JPH044030Y2 - - Google Patents

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JPH044030Y2
JPH044030Y2 JP4804584U JP4804584U JPH044030Y2 JP H044030 Y2 JPH044030 Y2 JP H044030Y2 JP 4804584 U JP4804584 U JP 4804584U JP 4804584 U JP4804584 U JP 4804584U JP H044030 Y2 JPH044030 Y2 JP H044030Y2
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press
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support girder
fitting
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JP4804584U
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、H形鋼杭,鋼管杭,RC杭およびPC
杭等の諸杭やシートパイル等の圧入引抜機に関す
る。
従来、単独杭を圧入する場合、カウンターウエ
イトを使用して行なつていたが、ウエイトが50t
や100tと云う重量になるとその運搬および操作に
困難な点が多いために大きな反力を必要とする圧
入はできず、軽量な杭がわずかに圧入されている
にすぎなかつた。
次に、シートパイルは圧入工法が比較的行なわ
れており、第1図に示すような圧入機が一搬的で
ある。
第1図は斜視図であり、まず、ウエイトや杭打
機等を用いて数本のシートパイル1を打込み、そ
のシートパイル1の上端にクランプ2により圧入
機3を据付け、そのシートパイル1を反力として
利用して圧入機3の圧入バイター4に次のシート
パイル1を握持させて圧入機3の圧入シリンダー
5によつてシートパイル1を地中に圧入するもの
である。この作動を順次繰り返してシートパイル
を連続して圧入することとしている。
そして、圧入機3は圧入バイター4に沿つて両
側にアウトリガー6があり、このアウトリガー6
を連続するシートパイル1の両側に設けたレール
7上に支持してアウトリガー6と上記圧入バイタ
ー4とでシートパイル上でバランスを取つてい
る。
以上のような構成であるために圧入機の巾方向
の半分づつがシートパイルから両側に突出してい
ることになる。従つて近時都心に建物を建設する
場合、隣地に建物の外壁がある場合、シートパイ
ルは圧入機の半分程隣地の建物の外壁から離れた
所にしか圧入することができないこととなり、土
地の周囲にその巾の余地を残してしまうことにな
る。その結果土地の面積を有効に生かすことがで
きず、特に狭い土地では多大な損失となる。その
ためには隣地の建物の外壁になるたけ近い個所に
シートパイルを圧入することが必要であるが、そ
の解決策が無かつた。
本考案は上記の要求を満すことを目的とするも
ので、隣地の建物の外壁の至近位置のような個所
にも杭やシートパイル(以下シートパイルと云
う。)を圧入することができるようにすることに
あり、予じめ打設してある現場打ち基礎杭に支持
された反力アンカーやその他の反力アンカー杭を
反力支持体とし、この反力支持体に反力支持桁を
設置し、この反力支持桁にメインフレームを移動
可能に配置し、この反力支持桁の先端に圧入チヤ
ツクを設けた構造として、どこにでもメインフレ
ームの位置を反力支持桁と共に移動することがで
きることにより圧入チヤツクの位置を任意の場所
に位置させることができてどのような個所にでも
シートパイルを圧入することができるようにした
ことを特徴とする。
以下に本考案の実施例を説明する。
第2図は斜視図であり、図において、8は反力
支持桁であつて図示しない現地打ち基礎杭に支持
された反力アンカーやその他の反力アンカー杭に
定着ブロツク9を介して固定し、定着ブロツク9
に取付けた可動フツク10によつて反力支持桁8
に位置決めを行なう。
11はメインフレームであり、ホルダー12に
より、上記反力支持桁8に移動可能に取付けられ
ている。このメインフレーム11は伸縮可能であ
つて、下記の部品が取付けられている。
13は圧入チヤツク、14はシリンダー等によ
る横移動装置であり、作動軸15の端部は圧力支
持桁8に固定されている。16は前アウトリガ
ー、17は後アウトリガー、18はメインフレー
ム伸縮装置である。
上記圧入チヤツク13は圧入シリンダー19に
よつて下方に押圧できるようになつており、ガイ
ド20によつて上下動が正しく行なわれるように
なつている。
次に上記構成の作用を述べる。
現場打ち基礎杭に支持された反力アンカーやそ
の他の反力アンカー杭に定着ブロツク9を固定
し、可動フツク10によつて位置合わせをして反
力支持桁8を支持固定する。
この状態で圧入チヤツク13にシートパイルを
握持させて圧力シリンダー19によつて地中に圧
入する。
このようにしてシートパイルは圧入されるが、
このシートパイルの圧入に従つて、圧入チヤツク
13は順次横方向に移動しなければならない。そ
こで、その移動動作を以下に説明する。
まず、横移動装置14による移動範囲内はその
範囲内で反力支持桁8上を横移動装置14によつ
てホルダー12を介してメインフレーム11を移
動させることにより行なう。
次に、横移動装置14による移動範囲を超えた
場合には反力支持桁8上をメインフレーム11を
移動させることにより行なう。つまり、前後のア
ウトリガー16,17を縮めてホルダー12を反
力支持桁8上で移動可能とし、横移動装置14に
よりホルダー12を移動させ、横移動装置14の
作動軸15の反力支持桁8との固定個所を順次移
動させることによつてメインフレーム11の位置
を反力支持桁8上で必要分だけ移動させることが
できる。
次に、上記によるメインフレーム11の移動が
不可能になつた場合、つまりメインフレーム11
が反力支持桁8の端部に達してしまつたような場
合には反力支持桁8を移動させることによりメイ
ンフレーム11の位置移動を行なう。
それは、定着ブロツク9を反力アンカー杭から
はずして反力支持桁8の固定状態を解除する。そ
して、前後のアウトリガー16,17によつて反
力支持桁8を持上げる。この状態で横移動装置1
4を作動させて圧入進行方向に横移動装置14の
ストローク分だけ圧力支持桁8を横移動させる。
次に、前後アウトリガー16,17を縮めて反力
支持桁8を地上におろして支持してメインフレー
ム11を移動可能にし、横移動装置14を作動さ
せてメインフレーム11をその横移動装置14の
ストローク分だけ移動する。
以上の動作を繰返して尺取虫のように移動させ
てメインフレーム11の位置を移動させることに
より圧入チヤツク13の位置を進ませることがで
きる。
次に、圧入チヤツク13の位置を前後方向に移
動させる場合を説明する。
まず、定着ブロツク9を反力アンカー杭等から
外して反力支持桁8の固定を解除する。次に前後
アウトリガー16,17を伸ばして反力支持桁8
を持上げるが、この際あらかじめ反力支持桁8の
左右のバランスをとつておくとよく、メインフレ
ーム11を反力支持桁8の中程に位置させてお
く。この状態でメインフレーム伸縮装置18を作
動させてメインフレーム伸縮装置18のストロー
ク分だけ反力支持桁8を移動させる。次に、前後
アウトリガー16,17を縮めて反力支持桁8を
着地させ、メインフレーム伸縮装置18をそのス
トロークの分だけ作動させてメインフレーム11
を移動させる。このような動作を繰返してこれも
尺取虫のようにして移動させて位置を変える。そ
して所望個所の反力アンカー杭等に定着ブロツク
9によつて反力支持桁8を固定して移動作業は完
了する。
以上説明した本考案によると、この圧入機によ
つて単独杭を圧入すると圧入トン数を数値的に知
ることができ、その結果その杭の支持力を知るこ
とができる。
次にこの圧入機によりシートパイルを圧入する
と、圧入チヤツクを有するメインフレームを反力
支持桁上を移動させながら任意の個所で圧入作業
を行なうことができるために圧入個所が正確であ
ると共にシートパイルを正しい方向に正確に圧入
することができる。
また、圧入チヤツクは反力支持桁上を移動して
この反力支持桁と直角にシートパイルを圧入する
ことができるために隣地の建物の外壁の至近個所
にシートパイルを圧入することが可能であり、土
地の有効利用に大きく役立つことになる。
さらに、圧入に際してウエイトを用いないため
に圧入操作が容易であり、しかも反力支持桁に移
動自在に取付けたメインフレームに圧入チヤツク
を一体にしてあるためにメインフレームに取付け
たアウトリガーの操作と相俟つて前後、左右の所
望の個所に圧入チヤツクの位置を反力支持桁と共
に移動させることができる効果を有する。
また、この圧入機は全く同様にして引抜機とし
て用いることができることは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案の斜
視図、第3図はシートパイルを圧入した状態の側
面図である。 8……反力支持桁、11……メインフレーム、
12……ホルダー、13……圧入チヤツク、14
……横移動装置、16……前アウトリガー、17
……後アウトリガー、18……メインフレーム伸
縮装置、19……圧入シリンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 現場打ち基礎杭に支持された反力アンカーやそ
    の他の反力アンカー杭に固定可能とした反力支持
    桁に伸縮可能なメインフレームをホルダーを介し
    て移動可能に取付け、このメインフレームの先端
    に圧入シリンダーで作動する圧入チヤツクを取付
    け、さらにこのメインフレームの前後部にそれぞ
    れアウトリガーを取付け、このメインフレームと
    反力支持桁との間に横移動装置を設け、上記伸縮
    可能にしたメインフレームはメインフレーム伸縮
    装置により伸縮動作を行なうようにしたことを特
    徴とする圧入引抜機。
JP4804584U 1984-04-03 1984-04-03 圧入引抜機 Granted JPS60162137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4804584U JPS60162137U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 圧入引抜機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4804584U JPS60162137U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 圧入引抜機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162137U JPS60162137U (ja) 1985-10-28
JPH044030Y2 true JPH044030Y2 (ja) 1992-02-06

Family

ID=30563925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4804584U Granted JPS60162137U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 圧入引抜機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60162137U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60162137U (ja) 1985-10-28

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