JPH0439139A - 装飾品 - Google Patents

装飾品

Info

Publication number
JPH0439139A
JPH0439139A JP2145190A JP14519090A JPH0439139A JP H0439139 A JPH0439139 A JP H0439139A JP 2145190 A JP2145190 A JP 2145190A JP 14519090 A JP14519090 A JP 14519090A JP H0439139 A JPH0439139 A JP H0439139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
multilayer film
substrate
patterns
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2145190A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Ito
伊藤 敏安
Yasuhiko Ogisu
康彦 荻巣
Riichi Funahashi
舟橋 利一
Nariyuki Takahashi
高橋 成幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2145190A priority Critical patent/JPH0439139A/ja
Publication of JPH0439139A publication Critical patent/JPH0439139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば自動車の後部に装着されて文字等の模様
を表示するバックパネル等の装飾品に関するものである
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]従来より
、例えば自動車後部に装着されるバックパネルの一形態
として、車名を示すロゴ、グレード名、絵柄等の模様を
夜間に発光させるようにしたものがある。このバックパ
ネルは、模様がかたどられた半透過膜を透明樹脂基材の
内面に形成したものであり、同半透過膜はアルミ等の金
属を蒸着することにより形成されている。そして、前記
バックパネルの内面側には電球等の光源が配設されてい
る。そのため、前記バックパネルによれば自動車後方か
らは昼間には金属調の模様が見え、夜間には電球からの
光が半透過膜を通過し、模様が浮き上がったように見え
る(特公昭63−58732号公報参照)。
しかしながら、前記従来技術では昼間と夜間とで色彩の
変化に乏しく、装飾品としては単一で面白味に欠ける。
そこで、新規で意匠的に優れた装飾品の開発が望まれて
いる。
本発明は上述したような事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は昼間と夜間とで色彩の異なった模様が浮
き上がって見える、新規で装飾効果の高い装飾品を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために本発明は、透明な基材と、前
記基材の内面側に配設され、該基材へ向けて光を照射す
る光源と、前記基材の外面側又は該基材と前記光源との
間に設けられ、透過光と反射光とが補色関係となるよう
光を選択的に分離するために、屈折率の異なる複数の薄
膜を積層してなる多層膜とを備えた装飾品をその要旨と
する。
[作用] 上記構成を採用したことにより、装飾品の外面側からは
透明基材を介し、又は直接多層膜による模様が見える。
この模様の色は多層膜で反射される光又は同多層膜を透
過する光によって決定される。すなわち、光源から光が
照射されない昼間には、内面側から多層膜に照射される
光の量よりも、外面側から多層膜に照射される光の量の
方が多い。
そのため、装飾品の外面側から多層膜に照射された光の
うち、反射された成分の色が見える。
また、光源から光が照射される夜間には、内面側から多
層膜に照射される光の量の方が、外面側から多層膜に照
射される光の量の方よりも多い。
そのため、光源から多層膜に照射された光のうち、同多
層膜を透過した成分の色が見える。
前記多層膜は透過光と反射光とが補色関係となるよう光
を選択的に分離する機能を有しているので、前記のよう
に昼間と夜間とで見える模様の色彩は相互に異なる。
[実施例コ 以下、本発明を自動車用バックパネルに具体化した一実
施例を第1〜5図に従って説明する。
第1,2図に示すように本実施例のバックパネルlは、
自動車3後部(第2図左側部)における左右のりャコン
ビネーシジンランプ4間に取付けられるように、横長板
状に形成されている。このバックパネルlの基材2は、
PMMA (ポリメチルメタクリレート)、PC(ポリ
カーボネート)、PS(ポリスチレン)、エポキシ樹脂
等の透明な合成樹脂により形成されている。ここで、透
明とは無色透明はもちろんのこと、それ以外にも着色透
明や半透明も含むものとする。
基材2の内面(第1図右側面)全体には着色層5が形成
されている。着色層5の一部には、車名等のロゴ、グレ
ード名、絵柄等からなる各種模様をかたどった光透過部
6が形成されている。この光透過部6は、例えば基材2
内面の所定部位にマスキングテープを貼着した状態で塗
装を施し、塗膜硬化後に同マスキングテープを剥がすこ
とにより得られるものである。本実施例では光透過部6
がアルファベットの「GT」の2文字にかたどられてい
る。そのため、自動車3の後方からバックパネルlを見
ると、基材2を介し光透過部6の文字が視認できる。
前記光透過部6と対応する着色層5上には、模様表示用
の多層膜7がEB蒸着法によって形成されている。この
多層膜7は、表−1に示す屈折率n及び膜厚dを有する
複数(本実施例では12層)の薄膜8を、膜Nα1〜1
2の順で着色層5上に積層したものであり、詳しくはチ
ャンバ内をその真空度がl X l O’Torrにな
るまで排気した後、TiO2とM g F tを交互に
蒸着させることによって形成されている。このように形
成された多層膜7は、透過光と反射光とが補色関係とな
るよう光を選択的に分離する機能を有している。ここで
補色関係とは、色度図における白色点の両側にあり、両
光を混合すると白色になるような色の関係をいう。
表−1 前記表−1における各薄膜8の膜厚dは、nd=K・λ
/4の関係式(Kは定数であり、膜Nα1では0.5、
膜Nα2〜12では1.0)により求めた値である。な
お基材2の屈折率nは1.520である。
第4図には多層膜7に各種波長の光を照射した時の波長
と反射率との関係を示し、第5図には同じく波長と透過
率との関係を示す。これらの図から、約600nmの波
長を境として、それよりも小さな波長の光(青緑色)の
大部分は多層膜7を透過し、約600nmよりも大きな
波長の光(赤色)の大部分は多層膜7で反射されること
がわかる。同図では波長が600nm付近の立ち上がり
部分の傾斜角度は急である。この傾斜角度は反射光及び
透過光の鮮やかさに関与しており、急なほど鮮やかさが
増す傾向がある。
第1図に示すように前記多層膜7上には、両面テープ、
接着剤等によりケースIOが接着固定されている。この
ケース10の上板10aには、タングステン製フィラメ
ントを有する光源としての電球9が取付けられており、
同電球9から発せられる光が多層膜7に照射されるよう
になっている。
前記のように構成されたバックパネル1が装着された自
動車によると、同自動車3の後方からは基材2を介し光
透過部6の模様が見える。この模様の色は、多層膜7に
よって反射される光又は同多層膜7を透過する光によっ
て決定される。すなわち、電球9が点灯されない昼間に
おいては、バックパネルlの内方から多層膜7に照射さ
れる光の量よりも、同バックパネルlの外方から多層膜
7に照射される光の量の方が多い。そのため、バックパ
ネルlの外面側から多層膜7に照射された光のうち、反
射された光の成分により、光透過部6を介しrGTJの
文字が鮮やかな赤色に見える。
また、電球9が点灯される夜間には、バックパネルIの
内方から多層膜7に照射される光の量の方が、同バック
パネル1の外方から多層膜7に照射される光の量よりも
多い。そのため、電球9から多層膜7に照射された光の
うち、同多層膜7を透過した光の成分により、光透過部
6を;1rGT」の文字が鮮やかな青緑色に浮き上がっ
て見える。
さらには、夜間であっても後方の自動車が近づき、その
自動車からのヘッドライトの光が本実施例のバックパネ
ル1に照射されると、その光の成分のうち赤色の成分が
反射され、後方からは赤色の「GT」の文字が見える。
このように本実施例によれば、バックパネルIに形成し
た多層膜7は透過光と反射光とが補色関係となるよう光
を選択的に分離する機能を有しているので、前記のよう
に昼間と夜間とでは「GT」という文字の色が赤色と青
緑色となって見える。
このため、従来のものとは異なり昼間と夜間とで模様の
色が変化するという、新規で意外性に富み、しかも装飾
効果が高いバックパネルlを提供することができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
(1)薄膜8を構成する材料、膜厚d等を適宜変更する
ことにより、反射光の色彩及び透過光の色彩を変えるこ
とができる。
第6図は、反射光がマゼンダ色で透過光が緑色に見える
多層膜7を用いた場合の光の波長と反射率との関係を示
すグラフ、第7図は同じく波長と透過率との関係を示す
グラフである。これらの図から、波長が350〜500
nm、600nm以上の光は多層膜7によって反射され
、逆に波長が500〜600nmの光は多層膜7を透過
されることがわかる。従って、この多層膜7を用いたバ
ックパネル1によると、昼間にはマゼンダ色の模様が見
え、夜間には緑色の模様が見えることになる。
また、第8図は反射光が黄色で透過光が青色となって見
える多層膜7を用いた場合の光の波長と反射率との関係
を示すグラフ、第9図は同じく波長と透過率との関係を
示すグラフである。これらの図から、波長が500nm
以上の光は多層膜7によって反射され、逆に波長が35
0〜500nmの光は多層膜7を透過することがわかる
。従って、この多層膜7を用いたバックパネルlによる
と、昼間には黄色の模様が見え、夜間には青色の模様が
見えることになる。
上記反射光−透過光の関係がマゼンダ−緑、黄−青のい
ずれの場合にも、反射光及び透過光は補色の関係となる
(2)実験によると、多層膜7における反射光及び透過
光の色彩を鮮やかにするためには、隣接する薄膜8の屈
折率nの差が大きくなるように同薄膜8の材料を選択し
たり、同薄膜8の数を多くしたりすることが有効である
。このようにすると、例えば第4,5図における分光曲
線の立ち上がり部分の傾斜角度が急になる。
反対に隣接する薄膜8の屈折率nの差が小さかったり、
同薄膜8の数が少なかったりすると、同図における分光
曲線の立ち上がり部分の傾斜角度がなだらかとなり、多
層膜7における反射光及び透過光の色彩が暗く濁る傾向
がある。
従って、前記実施例で薄膜8の材料として用いたT i
 Otは屈折率nが太きく(2,30)、反対にMgF
2の屈折率nは小さい(1,38)ので、この組合せは
前記色彩の鮮やかさに大きく寄与していると推定される
(3)光源としては電球9以外にもEL発光素子、LE
D等を用いることができる。また、光を伝送する光ファ
イバを基材2の内面側に配設し、同光ファイバから多層
膜7に光を照射させるようにしてもよい。
(4)前記実施例では着色層5及び光透過部6を基材2
の内面に形成したが、これらを基材2の外面に形成して
もよく、この場合にも前記実施例と同様な作用及び効果
を奏する。
(5)前記実施例では、光透過部6を有する着色層5上
に多層膜7を形成したが、この着色層5を省略して、基
材2の外面又は内面に、模様をかたどった多層膜7を直
接形成してもよく、材料、膜厚の異なる多層膜7により
模様を構成してもよい。
(6)本発明をバイツや自転車の装飾品や表札、案内板
等に具体化してもよい。
(7)多層膜7をガラス状や透明樹脂状に形成し、これ
を模様部の内側に貼り付けてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、昼間と夜間とで色
彩の異なった模様が浮き上がって見える、新規で変化に
富み装飾効果の高い装飾品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明を自動車用バックパネルに具体化し
た一実施例を示し、第1図はバックパネルの断面図、第
2図は自動車後部にバックパネルを取付けた状態を示す
部分斜視図、第3図は多層膜の部分拡大断面図、第4図
は波長と反射率との関係を示すグラフ、第5図は波長と
透過率との関係を示すグラフであり、第6図は透過光が
緑色に、反射光がマゼンダ色に見える多層膜を用いた場
合の波長と反射率との関係を示すグラフ、第7図は同じ
く波長と透過率との関係を示すグラフであり、第8図は
透過光が青色に、反射光が黄色に見える多層膜を用いた
場合の波長と反射率との関係を示すグラフ、第9図は同
じく波長と透過率との関係を示すグラフである。 2・・・基材、7・・・多層膜、8・・・薄膜、9川光
源としての電球。 特許出願人   豊田合成株式会社 代理人 弁理士 恩田博宣(はが1名)図面の浄書(内
容に変更なし) 第1図 13図 2基材 第6図 jI7図 波 長 (nm)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明な基材(2)と、 前記基材(2)の内面側に配設され、該基材(2)へ向
    けて光を照射する光源(9)と、前記基材(2)の外面
    側又は該基材(2)と前記光源(9)との間に設けられ
    、透過光と反射光とが補色関係となるよう光を選択的に
    分離するために、屈折率の異なる複数の薄膜(8)を積
    層してなる多層膜(7)と を備えたことを特徴とする装飾品。
JP2145190A 1990-06-01 1990-06-01 装飾品 Pending JPH0439139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145190A JPH0439139A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 装飾品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145190A JPH0439139A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 装飾品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0439139A true JPH0439139A (ja) 1992-02-10

Family

ID=15379510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2145190A Pending JPH0439139A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 装飾品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439139A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3490096B2 (ja) * 1997-08-01 2004-01-26 シチズン時計株式会社 液晶表示パネル
JP2008189168A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 発光体を内部に有するドアミラー装置
CN103723094A (zh) * 2014-01-20 2014-04-16 宁波华翔特雷姆汽车饰件有限公司 一种汽车装饰条

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3490096B2 (ja) * 1997-08-01 2004-01-26 シチズン時計株式会社 液晶表示パネル
JP2008189168A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 発光体を内部に有するドアミラー装置
CN103723094A (zh) * 2014-01-20 2014-04-16 宁波华翔特雷姆汽车饰件有限公司 一种汽车装饰条

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101511641B (zh) 照明装置
CN102416910B (zh) 车辆用发光装饰件
AU2001280567B2 (en) Color shifting film with a plurality of fluorescent colorants
GB2224366A (en) Multi-layered surface reflecting mirror
CN102901020B (zh) 激光成形挡板
JP2001347798A (ja) 発色構造体
KR950031501A (ko) 유색 광채 필름
JP2008262008A (ja) 発光表示パネル
WO2002066266A1 (en) Color shifting film with patterned fluorescent and non-fluorescent colorants
CN101208939A (zh) 多重反射面板
US9688034B2 (en) Automotive light assembly with inner lens for combined daytime running light and position light functions
WO2003037616A1 (en) Decorative structure
JP7286943B2 (ja) 加飾フィルムおよび表示装置
EP3623227A1 (fr) Elément de carrosserie rétroéclairé à fort contraste
JPH0439139A (ja) 装飾品
JP2003015564A (ja) 発光性車両用内装材
JP5089932B2 (ja) 装飾部材及び灯具並びに装飾品
WO2003038335A1 (en) Automotive lamp
WO2003040614A1 (en) Automotive lamp
KR101228185B1 (ko) 보색관계의 유색층들을 포함하는 간판 및 그의 제조방법
WO2024093868A1 (zh) 车用光学装饰膜片及用于车辆内部的光学饰件总成
WO2024093865A1 (zh) 车用光学装饰膜片及用于车辆内部的光学饰件总成
JPH059444A (ja) 装飾用粘着シート
JPH0462560B2 (ja)
JP2008010150A (ja) 照明装置