JPH0440845A - 魚釣り用の餌 - Google Patents

魚釣り用の餌

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JPH0440845A
JPH0440845A JP2149685A JP14968590A JPH0440845A JP H0440845 A JPH0440845 A JP H0440845A JP 2149685 A JP2149685 A JP 2149685A JP 14968590 A JP14968590 A JP 14968590A JP H0440845 A JPH0440845 A JP H0440845A
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JP
Japan
Prior art keywords
bait
skin layer
fishing
polymer gel
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP2149685A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Arai
新井 倫夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOTO KARITASU KK
Original Assignee
KYOTO KARITASU KK
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Publication date
Application filed by KYOTO KARITASU KK filed Critical KYOTO KARITASU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、含水高分子ゲルを用いた魚釣り用の餌に関す
るものである。
従来の技術 魚釣り用の餌として、含水高分子ゲルを用いたものが種
々提案されている。すなわち、水溶性高分子の中にはポ
リビニルアルコールのように強度の大きい含水ゲルを形
成するものがあり、しかもこの含水ゲルの弾力性、強度
、表百のぬめり感が生餌にある程度類似しているので、
この性質を疑似餌に生かし、高分子水溶液に適宜誘引物
質などを配合して押出法または注型法により種々の形状
に成形するのである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のような従来の含水高分子ゲル製の
疑似餌は、手で触ったときには確かに生き物の如き弾力
を示すものの、まだミミズやゴカイのような天然の餌と
はかなり相違するので、魚獲上必ずしも満足のいくもの
ではなかった。
またポリビニルアルコールなどの合成高分子から作られ
た含水高分子ゲル製の疑似餌は、それ自体は毒性を有し
なくても魚にとって消化性を有しないので、これを撒き
餌としたときにそれを呑み込んだ魚あるいは餌だけ奪っ
て釣り上げに失敗した魚は、いずれは死亡してしまうお
それがある。
本発明は、このような状況に鑑み、弾力性、強度、表面
のぬめり感、内部の内容物の漏出性等の性質が生餌に酷
似した魚釣り用の餌を提供すること、さらには、それを
食した魚にとって無害な餌を提供することを目的になさ
れたものである。
課題を解決するための手段 本発明の魚釣り用の餌は、強度大の含水高分子ゲルから
なるスキン層(1)と、強度率のゲルまたはゾルからな
るコア(2)との複合構造を有することを特徴とするも
のである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の魚釣り用の餌は、スキン層(1)とコア(2)
との複合構造を有する。このうちスキン層(11は相対
的に強度が大になるように設計し、コア(2)は相対的
に強度が小のゲルとするか、ゾルとする。
スキン層(1)を構成する含水高分子ゲルとしては、ア
ルギン酸塩、カラギーナン、にかわ、ゼラチン、アルブ
ミン、カゼイン、大豆タンパク、アラビアゴム、トラガ
ントゴム、カラヤゴム、グアーゴム、ローカストビーン
ゴム、ふのり、寒天、マンナン、ペクチン、デンプン誘
導体、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポ
リアクリル酸塩、ポリオキシエチレン、ポリビニルピロ
リドン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
、カルボキシメチルセルロースなどから作られた含水ゲ
ルがあげられるが、魚が食した場合の消化性を考慮する
と天然産の可食性の高分子から作られた含水ゲルが好ま
しく、また、魚釣り用の餌としての性能、コスト、製造
の容易さなどを総合考慮すると、アルギン酸塩から作ら
れた含水ゲルが最も重要である。
コア(2)としては、上述のような高分子(殊にアルギ
ン酸塩)の含水ゲルのうち、スキン層(1)を構成する
含水高分子ゲルよりも強度の小さいもの、あるいはゾル
(流動性または半流動性を有するもの)が用いられる。
スキン層(1)には、オキアミ、サナギ粉、赤虫粉、魚
粉、肉粉、ポテト粉、せ草粉等の餅材料、香料、抽出料
等の誘魚剤、増粘剤、着色剤、防腐剤、フィラー、繊維
質材料などを適宜配合することができる。コア(2)に
ついても同様である。
本発明の魚釣り用の餌は、上述のスキン層(11とコア
(2)との複合構造を有するが、その製造は、スキン層
(1)を構成する含水高分子ゲルとしてアルギン酸塩か
ら作られた含水ゲルを用いる場合を例にとると、次のよ
うにしてなされる。
まずアルギン酸の水溶性塩(たと久ばナトリウム塩)を
水に溶解して適当濃度(たとえば0.2〜15重量%)
に調整し、さらに必要に応じ各種の配合剤を添加したも
のを準備する。この水溶液中にコア(2)形成材料を接
触させ、コア(2)形成材料の表面をアルギン酸の水溶
性塩で被覆する。ついでこれを塩化カルシウム、酢酸カ
ルシウム、乳酸カルシウム等のカルシウムイオン等を含
む水溶液からなるアルギン酸塩凝固能を有する物質を含
む凝固浴と接触させると、表面側はアルギン酸の難溶性
塩となり、強度大のスキン層(11が形成される。
あるいは、二重ノズルを用い、凝固浴に向けて、内管か
らはコア(2)形成材料、外管からはスキン層(11形
成材料を同時に吐出する方法も採用される。この場合、
吐出を滴々と行うと球状の目的物が得られ、線状に吐出
すると線状の目的物が得られる。吐出を滴々と行う場合
、凝固浴との距離が小さかったり、スキン層(11形成
材料の粘度が大きかったりすると、球状にならないで製
形の目的物が得られる。
スキン層(1)とコア(2)との複合構造が裁断面を有
するときは、さらにこれをスキン層(1)形成材料と接
触させてから凝固能を有する物質を含む水溶液と接触さ
せ、裁断端部をスキン層(1)で被覆するようにするこ
ともできる。
上に例示した以外にも種々の製造法を採用することがで
き、またスキン層(1)を2重に形成したり、コア(2
)を2重に形成したりすることもできる。
上記複合構造を有する本発明の角釣り用の餌の形状は、
魚の餌食い習性に合わせて、線状、紐状、粒状、サイコ
ロ状、生物(イカ、魚等)の姿・形を模した形状などと
することができる。
作用および発明の効果 本発明の魚釣り用の餌は、強度大の含水高分子ゲルから
なるスキン層(1)と、強度率のゲルまたはゾルからな
るコア(2)との複合構造を有するので、弾力性、強度
、表面のぬめり感、水中での動き、内部の内容物の漏出
性等が生餌に酷似している。
この餌に釣り針を刺しても、スキン層(1)の存在によ
り針から餌が外れることがなく、投げ釣りも可能である
しかも、内部のコア(2)を工夫することにより、釣り
針を刺したときに針孔から内部の流動状ないし半流動状
の内容物が水中に流れ出るようにすることもでき、釣り
の成果を向上させることができる。
スキン層(1)を構成する含水高分子ゲルとして魚にと
って消化可能な高分子(殊にアルギン酸塩)を選択すれ
ば、これをこれを撒き餌として用いることもでき、また
餌だけ奪って逃げた魚が後に死亡するおそれもない。
実  施  例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
実施例1 第1図は本発明の魚釣り用の餌の一例を示した正面図で
あり、一部を切り欠き表示しである。
第2図はその側面図である。
アルギン酸ナトリウムの1.5重量%濃度の水溶液を調
製し、該水溶液に少量のイカエキスおよび微量の蛍光染
料を添加して賦香と着色を行い、スキン層(11形成材
料とした。
また、小麦粉、ポテト粉、オキアミおよび微量の防腐剤
を水と共に練って半流動状のゾルとし、コア(2)形成
材料とした。
凝固浴として塩化カルシウムの5重量%濃度の水溶液を
調製し、この凝固浴に向けて、二重ノズルの内管からは
コア(2)形成材料、外管からはスキン層(1)形成材
料を同時に吐出したところ、外層は瞬時に凝固したので
、そのまま順次引き取っていった。
これにより長尺の線状物が得られたので、−旦水槽をく
ぐらせて洗浄してから、所定の長さにカットした。
これにより、表面側が強度大のスキン層fl)内部側が
半流動状のゾルからなるコア(2)でできた複合構造の
魚釣り用の餌が得られた。(第1図参照) この餌は、弾力性、強度、表面のぬめり感、水中での動
きが生餌に酷似しており、釣り針を刺して遠投を行うこ
ともできる。またこの餌は、端部から徐々に半流動状の
ゾルが溶出するので、誘魚効果が大きい。
実施例2 実施例1で得たカット後の線状の餌の両端側をスキン層
(1)形成材料に浸漬し、ついでこの両端を凝固浴に浸
漬した。これにより、カットされた端部にもスキン層(
1)が形成された。
この餌はコア(2)が完全にスキン層(11で覆われて
いるので、保存性が良く、またこの餌に釣り針を刺すと
、針穴のところから徐々に半流動状のゾルが溶出するの
で、やはり誘魚効果が大きい。
実施例3 第3図は本発明の魚釣り用の餌の他の一例を示した正面
図であり、一部を切り欠き表示しである。
実施例1における二重ノズルからの吐出を滴々と行った
ところ、はぼ球形の餌が得られた。
実施例4 アルギン酸ナトリウムの 1.5重量%濃度の水溶液を
調製し、該水溶液にオキアミを配合して、スキン層fl
)およびコア(2)の形成材料とした。
凝固浴として塩化カルシウムの1重量%濃度の低濃度水
溶液を調製し、この凝固浴に向けて、ノズルから上記の
水溶液を吐出または滴下し、強度の小さい線状または球
状のコア(2)を形成させた。
また、凝固浴として塩化カルシウムの5重量%濃度の高
濃度水溶液を調製し、この凝固浴に上記で得た線状また
は球状のコア(2)を浸漬し、コア(2)の周りに強度
大のスキン層(11を形成させた。
これにより、目的とする線状または球状の餌が得られた
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の魚釣り用の餌の一例を示した正面図で
あり、一部を切り欠き表示しである。 第2図はその側面図である。 第3図は本発明の魚釣り用の餌の他の一例を示した正面
図であり、一部を切り欠き表示しである。 (1)−・・スキン層、 (2)・・・コア特許出願人
  株式会社京都カリタス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、強度大の含水高分子ゲルからなるスキン層(1)と
    、強度小のゲルまたはゾルからなるコア(2)との複合
    構造を有する魚釣り用の餌。 2、スキン層(1)を構成する含水高分子ゲルにおける
    高分子が、魚にとって消化可能な高分子である請求項1
    記載の魚釣り用の餌。
JP2149685A 1990-06-07 1990-06-07 魚釣り用の餌 Pending JPH0440845A (ja)

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