JPH0440240Y2 - - Google Patents

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JPH0440240Y2
JPH0440240Y2 JP1986105506U JP10550686U JPH0440240Y2 JP H0440240 Y2 JPH0440240 Y2 JP H0440240Y2 JP 1986105506 U JP1986105506 U JP 1986105506U JP 10550686 U JP10550686 U JP 10550686U JP H0440240 Y2 JPH0440240 Y2 JP H0440240Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、カーラジオ、カーステレオ、ホーム
ステレオ等の電気機器に音声で各種動作の指令を
与える音声指令装置に関する。
〈従来の技術〉 操作者の手間を軽減するため、音声で機器の電
源オン/オフや所定動作の開始/終了等をコント
ロールできるようにした音声指令装置が開発され
ている。
第2図はカーラジオに設けられた従来の音声指
令装置を示すもので、まず操作者によつて図示し
ないマイクに発せられた各種音声指令が音声認識
部10で認識され、その内容が音声情報として指
令信号出力処理部12へ送られる。
この指令信号出力処理部12では、音声情報に
基づき対応する所定の信号出力処理がなされ、タ
ーゲツトシステムのコントロールが行われる。例
えば「パワーオン」が入力された場合、電源オン
信号がターゲツトシステムであるカーラジオ本体
14に送出され、電源が自動投入されてラジオが
鳴るようになつている。
また、指令信号出力処理部12へ「ボリユーム
アツプ」が入力された場合、ボリユームアツプ信
号がカーラジオ本体14に送出され、音量が徐々
に増大されて行く。そして、「ストツプ」が入力
されたところでボリユームアツプ信号出力が停止
され、カーラジオ本体14の音量増大が止められ
て一定値にされる。
このような音声指令装置によれば、操作者がキ
ーパネルの中から所望のキーを捜し操作するとい
う繁雑さから解放され、特に運転者の場合には安
全運転の助けともなる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、現状では音声認識部での誤認率がか
なり高く、或る音声指令を他の音声指令と誤つた
り識別不能になつたりし、また、ノイズ等の影響
を受けて音声認識部から勝手に音声情報が出たり
して、音声指令装置が操作者の意図に従わず、誤
動作を招く可能性がある。
このため、操作者には“ターゲツトシステムが
いつ変な動作をするかわからない”という不安が
常にあり精神的な負担になるとともに、誤動作に
より例えば次のような危険状況に操作者が陥る恐
れがある。
即ち、「ボーリユームアツプ」の指令を与えら
れたターゲツトシステムが音量増大動作をしてい
る途中で、所望の音量にセツトするため「ストツ
プ」の指令を操作者が発したとき、音声認識部が
認識を誤り他の指令に係る音声情報を指令信号出
力処理部に与えて、「ストツプ」指令を与えない
場合があり、この際、指令信号発生部からのボリ
ユームアツプ信号の出力が継続して音量がMAX
に達してしまい極度の騒音で車内が混乱し運転間
違いを起こすという問題がある。
本考案は係る従来技術の欠点に鑑みなされたも
ので、誤動作をなくし、危険の発生を抑止すると
ともに精神的な負担を軽減できる音声指令装置を
提供することを、その目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 第1図は本考案の一実施例に係るカーラジオを
示すブロツク図である。
20は各種指令に係る音声を認識し音声指令情
報を出力する音声認識部、22は音声認識部20
の出力の有効・無効を指示するキー、24は指令
信号出力処理部としてのコントロール部、28は
被制御機器であるカーラジオ本体である。
〈作用〉 操作者がキー22を押圧し音声認識部22の出
力有効を指示しながらマイクを介して例えば「ボ
リユームアツプ」の音声指令を与えると、音声認
識部22がこれを認識し「ボリユームアツプ」の
音声指令情報をコントロール部24へ出力する。
コントロール部24は、キー22から有効の指
示を受けているので、音声認識部22から「ボリ
ユームアツプ」の音声指令情報を有効として扱い
対応するボリユームアツプ信号の継続的出力を行
つて、ターゲツトシステム(カーラジオ本体)2
8にボリユームアツプ動作をなさしめる。
ターゲツトシステムの音量が所望の程度になつ
たとき、操作者はキー22を離し音声認識部22
の出力無効を指示する。
すると、この無効指示を受けたコントロール部
24は現在ターゲツトシステムが動作中とされて
いるボリユームアツプ信号の出力を停止して音量
の増大を止める。
これにより、ボリユームアツプ指令はキー22
の解放で確実に解除されることになり、またキー
22の解放中はコントロール部24の出力状態が
変化せず、ターゲツトシステムの不用意な動作を
招かない。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例に係るカーラジオを第
1図に基づいて説明する。
第1図に於て、図示しないマイクを介して音声
信号を入力する音声認識部20と、この音声認識
部20の出力の有効・無効を指示するキー22の
出力側が共に指令信号出力処理部としてのコント
ロール部24に接続されて音声指令装置26が構
成され、この音声指令装置26の出力側にターゲ
ツトシステムとしてのカーラジオ本体28が接続
されている。
音声認識20はマイクから入力した各種指令に
相当する音声の認識を行い、その内容を音声情報
としてのコントロール部24に出力するようにな
つている。
また、キー22は押圧状態に在るとき有効指示
信号、復帰状態に在るとき無効指示信号をコント
ロール部24へ出力するようになつている。
一方、コントロール部24は、キー22から有
効指示信号が入力されているとき、音声認識部2
0から音声指令情報の入力があるとこれを受付
け、この音声指令情報に対応した所定の指令信号
の出力、或いは指令信号出力の停止を行い、逆
に、キー22から無効信号が入力されていると
き、その後音声認識部20から音声指令情報の入
力があつてもこれを受付けず無視し、該音声指令
情報に基づく指令信号或いは出力停止を行わない
ようになつている。
またコントロール部24は、ターゲツトシステ
ム28に対しボリユームアツプなどの連続動作開
始指令に係る指令信号の出力をしたあとキー22
から無効指示信号を入力したとき(キー22の押
圧を解除したとき)、連続動作(ボリユームアツ
プ動作)を停止させるようになつている。
カーラジオ本体28はコントロール部24から
送られる各種の指令信号やその停止指令信号に従
い、電源のオン、オフ、音量の連続的増大や増大
停止、音量の連続的減少や減少停止その他の動作
又は動作停止などを行うようになつている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
まず、カーラジオ本体28の電源を投入する場
合、車内所定位置に設置されたキー22を押圧し
ながら同じく車内所定位置に設置されたマイクに
向かつて「パワーオン」と言う。
「パワーオン」の音声信号は音声認識部20へ
入力され、ここで音声の認識がなされたのち、
「パワーオン」の音声指令情報がコントロール部
24へ出力される。このコントロール部24で
は、「パワーオン」の音声指令情報が入力されて
いる間、キー22から有効指示信号が入力されて
いるので(キー22が押圧されているので)この
情報を受付け、対応する電源オン信号をラジオ本
体28に供給して電源オン動作を行わしめる。こ
れにより、ラジオが鳴り出す。
音声認識部20からの出力はキー22が押圧さ
れている間だけコントロール部24で有効と扱わ
れるので、キー22が離され無効指示信号が入力
されたあとノイズ等の何らかの原因で例えば「パ
ワーオフ」の音声情報がコントロール部24に入
力されても無視され電源オフ信号がラジオ本体2
8に供給されることはない。
これとは別に、ラジオが鳴つている状態でボリ
ユームアツプ又はダウンを行いたい場合、例えば
アツプするときは再びキー22を押圧しながらマ
イクに向かつて「ボリユームアツプ」と言い漸く
キー22を押し続ける。
「ボリユームアツプ」の音声信号は音声認識部
20へ入力されて音声認識がなされ「ボリユーム
アツプ」の音声指令情報がコントロール部24へ
出力される。コントロール部24では予めキー2
2の押圧で有効指示信号が入力されているので
「ボリユームアツプ」の情報を入力するとこれを
有効とし対応するボリユームアツプ信号の継続的
出力を行う。
ラジオ本体28ではボリユームアツプ信号の入
力に付勢されて音量を徐々に増大する動作がなさ
れる。
そして、操作者の望む音量になつたときキー2
2を離すと無効指示信号がコントロール部24に
入力され、出力中であつたボリユームアツプ信号
が停止される。これにより、カーラジオ本体28
の音量増大動作が停まり、以後一定量の音でラジ
オが鳴る。
音量を下げたい場合も同様にして、キー22を
押圧しながらマイクに向け「ボリユームダウン」
と言い、所望のレベルになつたところでキー22
を離せばよい。
なお、音声認識部20の出力の有効・無効の指
示は上記したプツシユタイプの他、プルタイプ、
ロツク付、レバー式、ロータリ式や2以上のキー
の組合わせ式、更に、ワンプツシユされると最低
数秒間はオン状態となるワンシヨツトタイマ付な
ど、要はオン状態とオフ状態の二つのモードの切
換えができるものであればよい。
また、機械的なキーを用いる代わりに、ビデオ
カメラを含む画像認識システムで口の動きの有無
を検出したり、マイクに近ずいてしやべるときの
息の有無を検出したりして有効・無効指示信号を
出力するようにしてもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば操作者がキ
ー等の指示部で音声認識部の出力の有効を指示し
たときだけ、音声情報に基づく所定の指令信号出
力処理がなされ、指示部で無効が指示されている
間は指令信号出力状態が変化しないので、無効指
示中に騒音や周囲の会話など何らの原因で音声認
識部が音声情報を出力しても誤動作しない。ま
た、指示部を用いて有効を指示しない限り動作し
ないことがはつきりしているので安心感を持つこ
とができる。更に、ターゲツトシステムに連続的
な動作指令が与えられているとき指示部での無効
指示への切換えで迅速・確実に動作の停止を行う
ことができるので、従来のように音声認識部が認
識誤りをして動作停止が出来なかつたときに生じ
る危険がなく安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る音声指令装置
付のカーラジオを示すブロツク図、第2図は従来
の音声指令装置付のカーラジオを示すブロツク図
である。 20……音声認識部、22……キー、24……
コントロール部、26……音声指令装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被制御機器による所定の連続動作の開始指令を
    含む各種指令の音声を認識し、音声指令情報とし
    て出力する音声認識部と、 オン・オフの2つの状態を取ることができ、オ
    ン時に音声認識部からの音声指令情報の有効を指
    示し、オフ時に音声指令情報の無効を指示するス
    イツチと、 スイツチオンにより音声指令情報の有効が指示
    されている時のみ、音声認識部からの音声指令情
    報に基づいて所定の指令信号を被制御機器に出力
    して制御すると共に、音声指令情報により被制御
    機器をして連続動作制御を行わせている場合に、
    スイツチオフにより連続動作の停止指令を被制御
    機器に出力する指令信号出力処理部を有すること
    を特徴とする音声指令装置。
JP1986105506U 1986-07-09 1986-07-09 Expired JPH0440240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986105506U JPH0440240Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986105506U JPH0440240Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Publication Number Publication Date
JPS6311700U JPS6311700U (ja) 1988-01-26
JPH0440240Y2 true JPH0440240Y2 (ja) 1992-09-21

Family

ID=30980002

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986105506U Expired JPH0440240Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001219783A (ja) * 2000-02-14 2001-08-14 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車両周辺視認装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870305A (ja) * 1981-10-22 1983-04-26 Nissan Motor Co Ltd 車両用音声認識制御装置

Patent Citations (1)

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JPS6311700U (ja) 1988-01-26

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