夫々を移動
させる構造装置が上型本体等に内装されているものでは
なく、外装型とされてることによって、装置全体の構造
の簡素化と小型化が図れる上に、補修点検上も作業し易
い利点がある。
又第]−中間分割型(8)・・を横スライドさせるにも
単一の分離機構で可能とするものであり、加えて外装型
と云っても、ラム背面側には分離機構(36)、他方の
隅ブロック(12)、第2中間分割型(]3)・・、更
にこれらの作動装置のみが設けられている故に、ラムに
対する偏荷重も生じにくさ、−層の小型化を図れる利点
がある。
又、第1中間分割型(8)・・をガイド溝(6)に沿っ
て左右動させ、且つ他方の隅ブロック(12)と第2中
間分割型(13)・・のみを、前方に押し出して幅設定
を行うようにしであるために、セットされた後の各中間
分割型(8)・・、 (13)・・、そして両方の隅ブ
ロック(7) 、 (12)の前端縁が一直線上にきれ
いに並置され、従来の回転式のように、個々の部品の製
作誤差による回転角の違いによって分割型前端縁がジグ
ザグ状に不揃いとなり、これがワークの折り曲げコーナ
ーにムラ模様となって表われる欠点もなく、美麗なコー
ナーを形成できる。
特に本発明においては、移動キー(21)と追随キー(
22)とは、他方の隅ブロック(12)と第2中間分割
型(13)・・の夫々凹大溝(19)・・、(2o)に
常時挿合したま1で第2中間分割型(13)・・の型数
選択を行い、且つ、これらを前後動させるための送りの
メンバーも兼ねる構成故に、例えば型数選択の度毎に、
これら第2中間分割型(13)・・に押金離脱を行わせ
るようなものに較べて、非常に高い精度の型数選択が可
能となり、併せて装置全体の小型化に貢献できる。
又、移動キー(2])と追随キー(22)との間にはク
リアランス、つまり第2中間分割型(13)の−枚の肉
厚寸法(L)よりも少ない寸法の隙間(23)が設けら
れていて、型数選択時に、この移動キー(21)の追随
キー(22)側端部が、留め置かれる第2中間分割型(
13)・・内の選択された第2中間分割型(13)・・
に相隣るもの)肉厚内に一部重合して停止したり、これ
の側面に接触する位置で停止したりして、この本来留め
置かれるべき一枚を余分に前方へ押し出してしまう誤作
動が生じず、型数選択の精度を一段と高めることができ
、併せて機器の損壊も生じない。
更に、他方の隅ブロック(12)と第2中間分割型(1
3)・・とを前後に移動させるのに、ラックギヤ(33
)とピニオンギヤ(34)とを採用し、又型数選択を行
う移動キー(21)並びに追随キー(22)の移動を司
る摺動体(26)をねじ軸(24)に回動で横スライド
させる構成としたために、つまり移動枠(16)に搭載
する駆動源としては、出来得る限り流体圧利用の装置を
避けることによって、折曲げ機のフレーム側からこの移
動枠(16)への流体の配管を少なく出来、この幅変更
装置全体を簡素な構造にでき、しかも移動枠(16)へ
の搭載機器全重量の大幅な軽減を達成でき、併せて小型
化を図れ、省エネルギー効果も大きく、その産業利用上
の価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の拡大正面図、第2図はその側面図、第3
図は要部の説明斜視図、第4図(イ)。 (ロ)は分割機構の説明図、第5図、第6図は作用を説
明する上型の正面図、第7〜12図は夫々作用の説明図
である。 符号説明 (1)・・・・・・上型、(2)・・・・・・下型、(
4)・・・・・・ラム、(5)・・・・−・上型本体、
(6)・・・・・・ガイド溝、(7)・・・・・・一方
の隅ブロック、(8)・・・・・・第1中間分割型。 (11)・・・・・・第1中間分割型の係合用切欠、(
12)・・・・・・第2中間分割型、(13)・・・・
・・第2中間分割型。 (16)・・・・・・移動枠、 (19)・・・・・・
第2中間分割型の凹入溝、(20)・・・・・・第1中
間分割型の凹入溝、 (21)・・・・・・移動キー、
 (22)・・・・・・追随キー、(23)・・・・・
・両キーの間の隙間、(24)・・・・・・ねじ軸、(
26)・・・・・・摺動体、(27)・・・・・・ガイ
ド溝、(28)・・・・・・サーボモータ、(32)・
・・・・・共連れ機構、(33)・・・・・・ラックギ
ヤ、(34)・・・・・・ピニオンギヤ、(35)・・
・・・・スプライン軸、(36)・・・・・・分割機構
、(L)・・・・・・第2中間分割型の肉厚寸法。 率1 閃 第2WJ 第41A 第11問 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラム(4)の下面に一方の隅ブロック(7)を吊
    設すると共に、該下面にラム長手方向に沿うガイド溝(
    6)を設けて横方向移動自在に多数の第1中間分割型(
    8)・・を吊設し、ラム(4)の背面に、強制的に横移
    動される移動枠(16)とこれら第1中間分割型(8)
    ・・を前記移動枠(16)の横移動によって強制的に横
    移動させる分離機構(36)とを設け、この移動枠(1
    6)に他方の隅ブロック(12)と前記第1中間分割型
    (8)・・より薄幅の多数の第2中間分割型(13)・
    ・群とを密接状態にして並設搭載すると共に、前記他方
    の隅ブロック(12)並びに選択された必要枚数の第2
    中間分割型(13)・・を共に密接状態で第1中間分割
    型(8)・・の背面後方から前方に向かって強制的に出
    退自在に構成し、ワークの長さに応じて所要個数の第1
    中間分割型(8)・・並びに第2中間分割型(13)・
    ・とを密接して上型長さを決定し、この上型と下型とで
    、またウィングビームとの協働でワークの縁部を折曲げ
    る折曲げ機であって、他方の隅ブロック(12)と第2
    中間分割型(13)・・との上面に、ラム長手方向に沿
    う凹入溝(19)・・、(20)を夫々穿設して、この
    凹入溝(19)・・、(20)にわたって、第2中間分
    割型(13)・・の全数合算幅よりも長い幅に形成され
    た移動キー(21)を嵌め込むと共に、該移動キー(2
    1)に係合して該移動キー(21)をラム長手方向にス
    ライドさせると共に前後方向への移動は許す摺動体(2
    6)を設け、更に移動キー(21)の第2中間分割型(
    13)・・側端部には、該端部に対して、第2中間分割
    型(13)・・一枚分の肉厚寸法(L)よりも短い寸法
    の間隙(23)を開けて前記摺動体(26)に固着連設
    され、且つ、前記他方の隅ブロック(12)と第2中間
    分割型(13)・・の凹入溝(19)・・、(20)内
    を摺動可能に構成された追随キー(22)を設けてある
    ことを特徴とする折曲げ機の折曲げ幅変更装置。
  2. (2)前記他方の隅ブロック(12)の上面に前後方向
    に向かうラックギヤ(33)を設けると共に、両端を折
    曲げ機のフレームに回転自在に軸架されたスプライン軸
    (35)に軸支されたピニオンギヤ(34)を前記ラッ
    クギヤ(33)に噛合させて、他方の隅ブロック(12
    )並びに第2中間分割型(13)・・を第1中間分割型
    (8)・・の背面後方から前方に向かって出退自在に構
    成し、前記摺動体(26)は移動枠(16)上に搭載さ
    れた電動モーター(28)に連動連結してあるねじ軸(
    24)で上型本体(5)の長手方向に沿って往復動自在
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の折曲げ機の
    折曲げ幅変更装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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IT201800020908A1 (it) * 2018-12-21 2020-06-21 Bystronic Laser Ag Actuating device for upper sheet-pressing tools of an industrial machine for the bending of metal elements.
EP3670015A1 (en) * 2018-12-21 2020-06-24 Bystronic Laser AG Actuating device for upper sheet-pressing tools of an industrial machine for the bending of metal elements

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