JPH0440467Y2 - - Google Patents

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JPH0440467Y2
JPH0440467Y2 JP6023687U JP6023687U JPH0440467Y2 JP H0440467 Y2 JPH0440467 Y2 JP H0440467Y2 JP 6023687 U JP6023687 U JP 6023687U JP 6023687 U JP6023687 U JP 6023687U JP H0440467 Y2 JPH0440467 Y2 JP H0440467Y2
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noodles
hanging
noodle
rod
chain conveyor
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はうどん、そば、中華麺等の半生麺又は
乾麺を二つ折り状に掛けた(所謂、島田掛け)掛
棒を自動的に外す如くした製麺装置における掛棒
分離装置に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、半生麺、乾麺等の麺類を連続的に加工
する製麺工程としては、例えば第7図に示すよう
に麺線ガイドを経て掛棒に島田掛けする麺供給手
段a及び遠赤外線照射室の乾燥手段bと、水分調
整手段cを経て半生麺又は乾麺を得るものであ
る。このように、麺そのものは自動的に連続加工
されるが、ここで一番問題な点は水分調整工程を
通過して繰出される島田掛けとなつた麺と掛棒の
離反工程である。この場合、パスタ類の麺物にあ
つては、麺自体に所謂腰があるため、ゴムローラ
等で強制的に麺と掛棒を分離し得るが、うどん、
そば等の麺にあつては脆く折れ損を招くので、旧
態然と装置の排出位置に作業員を配置し、いちい
ち手作業にて外している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 即ち、掛棒に島田掛けした生麺は、該掛棒の少
なくとも二つ折り掛け部分に麺自重が加わり貼付
くようになり、所定の製麺工程を経て繰出された
とき、掛棒に麺が貼付くため、手作業による分離
工程を経ねばならず、折角の自動製麺装置も実質
的には半自動となり、非能率的である。
本考案は上記実情に鑑み、この貼付いた半生麺
又は乾麺を、掛棒自体の回転及び麺の高速移送を
組合すことにより、無理のない離反を可能とした
製麺装置における掛棒分離装置を提供することを
目的としたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、麺を蓋り折り状に掛けた掛棒を供給
する繰出手段に連動して設けた掛棒受け用フツク
を所定間隔に配す搬送チエーンコンベヤと、該搬
送チエーンコンベヤの前段部に設けた麺横倒ガイ
ド板位置の前記フツク走行近傍に設置した貼付き
剥離用棒回転ローラと、該搬送チエーンコンベヤ
の後段部に設置した高速分離受けベルトコンベヤ
とこれに対向の上部位置の高速分離ローラよりな
る掛棒分離手段と、該掛棒分離手段の先方に配す
渡しベルトコンベヤ間の間隙位置の両側に取付け
た弯曲杆等よりなる掛棒回収手段とを備え掛棒分
離装置としたものである。
〈作用〉 上記のような構成のため、搬送チエーンコンベ
ヤのフツク位置に乗移つた掛棒に吊下がつた二つ
折り状の麺は順次屈曲する麺横倒ガイド板に沿つ
て水平状向きとし、このとき掛棒の両端部が高速
回転の棒回転ローラに接触し、該掛棒を少し回転
させ貼付いた麺の貼付きを取り、この状態で掛棒
分離手段位置に来ると、搬送チエーンコンベヤの
搬送速度より高速となる高速分離受けベルトコン
ベヤと高速分離ローラ間に麺部が挾接され、掛棒
の搬送速度より高速に搬送されるため、麺と掛棒
がその速度差で分離し、この麺のみが先方の渡し
ベルトコンベヤを経てストツクシユート部へ臨
み、一方遅れて来る掛棒は渡しベルトコンベヤ間
の間隙部へ回動され、リターン位置にあつてフツ
クより落下して棒ストツクボツクスに収まるもの
となる。
〈実施例〉 以下、本考案を実施例の図面について詳述すれ
ば、次の通りである。
1は製麺装置本体の終端となる水分調整工程の
排出となる傾斜の繰出手段2の下端位置に設けた
掛棒受け用フツク3を所定間隔で突設した搬送チ
エーンコンベヤで、該搬送チエーンコンベヤ1は
一対のチエーン1aを少なくとも原動用スプロケ
ツト1bと受動用スプロケツト1c,1d及び引
下げ用スプロケツト1eにて逆L状に掛け張りし
た構成であり、この平坦搬送部となる前段部1′
の下部に、基端に麺受け用屈曲部4aをもつた麺
横倒ガイド板4を敷設し、該麺横倒ガイド板4の
麺横倒部分となる平坦部4bの位置にあつての搬
送チエーンコンベヤ1のフツク3部の外側上部
に、該フツク3に受けた掛棒Aに接触する高速の
貼付き剥離用棒回転ローラ5を設けると共に、平
坦搬送部の後段部1″に高速分離受けベルトコン
ベヤ6と該ベルトコンベヤ6の基部ローら6aに
対向する上部に高速分離ローラ7を配設し、該高
速分離ローラ7と高速分離受けベルトコンベヤ6
にて掛棒分離手段8を構成し、且つ前記搬送チエ
ーンコンベヤ1の高速分離受けベルトコンベヤ6
の先方に一定の間隙部9を介して前記と同高速を
もつ渡しベルトコンベヤ10を設置し、該渡しベ
ルトコンベヤ10の繰出し端に傾斜となる麺スト
ツクシユート11を設け、また前記間隙部9にあ
つて搬送チエーンコンベヤ1のチエーン幅より外
側位置に掛棒端案内用弯曲杆12を取付け、該弯
曲杆12の搬送チエーンコンベヤ1のリターン部
位置となる平坦部12a端に、漏斗状シユート1
3を介し棒ストツクボツクス14を配設し、該弯
曲杆12以下全体にて掛棒回収手段15となる。
いまこの作用を説明すると、麺線となる麺Bを
掛棒Aに対し二つ折り状に置け(島田掛け)した
ものを、前工程となる乾燥工程及び水分調整工程
を経て乾かし、この搬送チエーンコンベヤ部の一
部となる繰出手段2にて排出し、該繰出手段2の
掛棒受け爪16に係合の前記掛棒Aが、該掛棒受
け爪16の移動にタイミングを合わせて臨む搬送
チエーンコンベヤ1の受動用スプロケツト1c位
置にあつてのフツク3にて掬い受けする。このと
きの掛棒Aに掛つた麺Bは垂下吊り姿勢を呈す。
ここにおいて、搬送チエーンコンベヤ1に受渡
された掛棒Aが先方へ移動するにつれ垂下の麺B
が麺横倒ガイド板4の屈曲部4a接触し乍ら順次
横倒され、該麺横倒ガイド板4の先方となる平坦
部4b位置で麺Bは横倒となる。勿論、このとき
は掛棒Aに麺Bの二つ折り掛部Baがまだ貼付い
た状態でいるため、実際には掛棒Aが凹形のフツ
ク3内にあつて回動するものである。
次に、この麺Bが横倒された掛棒Aが、搬送チ
エーンコンベヤ1のゴムローラとなる貼付き剥離
用棒回転ローラ5に来ると、該掛棒Aにこの高速
となる棒回転ローラ5が接触するため、この掛棒
Aのみが少し回転され(麺Bは麺横倒ガイド板4
の載置で不動)、該掛棒Aに貼付いてなる麺Bの
貼付きが剥がされる。この状態で、搬送チエーン
コンベヤ1が麺横倒ガイド板4の外れた後段部
1″に掛棒Aが移動すると、該搬送チエーンコン
ベヤ1の上下位置となる高速分離ローラ7と高速
分離受けベルトコンベヤ6の間隙lに麺Bと共に
掛棒Aが通過するものとなり、外周囲となる麺B
面に直接高速分離ローラ7と高速分離受けベルト
コンベヤ6が圧接し、低速となる搬送チエーンコ
ンベヤ1の速度差により該麺Bのみが早送りされ
る。即ち、搬送チエーンコンベヤ1の後段部1″
にあつて麺Bと掛棒Aが分離するものとなる。ち
なみに、この搬送チエーンコンベヤ1の速度と高
速分離ローラ7及び高速分離受けベルトコンベヤ
6の速度は1:10位であるが、使用する麺の性
質、形状により1:5〜1:20までの範囲に設定
し得る如くしてなる。
然る後、高速分離受けベルトコンベヤ6の繰出
し端に来た掛棒Aと分離した横向きの麺Bはその
移送勢いをもつて間隙部9を直進し高速の渡しベ
ルトコンベヤ10に移り、該渡しベルトコンベヤ
10より傾斜の麺ストツクシユート11に滑動し
て収容される。この麺ストツクシユート11に入
つた例えば1食宛の麺Bを別途の包装装置(図示
せず)に適宜移すものである。
一方、前記麺9より遅れて来た搬送チエーンコ
ンベヤ1のフツク3の掛棒Aは、間隙部9に進入
してリターン側に移動するため、フツク3の凹形
受溝3aが下向きとなつたところで自重により落
下し、外周の弯曲杆12に沿つて転動しシユート
13より棒ストツクボツクス14に集まるもので
ある。
〈考案の効果〉 上述のように本考案の製麺装置における掛棒分
離装置は、搬送チエーンコンベヤ路にあつて掛棒
に島田掛けした麺が横向きとなつた位置に剥離用
棒回転ローラを配し、その先方に高速分離受けベ
ルトコンベヤとこれに対向の高速分離ローラの掛
棒分離手段と、その先方に掛棒回収の弯曲杆を間
隙位置に配す構成としたことにより、製麺装置の
乾燥工程等において掛棒に貼付いた麺が高速回転
の棒回転ローラを回転させることで無理なく麺の
貼付きを自動的に外し、且つその先方においてこ
の麺のみを搬送チエーンコンベヤより高速送り
し、渡しベルトコンベヤを経て麺ストツクシユー
トに収め、且つこのとき麺が抜けた空棒を渡しベ
ルトコンベヤの手間の間隙部に配す弯曲杆で受け
て自動的に棒ストツクボツクスへ集まるため、極
めて能率的に麺と掛棒が分離、回収される。特
に、この装置でよい点は、掛棒に対する麺の貼付
き外しを、麺を麺横倒ガイド板にて横向きとした
条件下にあつて掛棒のみを回転させて行なうた
め、うどん、そば等の脆い麺類にあつて無理なく
剥離し、且つ麺と掛棒の分離も速度差をもつて行
なうため、この点からも円滑な分離を得る。しか
も、本考案の装置は簡略機構で、故障、破損を招
かず、且つ搬送チエーンコンベヤと棒回転ロー
ラ、高速分離受けベルトコンベヤ、高速分離ロー
ラの回転比を適宜選定することにより、使用する
麺の性質、形状等の変化にも対応し得る等の実用
的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
要部の側面図、第2図は同斜面図、第3図A,B
は剥離用棒回転ローラ部の正面図及び側面図、第
4図A,Bは高速分離ローラと高速分離受けベル
トコンベヤ部の正面図及び側面図、第5図は搬送
チエーンコンベヤに対する掛棒受け渡しの説明
図、第6図は伝達機構の説明図、第7図は製麺装
置に組込んだ側面図である。 1……搬送チエーンコンベヤ、2……繰出手
段、3……フツク、4……麺横倒ガイド板、5…
…剥離用棒回転ローラ、6……高速分離受けベル
トコンベヤ、7……高速分離ローラ、9……間隙
部、10……渡しベルトコンベヤ、12……弯曲
杆、15……掛棒回収手段、A……掛棒、B……
麺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 麺を二つ折り状に掛けた掛棒を連続的に受ける
    フツクを所定間隔に配した搬送チエーンコンベヤ
    と、該搬送チエーンコンベヤの前段部に設ける麺
    横倒ガイド板位置の前記フツク走行近傍に配置し
    た剥離用棒回転ローラと、該搬送チエーンコンベ
    ヤの後段部に設置した高速分離受けベルトコンベ
    ヤと対向の高速分離ローラよりなる掛棒分離手段
    と、該掛棒分離手段の先方に配す渡しベルトコン
    ベヤ間の間隙位置に取付けた弯曲杆等よりなる掛
    棒回収手段とを備えてなる製麺装置における掛棒
    分離装置。
JP6023687U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH0440467Y2 (ja)

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JP6023687U JPH0440467Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JP6023687U JPH0440467Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JPS63167882U JPS63167882U (ja) 1988-11-01
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JP2595440B2 (ja) * 1993-04-02 1997-04-02 有限会社アリマ機械 自動製麺機

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