JPH0439630Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439630Y2
JPH0439630Y2 JP1987179703U JP17970387U JPH0439630Y2 JP H0439630 Y2 JPH0439630 Y2 JP H0439630Y2 JP 1987179703 U JP1987179703 U JP 1987179703U JP 17970387 U JP17970387 U JP 17970387U JP H0439630 Y2 JPH0439630 Y2 JP H0439630Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket body
lid member
storage tank
liquid storage
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987179703U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0186033U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987179703U priority Critical patent/JPH0439630Y2/ja
Publication of JPH0186033U publication Critical patent/JPH0186033U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439630Y2 publication Critical patent/JPH0439630Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電極式レベルスイツチの改良に係り、
特に液体貯槽内の液体から生ずる結露が原因とな
つて複数本の電極棒同志が電気的に導通状態とな
るのを防止したレベルスイツチに関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のレベルスイツチにおける電極棒
の取付構造を示す半断面図であり、図中1は液体
貯槽の上部開口に水密状に被着した蓋部材、3は
当該蓋部材1に穿設した通孔4に嵌着固定した内
部中空のソケツト、5は当該ソケツト3内にシー
ル用のパツキン6を介してその下端部が液体貯槽
内部2に垂下する如く貫通させた電極棒、7はパ
ツキン6を下方に圧縮するためのブツシユを示す
ものである。
そして、従来構造においてはソケツト3の内周
面と電極棒5の外周面とが接触状態となつている
か、あるいは接触しないまでもごく僅かな間隙し
か開いていない構造となつていた。また、蓋部材
1に穿設した通孔4内に密嵌したソケツト3は、
その下端部が当該通孔4内に収納されるような短
尺構造となつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように従来の電極棒取付構造では、ソケツ
ト3の内周面と電極棒5の外周面とが互いに接触
状態となつているか、あるいは接触状態となつて
いないまでも、ごく僅かな間隙しか設けられてお
らず、またソケツト3の下端部が蓋部材1に穿設
した通孔4内に収納されるような構造となつてい
た。そのため、液体貯槽2内の液体の温度上昇等
に伴い蓋部材1の天井面やソケツト3の下端面に
結露が生じてくると、この結露が一種の導体とな
つて相隣れる他の電極棒が電気的に結合状態とな
り、一方の電極棒の検出電流が他方の電極棒へも
流れてしまうことがあるという問題点があつた。
本考案者等はこのような不具合点をなくするべ
く種々検討した結果、ソケツト3の内周面と電極
棒5の外周面とがほとんど接触状態に近い程近接
しており、ソケツト3の下端面に生成した結露が
電極棒5の外周面にきわめて付着し易いこと、並
びにソケツト3の下端部が蓋部材1の通孔4内に
収納されてしまう程短尺であるため相隣れる電極
棒までの電気的沿面距離が短くなること、の二点
が主な原因となつていることが判つた。
そこで本考案は、前記した従来構造に伴う問題
点をなくし、電極棒の外周面とソケツト本体の内
周面との間に、結露が互いに接触しない程度の隙
間を形成すると共に、ソケツト本体のスカート部
を下方に延設して相隣れる電極棒までの電気的な
沿面距離を充分とれるようになし、結露が原因と
なつて生ずる誤動作を防止したレベルスイツチを
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述
すれば、液体貯槽の上部開口に水密状に被着する
蓋部材と、この蓋部材に穿設した複数の通孔内に
それぞれ電極棒を液体貯槽内に垂下するごとく貫
通させた電極式レベルスイツチにおいて、それぞ
れの通孔内に嵌着固定する鍔部とスカート部を備
えた内部中空のソケツト本体と、このソケツト本
体内にシール用のパツキンを介して貫通させた電
極棒とを有し、ソケツト本体内を貫通する電極棒
の外周面とソケツト本体のスカート部の内周面と
の間に液体貯槽内の液体から生ずる結露が互いに
接触しない程度の隙間を形成すると共に、前記ソ
ケツト本体のスカート部を蓋部材の天井面より下
方に突出するように延設したことを特徴とするレ
ベルスイツチであり、以下、その具体的構成を図
示の実施例に基づき詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案レベルスイツチの一実施例を示
す平面図、第2図は第1図のA−A線に沿つた拡
大半断面図である。図中10は計量槽や希釈槽の
ような液体貯槽の内部を示し、11は液体貯槽の
上面開口にパツキン(図示せず)等を介して水密
状に被着した電極フランジ、電極プレート等から
なる蓋部材、12はこの蓋部材11に穿設した複
数の通孔13内に嵌着固定する鍔部14とスカー
ト部15を備えた内部中空のソケツト本体で、鍔
部14の下面を蓋部材11の上面に当接係止させ
るようにして蓋部材11のそれぞれの通孔13内
に密嵌するものである。
16は前記ソケツト本体12の中空部内にシー
ル用のパツキン17を介してその下端部が液体貯
槽内部10に垂下する如く貫通させた電極棒、1
8はパツキン17を下方に抑え付ける断面逆T字
型の締付スリーブ、19はこの締付スリーブ18
を下方に押圧する袋ナツトで、当該袋ナツト19
の内周面に形成した雌螺子をソケツト本体12の
上部外周面に形成した雄螺子にねじ込んでいく
と、締付スリーブ18が袋ナツト19の内側上部
によつて下方に押圧され、これに関連してパツキ
ン17が電極棒16の取付部をシールするもので
ある。
本考案はこのような電極式レベルスイツチに関
し、ソケツト本体12内を貫通する電極棒16の
外周面とソケツト本体12のスカート部15の内
周面との間に、液体貯槽内部10の液体から生ず
る結露が互いに接触しない程度の隙間20(1.5
mm以上)を形成するようにすると共に、ソケツト
本体12のスカート部15を蓋部材11の天井面
21より下方に突出するような延設形成し、相隣
れる電極棒16同志の電気的沿面距離が長くなる
ようにしたものである。
本考案の構造によれば、電極棒16の外周面と
ソケツト本体12の内周面との間に充分な隙間2
0が設けられているので、たとえこの隙間20内
に結露が生じても電極棒16に橋渡しされるおそ
れがなくなると共に、結露はスカート部15の内
周垂直壁に沿つて落下し易くなるものである。
また、ソケツト本体12のスカート部15が下
方に突出した構造となつているので蓋部材11の
天井面21に付着した結露は、このスカート部1
5の外周面に沿つて落下が促進されるものであ
る。
〔考案の効果」 本考案レベルスイツチはこのような構成からな
り、従来より長尺なスカート部の内周面全体が電
気的な沿面距離として機能するので、相隣れる電
極棒同志が結露を介して電気的に結合するおそれ
がなくなるものである。
従つて、本考案によれば信頼性の優れたレベル
スイツチを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案レベルスイツチの一実施例を示
す平面図、第2図は第1図のA−A線に沿つた拡
大半断面図、第3図は従来のレベルスイツチにお
ける電極棒の取付構造を示す半断面図である。 10……液体貯槽、11……蓋部材、12……
ソケツト本体、13……通孔、14……鍔部、1
5……スカート部、16……電極棒、17……パ
ツキン、18……締付スリーブ、19……袋ナツ
ト、20……隙間、21……天井面、22……電
極カバー、23……ターミナルロツクナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体貯槽の上部開口に水密状に被着する蓋部材
    と、この蓋部材に穿設した複数の通孔内にそれぞ
    れ電極棒を液体貯槽内に垂下するごとく貫通させ
    た電極式レベルスイツチにおいて、それぞれの通
    孔内に嵌着固定する鍔部とスカート部を備えた内
    部中空のソケツト本体と、このソケツト本体内に
    シール用のパツキンを介して貫通させた電極棒と
    を有し、ソケツト本体内を貫通する電極棒の外周
    面とソケツト本体のスカート部の内周面との間に
    液体貯槽内の液体から生ずる結露が互いに接触し
    ない程度の隙間を形成すると共に、前記ソケツト
    本体のスカート部を蓋部材の天井面より下方に突
    出するように延設したことを特徴とするレベルス
    イツチ。
JP1987179703U 1987-11-27 1987-11-27 Expired JPH0439630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987179703U JPH0439630Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987179703U JPH0439630Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0186033U JPH0186033U (ja) 1989-06-07
JPH0439630Y2 true JPH0439630Y2 (ja) 1992-09-17

Family

ID=31471249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987179703U Expired JPH0439630Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439630Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4982743U (ja) * 1972-11-06 1974-07-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0186033U (ja) 1989-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4502166A (en) Two piece closet ring
JPS62154726U (ja)
JPH0439630Y2 (ja)
GB2165000A (en) Covering a spark plug in an engine
JPH09503616A (ja) 蓄電池の電極接続装置
JPS61124957U (ja)
JPS6137185Y2 (ja)
JPH038215Y2 (ja)
CN215567900U (zh) 一种带有凹槽结构防脱落的密封圈
KR910009532A (ko) 용기용 밀봉합 시스템
JPS6348019Y2 (ja)
JPS5942497Y2 (ja) 取付ビス絶縁装置
JPH0523384Y2 (ja)
JPH0752357Y2 (ja) エンジンヘッドカバーのプラグチューブガスケット
JPH0418532Y2 (ja)
JPH039550Y2 (ja)
JPS5919340Y2 (ja) 蓄電池液面検出装置
JPS62113054U (ja)
JPS63180367U (ja)
JPH0640686Y2 (ja) 断熱キャップ付吐水管
JPS5912598Y2 (ja) ガラス電極
JPS601457Y2 (ja) ブツシングの取付装置
JPS61100828U (ja)
JPS63155027U (ja)
JPH0311322U (ja)