JPH0440135A - リング型lan - Google Patents

リング型lan

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JPH0440135A
JPH0440135A JP14805590A JP14805590A JPH0440135A JP H0440135 A JPH0440135 A JP H0440135A JP 14805590 A JP14805590 A JP 14805590A JP 14805590 A JP14805590 A JP 14805590A JP H0440135 A JPH0440135 A JP H0440135A
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JP
Japan
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data
frame
packet
symbol
station
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JP14805590A
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Inventor
Kanehisa Tsurumi
兼久 鶴見
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、複数の通信局を伝送路によってリング状に
接続してこれらの局間でデータ通信を行うリング型LA
N(構内情報通信網)に関する。
「従来の技術」 従来、音楽制作スタジオにおいて楽曲を演奏して音楽ソ
ースを制作する場合には、音声およびアコースティック
な楽器から発生される音響をディジタル変換したオーデ
ィオデータと、シンセサイザ等の電子楽器から発生され
るキーオン信号やキーオフ信号などによって表現される
演奏制御データとを別々に取り扱っている。
これは、以下に示す理由に基づいている。
まず、演奏制御データ、例えば、キーオン信号やキーオ
フ信号は、それぞれの信号が発生した時点で所定の長さ
の信号を送ればよいので、従来からコンピュータのデー
タを伝送するために用いられているパケット交換型LA
Nをそのまま用いることができる。従って、通信ケーブ
ルは1本でよい。
一方、オーディオデータのように時系列で連続したデー
タは、予め決められたサンプリングタイミングで、予め
決められた長さのデータ、例えば、24ビツトのデータ
を送り続けなければならない。
これは伝送速度が十分に早くてデータが少ない場合には
問題ないが、回線を複数重ねる場合には問題がある。従
って、各オーディオデータ毎に専用の回線が必要であり
、従来は、オーディオデータ用の通信ケーブルはソース
の数あるいはそれ以上必要であった。
また、最近、演奏制御データだけでなく、直接オーディ
オデータを取り扱うことができる音楽制作用ソフトが出
現し始めている。
さらに、近年、マルチメディアが脚光を浴びるようにな
ってきている。このマルチメディアは、数値や文字、グ
ラフィックスといった今までのコンピュータによって処
理できるコマンドと、オーディオデータや映像データな
どの時系列で連続的なストリームデータとを互いに関連
付け、同期させて取り扱う技術である。そして、このマ
ルチメディアをコンピュータに用いることにより、コン
ピュータに映像や音声が付は加えられ、本やテレビでは
出せない”臨場感”や”使いやすさ”を個人個人に提供
できるのである。そして、このマルチメディアの場合も
、コマンドとストリームデータとを同時に通信できる必
要がある。
以上説明した様々な状況から、オーディオデータに代表
される多様なストリームデータと、演奏制御データに代
表されるコマンドとの両方を、1つのLANでリアルタ
イムで遅延なく通信できることが望まれる。
ところで、パケット交換型LANにおけるコマンドの伝
送速度は従来的4〜10Mbpsであったが、ストリー
ムデータ、特に、映像データの伝送速度は約100Mb
ps必要である。また、オーディオデータは伝送速度は
比較的低速であるが、伝送遅延の許容量は極めて小さい
。このように、ストリームデータは、コマンドとは異な
る種々の性質を有している。
従って、性質が異なるコマンドとストリームデータとを
1つのLANによって通信するには、以下に示す方式が
考えられる。
(1)周波数分割多重によって複数のプロトコルを重ね
合わせる方式である。即ち、ある周波数帯域幅を持った
1つの伝送路を複数の周波数帯域に分割し、それぞれに
チャンネルを割り当てると共に、それぞれのチャンネル
毎に異なるプロトコルによってコマンドあるいはストリ
ームデータを伝送する。例えば、1−100 Hzの周
波数帯域のチャンネルにおいてはあるプロトコルによっ
てコマンドを伝送し、101〜200Hzの周波数帯域
のチャンネルにおいては別のプロトコルによってストリ
ームデータを伝送する。
(2)時分割多重によってストリームデータとコマンド
とを通信する方式である。即ち、1つの伝送路上でデー
タの種類に従って回線交換とパケット交換とを同時に行
う方式である。
(3)ATM(非同期伝送モード)を利用してストリー
ムデータとコマンドとを同一のプロトコルで扱う方式で
ある。この方式では、オーディオデータ、映像データ、
コマンドなどはすべてセルと呼ばれる固定長ブロックに
分解されて伝送路を伝送される。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来のL A Nにおいては、以下
に示す欠点がある。
(1)の方式においては、周波数毎のモデムを用意する
必要があり、回路規模か大きくなるという欠点がある。
また、(2)の方式においては、回路規模が大きくなる
と共に、通信効率も悪いという欠点がある。
さらに、(3)の方式においては、交換機は、ハードウ
ェアで高速にセルを振り分けるため、回路規模が大きく
なるという欠点がある。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、通信
効率を低下させることなく、簡単な構成およびプロトコ
ルでストリームデータとコマンドとを1つのLANで通
信することができるリング型LANを提供することを目
的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、複数の通信局を伝送路によってリング状に
接続してこれらの局間でデータ通信を行うリング型LA
Nにおいて、前記複数の通信局は、パケットデータを伝
送路を介して他局に送信すると共に、伝送路を介して送
信されたパケットデータを受信するパケット交換型L 
A N接続部と、ストリームデータを伝送路を介して他
局に送信すると共に、伝送路を介して送信されたストリ
ームデータを受信する回線交換型LAN接続部とを具備
することを特徴としている。
「作用」 この発明によれば、ある通信局において、パケットデー
タは、パケット交換型LAN接続部によって伝送路を介
して他局に送信され、ストリームデータは、回線交換型
LAN接続部によって伝送路を介して他局に送信される
一方、他の通信局においては、伝送路を介して送信され
たパケットデータは、パケット交換型LAN接続部にお
いて受信され、伝送路を介して送信されたストリームデ
ータは、回線交換型LAN接続部において受信される。
これにより、パケットデータとストリームデータとは、
1つのLANを用いて伝送することができる。
「実施例」 この発明の一実施例について説明する前に、上述した課
題を解決する1こめの基本的な考え方について説明する
本出願人は、リアルタイム用途向けのトークンリング方
式によるパケット交換型LANについて先に共同でおよ
び単独で提案した。
ここで、上述したパケット交換型LANに用いられ、信
号の送受信を制御するパケット交換型LAN接続部の構
成について説明する。
第5図はパケット交換型LAN接続部およびその周辺装
置の構成を示すブロック図である。lは光フアイバーケ
ーブル等の伝送路に接続されるコネクタ、2は受信器で
あり、伝送路およびコネクタ1を介して伝送された信号
を受信して1ビット幅の信号S□を出力する。
また、3は復号部であり、信号SPRからフレーム/ト
ークンビット列FlTBAを復号すると共に、内部のP
LL回路部が信号SPRからビットクロックCK Rを
抽出して出力する。
さらに、4はパケット交換型LAN接続部である。パケ
ット交換型LAN接続部4において、5は受信ビット解
析部であり、フレーム/トークンビット列F/TBAを
常時検査し、フレーム/トークンビット列F/TBAの
開始・終了等に関するタイミング信号S丁Hの検出と、
リング優先度P、並びに予約優先度R,の検出および生
成と、フレームを構成するフレームビット列FBAの抽
出とを行う。ここで、リング優先度P、、は伝送路上を
伝送されるトークンあるいはフレームの現在の優先度で
あり、予約優先度R,,は通信局が自局内のデータの優
先度に応じてデータ伝送の予約を行うために用いる優先
度である。
6は受信制御部であり、フレームビット列FBAを入力
し、このフレームビット列FBAが自局宛か否かの判断
を行い、自局宛の受信データDRを出力する。7は受信
データDRを入力し、図示せぬデータ処理部から出力さ
れる受信制御信号RCTLに基づいて受信データDRを
出力する受信データ出力部である。
8はフレーム/トークンビット列FZTBAを中継する
途中でビットの書き換えを行うビット遅延部、9は送信
データ入力部であり、送信制御信号TCTLを図示せぬ
データ処理部に入力することによりデータ処理部から出
力される送信すべき送信データDrを入力し、後述する
送信制御部10から出力されるデータ要求信号DRに基
づいて送信データDTを出力する。
lOは送信制御部であり、トークンビット列TBAを生
成すると共に、送信データ入力部9から出力される送信
指示信号TSおよび送信終了信号TEに基づいて送信デ
ータ入力部9に対してデータ要求信号DRを出力するこ
とにより、送信データDアを入力し、フレームビット列
FBAを生成してトークンリングのプロトコルに従って
出力する。
このフレームビット列FBAの生成は、送信データD丁
から抽出されるデータ優先度P、と、受信ビット解析部
5から出力されるリング優先度P1、予約優先度Rtお
よびタイミング信号ST、lとに基づい(fTつ。
11は送信予約部であり、送信制御部IOから出力され
る予約優先度R,とデータ優先度P、とのどちらか大き
い方を入力し、その優先度に対応した値をビット遅延部
8通過中のフレーム/トークンビット列FlTBAの予
約指標のビットR言こセットする。12はビット遅延部
8から出力されるフレーム/トークンビット列F/TB
Aと送信制御部10から出力されるフレーム/トークン
ビット列F/TBAのどちらか一方を選択して出力する
送信選択部である。尚、この選択は、送信制御部IOか
ら出力される選択信号S sitに基づいて行う。
また、13はパケット交換型LAN接続部4の送信選択
部12から出力されるフレーム/トークンビット列Fl
TBAを符号化する符号化部、14は符号化部13の出
力信号S PTを入力して信号SP7を伝送路を介して
他の通信局に送信する送信器である。
尚、上述したパケット交換型LANの詳細については特
願平1−342291号〜特願平1−342295号お
よび特願平1−343211号のそれぞれの願書に添付
した明細書および図面を参照されたい。
ところで、上述したパケット交換型LAN接続部4はL
SI(大規模集積回路)によって構成することができる
ため、パケット交換型LANにおいてこのLSIを用い
ることにより、コマンドを簡単に通信することができる
従って、この発明においても、コマンドの通信を上述し
たパケット交換型LAN接続部4を用いて行うこととし
、コマンドとストリームデータとを通信するLANは、
ストリームデータ用の回線交換型プロトコルと、コマン
ド用のパケット交換型プロトコルとのハイブリッド型の
プロトコルを用いたLANとする。
次に、LANのトポロジは、上述したパケット交換型L
AN接続部4を使用する関係上、リング型とする。また
、伝送方式はベースバンド伝送方式とする。
そして、ハイブリット化の考え方は、以下に示す2つと
する。
第1の考え方は、回線交換型L A Nのチャンネルに
パケット交換型LANのデータをのせるものである。ま
ず、この回線交換型LANのプロトコルにおいては、1
対多(1対lでもよい)型の通信ができるN個のチャン
ネルを提供するものとする。
従って、独立したN個のストリームデータを扱うことが
できる。また、ストリームデータは、第6図に示すよう
に、N個のチャンネルに対応したN個のスロットを有す
るフレームを用いて伝送するものとする。
そして、各送信局は、各フレームのNaのスロットの内
、予め設定されたスロットにストリームデータを分割し
て挿入し、ストリームデータを伝送するのに十分なタイ
ミングで、このフレームを時分割多重で定期的に伝送す
る。
一方、各受信局は、各フレームの同一番号のスロット内
のシンボルをそれぞれにつなぎ合わせることにより、そ
のチャンネルのストリームデータを組み立てる。
これにより、1個のストリームデータに対して1個のチ
ャンネルをつくるという形でデータ伝送することができ
る。例えば、第6図において、フレームlのスロットl
のデータとフレーム2のスロット1のデータとをつなぎ
合わせることにより、チャンネルlのストリームデータ
が組み立てられ、フレームlのスロット2のデータとフ
レーム2のスロット2のデータとをつなぎ合わせること
により、チャンネル2のストリームデータが組み立てら
れる。
また、パケット交換型LANのデータは各フレームのお
いているスロットに分割挿入して伝送する。
これにより、コマンドとストリームデータが1つの伝送
路によって伝送することができる。
ここで、第7図に第1の考え方による信号の送受信の制
御部の構成の一例を示す。この図において、lはコネク
タ、4は上述したパケット交換型LAN接続部、15は
回線交換型LANに用いられ、信号の送受信を制御する
回線交換型LAN接統部である。
また、第2の考え方は、回線交換型LANのデータとパ
ケット交換型LANのデータとを1つのデータに重ね合
わせるものである。ここで、それぞれのデータの符号化
方法の一例を以下に示す。
000:回線交換型LANの0レベルデータ001:回
線交換型LANのルベルデータO1O:パケット交換型
LANのθレベルデータO11:パケット交換型LAN
のルーベルデータ従って、回線交換型LANのデータと
パケット交換型LANのデータとをこのように同一の符
号化方法によって符号化することにより、それぞれのデ
ータを重ね合わせてlっのデータとして伝送することが
できると共に、重ね合わされたデータからそれぞれのデ
ータを分けることができる。
ここで、第8図に第2の考え方によるデータの送受信の
制御部の構成の一例を示す。この図において、第7図の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。第8図において、16は分流器/合流器であ
り、コネクタlを介して伝送された信号をパケット交換
型L A N用の信号と回線交換型LAN用の信号とに
分けると共に、パケット交換型LAN接続部4および回
線交換型LAN接続部15のそれぞれから出力される信
号を合流して1つの信号としてコネクタ1を介して伝送
する。尚、第8図の回線交換型LAN接続部15は、第
7図の回線交換型LAN接続部15と別の構成でもよい
以上説明した考え方を採用することにより、通信効率を
低下させることなく、簡単な構成およびプロトコルでス
トリームデータと楽音制御データ等のコマンドとを1つ
のLANで通信することができる。
(1)第1の考え方についての説明 ストリームデータの符号化方法は、ストリームデータの
各ビットが”0°のときはレベル変化がなく、各ビット
が°1”のときにはレベルを反転させるN RZ I 
(Non Return to Zero I nve
rted)と、4ビツトのデータを5ビツトで表す4B
75B符号化方法とを組み合わせる。第9図に上述した
符号化方法の一例を示す。この図において、+は極性が
反転することを、−は極性が反転しないことを表す。
第9図において、(0)〜(F)はデータ用のシンボル
、(BST)〜(F’E)はフレームに対する同期シン
ボルであり、フレームを見付けるために用いられる。尚
、フレームの構成については第1O図の説明をもって後
述する。また、(NC)〜(OV)は各スロット毎のデ
ータに対する同期シンボルである。
尚、第9図において、(予約)とあるのは現在は特に用
途を考えていないが、将来の使用のために予約をしてお
くという意味である。
次に、各通信局間に流されるフレームの構成を第1θ図
を用いて説明する。このフレームは固定長であり、フレ
ーム開始同期シンボル(FS)で始まり、N個のスロッ
ト(N個のチャンネルに対応)カ続き、フレーム終了同
期シンボル(FE)でF了する。フレーム間にはプリア
ンプル(PRA)が詰められる。
また、lスロットの大きさは、1シンボル分であり、こ
のスロットには、上述した(0)から(F)までのデー
タシンボルと、スロットにデータが無いことを示すシン
ボル(以下、ノーデータシンボルという)(NG)、サ
ーンプル同期開始シンボル(C9)、データエラーシン
ボル(ER)および送信バッファのオーバーフローシン
ボル(OV)の非データシンボルとが入れられる。尚、
各受信局において、各フレームの同一番号のスロット内
のシンボルをそれぞれつなぎ合わせると、例えば、24
ビツトのオーディオデータとなるが、このデータの同期
をとる必要があるので、上述した非データシンボル(N
C)〜(OV)はデータの同期のたぬに用いる。
上述したように、データの同期に用いられるシンボルを
データと共に符号化することにより、データ同期シンボ
ル(NC)〜(0■)がフレームとチャンネルの中とで
同じレベルで用いることができ、通信効率が上がると共
に、これらのシンボルからさらにデータおよび同期デー
タを復号する必要がないため、回路構成も簡単になる。
次に、フレームの同一番号のスロット内のシンボルをそ
れぞれつなぎ合わせて得られるストリームデータである
オーディオデータの表現について説明する。第11図に
オーディオデータのフォーマットの一例を示す。上述し
たサンプル同期開始シンボル(C8)によって各サンプ
ルの区切りを示し、6個のデータシンボル(DO〜D5
)によって24ビツトのP CM (P ulse C
ode Modulation)値を示す。ノーデータ
シンボル(NC)はシンボル列のどこに入っていてもよ
く、このシンボル(NC)により定期的に伝送されるス
ロットの速度と不規l111的に発生するオーディオデ
ータの速度との調整を行う。
また、フレームの同一番号のスロット内のシンボルをそ
れぞれつなぎ合わせて得られるもう1つのデータである
パケット交換型LANのデータとして楽音制御データを
考える。このデータもオーディオデータと同じく上述し
た符号化方法に基づいてフレームの特定スロット(後述
する)内のシンボルから復号される。オーディオデータ
の場合と同様、1個のデータシンボルによって4ビット
分の信号を表す。ノーデータシンボル(NC)はシンボ
ル列のどこに入っていてもよく、このシンボルによりス
ロットの速度と楽音制御データの速度との調整を行う。
尚、パケット交換型LANのデータは、楽音制御の他、
リングの障害復旧にも利用される。リングの異常により
パケット交換型LANのバスが強制送信状態に移行した
時、通信局はフレームのリピートを停止し、このデータ
に対応するチャンネルだけを載せたフレームの強制送信
状態に移行する。また、パケット交換型LANのデータ
は、回線交換型LANにおけるチャンネル割り当て等の
メンテナンスにも使用される。尚、パケット交換型LA
Nのデータのフォーマットおよび用途等の詳細について
は、上述した特願平1−342291号の願書に添付し
た明細書および図面等を参照されたい。
ところで、パケット交換型LANのデータは、オーディ
オデータと異なり、もともとLANの各通信局がリピー
トしていくものであるので、すべての通信局が割り当て
られた同一のスロット(チャンネル)を用いて送受信を
行い、データをリピートしていく必要がある。このリピ
ート処理によって各通信局では少なくともiフレーム分
の遅延が生じるが、複数のスロットをパケット交換型L
ANのデータに割り当てることにより、最小限の遅延に
抑えることができる。
以下、図面を参照して第1の考え方を適用した一実施例
について説明する。第1図は第1の考え方を適用した一
実施例によるリング型LANの構成を示すブロック図で
ある。第1図において、17、−17.はそれぞれ相互
にデータ通信を行う通信局であり、通信局171は、フ
レームを定期的に送信して回収するマスク局、通信局!
7.〜174はフレームをリピートしながら受信処理お
よび送信処理を行うスレーブ局である。18は通信局1
7□〜174間をリング状に接続する光フアイバーケー
ブル等の伝送路である。
ここで、第2図に第1図の通信局17の構成のブロック
図を示す。この図において、lはコネクタ、19は伝送
路18およびコネクタlを介して伝送された信号から上
述した第1O図に示すフォーマットを有するフレームP
sを復号して出力する復号部、15は上述した回線交換
型LAN接続部、4は上述したパケット交換型LAN接
続部、21は楽音制御データ処理部であり、パケット交
換型LAN接続部4が出力する楽音制御データD、の処
理と、他の通信局17に送信すべき楽音制御データDア
の処理とを行う。
また、22はオーディオデータ処理部であり、回線交換
型LAN接続部15が出力するオーディオデータDAB
の処理と、他の通信局17に送信すべきオーディオデー
タDATの処理とを行う。23は回線交換型LAN接続
部15から出力されるフレームFsを送信信号に符号化
してコネクタlおよび伝送路18を介して送信する符号
化部である。
さらに、回線交換型LAN接続部15において、24は
受信制御部であり、入力された各フレームPsの自局に
割り当てられたオーディオデータのスロットとパケット
交換型LANのスロットとからシンボルを取り出し、代
わりにノーデータシンボル(NC)を挿入すると共に、
各スロット缶のシンボル列を生成し、パケット交換型し
AN用のシンボル列SP*とオーディオデータDAR(
第11図参照)に分けて出力する。この内、オーディオ
データDARは、第11図に示すように、サンプル開始
同期シンボル(C−S)を待って出力される。
3は復号部であり、入力されたシンボル列SpRをパケ
ット交換型LANのフレーム/トークンビット列F/T
B^に復号してクロックCKRに同期させて出力する。
13は符号化部であり、パケット交換型LAN接続部4
からクロックCK rに同期して出力されるフレーム/
トークンビット列F / T B Aを入力してシンボ
ル列Sprに符号化して出力する。27は送信側@1部
であり、オーディオデータDATおよび符号化部13か
ら出力されるシンボル列Sp丁を入力し、これらを受信
制御部24から出力される各フレームF5の予め決めら
れたスロットに挿入して出力する。
ここで、1つのフレーム当たりのスロット数は全部で1
5個とし、各スロットの割り当てを以下のように予め決
めておく。
(1)オーディオデー タの伝送用 スロットl:マスク局17.−スレーブ局17tスロッ
ト2ニスレープ局t7.−スレーブ局17゜スロット3
ニスレープ局17.−スレーブ局17゜スロット4ニス
レープ局174−マスタ局17゜スロット6:マスク局
17+−スレーブ局17゜スロット7:マスク局17.
−スレーブ局17゜スロット9ニスレープ局17.−マ
スタ局17゜スロット10ニスレープ局17.−スレー
ブ局17゜スロット11ニスレープ局17.−マスタ局
17゜スロット13ニスレープ局t?、−スレーブ局1
7tスロット14ニスレープ局17.−スレーブ局17
゜スロット15ニスレープ局17.→スレーブ局t7g
(2)楽音制御データの伝送用 スロット5,8.12 このような構成において、各通信局17.〜174かオ
ーディオデータと楽音制御データとを通信する動作につ
いて説明する。
まず、マスク局t7.において、パケット交換型LAN
接続部4の送信データ入力部9(第5図参照)から出力
される送信制御信号TCTLの出力タイミングに基づい
て楽音制御データ処理部21(第1図参照)からキーオ
ン信号等の楽音制御データDTが出力され、パケット交
換型LAN接続部4の送信データ入力部9へ入力される
次に、パケット交換型LAN接続部4において、楽音制
御データDrに基づいてフレーム/トークンビット列F
/TBAが生成された後、このフレーム/トークンビッ
ト列P/TBAがパケット交換型LAN接続部4が有す
る出力クロックCK rに同期して出力され、回線交換
型LAN接続部15の符号化部13へ入力される(第2
図参照)。尚、パケット交換型LAN接続部4の動作の
詳細については特願平1−342291号の願書に添付
した明細書および図面を参照されたい。
そして、フレーム/トークンビット列F/TB6は、符
号化部13において第9図に示す符号化方法に基づいて
シンボル列SPTに符号化された後、送信制御部27へ
入力される。
次に、シンボル列SPTは、送信制御部27において生
成された各フレームPsのスロット5.8および12に
分割されて挿入される。
一方、オーディオデータ処理部22において符号化され
た24ビツトのオーディオデータDATは、送信制御部
27において、スレーブ局17.に伝送すべきオーディ
オデータが各フレームF5のスロット1に、スレーブ局
17.に伝送すべきオーディオデータがスロット6に、
スレーブ局174に伝送すべきオーディオデータがスロ
ット7にそれぞれ分割されて挿入される。
また、各フレームFsのスロット2〜4.9〜11およ
び13〜15は、他のスレーブ局t7゜〜174におい
て用いられるので、ノーデータシンボル(NG)が挿入
される。
このようにして各スロットにシンボルが挿入されたフレ
ームFsは、送信制御部27から出力され、符号化部2
3において送信信号に符号化された後、コネクタlおよ
び伝送路18を介してスレーブ局17.〜17.に対し
て定期的に送信される。
次に、スレーブ局17.の復号1119において、伝送
路I8およびコネクタlを介して伝送された信号からフ
レームF5が復号されて出力され、回線交換型LAN接
続部15へ入力される。
そして、受信制御部24において、入力された各フレー
ムFsの各スロット1−15の内、オーディオデータに
関して自局に割り当てられたスロット、今の場合、スロ
ットlのシンボルが取り出されると共に、そのスロット
lにノーデータシンボル(NC)が挿入される。
また、取り出されたシンボルは、受信制御部24の内部
のメモリに次々に記憶された後、サンプル同期シンボル
(C9)に同期してオーディオデータDARとして出力
される。
また、受信制御部24において、各フレームF8の楽音
制御データに関するスロット5.8および12のそれぞ
れに分割されて挿入されたシンボルが取り出されると共
に、そのスロット5.8および12にノーデータシンボ
ル(NC)が挿入される。
また、取り出されたシンボルは、つなぎ合わされてシン
ボル列SpRと−して順次出力される。
次に、シンボル列SPRは、復号部3において、フレー
ム/トークンビット列F/TBAに復号された後、クロ
ックCK Rに同期して出力され、パケット交換型LA
N接続部4へ入力される。
尚、この時、各フレームのスロット5.8および12に
ノーデータシンボル(NO)が挿入されている場合、即
ち、マスタ局17.から楽音制御データに関する情報が
送信されていない場合には、復号部3からは、クロック
cK*が出力されない。
従って、パケット交換型LAN接続部4には、フレーム
/トークンビット列F/TBAが入力されない。
そして、パケット交換型LAN接続部4にフレーム/ト
ークンビット列F/TBAが入力された場合には、パケ
ット交換型LAN接続部4の受信ビット解析部5(第5
図参照)において、フレーム/トークンビット列F/T
BAからパケット交換型L A Nのフレームを構成す
るフレームビット列FBAの抽出が行なわれる。次に、
受信制御部6において、フレーム/トークンビット列F
ZTB、から受信データDRか抽出され、受信データ出
力部7へ入力される。この受信データD□は、楽音制御
デー・夕処理部21から出力される受信制御信号RCT
Lに基づいて受信データ出力部7から出力されて楽音制
御データ処理部21へ入力され、処理される。
ここで、スレーブ局17.においてトークンを獲得して
楽音制御データを送信するタイミングである場合には、
パケット交換型LAN接続部4の送信データ人力119
から出力される送信制御信号TCTLに基づいて楽音制
御データ処理部21から楽音制御データ0丁が出力され
、パケット交換型LAN接続部4へ入力される。
次に、パケット交換型LAN接続部4において、楽音制
御データDrに基づいてフレームビット列FBAが生成
された後、出力クロックCK 丁に同期して出力され、
回線交換型LAN接続部15(第2図参照)へ入力され
る。
また、スレーブ局t7.においてフレーム、あるいは、
トークンが単にリピートされるタイミングである場合に
は、パケット交換型LAN接続部4において、リピート
されるフレーム/トークンビット列P/TBAが出力ク
ロックCK tに同期して出力され、回線交換型LAN
接続部15(第2図参照)へ入力される。
そして、フレーム/トークンビット列F’/TB、は、
符号化部13においてシンボル列SPTに符号化された
後、送信制御部27へ入力される。
次に、シンボル列SPTは、送信制御部27において、
各フレームF、のスロット5,8および12に分割され
て挿入される。
一方、スレーブ局17!においてフレーム/トークンビ
ット列F/TBAが出力されるタイミングでない場合に
は、パケット交換型LAN接続部4からは出力クロック
CKTが出力されない。
従って、符号化部13からはシンボル列SPTが出力さ
れないので、送信制御部27においては、各フレームF
sのスロット5,8および12にはノーデータシンボル
(NC)が挿入されたままとなる。
また、スレーブ局17.において各通信局17+および
t7..174に対して送信すべきオーディオデータD
^↑がある場合には、このオーディオデータDAアは、
オーディオデータ処理部22から出力され、回線交換型
LAN接続部15へ入力される。
そして、回線交換型LAN接続部15の送信制御部27
においては、受信制御124から出力される各フレーム
Fsの各スロットの内、スレーブ局17tに送信すべき
オーディオデータDATがスロット2に、スレーブ局1
74に送信すべきオーディオデータがスロットlOに、
マスク局17゜に送信すべきオーディオデータがスロッ
ト9にそれぞれ分割されて挿入される。
一方、スレーブ局17tにおいて各通信局17+および
173、+7.に対して送信すべきオーディオデータD
 ATがない場合には、各フレームF5のスロット2.
9および10には、ノーデータシンボル(NC)が挿入
されたままとなる。
このようにして各スロットにシンボルが挿入されたフレ
ームF8は、送信制御部27から出力され、符号化部2
3において送信信号に符号化された後、コネクタ1およ
び伝送路18を介して通信局!78.17sおよび+7
.に対して送信される。
以上説明した通信局17.における動作は、各通信局1
7.および174においても同様に行われるので、その
説明を省略する。
そして、マスタ局17.から符号化されて送信されたフ
レームF8が伝送路18を一周して再びマスク局17+
へ入力されると、マスク局17.においても上述した受
信処理および送信処理が行われ、再びフレームFsが符
号化されて送信される。
以上説明した動作が各通信局17.−17.において繰
り返して行われることにより、楽音制御データおよびオ
ーディオデータの通信が1つの伝送路18を用いて行わ
れる。
ところで、マスク局17.において回収されたフレーム
Fsのあるスロットに異常があっに場合には、マスク局
17.において、そのスロットに第9図に示すデータエ
ラーシンボル(ER)を挿入してフレームを送信する。
また、各通信局17.〜17.において伝送されたフレ
ームFsのあるスロットに該当する送信バッファがオー
バーフローした場合には、各通信局17、−174にお
いて、そのスロットに第9図に示すオーバーフa−シン
ボル(OV)が挿入されてフレームF5が送信される。
次に、上述した通信が行われている際に、例えば、第1
図の通信局【73と通信局17.とを接続している伝送
路18が何等かの原因で断線するなどの通信障害が発生
した場合の障害復旧動作ついて説明する。
本出願人は、リング状のパケット交換型LANにおいて
各通信局を管理するたぬに、各通信局がその上流に隣接
する通信局のアドレス(以下、上流隣接局アドレスとい
う)を把握する通信局管理方法について先に共同で提案
した(特願平!−342293号の願書に添付した明細
書および図面参照)。
ここで、この通信局管理方法について説明する。
まず、マスク局(以下、アクティブモニタという)が一
定時間毎に、自局が正常に動作していることを示すと共
に、自局のアドレスを添えた特殊なフレーム(以下、A
MPフレームという)を発信する。
一方、下流にある各通信局(以下、スタンバイモニタと
いう)は、受信したAMPフレーム内のアドレスを自局
に取り込むと共に、そのアドレスを自局のアドレスに置
き換えたAMPフレームを次局に発信する。
そして、アクティブモニタは、リングを一周してきたA
MPフレームを回収し、AMPフレーム内のアドレスを
自局に取り込む。
以上説明した方法によれば、各通信局は、常時上流隣接
局アドレスを把握することができる。
ところで、あるスタンバイモニタにおいて一定時間内に
上述し1こAMPフレームが受信できない場合には、そ
のスタンバイモニタは、アクティブモニタが正常に動作
していないことを検出する。
この場合、アクティブモニタの異常を検出したスタンバ
イモニタは、アクティブモニタを検出できない場合に発
行される特殊なフレーム(以下、クレームトークンフレ
ームという)を強制送信する。
これにより、クレームトークンフレームを受信したアク
ティブモニタは、アクティブモニタであることを停止す
る。そして、このアクティブモニタを含めたすべての通
信局は、クレームトークンフレームを受信すると、新た
なアクティブモニタ選出のための競争に参加する。
次に、上述した競争により選出された新たなアクティブ
モニタは、リングをパージ処理することにより、リング
を復旧する。このノく−ジ処理とは、アクティブモニタ
がリング上を1周以上伝送されている異常なトークンあ
るいはフレームを検出してこれらを除去し、新たなトー
クンを生成して送信する。そして、他の通信局がこれに
同期することにより、リングを初期化する処理である。
以上説明したスタンバイモニタにおける処理をクレーム
トークン処理とい゛う。
また、アクティブモニタが異常を検出した場合、例えば
、上述した異常なトークンあるいはフレームを検出した
場合や、一定時間内に正常なトークンあるいはフレーム
を検出しなかった場合には、上述したパージ処理を行い
、リングを復旧する。
しかし、パージ処理によってリングが復旧しない場合に
は、そのままクレームトークン処理に移行する。
さらに、クレームトークン処理によってリングが復旧し
ない場合には、ビーコン処理に移行する。
このビーコン処理においては、まず、異常を検出した通
信局が異常箇所およびその要因を通知するためのフレー
ム(以下、ビーコンフレームという)を生成して送信す
る。そして、正常なビーコンフレームを受信した通信局
は、ビーコン処理から抜け、上流隣接局との間に異常を
検出した通信局だけが残る。これにより、異常箇所の同
定や異常のある通信局のリングからの離脱を制御できる
。そして、異常のある通信局が自動的に、あるいは通信
局の利用者の指示によってリングから離脱することによ
り、リングが復旧する場合ある。
尚、通常、アクティブモニタによる異常の検出期間のほ
うが、スタンバイモニタによる異常の検出期間より短い
ため、先にアクティブモニタが異常を検出する。
そこで、このストリームデータとコマンドとを1つの伝
送路によって通信することができるLANにおいても上
述した通信障害の復旧の考え方を採用する。
通常、スレーブ局は、正常な通信が行われている場合に
は、マスク局あるいは上流隣接局から伝送されたフレー
ムFsをリピートし、その際に受信処理および送信処理
を行うだけである。また、スレーブ局のパケット交換型
LAN接続部4から出力されるクロックCKアは、回線
交換型LAN接続f!115の復号部3内のPLL回路
部によって抽出されたピットクロックCK Rである。
しかし、上述した方法によって異常を検出したスレーブ
局は、送信制御部27において、伝送されたフレームF
sのリービートをするのではなく、独自のフレームを生
成し、このフレームをパケット交換型LAN接続部4内
部において水晶発振されるクロックに同期させて強制送
信する。この時、このフレームには、パケット交換型L
AN接続部4から出力されるフレーム/トークンビット
列F/TBAを符号化したシンボルだけを該当するスロ
ットに挿入する。これ以降は、パケット交換型LAN接
続1i!t(4の有する上述した障害復旧機能により障
害復旧し、ネットワークを再構築する。
以上説明したように、パケット交換型LANの障害復旧
機能を利用することにより、LANに障害があってもフ
レームは伝送されるので、通信の停止を考慮する必要は
ない。また、障害復旧機能がない回線交換型LAN接続
部15をそのまま用いることができる。
尚、LAN全体のメンテナンス等はパケット交換型LA
N接続部4に入出力されるフレームFB、を用いて行う
また、上述した説明においては、回線交換型LAN接続
部15に入出力されるフレームの各スロットは、予め設
定されている例を示したが、これらの変更は、パケット
交換型LAN接続部4に入出力されるフレームFBAを
用いて行うようにすることかできる。このようにするこ
とにより、各通信局17.−17.において変化する通
信要求に対して適切な対処をすることができる。
(2)第2の考え方についての説明 伝送路を伝送される信号としては、データにクロックを
重畳させた自己同期信号を用い、(0/lレベル)のコ
マンドとストリームデータの符号化方法は、両者を混ぜ
合わせるために、3ビツトで1つのシンボルを表す符号
化方法を用いる。この場合、フレーミング用のデータも
含めて符号化すると、通信効率は低下する。例えば、デ
ータ(0)、データ(1)およびフレーミング用のデー
タという3つの状態を表現するには2ビツト必要である
ので、通信効率は1/2に低下する。但し、フレーミン
グ用のデータの種類はあまり多(ないので、4ビツトの
データを5ビツトで表現すれば、通信効率の低下は、i
15に抑えることができる。
ここで、第12図に上述した符号化方法の一例を示す。
この図において、十は極性が反転することを、−は極性
が反転しないことを表す。また、(ND)は上述した第
1の考え方と同様、データが無いことを示すシンボル(
以下、ノーデータシンボルという)である。
次に、データは第1389に示すフォーマットによって
ビットフレーム化して流すことにする。このビットフレ
ームは不定長であり、ビット列開始同期シンボル(BS
)で始まり、(PO)、(pl)、(So)、(Sl)
および(ND)からなるビット列で構成される。ビット
フレーム間にはプリアンプル(PRA)が詰められ、プ
リアンプル(PRA)の検出によりビット列の終了を検
出する。
また、ビット列開始同期シンボル(BS)はビット同期
ができるように定期的に挿入する。
尚、シンボルがビット単位であるので、シンボルの順序
が元のデータと合っていればビットフレーム内の位置は
問題にならない。
ところで、ビットフレームの生成と回収には、以下に示
す2つの処理手順が考えられる。
第1の処理手順は、隣接局間でビットフレームの生成・
と回収とを行い、そのビットフレームのリピートを行わ
ないものである。この処理手順の場合、各通信局は、上
流隣接局から伝送されたビットフレームを回収し、新た
なビットフレームを生成して自局において発振している
クロックを用いて下流隣接局に伝送する。その際に、各
局は、受信したビットフレームからデータシンボルを取
り込み、送信するビットフレームには自局が伝送すべき
データシンボルを書き込む。尚、データがない場合には
、データシンボルの代わりに、ノーデータシンボル(N
D)を書き込む。
第2の処理手順は、上述した第1の考え方と同様、マス
ク局がビットフレームの生成と回収とを行い、スレーブ
局がそのビットフレームをリピートすると共に受信処理
および送信処理を行うものである。
また、回線交換型LANのプロトコルは、どのようなも
のでもよいが、以下の説明においては、上述した第1の
考え方において用いたプロトコルを用いることにする。
以下、図面を参照して第2の考え方の一実施例について
説明する。ここで、ストリームデータとしてオーディオ
データを考え、コマンドとして楽音制御データを考える
(1)第1の処理手順を用いた一実施例についての説明 まず、リング型LANの構成は第1図と同様とする。但
し、マスク局およびスレーブ局という区別はなく、各通
信局がそれぞれビットフレームを生成して送信する。
次に、第3図に通信局17の構成のブロック図を示す。
この図において、第2図の各部に対応する部分には同一
の符号を付け、その説明を省略する。第3図において、
28は上流隣接局との間に配設された伝送路18と接続
されるコネクタ、29は復号部であり、伝送路18およ
びコネクタ28を介して伝送された信号からビット列を
復号してビット列開始同期シンボル(BS)を検出し、
ビットフレームFsをビット列開始同期シンボル(BS
)に同期させて出力する。
また、30は分流器であり、ビットフレームF、を入力
してパケット交換型LAN用のシンボルのみを抽出して
新たなシンボル列SPRを生成して出力する。31は復
号部であり、入力されたシンボル列SPRをパケット交
換型LANのフレーム/トークンビット列P/TB^に
復号してパケット交換型LAN接続11!に4へ出力す
る。32は符号化部であり、パケット交換型LAN接続
部4から出力されるフレーム/トークンビット列F/T
BAを入力してシンボル列SP丁に符号化して出力する
さらに、33は分流器であり、ビットフレームF、を入
力して回線交換型LAN用のシンボルのみを抽出して新
たなシンボル列Ssaを生成して出力する。34は回線
交換型L A N接続部であり、シンボル列SSRを入
力して予め決められた処理手順によりシンボル列Ss、
lの加工および置換を行い、新たなシンボル列Ss↑を
出力する。35はオーディオデータ処理部であ一す、回
線交換型LAN接続部34が出力するオーディオデータ
DA*の処理と、他の通信局17に送信すべきオーディ
オデータDATの処理とを行う。
加えて、36は合流器、37は符号化部であり、合流器
36は、シンボル列S P?およびS5アを入力してビ
ット単位で内部のメモリに一時記憶する。
そして、符号化部37から出力されるシンボル要求信号
SRQが入力されると、メモリからシンボル列SPTお
よびSstを取り出して出力する。この時、メモリにシ
ンボル列SP丁およびS87がない場合には、ノーデー
タシンボル(ND)を出力する。符号化部37は、合流
器36から出力されるシンボル列SPアおよびSs↑を
入力してビット列開始同期シンボル(BS)を定期的に
挿入したビットフレームF、を生成し、そのビットフレ
ームPaを送信信号に符号化してコネクタ38および伝
送路18を介して送信する。
このような構成において、各通信局+7.〜I74がオ
ーディオデータと楽音制御データとを通信する動作につ
いて説明する。
まず、通信局17.において、パケット交換型LAN接
続部4の送信データ入力部9(第5図参照)から出力さ
れる送信制御信号TCTLの出力タイミングに基づいて
楽音制御データ処理部21(第3図参J!?ll)から
キーオン信号等の楽音制御データDアが出力され、パケ
ット交換型LAN接続部4の送信データ入力部9へ入力
される。
次に、パケット交換型LAN接続部4において、楽音制
御データDTに基づいてフレーム/トークンビット列F
/TBAが生成された後、このフレーム/トークンビッ
ト列P/TBAがパケット交換型LAN接続部4の有す
る出力クロックCK tに同期して出力され、符号化部
32へ入力される。
そして、フレーム/トークンビット列F/TBえは、符
号化部32において第12図に示す符号化方法に基づい
てシンボル列SPTに符号化された後、合流器36へ入
力され、ビット単位で内部のメモリに一時記憶される。
一方、24ビツトのオーディオデータDAYは、オーデ
ィオデータ処1部35から出力されて回線交換型LAN
接続部34へ入力され、第12図に示す符号化方法に基
づいてシンボル列SSTに符号化された後、合流器36
へ入力され、ビット単位で内部のメモリに一時記憶され
る。
次に、合流器36において、符号化部37から出力され
るシンボル要求信号S0が入力されると、メモリからシ
ンボル列Sp〒およびssrが取り出されて出力される
。この時、メモリにシンボル列S藺およびSs〒がない
場合には、上述したようにノーデータシンボル(ND)
が出力される。
そして、符号化部37において、シンボル列S、アおよ
びSstに基づいて内部において発振されたクロックに
同期したビット列開始同期シンボル(BS)が定期的に
挿入されたビットフレームF、が生成され、そのビット
フレームF、が送信信号に符骨化されてコネクタ38お
よび伝送路18を介して送信される。
次に、通信局17.の復号部29において、伝送路18
およびコネクタ28を介して伝送された信号からシンボ
ル列が復号化される。そして、そのシンボル列からビッ
ト列開始同期シンボル(BS)が検出され、ビットフレ
ームFBとしてビット列開始同期シンボル(BS)に同
期して出力され、分流器30および33へ入力される。
そして、分流器30において、ビットフレームP+sか
らパケット交換型LAN用のシンボルのみが抽出されて
新たなシンボル列Spaが生成される。
このシンボル列5P11は、復号部31において、パケ
ット交換型LANのフレーム/トークンビット列F/T
BAに復号されて出力され、パケット交換型LAN接続
部4へ入力される。
次に、パケット交換型LAN接続部4の受信ビット解析
部5において、フレーム/トークンビット列F / T
 E Aからパケット交換型I、ANのフレームを構成
するフレームビット列FBAの抽出が行なわれる。
次に、受信制御部6において、フレーム/トークンビッ
ト列F/TBAから受信データDRが抽出され、受信デ
ータ出力部7へ入力される。この受信データDRは、楽
音制御データ処理部21から出力される受信制御信号R
CTLに基づいて受信データ出力部7から出力されて楽
音制御データ処理部21へ入力され、処理される。
ここで、通信局t7.においてトークンを獲得して楽音
制御データを送信するタイミングである場合には、パケ
ット交換型LAN接続部4の送信データ入力部9から出
力される送信制御信号TCTLに基づいて楽音制御デー
タ処理部21から楽音制御データD丁が出力され、パケ
ット交換型LAN接続部4へ入力される。
次に、パケット交換型LAN接続部4において、楽音制
御データD7に基づいてフレームビット列F B Aが
生成された後、出力クロックCKTに同期して出力され
、符号化部32へ入力される。
また、通信局t7.においてフレームあるいはトークン
が単にリピートされるタイミングである場合には、パケ
ット交換型LAN接続部4において、リピートされるフ
レーム/トークンビット列)’/TB^が出力クロック
CK、に同期して出力され、符号化部32へ入力される
そして、フレーム/トークンビット列F/TBいは、符
号化部32においてシンボル列SPTに符号化された後
、合流器36へ入力され、ビット単位で内部のメモリに
一時記憶される。
また、通信局t7.においてフレーム/トークンビット
列F/TBAが出力されるタイミングでない場合には、
パケット交換型LAN接続14からは出力クロックCK
 rが出力されないので、符号化部32からはシンボル
列Sp↑が出力されない。
一方、分流器33において、ビットフレームF、から回
線交換型LAN用のシンボルのみが抽出されて新たなシ
ンボル列Sss+が生成され、このシンボル列Ss、l
が回線交換型LAN接続部34へ入力される。
そして、回線交換型LAN接続部34において、シンボ
ル列Ssnから予め決められfコ処理手順により自局宛
のオーディオデータDARが抽出されてオーディオデー
タ処理部35に出力される。また、オーディオデータ処
理部35に各通信局+7.および+73.17.に対し
て送信すべきオーディオデータDATがある場合には、
このオーディオデータDAアは、オーディオデータ処理
部35がら出力され、回線交換型LAN接続部34へ入
力され、このオーディオデータDAアに基づいて新たな
シンボル列S5Tが生成され、合流器36へ入力され、
ビット単位で内部のメモリに一時記憶される。
また、通信局17!において各通信局17.および17
..174に対して送信すべきオーディオデータDA?
がない場合には、回線交換型LAN接続1134からは
シンボル列SStが出力されない。
次に、合流器36において、符号化部37から出力され
るシンボル要求信号S++oが入力されると、メモリか
らシンボル列SPTおよびSsアが取り出されて出力さ
れる。この時、メモリにシンボル列S、TおよびS8ア
がない場合には、ノーデータンンボル(N D )が出
力される。
そして、符号化部37において、シンボル列S2アおよ
びSSTに基づいて内部において発振されたクロックに
同期したビット列開始同期シンボル(BS)が定期的に
挿入されたビットフレームFBが生成され、そのビット
フレームFaが送信信号に符号化されてコネクタ38お
よび伝送路18を介して送信される。
以上説明した通信局17.における動作は、各通信局+
7.および17.においても同様に行われるので、その
説明を省略する。
以上説明した動作が各通信局17.〜174において繰
り返して行われることにより、楽音制御データおよびオ
ーディオデータの通信が1つの伝送路18を用いて行わ
れる。
尚、上述した一実施例において、各通信局171〜17
4は、それぞれ独自のクロックによってビットフレーム
FBを生成しているため、例えば、通信局17.のクロ
ックの周波数が最も高く、通信局17.のクロックの周
波数が最も低い場合には、通信局17.の入力部におい
てデータが詰まってしまう場合がある。しかし、この場
合には、各通信局17.〜174においてデータバッフ
ァを備えることにより、各ビットフレームF5の長さを
調整すればよい。
(ii)第2の処理手順の一実施例についての説明 まず、リング型L A Nの構成は第1図と同様とする
。従って、通信局17.は、フレームを定期的に送信し
て回収するマスク局、通信局+7t〜174はフレーム
をリピートしながら受信処理および送信処理を行うスレ
ーブ局である。また、マスク局17.の構成は第3図と
同一の構成とする。
次に、第4図にスレーブ局17t〜17.の構成のブロ
ック図を示す。この図において、第3図の各部に対応す
る部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。第
4図において、39は分流器であり、ビットフレームF
Bを入力してパケット交換型LAN用のシンボルのみを
抽出してシンボル列SPRを生成して出力すると共に、
抽出したシンボルの代わりにノーデータシンボル(ND
)を挿入し1こ新1こなビットフレームF’aを出力す
る。
また、40は分流器であり、ビットフレームFを入力し
て回線交換型LAN用のシンボルのみを抽出してシンボ
ル列SIGを生成して出力すると共に、抽出したシンボ
ルの代わりにノーデータシンボル(N D )を挿入し
た新たなビットフレームF。
8を出力する。
さらに、41は合流器であり、シンボル列SP?および
S STを入力してビット単位で内部のメモリに一時記
憶する。そして、分流器40から出力されるビットフレ
ームF”わが入力され、そのビットフレームF”aにお
いてノーデータシンボル(ND)が検出されると、その
ノーデータシンボル(ND)をメモリからシンボル列S
P?およびSsrを取り出したシンボル列SPアおよび
Ssアと置き換え、新たなビット列SAを出力する。こ
の時、メモリにシンボル列SPTおよびSstがない場
合には、ビットフレームF”°、をそのままビット列S
Aとして出力する。
加えて、42は符号化部であり、合流器41から出力さ
れるビット列SAを入力してそのビット列SAを送信信
号に符号化してコネクタ38および伝送路18を介して
送信する。
このような構成において、各通信局17.〜174がオ
ーディオデータと楽音制御データとを通信する動作につ
いて説明する。
まず、第3図のマスク局17.において、パケット交換
型LAN接続部4の送信データ入力部9(第5図参照)
から出力される送信制御信号TCTLの出力タイミング
に基づいて楽音制御データ処理部21からキーオン信号
等の楽音制御データDTが出力され、パケット交換型L
AN接続部4の送信データ入力部9へ入力される。
次に、パケット交換型LAN接続部4において、楽音制
御データD’rに基づいてフレーム/トークンビット列
F/TBAが生成された後、このフレーム/トークンビ
ット列F/TBAがパケット交換型LAN接続部4が有
する出力クロックCK ?に同期して出力され、符号化
部32へ入力される。
そして、フレーム/トークンピッ) 列F / T B
6は、符号化部32において第12図に示す符号化方法
に基づいてシンボル列SPTに符号化された後、合流器
36へ入力され、ビット単位で内部のメモリに一時記憶
される。
一方、24ビツトのオーディオデータDATは、オーデ
ィオデータ処理部35から出力されて回線交換型LAN
接続部34へ入力され、第12図に示す符号化方法に基
づいてシンボル列SsTに符号化された後、合流器36
へ入力され、ビット単位で内部のメモリに一時記憶され
る。
次1こ、合流器36において、符号化部37から出力さ
れるシンボル要求信号5IIQが入力されると、メモリ
からシンボル列spyおよびSsrが取り出されて出力
される。この時、メモリにシンボル列SPTおよびSs
Tがない場合には、ノーデータシンボル(ND)が出力
される。
そして、符号化部37において、シンボル列SPTおよ
びSstに基づいて内部において発振されたクロックに
同期したビット列開始同期シンボル(BS)が定期的に
挿入されたヒツトフレームFBか生成され、そのビット
フレームFBが送信信号ニ符号化されてコネクタ38お
よび伝送路18を介シて送信される。
次に、第4図のスレーブ局17tの復号部29において
、伝送路18およびコネクタ28を介して伝送された信
号からシンボル列が復号化され、そのシンボル列からビ
ット列開始同期シンボル(BS)が検出され、ビットフ
レームFBとしてビット列開始同期シンボル(BS)に
同期して出力され、分流器39へ入力される。
そして、分流器39において、ビットフレームFBから
パケット交換型LAN用のシンボルのみが抽出されて新
たなシンボル列SPRが生成されて出力されると共に、
抽出されたシンボルの代わりにノーデータシンボル(N
D)が挿入された新たなビットフレームP’sが出力さ
れる。
次に、シンボル列SPRが復号部31へ入力されてから
符号化部32から出力されたシンボル列S2〒が合流器
4!へ入力されて内部のメモリに一時記憶されるまでの
動作は、上述した第1の処理手順において説明したノン
ポル列SPRが復号部31へ入力されてから符号化部3
2から出力されたシンボル列SPTが合流器36へ入力
されて内部のメモリに一時記憶されるまでの動作と同様
であるので、その説明を省略する。
一方、分流器40において、ビットフレームF8から回
線交換型LAN用のシンボルのみか抽出されて新たなシ
ンボル列SsRが生成されて出力されると共に、抽出さ
れたシンボルの代わりにノーデータシンボル(ND)が
挿入された新たなビットフレームF°°8が出力される 次に、シンボル列Ss*が回線交換型L A N接続部
34へ入力されてからシンボル列SsTか合流器41へ
入力されて内部のメモリに一時記憶されるまでの動作は
、上述した第1の処理手順において説明したシンボル列
Ss++が回線交換型LAN接続!!34へ入力されて
からシンボル列SsTが合流器36へ入力されて内部の
メモリに一時記憶されるまでの動作と同様であるので、
その説明を省略する。
次に、合流器41において、分流器40かう出力される
ビットフレームF°′8が入力され、そのビットフレー
ムF°゛6からノーデータノンポル(ND)が検出され
ると−、メモリからシンボル列SP?およびSStが取
り出され、このシンボル列SP?およびS5□がノーデ
ータシンボル(ND)と置き換えられる。これにより、
合流器41からシンボル列SAが出力される。この時、
メモリにノンポル列SpアおよびSSTがない場合には
、ヒツトフレームF°°6がそのままシンボル列SAと
して出力される。
そして、符号化部42において、シンボル列S6が入力
されると、そのシンボル列SAが送信信号に符号化され
てコネクタ38および伝送路18を介して送信される。
以上説明した通信局+7tにおける動作は、各通信局1
7sおよび174においても同様に行われるので、その
説明を省略する。
そして、マスタ局17.から符号化されて送信されたビ
ットフレームFBが伝送路18を一周して再びマスク局
17.へ入力されると、マスク局17.においても上述
した受信処理および送信処理が行われ、再びヒツトフレ
ームFaが符号化されて送信される。
以上説明した動作が各通信局17.−17.において繰
り返して行われることにより、楽音制御データおよびオ
ーディオデータの通信か1つの伝送路18を用いて行わ
れる。
尚、上述した第1の考え方において説明したLANの障
害復旧動作は、この第2の考え方によるリングLANに
も適用できる。
また、上述した第1および第2の処理手順によるLAN
の実施例においては、パケット交換型LAN接続部4と
して第5図の構成のものを用いた例を示したが、これに
限定されない。即ち、リング状のパケット交換型LAN
において用いられるものであればどのようなものでもよ
い。
さらに、上述した第1および第2の処理手順によるLA
Nの実施例において、各通信局17のパケット交換型L
AN接続部4および回線交換型LAN接続部34はそれ
ぞれ1個である例を示したが、これに限定されず、さら
に多くのLAN接続部を接続してもよい。
加えて、上述した第1の処理手順によるLANの実施例
においては−、ビットフレームPsを不定長とし、ビッ
トフレームFBの終了はプリアンプル(PRA)を検出
することにより検出する例を示したが、ビットフレーム
FBを固定長にしてビット列開始同期シンボル(BS)
した後、予め設定されたビット数を検出することにより
、ビットフレームFBの終了を検出するようにしてもよ
い。また、ビットフレームFBが不定長であっても、ビ
ットフレームFBの終了を示すシンボルを符号化してお
くことにより、このシンボルを検出してビットフレーム
FBの終了を検出するようにしてもよい。
また、上述したすべての実施例においては、先に提案し
たパケット交換型LAN接続部を用いるため、コマンド
とストリームデータとをそれぞれ別々のLAN接続部に
よって伝送する例を示したが、これに限定されない。即
ち、1つのL A Nによってコマンドとストリームデ
ータとを伝送できればよいのであるから、1つのLAN
接続部によってコマンドとストリームデータとを伝送す
るようにしてもよい。
「発明の効果。
以上説明したように、この発明によれば、通信効率を低
下させることなく、簡単な構成およびプロトコルでスト
リームデータとコマンドとを1つのLANで通信するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1および第2の考え方を適用した一実施例に
よるリング型LANの構成を示すブロック図、第2図は
第1の考え方を適用した一実施例による通信局17の構
成を示すブロック図、第3図は第2の考え方の第1の処
理手順を用いた一実施例による通信局17の構成を示す
ブロック図、第4図は第2の考え方の第2の処理手順を
用いた一実施例によるスレーブ局17の構成を示すブロ
ック図、第5図は従来のパケット交換型L A N接続
部4およびその周辺装置の構成の一例を示すブロック図
、第6図は第1の考え方によるフレームの構成の一例を
示す図、第7図は第1の考え方を適用したリング型LA
Nの信号の送受信の制御部の構成の一例を示す図、第8
図は第2の考え方を適用したリング型L A Nの信号
の送受信の制御部の構成の一例を示す図、第9図は第1
の考え方によるデータの符号化方法の一例を示す図、第
1O図は第1の考え方によるフレームの構成の一例を示
す図、第11図は第1の考え方によるオーディオデータ
の構成の一例を示す図、第12図は第2の考え方による
データの符号化方法の一例を示す図、第13図は第2の
考え方によるビットフレームの構成の一例を示す図であ
る。 1.28,38.・・・・・・コネクタ、3.19,2
9゜3!・・・・・・復号部、4・・・・・・パケット
交換型LAN接続部、13,23.32.37.42・
・・・・・符号化部、15.34・・・・・・回線交換
型L A N接続部、!7.〜17.・・・・・・通信
局、18・・・・・・伝送路、21・・・・・・楽音制
御データ処理部、22.35・・・・・・オーディオデ
ータ処理部、24・・・・・・受信制御部、27・・・
・・・送信制御部、30,33,39.40・・・・・
・分流器、36.41・・・・・・合流器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の通信局を伝送路によってリング状に接続してこれ
    らの局間でデータ通信を行うリング型LANにおいて、 前記複数の通信局は、パケットデータを伝送路を介して
    他局に送信すると共に、伝送路を介して送信されたパケ
    ットデータを受信するパケット交換型LAN接続部と、
    ストリームデータを伝送路を介して他局に送信すると共
    に、伝送路を介して送信されたストリームデータを受信
    する回線交換型LAN接続部とを具備することを特徴と
    するリング型LAN。
JP14805590A 1990-06-06 1990-06-06 リング型lan Pending JPH0440135A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14805590A JPH0440135A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 リング型lan
US07/710,826 US5257259A (en) 1990-06-06 1991-06-05 Ring-type local area network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14805590A JPH0440135A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 リング型lan

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0440135A true JPH0440135A (ja) 1992-02-10

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ID=15444158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14805590A Pending JPH0440135A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 リング型lan

Country Status (1)

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JP (1) JPH0440135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6002690A (en) * 1996-04-25 1999-12-14 Nec Corporation Time division multiplex transferring system capable of increasing transferring efficiency and preventing interruption of communication

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6002690A (en) * 1996-04-25 1999-12-14 Nec Corporation Time division multiplex transferring system capable of increasing transferring efficiency and preventing interruption of communication

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