JPH0439816A - 導電部材 - Google Patents

導電部材

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JPH0439816A
JPH0439816A JP14674990A JP14674990A JPH0439816A JP H0439816 A JPH0439816 A JP H0439816A JP 14674990 A JP14674990 A JP 14674990A JP 14674990 A JP14674990 A JP 14674990A JP H0439816 A JPH0439816 A JP H0439816A
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JP
Japan
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material layer
conductive
elastic material
conductivity
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP14674990A
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English (en)
Inventor
Eiji Ofuku
大福 英治
Kinya Suzuki
欽也 鈴木
Yoshitomo Masuda
善友 増田
Takahiro Kawagoe
隆博 川越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 奮棗上夏■里立互 本発明は、各種電気機器の構成部材或いは電気分解用の
電極等として好適に用いられる導電部材に関し、更に詳
述すると、高接触性で接触抵抗を低下させることができ
ると共に、高温下や酸化性雰囲気下といった条件の下で
使用された場合でも導電特性の劣化が防止され、安定し
た導電性を長期に亘って保持し得る導電部材に関する。
灸米立抜生 近年、導電性基体の表面に更に導電性を有する弾性材料
層を被覆した導電部材が各種電気器機の構成部材や電気
分解用の電極等として用いられ始めている。
上記導電部材は、通常弾性材料層としてシリコーンゴム
等の合成ゴムに導電材としてカーボンやグラファイト等
を添加した組成物を用い、該弾性材料層を金属製の基体
表面に被覆形成した構成となっており、弾性材料層によ
る密着性、緩衝性等の性能が発揮され、高接触性を計る
ことができるものである。この場合、この導電部材にお
ける弾性材料層の電気的導通性は、混入したカーボンや
グラファイト等の導電材に負っているものである。
が  しよ゛と る しかしながら、このような導電部材は、高温下や酸化性
の雰囲気下で使用された場合などに、電導度が低下した
り、電導度の値が変動するといった問題を生じる場合が
ある。即ち、上記の導電部材は、上述のように弾性材料
層内及びその表面における電気的導通を弾性材料層内に
混入したカーボンやグラファイト等の導電材から得てい
るものであるが、これらの導電材は酸化され易い材料で
ある上、弾性材料層表面で電子伝導に寄与しているカー
ボンやグラファイト等の導電材の絶対量が少なく、しか
もカーボン、グラファイト等の導電材はゴム中の加硫成
分による影響を受は易く、特に高温下や酸化性雰囲気下
で使用した場合には、これら導電材が酸化されて弾性材
料層の電導度が低下又は変動し、これが部材全体の電導
度に大きく影響する場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、高温下や酸
化性雰囲気下においても電導度の低下や変動が可及的に
抑止され、安定した電導度を長期に亘って保持し得る弾
性材料層を有した導電部材を提供することを目的とする
するための   び 本発明は、上記目的を達成するため、基体表面に導電性
を有する弾性材料層を被覆し、更にこの弾性材料層の表
面に金属やカーボン等の導電材よりなる導電材層を被覆
してなることを特徴とする導電部材を提供する。
本発明によれば、このように基体表面に導電性を有する
弾性材料層を被覆した導電部材の弾性材料層上に更にカ
ーボンや金属等の導電材料からなる導電材層を形成した
ことにより、高温下や酸化性雰囲気下で使用される場合
でも弾性材料層中の導電材が酸化し、劣化することが効
果的に抑制され、導電部材の電導度が低下したり、変動
したりすることが可及的に抑止される。しかも、弾性材
料層による密着性、緩衝性等の効果も有効に発揮される
ものである。
以下、本発明につき、図面を参照して更に詳しく説明す
る。
第1図は、本発明の導電部材の一例を示すもので、図中
1は円柱状の基体であり、この基体1の外周面に導電性
を有する弾性材料層2を被覆形成し、更にこの弾性材料
層2表面に導電材層3を被覆形成したものである。
ここで、上記基体1としては、通常スチール、アルミニ
ウム、ステンレススチール等の金属からなるものが用い
られるが、硬質プラスチック等の非導電性材料を用いる
こともできる。
この基体1の外周面に被覆形成される弾性材料層2とし
ては、天然ゴム、変性天然ゴム、スチレン−ブタジェン
ゴム、ブタジェンゴム、イソプレンゴム、アクリロニト
リルブタジェンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プ
ロピレンゴム、エチレン−プロピレンターポリマー、ブ
チルゴム、アクリルゴム、ハイパロン、シリコンゴム、
フッ素ゴム、多硫化ゴム、ウレタンゴム等のゴム類、ポ
リウレタン系、ポリオレフィン系、ポリスチレン系、ポ
リエステル系、ポリアミド系等のエラストマーなとの弾
性基材に粉末状、微粒子状、繊維状等のカーボン、グラ
ファイト、各種金属類、金属酸化物等の導電材を添加し
て導電性を付与したものを用いることができる。この場
合、弾性材料層2は多孔質状であっても差支えない。な
お、この弾性材料層2の電導度は、その用途により異な
るが、通常体積抵抗率で10−2〜10”Qcn、特に
10’〜104Ωlの範囲とすることが好ましく、この
弾性材料層2の電導度は、上記導電材の添加量を適宜調
節することにより調整することができる。この弾性材料
層2を基体1上に形成する方法としては、例えば基材ゴ
ムに導電材を添加したゴム組成物を用い、基体1表面上
にこれを加硫成形するなどの通常の方法を採用すること
ができる。
本発明の導電部材は、上記弾性材料層2の表面に更に導
電材層3を被覆形成し、この導電材層3により弾性材料
層2中の導電材が酸化劣化するのを抑制し、安定した電
導度を長期に亘り保持し得るよう構成したものである。
この導電材層3としては、導電性を有し、耐食性に優れ
た材料が好適に用いられる。具体的には、Fe、 Co
、 Ni、 An、 Cr、 Mo、 Pt、 Au、
 Cu。
Ag、Pd、Zn、Pb、Sn、Ti等の金属及びステ
ンレス鋼等の合金、カーボン、グラファイト、アセチレ
ンブラック等の導電性カーボン材料などの1種又は2種
以上が好適に用いられる。該導電材料層3の電導度は1
0−5〜1010Ω】、特に10−s〜104Ωlであ
ることが好ましい。
この導電材層3を上記弾性材料層2の表面に被覆形成す
る方法としては、導電材層3の材質等に応じて適宜選択
され、特に制限されるものではないが、以下の方法が好
適に採用される。
(1)金属膜又はカーボン膜等を真空蒸着法、高周波ス
パッタ法、プラズマ蒸着法等の気相めっき法により被覆
形成する方法。また、金属膜の場合は、無電解めっき法
、電気めっき法等の湿式めっき法により形成する方法。
(2)金属粉、金属繊維、グラファイト粉末、微粒子状
カーボン、繊維状カーボン等の1種又は2種以上を分散
させた塗料を塗布して被覆形成する方法。なお、この場
合塗料としては、カーボンや金属等の導電材の酸化劣化
を抑える点でゴム系の塗料よりも樹脂系塗料を用いるこ
とが好ましい。
(3)金属箔又は金属薄膜を弾性材料層上に接着剤等を
用いて接着する方法。なお、この場合弾性材料層の基材
としてゴム基材を用いたときは、ゴム基材の加硫時に金
属薄膜を接着することができる。なおまた、用いる金属
箔の厚さは500−以下とすることが好ましく、この厚
さが500−を超えると弾性材料層の効果が有効に発揮
し得ない場合がある。
この導電材層3は1通常第1図の如く単層とされるが、
複数種の材質からなる2層以上の構造とすることもでき
、また第2図に示した如き部分的に異なる材質からなる
層3aと3bとからなる導電材層3とすることもできる
。なお、第2図において参照付量1,2は第1図と同様
にそれぞれ基体、弾性材料層を示す。
本発明の導電部材は上記基体2弾性材料層及び導電材層
からなるものであるが、更にこの導電材層の表面に導電
性、半導電性又は絶縁性の保護層を形成することもでき
る。また、本発明導電部材の形状は、上記第1図では円
柱状のものを示したが、用途等に応じて、板状、角柱状
等の様々な形状とすることができる。
見所立夏果 本発明の導電部材は、高温下や酸化性雰囲気下において
も、その電導塵が低下したり、変動するようなことが可
及的に防止され、長期に亘って安定した電導塵を保持し
得、しかも弾性材料層を設けたことによる密着性、緩衝
性等の効果も有効に発揮し得るものである。従って、本
発明の導電部材は、複写機、プリンター、現像装置、フ
ァクシミリ等の電子機器において帯電、除電、記録など
を行なうための導電部材や電解重合、電解合成、電気め
っき等の電気化学的な酸化還元反応を行なわせるための
電極用導電部材などとして好適に使用し得るものである
以下、実施例、比較例を示し、本発明を具体的に説明す
るが、本発明は、下記実施例に制限されるものではない
〔実施例1〕 天然ゴム100部(重量部、以下同様)に対し、導電材
として高導電性カーボン粉末80部を添加して導電性を
有するゴム組成物を調製した。これをアルミニウム基板
の表面に加硫成型して被覆し。
基体表面をゴム材料層で被覆した長さ4Ωm、巾11、
厚さ2w1のシート状物を得た。なお、ゴム材料層(弾
性材料層)の表面抵抗は1oΩであった。
次に、このシート状物の表面に真空蒸着法により金を蒸
着し、厚さ500人の導電材層を形成し、導電部材を得
た。なお、導電材層の表面抵抗は5Ωであった。
この導電部材の金蒸着部分をNaCQ飽和水溶液からな
る電解液中に浸漬して作用極とし、対極として白金板を
同電解液中に浸漬して作用極が正極側になるようにその
アルミニウム基板部分及び対極上端部に電源を接続した
。この状態でIOVの定電圧で電気分解を行ない、通電
電気量が2000Cとなった時点で電解を止め、作用極
の導電部材を取り出し、水洗後その表面抵抗を測定した
ところ、l X 103Ωであった。
〔実施例2〕 導電材層を金蒸着膜の代りに高導電性微粒径カーボンを
ポリオレフィン系塗料に分散した導電性ペーストを塗布
して形成したカーボン層とした以外は実施例1と同様に
してシート状の導電部材を作製した。この導電部材の表
面抵抗は5Ωであった。
次に、この導電部材を用い、実施例1と同様にして電気
分解を行なった後、その表面抵抗を測定した。結果は5
 X 10”Ωであった。
〔比較例〕
金の蒸着膜を形成しない以外、即ち導電材層を形成しな
い以外は実施例1と同様の導電部材を作製した。
次に、この導電部材を用い、実施例1と同様にして電気
分解を行なった後、その表面抵抗を測定した。結果は1
.5X10’Ωであった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の一実施例を示すも
ので、第1図は断面図、第2図は部分断面図である。 第1図 第2図 1・・・基 体  2・・・弾性材料層  3・・・導
電材層出願人  株式会社 ブリデストン 代理人  弁理士 小 島 隆 司 (他1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基体表面に導電性を有する弾性材料層を被覆し、更
    にこの弾性材料層の表面に導電材層を被覆してなること
    を特徴とする導電部材。
JP14674990A 1990-06-05 1990-06-05 導電部材 Pending JPH0439816A (ja)

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JP14674990A JPH0439816A (ja) 1990-06-05 1990-06-05 導電部材

Applications Claiming Priority (1)

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JP14674990A JPH0439816A (ja) 1990-06-05 1990-06-05 導電部材

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JPH0439816A true JPH0439816A (ja) 1992-02-10

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ID=15414723

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JP14674990A Pending JPH0439816A (ja) 1990-06-05 1990-06-05 導電部材

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06188532A (ja) * 1992-12-21 1994-07-08 Yazaki Corp 電気回路用導電部材、電気回路体及びその製造方法
JP2003523584A (ja) * 2000-02-15 2003-08-05 シーメンス テクノロジー−トゥー−ビジネス センター、リミテッド ライアビリティ カンパニー 接触センサ装置および方法
JP2006210203A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Nissei Electric Co Ltd 同軸ケーブル及びその製造方法
JP2016006901A (ja) * 2012-04-04 2016-01-14 日立化成株式会社 導電パターンの形成方法

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