JPH0440207A - 重力加圧式瀘過装置 - Google Patents
重力加圧式瀘過装置Info
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- JPH0440207A JPH0440207A JP2146001A JP14600190A JPH0440207A JP H0440207 A JPH0440207 A JP H0440207A JP 2146001 A JP2146001 A JP 2146001A JP 14600190 A JP14600190 A JP 14600190A JP H0440207 A JPH0440207 A JP H0440207A
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- inflow pipe
- sedimentation tank
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- Granted
Links
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、大量の懸濁液を濾過する濾過装置の改良に関
する。
する。
（従来の技術）
地表面を流れる表流水の濾過装置として重力式濾過池が
知られている。これは池内の自由水面の水位と流出水位
との水頭差で懸濁液を砂利や砂などの波層に通して濾過
するものである。懸濁液は重力により波層を上から下へ
通り抜けるので、このような濾過方法は下向流式と呼ば
れている。
知られている。これは池内の自由水面の水位と流出水位
との水頭差で懸濁液を砂利や砂などの波層に通して濾過
するものである。懸濁液は重力により波層を上から下へ
通り抜けるので、このような濾過方法は下向流式と呼ば
れている。
一方、ポンプにより圧送された懸濁液が波層の下から上
に通り抜ける上向流式の濾過装置も知られている。
に通り抜ける上向流式の濾過装置も知られている。
（発明の課題）
下向流式の場合には分離した懸濁物質が波層の上に堆積
して波層が閉塞しやすく、短期間のうちに濾過抵抗が上
昇して濾過能力を低下させるという問題があった。
して波層が閉塞しやすく、短期間のうちに濾過抵抗が上
昇して濾過能力を低下させるという問題があった。
これに対して、上向流式の場合には波層上に懸濁物質が
堆積することがないので、波層閉塞は比較的起きにくい
が、波層への懸濁物質の付着により長期間の使用におい
てはやはり濾過抵抗の上昇を免れなかった。また、上向
流式の場合には圧送のための［ＪＲ力を必要とするので
、表流水のような大量の水処理を行おうとすると設備や
エネルギーにコストがかかるという問題があった。
堆積することがないので、波層閉塞は比較的起きにくい
が、波層への懸濁物質の付着により長期間の使用におい
てはやはり濾過抵抗の上昇を免れなかった。また、上向
流式の場合には圧送のための［ＪＲ力を必要とするので
、表流水のような大量の水処理を行おうとすると設備や
エネルギーにコストがかかるという問題があった。
本発明は、以上の問題点を解決すべくなされたもので、
機械力を必要どせず、かつ濾過抵抗の上昇しにくい構造
の濾過装置を提供することを目的とする。
機械力を必要どせず、かつ濾過抵抗の上昇しにくい構造
の濾過装置を提供することを目的とする。
（課題を達成するための手段）
本発明は、上下方向に配設された懸濁液流入管の下端に
Ｕ字形の湾曲部を形成し、この湾曲部の末端に懸濁物質
を分離するフィルタを介して濾過液の排出管を接続する
一方、フィルタの下方に懸濁物質の沈澱槽を設けている
。
Ｕ字形の湾曲部を形成し、この湾曲部の末端に懸濁物質
を分離するフィルタを介して濾過液の排出管を接続する
一方、フィルタの下方に懸濁物質の沈澱槽を設けている
。
（作用）
上下方向の混濁液流入管の水頭差を濾過のための加圧力
として利用することができる。また、混濁液がＵ字形の
湾曲部を流れる際に生じる異なる速度ベクトルによりフ
ィルタの手前に乱流が発生し、懸濁物質がフィルタに付
着するのを阻止するとともに、この乱流が斜め方向から
フィルタに衝突することによりフィルタに付着した懸濁
物質を剥離させる。このため、濾過抵抗の上昇が極めて
起こりにくい構造となり、懸濁液は効率良く濾過され、
懸濁物質は重力によりフィルタ直下の沈澱槽に沈澱する
。
として利用することができる。また、混濁液がＵ字形の
湾曲部を流れる際に生じる異なる速度ベクトルによりフ
ィルタの手前に乱流が発生し、懸濁物質がフィルタに付
着するのを阻止するとともに、この乱流が斜め方向から
フィルタに衝突することによりフィルタに付着した懸濁
物質を剥離させる。このため、濾過抵抗の上昇が極めて
起こりにくい構造となり、懸濁液は効率良く濾過され、
懸濁物質は重力によりフィルタ直下の沈澱槽に沈澱する
。
（実施例）
第１図〜第３図に本発明の実施例を示す。
ｔ！ｔＪ１図において、１は地中に埋設された表流水の
流入管であり、垂直部１Ａと垂直部ＩＡの下端に接続す
るＵ字形の湾曲部ＩＢからなり、垂直部ＩＡは地表面２
に開口し、湾曲部ＩＢの上向きの終端にフィルタ３を介
して排出管４が接続する。
流入管であり、垂直部１Ａと垂直部ＩＡの下端に接続す
るＵ字形の湾曲部ＩＢからなり、垂直部ＩＡは地表面２
に開口し、湾曲部ＩＢの上向きの終端にフィルタ３を介
して排出管４が接続する。
フィルタ３はメツシュ状容器の内側に砂などを入れたも
ので、フィルタ３の下方に懸濁物質の沈澱槽５が設けら
れる。
ので、フィルタ３の下方に懸濁物質の沈澱槽５が設けら
れる。
次に作用を説明する。
地表面２に開口する流入Ｗ１の垂直部ＩＡから流入した
表流水は、湾曲部ＩＢで流れの方向を転換し、垂直部１
Ａの水頭差がもたらす圧力によりフィルタ３を通って懸
濁物質を分離し、排出管４から排出される。
表流水は、湾曲部ＩＢで流れの方向を転換し、垂直部１
Ａの水頭差がもたらす圧力によりフィルタ３を通って懸
濁物質を分離し、排出管４から排出される。
その場合に、湾曲部ＩＢにおいては内側と外側の流路長
の違いのため場所によって流水の速度ベクトルが異なり
、結果としてフィルタ３の手前に強い乱流を発生させる
れ。
の違いのため場所によって流水の速度ベクトルが異なり
、結果としてフィルタ３の手前に強い乱流を発生させる
れ。
この乱流は分離された懸濁物質がフィルタ３に付着する
のを妨害するとともに、フィルタ３の表面に形成された
懸濁物質による閉塞膜を脱落させる作用をもたらす。な
お、湾曲部ＩＢの形状により乱流が斜め方向からフィル
タ３に衝突することとでこの作用は一層強められる。
のを妨害するとともに、フィルタ３の表面に形成された
懸濁物質による閉塞膜を脱落させる作用をもたらす。な
お、湾曲部ＩＢの形状により乱流が斜め方向からフィル
タ３に衝突することとでこの作用は一層強められる。
このため、フィルタ３は常に付着物の少ない状態を保ち
、効率的に懸濁物質を分離するので、垂直ｆｆ１ＳＩＡ
の水頭差を大きく設定することにより、小型の装置で大
量の表流水を処理することができる。なお、分離した懸
濁物質は重力によりフィルタ３の下方の沈澱槽５に堆積
する。
、効率的に懸濁物質を分離するので、垂直ｆｆ１ＳＩＡ
の水頭差を大きく設定することにより、小型の装置で大
量の表流水を処理することができる。なお、分離した懸
濁物質は重力によりフィルタ３の下方の沈澱槽５に堆積
する。
ところで、この実施例では流入管１の上部を垂直にして
いるが、濾過装置を設置する土地の形状によってはこの
部分を地面の傾斜に合わせた傾斜管とすることにより濾
過装置の設置に必要な工事量を減らすことができる。
いるが、濾過装置を設置する土地の形状によってはこの
部分を地面の傾斜に合わせた傾斜管とすることにより濾
過装置の設置に必要な工事量を減らすことができる。
また、表流水に含まれる化学物質などを吸着するために
フィルタ３に腐植土やモンモリロナイトなどを入れるこ
ともできる。
フィルタ３に腐植土やモンモリロナイトなどを入れるこ
ともできる。
第２図及び第３図は上記実施例の構成に加えてフィルタ
３にバイブロを備えた別の実施例を示す。
３にバイブロを備えた別の実施例を示す。
このバイブロは下端を湾曲部ＩＢに向かって開口し、上
端をフィルタ３の内部に開口する。フィルタ３の表面に
懸濁物質が付着して濾過閉塞が生じた場合には、ｆ５３
図に示すようにフィルタ３の表面の水圧Ｐ２が上昇し、
逆にフィルタ３の内部は水が流入しないために低圧にな
る。この圧力差により、バイブロを介して湾曲部１Ｂの
表流水がフィルタ３の内側に流入し、フィルタ３の表面
の閉塞膜をバイパスする流れを形成する。したがって、
フィルタ３の表面が付着した懸濁物質により閉塞状態と
なった場合でも、濾過を継続することができる。
端をフィルタ３の内部に開口する。フィルタ３の表面に
懸濁物質が付着して濾過閉塞が生じた場合には、ｆ５３
図に示すようにフィルタ３の表面の水圧Ｐ２が上昇し、
逆にフィルタ３の内部は水が流入しないために低圧にな
る。この圧力差により、バイブロを介して湾曲部１Ｂの
表流水がフィルタ３の内側に流入し、フィルタ３の表面
の閉塞膜をバイパスする流れを形成する。したがって、
フィルタ３の表面が付着した懸濁物質により閉塞状態と
なった場合でも、濾過を継続することができる。
（発明の効果）
以上のように、本発明は上下方向配設した混濁液流入管
の下端にし１字形の湾曲部を形成し、この湾曲部の末端
にフィルタを介して濾過液の排出管を接続する一方、フ
ィルタの下方に沈澱槽を設けたので、湾曲部に発生する
乱流が懸濁物質のフィルタへの付着を妨げるともに、こ
の乱流が湾曲部の形状に基づき斜め方向からフィルタに
衝突することでフィルタ表面に形成された懸濁物質によ
る閉塞膜を脱落させる作用を及ぼす。
の下端にし１字形の湾曲部を形成し、この湾曲部の末端
にフィルタを介して濾過液の排出管を接続する一方、フ
ィルタの下方に沈澱槽を設けたので、湾曲部に発生する
乱流が懸濁物質のフィルタへの付着を妨げるともに、こ
の乱流が湾曲部の形状に基づき斜め方向からフィルタに
衝突することでフィルタ表面に形成された懸濁物質によ
る閉塞膜を脱落させる作用を及ぼす。
したがって、フィルタの閉塞が極めて起こりにくく、常
に高レベルの濾過能力を維持でき、また混濁液流入管の
水頭差を濾過圧力として利用できるため、機械力を用い
ることなく小型の装置で大量の懸濁液を処理することが
できる。
に高レベルの濾過能力を維持でき、また混濁液流入管の
水頭差を濾過圧力として利用できるため、機械力を用い
ることなく小型の装置で大量の懸濁液を処理することが
できる。
第１図は本発明の実施例を示す濾過装置の概略縦断面図
、第２図は別の実施例を示す濾過装置の概略縦断面図、
第３図は第２図の要部の拡大図である。 １・・・流入管、ＩＡ・・・垂直部、ＩＢ・・・湾曲部
、２・・・地表面、３・・・フィルタ、４・・・排出管
、５・・・沈澱槽。 特許出願人 大日本土木株式会社第１図
、第２図は別の実施例を示す濾過装置の概略縦断面図、
第３図は第２図の要部の拡大図である。 １・・・流入管、ＩＡ・・・垂直部、ＩＢ・・・湾曲部
、２・・・地表面、３・・・フィルタ、４・・・排出管
、５・・・沈澱槽。 特許出願人 大日本土木株式会社第１図
Claims (1)
- 上下方向に配設された懸濁液流入管の下端にＵ字形の湾
曲部を形成し、この湾曲部の末端に懸濁物質を分離する
フィルタを介して濾過液の排出管を接続する一方、フィ
ルタの下方に懸濁物質の沈澱槽を設けたことを特徴とす
る重力加圧式濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2146001A JPH0741130B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 重力加圧式瀘過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2146001A JPH0741130B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 重力加圧式瀘過装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0440207A true JPH0440207A (ja) | 1992-02-10 |
| JPH0741130B2 JPH0741130B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=15397860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2146001A Expired - Lifetime JPH0741130B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 重力加圧式瀘過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741130B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6231912U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-25 |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP2146001A patent/JPH0741130B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6231912U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0741130B2 (ja) | 1995-05-10 |
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