JP3279290B2 - 鉄筋プレファブ縦組装置 - Google Patents
鉄筋プレファブ縦組装置Info
- Publication number
- JP3279290B2 JP3279290B2 JP19576599A JP19576599A JP3279290B2 JP 3279290 B2 JP3279290 B2 JP 3279290B2 JP 19576599 A JP19576599 A JP 19576599A JP 19576599 A JP19576599 A JP 19576599A JP 3279290 B2 JP3279290 B2 JP 3279290B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- reinforcing bar
- work
- floor
- elevating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
どの鉄筋をサイトで先組みして得られた鉄筋ユニットを
躯体に設置する工法に用いられる鉄筋プレファブ縦組装
置に関するものである。
場)で先組みして鉄筋ユニットを製作し、これを躯体に
設置する工法が実施されており、従来においては、横に
寝かせた状態あるいは立てた状態で鉄筋ユニットの先組
みを行っている。横組みの場合には、水平の主筋に拘束
筋を取付けて結束した後、水平状態の鉄筋ユニット全体
を立て起こしている。立組みの場合には、支持架台と周
囲足場の設備を使用して組立てている。
合、全体を立て起こす装置が必要となり、鉄筋ユニット
のゆがみが生じ易いという問題がある。また、立て起こ
すという作業が介在するため、そのための時間と人がか
かり、安全性の確保も必要であるなどの問題もある。
することになり、作業効率が悪く、また高所作業も発生
するため、安全性の面でも問題がある。本発明は、前述
のような問題点を解消すべくなされたもので、その目的
は、横組みの場合の鉄筋ユニットのゆがみを解消するこ
とができると共に、鉄筋ユニットの先組み作業を効率良
くかつ安全に行うことのできる鉄筋プレファブ縦組装置
を提供することにある。
縦組装置は、作業床を貫通して架台フレームを設け、こ
の架台フレーム内に昇降フレームを架台フレームの柱を
ガイドとして昇降装置により上下移動可能に設け、この
昇降フレームには鉄筋を立てた状態で位置決め保持し得
る位置決めゲージ部材を設け、作業床には前記立てた状
態の鉄筋が挿通可能な開口部を設けたことを特徴とす
る。
け、また昇降装置は作業床に設置したアクチュエータと
このアクチュエータにより上下移動する昇降レールから
構成し、下部昇降フレームと上部昇降フレームを前記昇
降レールにより連結一体化し、下部昇降フレームの上に
位置決めゲージ部材を設置するのが好ましい。
り昇降フレームを架台フレームの柱をガイドとして昇降
させることにより、鉄筋ユニットの作業部位が常に作業
員の作業しやすい位置に移動するため、作業員は作業床
上の一定の場所から、主筋の吊り込み・梁筋の設置・拘
束筋の結束等の作業を行うことができ、立てた状態での
先組み作業により鉄筋ユニットのゆがみを解消すること
ができると共に、鉄筋ユニットの先組み作業を効率良く
かつ安全に行うことができる。
態に基づいて説明する。図1,図2,図3,図4は、本
発明の鉄筋プレファブ縦組装置の1例を示した正面図,
側面図,平面図,図1のIV−IV断面図である。
縦組装置1は、建設現場における1階の床2が作業床と
なるように設置されており、主として、作業床2を貫通
して設置される架台フレーム3と、この架台フレーム3
をガイドとして昇降可能な昇降フレーム4と、この昇降
フレーム4を昇降させる昇降装置5と、鉄筋ユニットA
の多数の主筋Bを立てて位置決め保持する主筋位置決め
ゲージ6から構成されている。
本の柱3aから構成され、作業床2の下に位置する下部
架台フレーム3−1と、作業床2の上に位置する上部架
台フレーム3−2からなる。下部架台フレーム3−1の
柱基礎部3bを階下の床7に固定し、上部架台フレーム
3−2の柱3aの上部を枠部材8,9およびターンバッ
クル10で連結して一体化している。なお、下部架台フ
レーム3−1と上部架台フレーム3−2の柱同士は継手
板を介してボルト接合している。
ーム3内を通過可能な大きさの四角枠状に組んで構成さ
れ、下部架台フレーム3−1内を昇降する下部昇降フレ
ーム4−1と、上部架台フレーム3−2内を昇降する上
部昇降フレーム4−2からなる。各昇降フレーム4−
1,4−2は、4つの角部に柱3aの直交2面に内側か
ら当接して転動するローラ11,12が回転自在に取付
けられており、4本の柱3aにガイドされて昇降自在と
されている。なお、ローラ11は昇降フレーム4から横
に突出する取付部材4bに取付けられている。
ム4−2は、昇降装置5のアクチュエータ5aで上下移
動する昇降レール(ロッド)5bにより連結されて一体
化している。昇降装置5は昇降フレーム4の4つの角部
に位置するように合計4台設置されており、作業床2上
に設置したアクチュエータ5aを同期して作動させるこ
とにより、上部昇降フレーム4−1および下部昇降フレ
ーム4−2が所定高さHだけ昇降する。
ダと上下クランプ装置等を備えた駆動装置であり、昇降
レール5bのクランプ・アンクランプと油圧シリンダの
伸縮を繰り返して所謂尺取り式で昇降レール5b・昇降
フレーム4を昇降させる。なお、昇降装置5は、これに
限らず、電動モータとラック・ピニオン方式など種々の
駆動装置を用いることもできる。
入される取付孔6aを有する部材であり、下部昇降フレ
ーム4−1の上に基台13を介して固定される。作業床
2には、主筋位置決めゲージ6により立てられた多数の
主筋Bが挿通できる開口部14を形成しておく。
アクチュエータ5aで一体化した下部昇降フレーム4−
1と上部昇降フレーム4−2がそれぞれ下部架台フレー
ム3−1内,上部架台フレーム3−2内を昇降し、主筋
Bの頂部の倒れなどによる水平力はローラ11,12を
介して柱3aから作業床2および階下の床7へと伝達さ
れ、昇降フレーム4が円滑に昇降する。
せ、作業床2上の一定の場所で、主筋Bの吊り込み、梁
筋の設置、拘束筋の結束等の作業を行う。例えば、下部
昇降フレーム4−1を最下限位置に下降させておき、吊
り下げた主筋Bの下部を主筋位置決めゲージ6に挿入し
て位置決め保持し、次いで昇降フレーム4を漸次上昇さ
せながら、立てた状態の主筋Bに対して拘束筋を順次取
付けていく。鉄筋ユニットの作業部位が常に作業員の作
業しやすい位置に移動してくるため、流れ作業的に作業
を行うことができ、無駄時間が無く、効率の良い作業を
行うことができると共に、安全に作業を行うことができ
る。鉄筋ユニットAが完成すると、クレーン等で設置箇
所へ搬送し、躯体に設置する。以上の先組み作業と搬出
作業を順次繰り返して柱や壁等を構築する。
例を示したが、これに限定されることなく、その他の箇
所に設置できることは言うまでもない。
で、次のような効果を奏することができる。
ることができ、従来の横組み・立て起こしと比べ、鉄筋
ユニットのゆがみを解消することができ、また立て起こ
すための時間と人が不要となる。
ニットの作業部位が常に作業員の作業しやすい位置に移
動し、作業床上の一定の場所から流れ作業的に先組み作
業を全て行うことができ、作業能率が大幅に向上し、ま
た高所作業が解消されることにより安全性も極めて向上
する。
正面図である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 作業床を貫通して架台フレームを設け、
この架台フレーム内に昇降フレームを架台フレームの柱
をガイドとして昇降装置により上下移動可能に設け、こ
の昇降フレームには鉄筋を立てた状態で位置決め保持し
得る位置決めゲージ部材を設け、作業床には前記立てた
状態の鉄筋が挿通可能な開口部を設けたことを特徴とす
る鉄筋プレファブ縦組装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19576599A JP3279290B2 (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 鉄筋プレファブ縦組装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19576599A JP3279290B2 (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 鉄筋プレファブ縦組装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001020526A JP2001020526A (ja) | 2001-01-23 |
JP3279290B2 true JP3279290B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=16346600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19576599A Expired - Fee Related JP3279290B2 (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 鉄筋プレファブ縦組装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279290B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115405231A (zh) * | 2022-08-12 | 2022-11-29 | 广东华隧高科建设有限公司 | 一种用于mjs水平桩施工的升降平台及其施工方法 |
-
1999
- 1999-07-09 JP JP19576599A patent/JP3279290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001020526A (ja) | 2001-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3176266B2 (ja) | パネルの取付装置および取付方法 | |
JP3279290B2 (ja) | 鉄筋プレファブ縦組装置 | |
JP3097010B2 (ja) | 地下工事用エレベーター装置およびこれを用いた地下工法 | |
JP3185122B2 (ja) | 全天候型建築工法 | |
JP2890341B2 (ja) | 構造物構築用最上階フレームのリフトアップ方法及び装置 | |
JPH0537876U (ja) | タワークレーンクライミング用治具 | |
JPH09137506A (ja) | 建物の建設方法 | |
JPH09296610A (ja) | 外部養生ユニット | |
JP3347968B2 (ja) | 油圧エレベータの据付方法 | |
JP2791749B2 (ja) | 構造物構築用最上階フレームのリフトアップ方法及び装置 | |
JP3239154B2 (ja) | 全天候型仮設屋根のリフトアップ装置 | |
JP3439545B2 (ja) | 立体駐車場の施工法 | |
JP2934567B2 (ja) | 立体駐車場建設用作業ゴンドラ | |
JP3069213B2 (ja) | 全天候型施工法における上昇装置 | |
JP3225385B2 (ja) | 駆動階先行上昇式建築工法のジャッキ装置 | |
JP2539142Y2 (ja) | 仮設屋根の昇降装置 | |
JP3237999B2 (ja) | エレベータ装置及びエレベータ装置の形成方法 | |
JP3010942U (ja) | 桁材の上架装置 | |
JPH03235838A (ja) | 仮設柱を用いたリフトアップ工法 | |
JP2842034B2 (ja) | 建物の建築用架構の昇降装置 | |
JP2881503B2 (ja) | ストロ−ク柱代用の仮支柱 | |
JP3106270B2 (ja) | 構造物の吊上げ・接合用の柱及び構造物の吊上げ方法 | |
JPH07279436A (ja) | 建築用屋根付覆い装置 | |
JP2003253886A (ja) | 建設装置および建設方法 | |
JPH042753B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020122 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |