JP2000062549A - 車両用音声認識装置 - Google Patents

車両用音声認識装置

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JP2000062549A
JP2000062549A JP10234232A JP23423298A JP2000062549A JP 2000062549 A JP2000062549 A JP 2000062549A JP 10234232 A JP10234232 A JP 10234232A JP 23423298 A JP23423298 A JP 23423298A JP 2000062549 A JP2000062549 A JP 2000062549A
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Takuji Niisato
卓司 新里
Shuichi Takeuchi
修一 竹内
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リモートコントローラを備える車両用音声認識
装置にあって、その構造を簡略化することのできる車両
用音声認識装置を提供する。 【解決手段】車両用音声認識装置11は、リモートコン
トローラ12及び装置本体13を備えている。装置本体
13は、マイク19,コマンドキー20、及び本体EC
U21を備えている。リモートコントローラ12は、リ
モートマイク14及びリモートコマンドキー15からな
るデータ入力手段16、リモートECU17、及びスピ
ーカ18から構成されている。リモートECU17は、
リモートマイク14から検出された音声信号及びリモー
トコマンドキー15から入力された指令データに基づい
て超音波コマンドを生成する。このように変換処理され
た超音波コマンドはスピーカ18から出力される。すな
わち、リモートコントローラ12に入力されたデータは
音波として装置本体13に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ーラを備える車両用音声認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両に搭載される装置におい
ては、例えばカーナビゲーションシステムのように、遠
隔操作を可能としたリモートコントローラとともに、音
声による操作をも可能とした音声認識機構を備えるもの
が知られている。
【0003】図2は、こうしたリモートコントローラ及
び音声認識機構を備える車両用音声認識装置のシステム
ブロック図を示す。車両用音声認識装置51は、リモー
トコントローラ52及び装置本体53を備えている。リ
モートコントローラ52は、手動遠隔操作を行うための
リモートコマンドキー54、リモート電子制御ユニット
(以下「リモートECU」という)55、及び赤外線発
光部56から構成されている。
【0004】また、装置本体53は、操作者の音声を検
出するマイク57、手動操作を行うためのコマンドキー
58、赤外線受光部59、及び本体電子制御ユニット
(以下「本体ECU」という)60から構成されてい
る。
【0005】このように構成された車両用音声認識装置
51において、前記装置本体53のコマンドキー58か
ら指令データが入力された場合には、前記本体ECU6
0がその指令データに基づく制御信号を出力する。そし
て、装置本体53は、この制御信号に従って動作する。
【0006】また、前記リモートコントローラ52のリ
モートコマンドキー54から指令データが入力された場
合には、その指令データが前記リモートECU55にて
赤外線信号に変換処理され、その赤外線信号が前記赤外
線発光部56から出力される。すなわち、リモートコン
トローラ52は、リモートコマンドキー54から入力さ
れた指令データを、赤外線信号として外部に出力する。
そして、前記装置本体53の赤外線受光部59が該赤外
線信号を検出すると、本体ECU60は、該赤外線信号
を対応する指令データに変換する処理を行うとともに、
該指令データに基づく制御信号を出力する。装置本体5
3は、この制御信号に従って動作する。
【0007】すなわち、例えば、この音声認識装置51
をカーナビゲーションシステムに具体化して、操作者が
前記リモートコマンドキー54にて「画面拡大」の操作
を行ったとする。この場合には、該「画面拡大」の指令
データが赤外線信号としてリモートコントローラ52か
ら出力される。そして、前記装置本体53の赤外線受光
部59がその赤外線信号を検出すると、本体ECU60
は「画面拡大」のための制御信号を出力する。装置本体
53は、この制御信号に基づいて画面(図示略)を拡大
表示する。
【0008】一方、装置本体53のマイク57から操作
者の音声が入力された場合には、その音声が本体ECU
60にてサンプリングされ、同ECU60内に予め記録
された各種の音声制御パターンとの比較判定がなされ
る。すなわち、本体ECU60にて音声認識がなされ
る。そして、操作者の音声が音声制御パターンの一つと
一致すれば、操作者の音声が音声認識装置51を操作す
るものとして、本体ECU60は該音声制御パターンに
基づく制御信号を出力する。装置本体53は、この制御
信号に従って動作する。
【0009】すなわち、例えば、この音声認識装置51
をカーナビゲーションシステムに具体化した場合に、操
作者が装置本体53のマイク57に「画面拡大」と言葉
を発したとする。すると、本体ECU60は、その「画
面拡大」という音声を認識して、「画面拡大」のための
制御信号を出力する。装置本体53は、この制御信号に
基づいて画面(図示略)を拡大表示する。
【0010】したがって、こうした車両用音声認識装置
51においては、マイク57への音声入力、コマンドキ
ー58へのキー入力、及びリモートコマンドキー54へ
のキー入力による操作が可能となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした車
両用音声認識装置51においては、操作者の音声を検出
するためのマイク57と、リモートコントローラ52か
らの赤外線信号を検出するための赤外線受光部59と
を、各別に装置本体53内に設ける必要がある。このた
め、装置本体53の構造が複雑化、大型化する。
【0012】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、リモートコントローラを備える車
両用音声認識装置にあって、その構造を簡単化すること
のできる車両用音声認識装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、音声信号を検出する
音声検出手段と、その音声検出手段によって検出された
音声信号を音声認識して、該音声信号に基づく制御信号
を出力する音声認識手段とを有する受信装置と、データ
入力手段と、その入力されたデータを音声信号に変換す
る処理を行う変換処理手段と、その音声データを音波と
して前記受信装置に出力する出力手段とを有する送信装
置とを備えることをその要旨とする。
【0014】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の車両用音声認識装置において、前記データ入力手段
は、操作者の手動によって操作される手動操作機構、及
び操作者の音声を検出する音声検出機構のうちの少なく
とも一方からなることをその要旨とする。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の車両用音声認識装置において、前記
出力手段は、超音波帯域の音声信号の出力を可能に設定
されるとともに、前記音声検出手段もまた、超音波帯域
の音声信号の受信を可能に設定され、前記変換処理手段
は、前記データ入力手段からの入力データを超音波帯域
の音声信号に変換処理することをその要旨としている。
【0016】(作用)請求項1に記載の発明によると、
送信装置に入力されたデータは音波として受信装置に出
力されるため、操作者からの音声信号と該送信装置から
出力された伝達データとの両方を音声検出手段によって
検出させることができる。すなわち、操作者からの音声
信号と送信装置からの伝達データとを各別に検出する機
構を受信装置に設ける必要がない。
【0017】請求項2に記載の発明によると、特に、手
動操作機構と音声検出機構とをともに備える場合にはそ
の操作態様が増し、操作性が向上する。また、音声検出
機構を備える場合には、送信装置に音声信号を入力する
ことで車両用音声認識装置を操作することができるた
め、車両内の騒音が激しい場合等に有効である。
【0018】請求項3に記載の発明によると、送信装置
から受信装置へのデータの伝達を超音波によって行うこ
とにより、該データの伝達が耳障りになるなどの不都合
が防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1に基づき詳細に説明する。
【0020】図1は、本実施形態の車両用音声認識装置
11のシステムブロック図である。車両用音声認識装置
(以下「音声認識装置」という)11は、送信装置とし
てのリモートコントローラ12及び受信装置としての装
置本体13を備えている。
【0021】リモートコントローラ12は、操作者の音
声を検出する音声検出機構としてのリモートマイク14
及び手動操作機構としてのリモートコマンドキー15か
らなるデータ入力手段16、変換処理手段としてのリモ
ート電子制御ユニット(以下「リモートECU」とい
う)17、及び出力手段としてのスピーカ18から構成
されている。
【0022】リモートコマンドキー15は種々の操作キ
ー等から構成され、これにより種々の指令データをキー
入力できるようになっている。リモートECU17は、
リモートマイク14からの音声信号を周波数変換して超
音波帯域の音声信号(超音波コマンド)に変換する処理
を行うとともに、リモートコマンドキー15から入力さ
れた指令データと対応する超音波コマンドに変換する処
理を行う。スピーカ18は、超音波帯域までの音声信号
を出力可能なスピーカであって、リモートECU17に
て変換処理された超音波コマンドを外部に出力する。
【0023】一方、前記装置本体13は、音声検出手段
としてのマイク19,コマンドキー20、及び音声認識
手段としての本体電子制御ユニット(以下「本体EC
U」という)21を備えている。
【0024】マイク19は、超音波帯域までの音声信号
を検出可能なマイクである。コマンドキー20は種々の
操作キー等から構成され、前記リモートコマンドキー1
5と同様に、種々の指令データをキー入力できるように
なっている。本体ECU21は、マイク19によって操
作者の音声または前記超音波コマンドなどの音声信号を
検出した場合、その音声信号をサンプリングして、同E
CU21内に予め記録された各種の音声制御パターンと
の比較判定を行う。すなわち、本体ECU21は、音声
認識を行う。そして、該音声信号が音声制御パターンの
一つと一致すれば、本体ECU21は、その音声信号が
音声認識装置11を操作するものとして、該音声制御パ
ターンに基づく制御信号を出力する。また、同本体EC
U21は、コマンドキー20によって指令データがキー
入力された場合、その指令データに基づく制御信号を出
力する。
【0025】このように構成された音声認識装置11に
おいては、その操作態様が以下のように分類される。 [1]装置本体13のマイク19に音声入力して操作す
る態様。
【0026】この態様で操作する場合には、まず操作者
が操作の対象となる言葉を発する。この言葉は音声信号
としてマイク19によって検出され、本体ECU21に
よって音声認識される。すなわち、本体ECU21は、
その音声信号が音声認識装置11を操作するものと判断
して、その音声信号に基づく制御信号を出力する。そし
て、音声認識装置11は、この制御信号に従って動作す
る。したがって、マイク19への音声入力による音声認
識装置11の操作が可能となる。
【0027】すなわち、例えば、この音声認識装置11
をカーナビゲーションシステムに具体化した場合に、操
作者が装置本体13のマイク19に「画面拡大」と言葉
を発したとする。すると、本体ECU21は、その「画
面拡大」という音声信号を認識して、「画面拡大」のた
めの制御信号を出力して装置本体13の画面(図示略)
が拡大表示される。
【0028】[2]装置本体13のコマンドキー20に
キー入力して操作する態様。 この態様で操作する場合には、まず操作者がコマンドキ
ー20から指令データを入力する。すると、本体ECU
21は、その指令データに基づく制御信号を出力する。
そして、音声認識装置11は、この制御信号に従って動
作する。したがって、コマンドキー20へのキー入力に
よる音声認識装置11の操作が可能となる。
【0029】すなわち、例えば、この音声認識装置11
をカーナビゲーションシステムに具体化した場合に、操
作者が前記コマンドキー20にて「画面拡大」の操作を
行ったとする。すると、本体ECU21は、その「画面
拡大」の指令データに基づいく制御信号を出力して装置
本体13の画面(図示略)が拡大表示される。
【0030】[3]リモートコマンドキー15にキー入
力することにより、リモートコントローラ12によって
遠隔操作する態様。 この態様で操作する場合には、まず操作者がリモートコ
マンドキー15から指令データを入力する。すると、リ
モートECU17により、入力された指令データが対応
する超音波コマンドに変換され、スピーカ18から超音
波として出力される。そして、装置本体13のマイク1
9によって該超音波コマンドが検出され、本体ECU2
1にてその超音波コマンドが音声認識される。すなわ
ち、本体ECU21は、その超音波コマンドが音声認識
装置11を操作するものと判断して、その超音波コマン
ドに基づく制御信号を出力する。そして、音声認識装置
11は、この制御信号に従って動作する。したがって、
リモートコマンドキー15にキー入力することによって
音声認識装置11の遠隔操作が可能となる。
【0031】すなわち、例えば、この音声認識装置11
をカーナビゲーションシステムに具体化して、操作者が
前記リモートコマンドキー15にて「画面拡大」の操作
を行ったとする。すると、リモートECU17にて該
「画面拡大」の指令データが対応する超音波コマンドに
変換され、その超音波コマンドがスピーカ18から出力
される。そして、装置本体13のマイク19がその超音
波コマンドを検出すると、本体ECU21にて「画面拡
大」のための制御信号を出力して装置本体53の画面
(図示略)が拡大表示される。
【0032】[4]リモートマイク14に音声入力する
ことにより、リモートコントローラ12によって遠隔操
作する態様。 この態様で操作する場合には、まず操作者がリモートマ
イク14に向かって操作の対象となる言葉を発する。す
ると、この言葉が音声信号としてリモートマイク14に
よって検出される。そして、リモートECU17によっ
て該音声信号が周波数変換されて超音波コマンドとして
スピーカ18から出力される。その後、該超音波コマン
ドは、装置本体13のマイク19によって検出され、本
体ECU21にて音声認識される。すなわち、本体EC
U21は、その超音波コマンドが音声認識装置11を操
作するものと判断して、その超音波コマンドに基づく制
御信号を出力する。そして、音声認識装置11は、この
制御信号に従って動作する。したがって、リモートマイ
ク14に音声入力することによって音声認識装置11の
遠隔操作が可能となる。
【0033】すなわち、例えば、この音声認識装置11
をカーナビゲーションシステムに具体化して、操作者が
前記リモートマイク14にて「画面拡大」と言葉を発し
たとする。すると、リモートECU17にて該「画面拡
大」の音声信号が超音波コマンドに周波数変換され、そ
の超音波コマンドがスピーカ18から出力される。そし
て、装置本体13のマイク19がその超音波コマンドを
検出すると、本体ECU21にて「画面拡大」のための
制御信号を出力して装置本体53の画面(図示略)が拡
大表示される。
【0034】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)リモートコントローラ12においては、リモート
マイク14から入力された音声信号はもとより、リモー
トコマンドキー15から入力された指令データもリモー
トECU17によって超音波コマンドに変換される。そ
して、その超音波コマンドは、スピーカ18から超音波
として出力される。
【0035】このため、操作者から直接発せられる音声
信号と、リモートコントローラ12から出力される超音
波コマンドとの両方を、装置本体13のマイク19によ
って検出させることができる。
【0036】すなわち、操作者からの音声信号とリモー
トコントローラ12からの出力とを各別に検出する機構
を装置本体13に設ける必要がない。したがって、音声
認識装置11の構造を簡単にすることができ、製造コス
トを低減することが可能となる。
【0037】(2)本実施形態においては、前記[1]
〜[4]の4つの態様で音声認識装置11を操作するこ
とができるため、操作性を向上することができる。 (3)リモートコントローラ12にはリモートマイク1
4が備えられているため、リモートコントローラ12に
音声信号を入力することで音声認識装置11を操作する
ことができる。これは、特に騒音の激しい場合等に有効
である。
【0038】(4)リモートコントローラ12は超音波
として出力するため、赤外線方式と比較すると、その指
向性は弱い。したがって、赤外線方式の場合に起こる障
害物の影響を低減することができ、操作性を向上するこ
とができる。
【0039】(5)リモートコントローラ12から装置
本体13へのデータの伝達は超音波によって行われる。
通常、超音波は人間の可聴範囲外の音波をさすため、該
データの伝達が耳障りになるなどの不都合を防止するこ
とができる。しかも、超音波を用いることにより、雑音
と伝達データとを区別しやすくなり、音声認識装置11
の誤動作を抑制することもできる。
【0040】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 特定の操作者の音声を予め本体ECU21またはリ
モートECU17内に登録して、声紋照合による制御を
行うようにする。すなわち、登録された操作者の声紋と
一致する音声波形を検出した場合でのみ音声認識装置1
1の操作を行うようにする。
【0041】このようにすれば、当該操作者以外の人物
が音声入力による操作を行うことができないため、この
装置11を車両のキーレスエントリとして具体化した際
に、防犯機能として有効である。
【0042】また、カーナビゲーションシステムとして
具体化した際には、カーステレオなどから操作コマンド
となる言葉が発せられても、同システムが操作されるこ
とがないため、同システムの誤動作を防止することがで
きる。
【0043】・ 前記実施形態では、リモートコントロ
ーラ12から装置本体13へのデータの伝達を超音波に
よって行っているが、これに限らず、通常の音声信号
(可聴範囲内の音声信号)によって行うようにしてもよ
い。
【0044】このようにすれば、リモートECU17内
での処理を簡単化させることができるとともに、操作内
容を確認することもできる。 ・ リモートマイク14及びリモートコマンドキー15
のうちの一方を省略してもよい。
【0045】このようにすれば、リモートコントローラ
12の構造を簡単化して、音声認識装置11全体として
の構造をより簡単化することができ、コストをより低減
することができる。
【0046】・ 装置本体13及びリモートコントロー
ラ12のうちの少なくとも一方に、音声入力による操作
の作動・禁止を切り換えるためのスイッチを設ける。こ
のようにすれば、操作者の意思によって音声入力による
操作を選択的に作動 ・禁止させることができるようになる。
【0047】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 ・ 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用音声認
識装置において、前記受信装置は、特定の操作者の音声
を予め登録して、他者の音声による操作を無効化するた
めの音声登録手段を備えることを特徴とする車両用音声
認識装置。
【0048】このようにすれば、登録した操作者以外の
音声入力による操作を禁止することができる。なお、前
記実施形態において、音声登録手段は本体ECU21に
よって構成されている。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、送信装置に入力されたデータは音波とし
て受信装置に出力されるため、操作者からの音声信号と
該送信装置から出力されたデータとの両方を音声検出手
段によって検出させることができる。すなわち、操作者
からの音声信号と送信装置からのデータとを各別に検出
する機構を受信装置に設ける必要がない。したがって、
装置の構造を簡単にすることができ、製造コストを低減
することができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、特に、手
動操作機構と音声検出機構とをともに備える場合にはそ
の操作態様が増し、操作性が向上する。また、音声検出
機構を備える場合には、送信装置に音声信号を入力する
ことで車両用音声認識装置を操作することができるた
め、車両内の騒音が激しい場合等に有効である。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、送信装置
から受信装置へのデータの伝達を超音波によって行うこ
とにより、該データの伝達が耳障りになるなどの不都合
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる車両用音声認識装
置のシステムブロック図。
【図2】従来の車両用音声認識装置のシステムブロック
図。
【符号の説明】
11…車両用音声認識装置、12…送信装置としてのリ
モートコントローラ、13…受信装置としての装置本
体、14…音声検出機構としてのリモートマイク、15
…手動操作機構としてのリモートコマンドキー、16…
データ入力手段、17…変換処理手段としてのリモート
ECU、18…出力手段としてのスピーカ、19…音声
検出手段としてのマイク、21…音声認識手段としての
本体ECU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D015 KK01 LL08 5D045 AB17 5K048 AA04 BA42 DB05 DB06 EB02 EB14 FB10 HA04 HA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を検出する音声検出手段と、そ
    の音声検出手段によって検出された音声信号を音声認識
    して、該音声信号に基づく制御信号を出力する音声認識
    手段とを有する受信装置と、 データ入力手段と、その入力されたデータを音声信号に
    変換する処理を行う変換処理手段と、その音声データを
    音波として前記受信装置に出力する出力手段とを有する
    送信装置とを備えることを特徴とする車両用音声認識装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用音声認識装置に
    おいて、 前記データ入力手段は、操作者の手動によって操作され
    る手動操作機構、及び操作者の音声を検出する音声検出
    機構のうちの少なくとも一方からなることを特徴とする
    車両用音声認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    音声認識装置において、 前記出力手段は、超音波帯域の音声信号の出力を可能に
    設定されるとともに、前記音声検出手段もまた、超音波
    帯域の音声信号の受信を可能に設定され、 前記変換処理手段は、前記データ入力手段からの入力デ
    ータを超音波帯域の音声信号に変換処理することを特徴
    とする車両用音声認識装置。
JP10234232A 1998-08-20 1998-08-20 車両用音声認識装置 Pending JP2000062549A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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