JPH0440338A - 車両基本特性試験機の制御方法及び制御装置 - Google Patents

車両基本特性試験機の制御方法及び制御装置

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JPH0440338A
JPH0440338A JP2146127A JP14612790A JPH0440338A JP H0440338 A JPH0440338 A JP H0440338A JP 2146127 A JP2146127 A JP 2146127A JP 14612790 A JP14612790 A JP 14612790A JP H0440338 A JPH0440338 A JP H0440338A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般的に車両基本特性試験機の制御方法及び制
御装置に係り、特に、車両基本特性試験機におけるタイ
ヤ設置面における前後方向、左右方向或いは回転方向の
荷重を零制御する制御方法及び制御装置に関するもので
ある。
〔従来の技術] 車両基本特性試験機は一般に、車両の各種の基本的な特
性を試験するために使用され、これが備える4つのシリ
ンダ機構の各々のプランジャがその頂部に有する上下、
前後、左右の各方向に移動できる回転動テーブルに、被
試験車両の各タイヤがそれぞれ載せられて試験が行われ
る。
各シリンダ機構は、第4図の部分断面図に示すような構
成となっていて、電気油圧サーボ式の上下加振アクチュ
エータ11が基礎B上に設置されている。この上下加振
アクチュエータ11は、図示しないサーボ弁を介して油
圧が供給されるシリンダIlaと、このシリンダlla
に液密状態で嵌装され油圧によって上下方向、即ちZ方
向に往復動されるピストンロッドllbとからなり、ピ
ストンロッドllbの上端には、Z方向に直交する平坦
面を頂部に有する上下動テーブルllcが形成されてい
る。
上記上下動テーブルllcには、その平坦面上に転動コ
ロ12aを介して前後方向(X方向)及び左右方向(Y
方向)に移動自在に前後左右動テーブル12が載置され
、またその周辺部に電気油圧サーボ式の前後加振アクチ
ュエータ(前後左右動テーブル12の背後にあって図示
せず)と、電気油圧サーボ式の左右加振アクチュエータ
13とが固定されている。上記前後左右動テーブル12
には、その前後の端面の一方に前後加振アクチュエータ
のピストンロッドが、左右の端面の一方に左右加振アク
チュエータ13のピストンロッド13aがそれぞれ連結
されているが、各連結は他方のアクチュエータが振動を
加えたときにその方向の前後左右動テーブル12の移動
を許容するように行われる。
上記前後左右動テーブル12には、その上面中央部に回
転動テーブル14が転動コロ14aを介して回転自在に
配置され、またその中央凹部に回転動テーブル14を回
転駆動する回転アクチュエータ15が回転方向には不動
で上下方向に君子移動できるように固定されている。回
転アクチュエータ15の出力軸15aは回転動テーブル
14に連結されている。回転動テーブル14は、X、Y
及びZの3軸方向の荷重と検出する4つの圧電式3軸セ
ンサ14bを一対の円板14cによって挟み付けた構成
となっている。また、回転アクチュエータ15の出力軸
15aと回転動テーブル14との間には、回転トルクを
検出する回転トルクセンサ16が介装されている。回転
動テーブル14の上面には試験をしようとする車両のタ
イヤTが載置される。
なお、17は上下動テーブルllcの上下変位量を検出
する変位センサである。また、図には示していないが、
前後アクチュエータ及び左右アクチュエータ13による
前後左右動テーブル12の前後及び左右方向の変位量を
検出するための変位センサや、回転アクチュエータ15
による回転動テーブル14の回転量を検出するための回
転角センサも設けられている。
上述した車両基本特性試験機において、タイヤTが設置
される回転動テーブル14は、前後(χ)、左右(Y)
、上下(Z)及び回転(θ)に移動可能になっていて、
各種試験はx、y、z及びθの各ベクトルの組み合わせ
によって実行されるが、試験項目によっては、Zを除<
x、y及びθに関する荷重値又はトルク値を零にするサ
ーボ制御が必要になる場合がある。
この零荷重サーボ制御が必要になる理由は以下のためで
ある。本来零追尾するべきベクトル要素において機械的
に摩擦係数が零をもった機構を作ればよいが、機械式の
ベアリングも実用上有限値をもっているので力を零にす
るには限界があり、また機械式のベアリングを使った機
構では装置が大型、複雑になり実用的でないためであり
、その解決策として上記零荷重サーボ制御が採用されて
いる。
この零荷重サーボ制御では、X、Y及びθの各軸のベク
トルのアクチュエータを直接タイヤ設置面である回転動
テーブル14に取付ける構造にし、荷重を零にしたい軸
、例えばθ軸においてθ方向にタイヤTから力を受ける
と、θ方向が力学的に自由になるように、θ軸に加わる
トルクを検出してその値が零になるように制御すること
によりトルク零を実現しようとするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、試験は1つの試験項目について周期的に行われ
るが、被試験車両の振動応答特性が本試験荷重制御ルー
プに組み込まれているため、制御系、すなわちループ伝
達関数のループゲインを上げて行くとループが不安定に
なり、ループゲインを無闇に上げることができない。ま
た一般に、サーボ弁のスプールの零位置のずれ及びアク
チュエータと加力点との間の静摩擦や動摩擦に起因して
定常偏差を生じるが、ループゲインが有限であるため、
定常偏差値を小さくするには限界がある。
実際の定常偏差の例をハンドルギヤ比試験を例にして説
明すると、車両の前輪タイヤTを第5図に示すように回
転動テーブル14上に載置し、タイヤ接地面の回転トル
クが零となるようにトルク指令信号(第6図(C))を
零にして回転アクチュエータ15をトルク零制御した状
態で、ハンドルHを左右に回転したとき(第6図(a)
)には、タイヤ接地面に発生するトルクは、理想的には
完全に零になるはずであるが、実際には左右回転によっ
て所定のトルクEtl  、Etffiが発生する(第
6図(b))。
これをタイヤ回転角とタイヤ回転トルクとの関係で示す
と、第7図に示すようになる。第7図において、T、は
サーボ弁のスプールの零位置のズレに起因する定常偏差
、T2は静摩擦及び動摩擦に起因する定常偏差である。
よって本発明は、上述した従来のものの問題点に鑑み、
サーボ系のループのゲインを大きくし過ぎて系を不安定
にすることなく、零荷重サーボ制御時の定常偏差を小さ
くすることのできる車両基本特性試験機の制御方法及び
制御装置を提供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明により成された車両基本
特性試験機の制御方法は、前後、左右及び回転方向に移
動自在になされたテーブルと、該テーブルを前記方向の
各々においてそれぞれ独立に駆動するアクチュエータと
、前記方向の各々において前記テーブルに作用する荷重
を検出する荷重検出手段とを備える車両基本特性試験機
の前記テーブルに車両のタイヤを載置し、前記テーブル
に載置したタイヤを前記方向の1つの方向に繰り返し移
動したとき、該方向において前記荷重検出手段によって
検出される前記テーブルに作用する荷重が零となるよう
に前記アクチュエータを零荷重サーボ制御するようにし
た制御方法において、前記テーブルに載置したタイヤを
少なくとも1サイクルの間移動したとき前記荷重検出手
段によって検出される前記テーブルに作用する荷重を荷
重データとして収集して記憶し、前記サイクルの終了後
、前記記憶した荷重データを反転して荷重指令信号を作
成し、該作成した荷重指令信号に基づいて前記アクチュ
エータをサーボ制御することを特徴としている。
上記課題を解決するため本発明により成された車両基本
特性試験機の制御装置は、前後、左右及び回転方向に移
動自在になされたテーブルと、該テーブルを前記方向の
各々においてそれぞれ独立に駆動するアクチュエータと
、前記方向の各々において前記テーブルに作用する荷重
を検出する荷重検出手段とを備える車両基本特性試験機
の前記テーブルに車両のタイヤを載置し、前記テーブル
に載置したタイヤを前記方向の1つの方向に繰り返し移
動したとき、該方向において前記荷重検出手段によって
検出される前記テーブルに作用する荷重が零となるよう
に前記アクチュエータを零荷重サーボ制御する制御装置
において、前記テーブルに載置したタイヤを少なくとも
1サイクルの間移動したとき前記荷重検出手段によって
検出される前記テーブルに作用する荷重を荷重データと
して収集して記憶する記憶手段と、前記サイクルの終了
後、前記記憶手段に記憶した荷重データを反転して荷重
指令信号を作成する荷重指令信号作成手段とを備え、該
荷重指令信号作成手段によって作成した荷重指令信号に
基づいて前記アクチュエータをサーボ制御することを特
徴としている。
〔作 用〕
上記構成において、前後、左右及び回転方向に移動自在
になされ、アクチュエータによって各方向においてそれ
ぞれ独立に駆動されるようになされたテーブルに車両の
タイヤを載置し、テーブルに載置したタイヤを1方向に
繰り返し移動したとき、その方向においてテーブルに作
用する荷重を荷重検出手段によって検出し、この検出し
た荷重が零となるようにアクチュエータを零荷重サーボ
制御するに当たって、テーブルに載置したタイヤを少な
くともエサイクルの間移動したとき荷重検出手段によっ
て検出されるテーブルに作用する荷重を荷重データとし
て収集して記憶し、上記サイクルの終了後、上記記憶し
た荷重データを反転して荷重指令信号を作成し、該作成
した荷重指令信号に基づいてアクチュエータをサーボ制
御するようにしているので、作成した荷重指令信号に基
づいてアクチュエータを動作させたとき、荷重検出手段
の出力には何らの荷重も検出されなくなり、テーブルに
載置したタイヤを移動してもテーブルに何らの荷重も作
用されることがなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による車両基本特性試験機の制御方法を
実施する制御装置を示し、制御装置は予め定めたプログ
ラムに従って動作するマイクロコンピュータ(CPLI
)20を有する。このCPU20には、バス21を介し
てD/A変換回路22及び23とA/D変換回路24と
が接続されている。
D/A変換回路22はその入力に供給されるデジタル信
号からなるハンドル角度指令信号をアナログ信号に変換
して出力し、これを加算点25の+入力に入力する。加
算点25の出力信号は、サーボアンプ26を介して電気
油圧式のハンドル駆動モータ27のサーボ弁27aに入
力され、サーボ弁27aを制御してハンドル駆動モータ
27を所定の角度位置に動作させる。ハンドル駆動モー
タ27の出力軸27bは、回転角センサ28を介して車
両のハンドル軸Hに連結されている。回転角センサ28
はハンドル軸Hの回転角度に応した回転角信号を出力し
、これを角度アンプ29を介して加算点25の一人力に
印加し、これによって加算点25の出力には、ハンドル
角度指令信号と回転角信号との差である偏差信号が出力
され、これによってハンドル軸Hが指令信号によって指
示された角度位置に駆動される。
D/A変換回路23はその入力に供給されるデジタル信
号からなるトルク指令信号をアナログ信号に変換して出
力し、これを加算点30の+入力に入力する。加算点3
0の出力信号は、サーボアンプ31を介して電気油圧式
の回転アクチュエータ15のサーボ弁15bに入力され
、サーボ弁15bを制御して回転アクチュエータ15を
所定の角度位置に動作させる。回転アクチュエータ15
の出力軸15aは、トルクセンサ16を介して回転動テ
ーブル14に連結されている。トルクセンサ16は回転
動テーブル14に作用する回転トルクに応したトルク検
出信号を出力し、これをトルクアンプ32を介して加算
点30の一人力に印加すると共に、A/D変換回路24
の入力に供給する。これによって加算点30の出力には
、トルク指令信号とトルク検出信号との差である偏差信
号が出力され、これによって回転動テーブル14にはト
ルク指令信号によって指示されたトルクが作用されるよ
うになる。また、トルクアンプ32の出力のトルク検出
信号はA/D変換回路24によってデジタル信号に変換
され、バス21を介してCPU20に取り込まれてその
内部のメモリに格納される。
CPU20は、1サイクル分のハンドル角度指令信号を
出力した後、内部メモリに格納したトルク信号を読み出
し、その反転したものを新しいトルク指令信号としてD
/A変換回路23の入力に供給する。
以上の構成の制御装置を使用して実行する本発明の制御
方法を、第2図のタイミングチャートを参照して説明す
る。
先ずCPU20は、第2図(a)に示すように、θ、十
θ及び−θと変化する1サイクルのハンドル角度指令信
号をD/A変換回路22を介して出力し、この指令信号
と回転角センサ28からの回転角信号との偏差信号によ
ってハンドル駆動モータ27をサーボ制御して指令信号
に従ってハンドルを駆動する。CPU20はまた、第2
図(C)に示すように、この時零トルク指令信号をD/
A変換回路23を介して出力し、この指令信号とトルク
センサ16からのトルク検出信号との偏差信号によって
回転アクチュエータ15をサーボ制御して指令信号に従
って回転動テーブル14を駆動するが、トルクセンサ1
6の出力には第2図(b)に示すようなトルク検出信号
が発生され、このトルク検出信号がA/D変換回路24
を介してCPU20によって収集されてその内部メモリ
に格納される。
内部メモリに格納されたトルク検出信号は最初の半サイ
クルの振巾がEt+ 、後半の半サイクルの振巾がEt
zとなっている。
その後CPU20は次のサイクルのハンドル角度指令信
号を出力するが、このときには上記内部メモリに格納し
たトルク検出信号Et+及びEtzを反転した第2図(
C)に示すようなトルク検出信号を出力する。このこと
によって2サイクル以降にはトルクセンサ16が発生す
るトルク検出信号は第2図(b)に示すように略零とな
る。
上述の動作を行うに当たってCPU20は第3図のフロ
ーチャートに示す仕事を実行する。
CPU20は例えば電源の投入によって動作を開始し、
その最初のステップS1においてイニシャライズを行い
、フラグを「0」にクリアする。
続いてステップS2に進み、ここで図示しない操作手段
によって試験開始操作が行われるのを待って試験開始操
作が行われたらステップS3に進む。
ステップS3においてはハンドル角度指令信号を出力し
てからステップS4に進み、ここでフラグが「1」であ
るか否かを判定する。今このステップS4の判定がNO
のとき即ちフラグが「0」のときにはステップS5に進
み、ここで零トルク指令信号を出力する。続いてステッ
プS6に進み、ここでトルク検出信号を読取りこれを内
部メモリに格納する。
その後ステップS7に進み、ハンドル角度指令信号を1
サイクル分出力したか否かを判定し、この判定がNOの
ときにはステップS8に進み、ここで操作部において試
験終了操作が行われたか否かを判定し、判定がNOのと
きにはステップS3に戻って、次のハンドル角度指令信
号を出力して上記ステップS7又はS8の判定がYES
となるまで上述したステップS4乃至S8を繰り返し実
行する。今ステップS7の判定がYESとなると、すな
わち1サイクルからなるダミーサイクル分のハンドル角
度指令信号を出力した場合にはステ・ノブS9に進み、
ここでフラグを「1」にしてから上記ステップS8に進
む。その後はステ・ンプS4の判定がYESとなってス
テップSIOに進み、ここで上記ステップS6において
内部メモリに格納したlサイクル分のトルク検出信号を
反転して新しいトルク指令信号として出力する。ステ・
ンプSIOの実行後はステップS8を介してステ・ンプ
S3に戻り、以後操作部によって試験終了操作が行われ
ステップS8の判定がYESとなるまで上記ステップS
3.SIO及びS8を繰り返し実行する。ステ、プS8
の判定がYESとなるとステツブ311に進んでフラグ
をクリアしてから一連の仕事を終了する。゛ なお、第3図のフローチャートに従って動作するCPU
20の内部メモリは、回転動テーブル14に載置したタ
イヤTを少なくとも1サイクルからなるダミーサイクル
の間移動したとき荷重検出手段であるトルクセンサ16
によって検出される回転動テーブル14に作用する荷重
であるトルクを荷重データとして収集して記憶する記憶
手段として働き、CPU20自身は、ダミーサイクルの
終了後、内部メモリに記憶した荷重データを反転して荷
重指令信号を作成する荷重指令信号作成手段としても働
き、CPU20によって作成した荷重指令信号に基づい
て回転アクチュエータ15をサーボ制御する。
また、上述の実施例では、車両のハンドル操作によるそ
の回転角度の変化によって回転動テーブル14に作用す
るトルクが零になるように制御する場合を説明したが、
タイヤTの前後方向や左右方向の動きによって回転動テ
ーブル14に作用する前後方向の荷重や左右方向の荷重
を零にする制御にも本発明は等しく適用することができ
る。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、テーブルに載置し
たタイヤを少なくとも1サイクルの間移動したとき検出
されるテーブルに作用する荷重を荷重データとして収集
して記憶し、上記サイクルの終了後、上記記憶した荷重
データを反転して荷重指令信号を作成し、該作成した荷
重指令信号に基づいてアクチュエータをサーボ制御する
ようにし、反転して作成した荷重指令信号に基づいてア
クチュエータを動作させたとき、テーブルに載置したタ
イヤを移動してもテーブルに何らの荷重も作用されるこ
とがなくなるので、サーボ系のループのゲインを大きく
し過ぎて系を不安定にすることなく、零荷重サーボ制御
時の定常偏差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両基本特性試験機の制御装置の
一実施例を示す図、 第2図は第1図中の各部の信号波形を示す図、第3図は
第1図中のCPUが行う仕事を示すフローチャート、 第4図は車両基本特性試験機の1つのシリンダ機構を示
す図、 第5回はハンドルギヤ比試験を行う場合の一例を示す斜
視図、 第6図は従来の制御方法を説明するための信号波形図、 第7図は従来の試験の問題点を説明するための図である
。 13・・・左右動アクチュエータ(アクチュエータ)1
4・・・回転動テーブル(テーブル)、15・・・回転
アクチュエータ(アクチュエータ)、15b・・・サー
ボ弁、16・・・トルクセンサ(荷重検出手段)、T・
・・タイヤ、20・・・CPU (記憶手段)、20・
・・CPU (荷重指令信号作成手段)。 第2図 角度 図 図 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前後、左右及び回転方向に移動自在になされたテ
    ーブルと、該テーブルを前記方向の各々においてそれぞ
    れ独立に駆動するアクチュエータと、前記方向の各々に
    おいて前記テーブルに作用する荷重を検出する荷重検出
    手段とを備える車両基本特性試験機の前記テーブルに車
    両のタイヤを載置し、前記テーブルに載置したタイヤを
    前記方向の1つの方向に繰り返し移動したとき、該方向
    において前記荷重検出手段によって検出される前記テー
    ブルに作用する荷重が零となるように前記アクチュエー
    タを零荷重サーボ制御するようにした制御方法において
    、 前記テーブルに載置したタイヤを少なくとも1サイクル
    の間移動したとき前記荷重検出手段によって検出される
    前記テーブルに作用する荷重を荷重データとして収集し
    て記憶し、 前記サイクルの終了後、前記記憶した荷重データを反転
    して荷重指令信号を作成し、 該作成した荷重指令信号に基づいて前記アクチュエータ
    をサーボ制御する、 ことを特徴とする車両基本特性試験機の制御方法。
  2. (2)前後、左右及び回転方向に移動自在になされたテ
    ーブルと、該テーブルを前記方向の各々においてそれぞ
    れ独立に駆動するアクチュエータと、前記方向の各々に
    おいて前記テーブルに作用する荷重を検出する荷重検出
    手段とを備える車両基本特性試験機の前記テーブルに車
    両のタイヤを載置し、前記テーブルに載置したタイヤを
    前記方向の1つの方向に繰り返し移動したとき、該方向
    において前記荷重検出手段によって検出される前記テー
    ブルに作用する荷重が零となるように前記アクチュエー
    タを零荷重サーボ制御する制御装置において、 前記テーブルに載置したタイヤを少なくとも1サイクル
    の間移動したとき前記荷重検出手段によって検出される
    前記テーブルに作用する荷重を荷重データとして収集し
    て記憶する記憶手段と、 前記サイクルの終了後、前記記憶手段に記憶した荷重デ
    ータを反転して荷重指令信号を作成する荷重指令信号作
    成手段とを備え、 該荷重指令信号作成手段によって作成した荷重指令信号
    に基づいて前記アクチュエータをサーボ制御する、 ことを特徴とする車両基本特性試験機の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506325A (ja) * 2005-08-26 2009-02-12 ボーズ・コーポレーション 車両試験
US7730924B2 (en) 2005-03-10 2010-06-08 Osamu Ito Composite awning device

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