JPH0440657A - 回転ヘッド装置の位相誤差検出装置 - Google Patents

回転ヘッド装置の位相誤差検出装置

Info

Publication number
JPH0440657A
JPH0440657A JP2147317A JP14731790A JPH0440657A JP H0440657 A JPH0440657 A JP H0440657A JP 2147317 A JP2147317 A JP 2147317A JP 14731790 A JP14731790 A JP 14731790A JP H0440657 A JPH0440657 A JP H0440657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase error
phase
signal
frequency
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2147317A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Matsui
松居 宏樹
Mitsutoshi Magai
光俊 真貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2147317A priority Critical patent/JPH0440657A/ja
Publication of JPH0440657A publication Critical patent/JPH0440657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 〔発明の概要〕 本発明は、回転ドラムの回転位相誤差を検出する回転ヘ
ッド装置の位相誤差検出装置において、水平同期信号を
n分周すると共に垂直同期信号でリセットされる手段と
、分周出力の位相を基準位相と比較して位相誤差を出力
する手段とを存してなることにより、回転位相誤差検出
機能のディジタル化及び構成の小型化、コストダウンが
可能であると共に、スキューの影響を受けない回転位相
誤差検出が可能な回転ヘッド装置0位相誤差検出装置を
提供するものである。
〔従来の技術〕
通常、いわゆるヘリカルスキャン型のビデオテープレコ
ーダ(VTR)においては、回転ドラムの回転周期の速
度ムラにより、再生画面が縦方向で割れて見える現象が
起こる場合がある。以下、この現象を「画割れ」と呼ぶ
、この画割れは、例えば、回転ドラムの偏心等に起因す
るドラムの周振れ或いは回転ドラムのFGムラ等のある
VTRで記録したビデオテープを、他のVTRで再生し
た時に起こりやすい。
この画割れ現象の対策(N割れ補正)のためには、例え
ば、回転ヘッドにより再生された映像信号中の再生水平
同期信号Hsvの位相誤差を検出することで回転ドラム
の回転速度ムラを検出し、この検出出力からドラムの回
転周波数を中心とするバンドパスフィルタによって回転
周期成分を抽出し、更にこの反転信号をドラムサーボ(
回転速度及び回転位相のサーボ)系に帰還することで、
回転周期の速度ムラを抑圧するようにしている。
従来は、例えば第6図に示すような構成のPLL(ph
ase 1ocked 1oop)回路120により再
生水平同期信号H1の位相誤差検出を行い、該位相誤差
検出出力をサーボループ系110に送ることで画割れの
補正を行うようにしている。すなわち、この第6図の装
置において、サーボループ系11Oの入力端子101に
は、回転ドラム用のモータ140が本来の回転速度及び
回転位相で回転するために必要な駆動電圧等の目標信号
が供給されている。また、PLL回路120の入力端子
102には、上記ドラムの周振れ等のあるVTRで記録
したビデオテープを、他のVTRであるこの第6図の装
置を内蔵するVTRで再生して得られた両性映像信号中
から取り出された再生水平同期信号!(sYが供給され
ている。すなわち、再生側のVTRにおいて画割れが発
生している映像信号からの再生水平同期信号)1syが
、入力端子102に供給されている。ここで、上記PL
L回路120は、供給された上記再生水平同期信号)(
syめ周波数及び位相と、電圧制御発振器123の発振
周波数及び位相とを位相比較器121によって比較し、
その誤差に比例した直流電圧(位相誤差電圧pe)を発
生させるようになっている。また、この時の位相誤差電
圧peは、ローパスフィルタ122を介して上記電圧制
御発振器123に加えられており、これにより上記再生
水平同期信号1(syと電圧制御発振器123の発振周
波数及び位相差を低減させる方向に電圧制御発振器12
3の周波数を変化させるようになっている。該位相誤差
電圧peを、上記目標信号が供給されている加算器11
1回転位相制御回路113及び加算器1141回転速度
制御回路115で構成されるサーボループ系110の加
算器112にflIiX信号として供給することで、上
記モータ140の駆動制御が行われる。
これにより、回転ドラム位相とテープの記録位相とが合
わせられ(回転ドラムの回転周期のドラム速度ムラが抑
圧され)るようになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第6図の装置では、再生水平同期信号Hsy
の位相誤差をアナログ的なPLL回路120により検出
しているが、近年の機器のディジタル化(画割れ補正の
ディジタル化)に対応させて上記位相誤差検出をディジ
タル的に行うことが望まれている。しかし、このPLL
回路120による位相誤差検出原理をそのままディジタ
ル化して、例えばマイクロコンピュータ等で行うように
することは、−gのマイクロコンピュータの処理能力を
考えると不可能である。
また、上記PLL回路120は、例えばスキューが大き
くなった時に位相誤差を誤って検出することがあり、し
たがって、この誤動作により検出された位相誤差検出出
力がサーボループ系110に送られることで画割れ補正
が誤動作する戊れがあった。
ここで、本来、上記画割れは、回転ドラムの1回転周期
内の回転位相ずれによる再生水平同期信号H3,の間隔
の乱れによるものである。すなわち例えば、第7図に示
すように、縦軸に水平同期信号の1フレームの位相をと
り、横軸に水平同期信号の1フレームの間隔をとると、
本来の画割れのない水平同期信号の位相φ1は図中破線
で示すように直線的になって位相ずれがないのに対し、
画割れが発生する再生水平同期信号H5Vの位相φ3Y
は図中実線で示すように位相ずれが生じている。
この時、例えばビデオテープが縮むことによってスキュ
ー成分が加わるということは、第8図に示すようにスキ
ュー成分Ske分だけ位相がずれることを意味する。こ
れはビデオテープが延びた場合も同様である。
このようなことから、例えば2個(A、Bの2つのチャ
ンネル)のヘッドがドラム上の相対する位置に配された
回転ヘッドによってビデオテープ上の斜め記録トラック
を走査する場合において、該ビデオテープが縮んで上記
スキュー成分Sk、が大きくなると、同一記録トラック
の一部が該A。
B両チャンネルのヘッドによって重複して再生されるよ
うになる。すなわち、例えばAチャンネルヘッドで奇数
フィールドを再生して得られた映像信号をDAとし、B
チャンネルヘッドで偶数フィールドを再生して得られた
映像信号をり、とした時、上記スキューのない場合は、
第9図のように映像信号り、のフィールド内の水平同期
信号の数は262.5本である。したがって、■フレー
ム内の水平同期信号の数は525本となる。これに対し
、上記スキューが加わると、第10図のように映像信号
Da、Dsにおいて本来は同じタイミングであるはずの
水平同期信号HA 、Hsが、該スキューによってずれ
てしまい、重複して再生されるようになってしまう、こ
の重複により、映像信号り、のフィールド内の水平同期
信号の数が例えば263.5本となってしまうことがあ
る。この時の1フレーム内の水平同期信号の数は、52
6本となってしまうことになる。なお、第9図及び第1
0図中のSNは、ヘッド切換のスイッチングのタイミン
グを示している。
上述のように、スキュー成分S。が大きくなると、従来
の装置では、水平同期信号の位相が本来の位相(第7図
の位相φ□)に対して例えばIH分ずれてしまうように
なる場合があるため、PLL回路120が外乱の発生の
原因になってしまう。
なお、ビデオテープが延びた場合は、逆に記録トラック
を完全に再生できず信号の欠落が生ずるようになる。
そこで、本発明は、上述のような実情に鑑みて提案され
たものであり、位相誤差検出機能のディジタル化を小規
模な構成でかつ安価に実現でき、また、スキューが発生
しても正常な画割れ補正を行うことができる位相誤差検
出出力を得ることが可能な回転ヘッド装置の位相誤差検
出装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の回転ヘッド装置の位相誤差検出装置は、上述の
目的を達成するために提案されたものであり、回転ヘッ
ド装置の回転ドラムの回転位相誤差をディジタル的に検
出する回転ヘッド装置の位相誤差検出装置であって、上
記回転ヘッド装置の再生ヘッドから再生された映像信号
中の水平同期信号及び垂直同期信号が供給され、上記水
平同期信号をn分周(nは2以上の整数)すると共に、
上記垂直同期信号でリセットされる分周手段と、上記分
周手段からの分周出力の位相を基準位相と比較して位相
誤差を出力する比較手段とを有してなるものである。
〔作用] 本発明によれば、水平同期信号をn分周して用いている
ため、各構成要素での処理回数を減らすことができる。
また、分周手段を垂直同期信号でリセットしているため
、この垂直同期信号での周期以上の水平同期信号の位相
誤差検出の誤動作を抑えることができる。
(実施例〕 以下、本発明を適用した実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図に本発明実施例の回転ヘッド装置の位相誤差検出
装置20及びサーボループ系10のブロック回路図を示
す。
この第1図に示す本実施例の位相誤差検出装置20は、
回転ヘッド装置の回転ドラムの回転位相誤差をディジタ
ル的に検出するものであって、上記回転ヘッド装置の再
生ヘッドによって例えば磁気テープから再生された映像
信号中の再生水平同期信号HH1及び垂直同期信号V3
Yが、端子2.3を介して供給され、上記再生水平同期
信号)(syをn分周(1/ nに分周、nは2以上の
整数)すると共に、上記垂直同期信号V3Vでリセット
される分周器23と、上記分周器23からの分周出力の
位相(再生位相情報φ8.りを基準位相(基準位相情報
−IF)と比較して位相誤差情報(位相誤差電圧)PE
を出力する比較回路33とを有してなるものである。
すなわち、第1図の構成においては、本実施例装置20
で検出された上記再生水平同期信号H,sYの位相誤差
情報PE(上記比較回路33の出力)に基づいて、サー
ボループ系10の回転ドラム用モータ16の回転位相及
び回転速度を制御することで、画割れの補正(スキュー
の補正も含む)を行うようにしている。ここで、上記サ
ーボループ系10の入力端子1には、上記回転ドラム用
のモータ16が本来の回転速度及び回転位相で回転する
ために必要な駆動電圧等の目標信号が供給されている。
該目標信号に基づいて、先ず、回転速度制御回路15と
加算器14で構成される速度サーボループ系によってド
ラムの回転速度制御がなされ、その後、回転位相制御回
路13と加算器11で構成される位相サーボループ系に
よって回転位相制御が成される。このサーボループ系1
0の加算器12に、上記位相誤差情報(位相誤差電圧)
PEを減算信号として供給し、上記モータ16が該位相
誤差電圧PEに基づいて駆動制御されることにより、回
転ドラム位相とテープの記録位相とが合わせられ(回転
ドラムの回転周期のドラム速度ムラが抑圧され)るよう
になっている。
ところで、位相誤差のある上記再生水平同期信号)1s
yが含まれた再生映像信号を第2図のDで表すと、通常
、この再生水平同期信号)(syの位相誤差を検出する
ためには、基準点Pから任意の測定対象の再生水平同期
信号H3Yまでの時間tと、その間の各再生水平同期信
号1(syの個数q又は位相誤差のない映像信号(第2
図のり、)における基準点Pから任意の測定対象の水平
同期信号HIFまでの時間t0とが必要になる0本実施
例においては、上記時間tについては実際に計測を行い
、上記時間t、についてはマイクロコンピュータ等で理
論値として求めている。なお、上記時間t0は、いわゆ
るNTSC方式の場合to =63.5 usecとな
る。また、上記位相誤差情報PEのスケールとしては、
時間軸1位相軸、H軸(I H= 63.5μsec、
ただしNTSC方式)等を考えることができる6本実施
例では上記時間軸の例について説明しており、したがっ
て、位相誤差は上記時間りとtoの差(t−to)で表
される。
再び第1図に戻って、端子2を介して供給される上記垂
直同期信号vsyは、フィールド判別回路21に送られ
る。当該フィールド判別回路21は、供給された垂直同
期信号VSVの奇数(ODD)フィールドと偶数(EV
EN)フィールドとを判別し、これら判別した奇数/偶
数フィールドの同期信号をそれぞれ別の出力端子から出
力するものである。当該フィールド判別回路21から得
られた上記奇数フィールドの同期信号は、ラッチ回路2
2へ送られる。この時、当該ラッチ回路22には、カウ
ント値で表現された時間情報を出力するフリーランカウ
ンタ24からの出力が供給されている。該ランチ回路2
2からは、上記フリーランカウンタ24の出力が上記奇
数フィールドの同期信号でラッチされたカウント値が出
力される。すなわち、当該ラッチ回路22からは1フレ
ーム毎のランチ時点の時間情報が出力される。本実施例
においては、上記奇数フィールドの同期信号でラッチさ
れた時点のカウント値(時間情報)を、このフレームで
の位相ゼロ(0°)の時の時間情報としている。
該ラッチ回路22の出力が加算器28に減算信号として
送られるようになっている。
端子3を介して供給された上記再生水平同期信号HMV
は、分周器23に供給される。ここで、当該分周器23
には、リセット端子が設けられており、当該リセット端
子に上記垂直同期信号vsyが供給されるようになって
いる。このため、例えば第3図に示すように、分周器2
3でのn分周を例えば4分周とした場合、該分周器23
からは、上記垂直同期信号VSYがリセ7)端子に供給
された時点tllでリセットされ、次の垂直同期信号v
syがリセット端子に供給されるまで上記再生水平同期
信号H3yの4分周出力(図中h1〜h、)が出力され
る。当該法の垂直同期信号vsyが供給された時点t1
で再びリセットされる。これにより、例えば、奇数フィ
ールド内の上記分周器23の出力は、1フレーム内の再
生水平同期信号)(syのうちの何番目のものであるか
がわかるようになる。
上記再生水平同期信号H8Yは、上述のようにして上記
分周器23でn分周(1/ nに分周)された後、ラッ
チ回路25に送られる。該ラッチ回路25には、上記フ
リーランカウンタ24からの出力も供給されている。こ
のため、当該ラッチ回路25からは、上記フリーランカ
ウンタ24の出力が上記分周器23の出力(n分周され
た再生水平同期信号H,)でラッチされたカウント値(
時間情報)が出力される。この上記カウント値(時間情
報)が加算器28に加算信号として送られる。
このため、該加算器28では、上記ランチ回路25の出
力(上記n分周再生水平同期信号H,,毎の時間情報)
から上記ラッチ回路22の出力(1フレーム毎の時間情
報)が減算されることになる。
この加算器28の出力を再生水平同期信号Hsvの上記
再生位相情報φ、7として、上記比較回路33に送るよ
うにしている。
また、上記分周器23の出力信号は、カウンタ26にも
供給されるようになっている。当該カウンタ26は、上
記分周器23からのn分周再生水平同期信号H1の個数
をカウントしてその計数値を出力するものである。また
、上記カウンタ26のリセット端子には、上記垂直同期
信号V。が供給されるようになっており、このため、当
該カウンタ26では、上記垂直同期信号vsy毎の上記
計数値を出力するようになる。上記カウンタ26の出力
は、乗算器29に送られる。当該乗算器29は、当該計
数値を0倍するものであり、したがって、当該乗算器2
9からは、上記n分周再生水平同期信号H1の個数を0
倍したものすなわち再生水平同期信号Hsvの個数情報
が出力されることになる。これにより、例えば、上記偶
数フィールドでのn分周再生水平同期信号H,は、上記
奇数フィールドの垂直同期信号VSYがらみて、(1フ
レーム内の再生水平同期信号)(syの個数) X (
1/2) +n、(1フレーム内の再生水平同期信号H
3fの個数)X (1/2)+2n、・・・、であるこ
とがわかる、この個数情報は、加算器31に加算信号と
して供給される。
更に、上記フィールド判別回路21からの奇数フィール
ド及び偶数フィールドの同期信号は、RSクリップフロ
ンブ27のセット(S)、リセソ) (R)端子に供給
されるようになっている。
該R−Sフリップフロップ27の出力Qは、切換スイッ
チ30の切換制御信号として出力される。
該切換スイッチ30の2つの被選択端子には、ゼロを出
力する数値情報発生器34からの出力と、1フイールド
内の本来の水平同期信号H□の個数(NTSC方式では
262.5個)の個数情報を出力する個数情報発生器3
5がらの出力とがそれぞれ供給されている。したがって
、該切換スイッチ30の出力端子からは、上記R−Sフ
リップフロップ27の出力が奇数フィールドに基づいた
ものである場合に上記数値ゼロの情報が選択出力され、
また偶数フィールドに基づいたものである場合に上記l
フィールド内の水平同期信号HIFの個数(262,5
個)情報が選択出力されるようになる。この切換スイッ
チ30からの出力が、上記加算器31に加算信号として
送られるようになっている。
したがって、当該加算器31では、上記乗算器29の出
力である1フイールドの再生水平同期信号H8,の個数
情報と、上記切換スイッチ3oの出力であるゼロ或いは
262.5個の数値(個数)情報との加算演夏が行われ
る。このことは、上記加算器31の加電結果が1フレー
ム内の再生水平同期信号1(syの順番を意味している
ことになる。
この加算器31の出力は、乗算器32に送られる。当該
乗算器32は、上記加算器31の出力に63.55μs
ecの値を乗算するものである。すなわち、この乗算器
32で、上記加算器31の出力である1フレーム内の再
生水平同期信号にの順番を意味する値に、上記時間63
.55 ttsec  (NTSC方式の工水平同期信
号H0の本来の時間)の値を乗算することによって、該
乗算器32の出力が、本来の水平同期信号HIFの位相
情報としての上記基準位相情報φ1を表すようになる。
上記基準位相情報φ□と、先に述べた加算器28からの
再生位相情報φ8.とか、上記比較回路33に送られる
。当該比較回路33で、これら時間で表現された位相情
報を比較し、その位相差(時間差)すなわち位相誤差情
報(位相誤差電圧)PEが求められ、上記加算器12に
減算信号として送られる。このようにすることで、上記
サーボループ系10では、ドラム位相をテープの記録位
相に合わせることが可能になる。
すなわち、本実施例装置における上述した各処理動作と
しては、奇数フィールドの垂直同期信号VSYが検出さ
れると、分周器23のリセット、奇数フィールドの垂直
同期信号vsyの入力時間のラッチ、カウンタ26のリ
セット、R−Sフリップフロップ27で奇数フィールド
のフラグセット。
偶数フィールドのフラグクリアの処理が行われる。
また、偶数フィールドの垂直同期信号vsyが検出され
ると、分周器23のリセット、カウンタ26のリセット
、R−Sフリップフロップ27で偶数フィールドのフラ
グセット奇数フィールドのフラグリセットの処理が行わ
れる。更に、n分周再生水平同期信号H7が検出される
と、ラッチ回路25でn分周再生水平同期信号Hイの入
力時間をランチ、カウンタ26の出力カウント値を1ア
ンプ、再生位相情報φ、Y算出、基準位相情報φ1算出
、比較回路33で位相比較して位相誤差情報PE算出の
処理が行われる。なお、上記基準位相情報φ、について
は、分周器23の出力が、1フレーム内の何番目の再生
水平同期信号1(syになるかがわかっているので、テ
ーブルデータとして予め用意しておくことも可能である
。ただし、この時のカウンタ26は偶数フィールドでリ
セットせず、奇数/偶数フィールドのフラグは不用で、
カウンタ26の出力データをテーブルデータのリードコ
ードに用いることになる。
上述したように、本実施例装置においては、全ての再生
水平同期信号)1syについてディジタル的に位相誤差
を検出することができない一般のマイクロコンピュータ
の処理回数を減らすために、上記再生水平同期信号H1
をn分周し、このn分周された再生水平同期信号H8に
ついての位相誤差を検出するようにしている。これによ
り、通常のマイクロコンピュータを使用できるようにな
っている。なお、この場合の回転ドラムの一周期Rでの
上記位相誤差の検出は、第4図中R□のようにして行わ
れる。また本実施例においては、再生水平同期信号H3
Yの位相誤差検出の際に用いる基準となる信号(位相基
準)は、各フレームで最初に現れる上記n分周再生水平
同期信号H9を基準にとっている。なおこの場合、後に
DC(直流)成分はカントするので、実際にその基準と
なるフレームで最初に現れるn分周再生水平同期信号H
7が位相誤差ゼロというわけではない、更に、本実施例
においては、各フレーム毎で位相誤差を検出するように
しているので、ドラム回転周期以上の帯域の外乱に対し
てフィルタをかけたのと同じ効果が得られるようになっ
ている。すなわち、各フレームで奇数フィールドの垂直
同期信号Vsyを基準にして位相誤差を検出しているた
め、30Hz毎に画割れ補正用の位相誤差情報PE検出
にリセットをかけていることになり、したがって301
(z以下の成分を100%カットすることができる(低
域外乱遮断効果がある)。
ここで、上記磁気テープから再生された映像信号にスキ
ュー成分が含まれている場合において、このスキューが
小さい場合には、上記n分周再生水平同期信号H0に基
づいて上記再生水平同期信号HNYの個数を容易に求め
ることができる。
しかし、スキュー成分が大きい場合は、前述したように
ヘッド切換時の再生水平同期信号H5Vの重複或いは欠
落が起こるため、上述のようなn分周再生水平同期信号
Hゎに基づいた計算では、上記再生水平同期信号HMV
の個数を計算することができない政れがある。このよう
なスキューが大きい場合の映像信号から得ることのでき
る情報としては、例えば第5図に示すように、偶数フィ
ールドの垂直同期信号vsyから基準となる水平同期信
号HIFまでの間の再生水平同期信号H3Yの個数aと
、偶数フィールドの垂直同期信号vsyから奇数フィー
ルドの垂直同期信号VSVO間の再生水平同期信号1(
svの個数b (NTSC方式ならば262゜5個)と
、奇数フィールドの垂直同期信号VSVからスキューに
より上記分周の乱れた再生水平同期信号H1の間の再生
水平同期信号)1syの個数C等の情報がある。ここで
、上記個数すは例えばNTSC方式のフォーマットから
決まっているものである。また、上記個数a、cについ
ては、次のようにして実際の計測値から再生水平同期信
号Hsyの個数を推測している。すなわち、この時既に
わかっている条件としては、垂直同期信号■S Y +
基準となる水平同期信号HIIFのそれぞれの発生時間
を計測することで、その間隔り、が計算できる。
また、LH=63.5μsec  (NTSC方式)が
フォーマントから決まっている。更に、再生水平同期信
号H5fの発生時間は理論値に対して少数点以下のパー
センテージの誤差しかもたない等のことが条件として存
在する。このようなことから、例えばt、/63.5(
μ5ec)は略整数値になる。したがって、この値を四
捨五入して整数化すれば、その値(個数a)は垂直同期
信号■、アと基準の水平同期信号HIFとの間の再生水
平同期信号11,7の個数としてみることができる。同
様にして上記個数Cを求めることができるので、基準の
水平同期信号HIFからスキュー成分により問題となる
分周の乱れた再生水平同期信号H,アまでの個数はくb
a十C)で表すことができる。したがって、本実施例に
おいては、再生水平同期信号H3’lの個数がわかれば
、位相誤差の検出ができ、スキューの大きな場合にも位
相誤差は検出可能となる。
すなわち、従来の装置では、スキューが大きい時に1画
面中の再生水平同期信号H3Yの個数が狂い、位相誤差
の検出がフリーランなので暴走してしまうのに対して、
本実施例装置は、スキューによる再生水平同期信号H5
Yの個数が狂う可能性のある点の直後に分周器23の補
正(リセット)を行い、スキュー大による再生信号の誤
り(1フイールド内の走査線の数の狂い)をキャンセル
することができ、したがって、位相誤差検出の誤動作を
抑えることができる。
なお、スキュー補正を行う構成として、本件出願人は、
先に、特開昭62−73894号公報において、水平同
期信号の数をカウントするカウンタと、このカウンタが
スイッチングパルスによりリセットし、このカウンタの
デコード値によりCCD (charge coupl
ed device)の遅延時間を制御してTBC(時
間軸補正装置)となす回路を提案している。
〔発明の効果〕
本発明の回転ヘッド装置の位相誤差検出装置においては
、再生された映像信号中の水平同期信号及び垂直同期信
号が供給され、水平同期信号をn分周すると共に垂直同
期信号でリセットされる分周手段と、分周出力の位相を
基準位相と比較して位相誤差を出力する比較手段とを有
してなることにより、回転位相誤差検出機能のディジタ
ル化及び構成の小型化5コストダウンが可能であると共
に、スキューの影響を受けない回転位相誤差検出が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の概略構成を示すブロック回
路図、第2図は位相誤差を説明するための図、第3図は
分周のリセットを説明するための図、第4図は分周出力
を説明するための図、第5図は個数情報算出を説明する
ための図、第6図は従来の装置の概略構成を示すブロッ
ク回路図、第7図は画割れを説明するための特性図、第
8図はスキュー成分を含む画割れを説明するための特性
図、第9図はスキューのない映像信号を示す図、第10
図はスキューのある映像信号を示す図である。 10・・・・・・・・・・・・サーボループ系20・・
・・・・・・・・・・位相誤差検出装置21・・・・・
・・・・・・・フィールド判別回路2.25・・・・・
・ラッチ回路 3・・・・・・・・・・・・分周器 4・・・・・・・・・・・・フリーランカウンタ6・・
・・・・・・・・・・カウンタ 7・・・・・・・・・・・・R−Sフリ8.31・・・
・・・加算器 9.32・・・・・・乗算器 0・・・・・・・・・・・・切換スイフチ3・・・・・
・・・・・・・比較回路 4・・・・・・・・・・・・数値情報発生器5・・・・
・・・・・・・・個数情報発生器ツブフロップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転ヘッド装置の回転ドラムの回転位相誤差をディジタ
    ル的に検出する回転ヘッド装置の位相誤差検出装置にお
    いて、 上記回転ヘッド装置の再生ヘッドから再生された映像信
    号中の水平同期信号及び垂直同期信号が供給され、上記
    水平同期信号をn分周(nは2以上の整数)すると共に
    、上記垂直同期信号でリセットされる分周手段と、 上記分周手段からの分周出力の位相を基準位相と比較し
    て位相誤差を出力する比較手段とを有してなることを特
    徴とする回転ヘッド装置の位相誤差検出装置。
JP2147317A 1990-06-07 1990-06-07 回転ヘッド装置の位相誤差検出装置 Pending JPH0440657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2147317A JPH0440657A (ja) 1990-06-07 1990-06-07 回転ヘッド装置の位相誤差検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2147317A JPH0440657A (ja) 1990-06-07 1990-06-07 回転ヘッド装置の位相誤差検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0440657A true JPH0440657A (ja) 1992-02-12

Family

ID=15427457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2147317A Pending JPH0440657A (ja) 1990-06-07 1990-06-07 回転ヘッド装置の位相誤差検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0440657A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4163993A (en) Continuous slow motion automatic tracking system
EP0171266B1 (en) Recording digital information signals
JPH089675A (ja) サーボ制御装置
US4197564A (en) Automatically calibrated RF envelope detector circuit
US4215362A (en) Track selection method and apparatus
US4037260A (en) Tape timer error corrector circuit for tape recorder/reproducers
US4318142A (en) Automatically compensated movable head servo circuit and method
US4494153A (en) Method of operating a signal reproduction apparatus for effecting synchronous reproduction of recorded signals
US4393416A (en) Tracking system for a videotape recorder
US4319289A (en) Movable head automatic position acquisition circuit and method
US4823206A (en) Video signal recording and/or reproducing apparatus
US4308560A (en) Method of operating a signal reproducing apparatus for effecting synchronous reproduction of recorded signals
JPH0789405B2 (ja) 記録装置
JPH0440657A (ja) 回転ヘッド装置の位相誤差検出装置
US4393417A (en) Tracking system
GB2161976A (en) Controlling slow replay in a magnetic recording/reproducing system
JP2621479B2 (ja) 磁気テープ再生装置
JPS60201562A (ja) ビデオテ−プレコ−ダのつなぎ撮り制御回路
EP0419370A2 (en) Apparatus for reproducing a digital signal recorded on a magnetic tape
JP2825171B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2597968B2 (ja) 回転ヘツド型ビデオ信号再生装置
JPH0463454B2 (ja)
JP2702849B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH08251530A (ja) ビデオカセットレコーダのサーボ制御装置
JPS61269253A (ja) 映像信号記録再生装置