JPH0440147Y2 - - Google Patents

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JPH0440147Y2
JPH0440147Y2 JP1985099731U JP9973185U JPH0440147Y2 JP H0440147 Y2 JPH0440147 Y2 JP H0440147Y2 JP 1985099731 U JP1985099731 U JP 1985099731U JP 9973185 U JP9973185 U JP 9973185U JP H0440147 Y2 JPH0440147 Y2 JP H0440147Y2
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case
mounting
cold air
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damper
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、貯蔵室への冷気の供給量の制御をそ
の貯蔵室の温度変化に基づいて行なう冷蔵庫のダ
ンパ装置に関する。
[考案の技術的背景] 従来より、冷蔵庫においては、その庫内の貯蔵
室への冷気の供給量を制御するのに、いわゆるダ
ンパサーモを採用したものが供されている。第5
図はその従来構造を示し、同図中、1は内部にベ
ローズ等の駆動部が配設されたケース、2はこの
ケース1の図中下面にかしめ等によつて固定され
たベローズ支持板、3はケース1の図中上面にや
はりかしめ等によつて固定された取付板で、この
取付板3にはねじ挿入孔4を有した取付片5,5
が左、右両外側方に突出して形成されている。6
はガス殊に熱膨張率の大なるガスが封入された感
熱管で、その一端部がケース1内の上記ベローズ
に接続されている。7は上記駆動部に応動するレ
バーで、一端側はケース1内に位置され、他端側
はケース1から外方に突出してその先端部にダン
パ板8が取着されている。9はケース1の側面に
形成された駆動部確認用の透孔部である。而し
て、斯様なダンパサーモは、感熱管6を貯蔵室の
温度を感知し得る箇所に位置させると共にダンパ
板8を貯蔵室に臨む冷気供給口に位置させた形態
で、ケース1を取付片5,5により貯蔵室内の所
定位置に取付け、これによつて貯蔵室の温度変化
に基づき冷気供給口をダンパ板8により開閉し、
以て貯蔵室の温度を設定温度に保つようになつて
いる。
[背景技術の問題点] しかしながら上述のものの場合、ケース1と取
付板3とを別々に形成し、これらをかしめ等によ
つて一体にしなければならないことから、これら
ケース1と取付板3との間の寸法精度に誤差が生
じ易く、ひいてはケース1を取付板3の取付片
5,5により所定位置に取付けた際に、その取付
位置に対するケース1の取付精度が低下して特に
冷気供給口に対するダンパ板8の位置精度に誤差
が生じ易く、このため貯蔵室への冷気供給量の制
御精度が低下するという問題点があつた。しか
も、ケース1と取付板3とは別々に形成しなけれ
ばならないと共に、これらをかしめ等によつて一
体にしなければならず、更にはケース1に駆動部
確認用の透孔部9を別途形成しなければならない
等の点から、総じて製造性に劣り製造コストが高
くなるという欠点もあつた。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、貯蔵室への冷気供給量の制御精
度を向上し得、しかも製造性を向上し得て製造コ
ストを低減化し得る冷蔵庫のダンパ装置を提供す
るにある。
[考案の概要] 本考案は、駆動部を包むケースの側面対応部に
形成した切抜き部により上面に外方へ突出する取
付片を形成し、この取付片によりケースを貯蔵室
内の所定位置に取付ける構成とし、以て取付片を
ケースに一体に具えるようにすると共に切抜きに
より生ずるケースの孔部を駆動部確認用の透孔部
としてそのまま利用するようにしたところに特徴
を有する。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例につき第1図乃至第4図
を参照して説明する。まず第3図において、11
は冷蔵庫の本体箱、12はこの本体箱11内に形
成された貯蔵室たる冷蔵室、13はこの冷蔵室1
2の上方に位置し冷却器14及びフアン15が配
設された冷却器室、16はこの冷却器室13と連
通し冷蔵室12に向かつて開口した冷気供給口で
あり、そして17は後述するダンパ装置18を内
設し冷蔵室12内において冷気供給口16近傍に
配設されたカバー部材である(第4図参照)。
さて、上記ダンパ装置18を示す第1図及び第
2図において、19は内部にベローズ20、スプ
リング21等から構成された駆動部22が配設さ
れ即ち該駆動部22を包み込んだケースで、断面
略状をなし、その第1図中上面部の左、右両側
には夫々外側方へ突出する取付片23,23が形
成されていて、これら取付片23,23には夫々
ねじ挿入孔24が形成されている。この場合、こ
のケース19は、平板状をなす鉄板の左、右両側
部の側面部となる部分従つて側面対応部に取付片
23,23となる部分をコ字状に切抜き、そして
中央部の上面となる部分及びこれと連なつた取付
片23,23となる部分を残した状態で左、右両
側部を下方側へ折曲し、これにより断面略状を
なしその上面部の左、右両側に外側方へ突出する
取付片23,23を有するように形成したもので
ある。そして、斯様に取付片23を切抜きにより
形成したことによつてケース19の側面部に生じ
た孔部を駆動部確認用の透孔部25としている。
又、ケース19には、各透孔部25側方の角部及
び各取付片23の基端部に補強用ビード26,2
7が形成されている。28はケース19の第1図
中下面にかしめ等によつて固定されたベローズ支
持板である。29はガス(熱膨張率の大なるガ
ス)が封入された感熱管で、その一端部がケース
19内のベローズ20に接続されている。30は
上記駆動部22に応動するレバーで、一端側はケ
ース19内に位置され、他端側はケース19から
外方に突出しその先端部にダンパ板31が取着さ
れている。斯様な構成のダンパ装置18は、ケー
ス19を取付片23,23により上記カバー部材
17に取付けた状態で冷蔵室12内の冷気供給口
16近傍に配設されている。この場合、感熱管2
9は冷蔵室12の温度を感知し得る箇所に位置さ
れ、又、ダンパ板31は冷気供給口16に対向す
るように位置されている。而して、このダンパ装
置18は、冷蔵室12の温度変化を感熱管29に
より検知して駆動部22を機能させ、これによつ
て冷蔵室12に臨む冷気供給口16をダンパ板3
1により開閉し、以て冷蔵室12の温度を設定温
度に保つようになつている。
上記構成のものの場合、取付片23,23をケ
ース19の側面対応部に形成した切抜き部により
形成したので、ケース1と取付板3とを別々に形
成していた従来の場合とは違い、一体に形成で
き、よつてケース19を取付片23,23により
所定位置に取付けた際に該ケース19の取付位置
に対する取付精度を向上させ得るものであり、そ
してこのことから、冷気供給口16に対するダン
パ板31の位置精度を向上でき、従つて冷蔵室1
2への冷気供給量の制御精度を向上させることが
できる。又、取付片23はケース19に一体に形
成したものであることから、それらをかしめ等に
よつて一体化する組立上の面倒さがなく、しか
も、駆動部確認用の透孔部25は、取付片23を
切抜くことにより生じた孔部をそのまま利用でき
るので、その透孔部を別途形成する必要もなく、
更には、一枚の板体によつてケース19及び取付
片23,23並びに透孔部25,25を形成でき
ることから、無駄な部分がなく、総じて製造性を
向上させ得、製造コストを低減化できる。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように本考案は、取付
片をケースの側面対応部に形成した切抜き部によ
り形成したので、貯蔵室への冷気供給量の制御精
度を向上し得、しかも製造性を向上し得て製造コ
ストを低減化し得るという優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図はダンパ装置の斜視図、第2図は同側面
図、第3図は冷蔵庫の縦断側面図、第4図はカバ
ー部材の斜視図であり、そして、第5図は従来構
成を示す第1図相当図である。 図中、12は冷蔵室(貯蔵室)、16は冷気供
給口、18はダンパ装置、19はケース、22は
駆動部、23は取付片、31はダンパ板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動部を貯蔵室の温度変化に基づき機能せしめ
    て、その貯蔵室に臨む冷気供給口部分に設けたダ
    ンパ板を開閉させるようにしたものであつて、前
    記駆動部を包むケースを具え、このケースの側面
    対応部に形成した切抜き部により上面に外方へ突
    出する取付片を形成し、この取付片により前記ケ
    ースを所定位置に取付けるようにして成ることを
    特徴とする冷蔵庫のダンパ装置。
JP1985099731U 1985-06-29 1985-06-29 Expired JPH0440147Y2 (ja)

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JP1985099731U JPH0440147Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JP1985099731U JPH0440147Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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Publication Number Publication Date
JPS629075U JPS629075U (ja) 1987-01-20
JPH0440147Y2 true JPH0440147Y2 (ja) 1992-09-21

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ID=30968881

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JP1985099731U Expired JPH0440147Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55119673U (ja) * 1979-02-16 1980-08-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS629075U (ja) 1987-01-20

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