JPH0439065A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JPH0439065A JPH0439065A JP14701590A JP14701590A JPH0439065A JP H0439065 A JPH0439065 A JP H0439065A JP 14701590 A JP14701590 A JP 14701590A JP 14701590 A JP14701590 A JP 14701590A JP H0439065 A JPH0439065 A JP H0439065A
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- Japan
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- electrode
- heating element
- thermal head
- common electrode
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明はサーマルヘッドに関するものである。
[発明の概要]
本発明は印字品質が高く、保護膜の損傷や摩耗による印
字特性の劣化のない信頼性の高いサーマルヘッドを提供
することを目的とするもので、基板の一辺にそって発熱
体が列状に形成され、前記発熱体列の一方には各発熱体
に共通に接続される共通電極が、他方には各発熱体に個
別に接続される個別電極が形成されているサーマルヘッ
ドにおいて、前記共通電極および個別電極がアルミ膜の
部分陽極酸化により形成され、かつ前記発熱体を含む電
極以外の部分にはアルミ膜の陽極酸化膜が形成されたも
のである。
字特性の劣化のない信頼性の高いサーマルヘッドを提供
することを目的とするもので、基板の一辺にそって発熱
体が列状に形成され、前記発熱体列の一方には各発熱体
に共通に接続される共通電極が、他方には各発熱体に個
別に接続される個別電極が形成されているサーマルヘッ
ドにおいて、前記共通電極および個別電極がアルミ膜の
部分陽極酸化により形成され、かつ前記発熱体を含む電
極以外の部分にはアルミ膜の陽極酸化膜が形成されたも
のである。
従来のサーマルヘッドは、第3図の断面図に示すように
基板上に基板表面を平滑化し、パターン精度を向上させ
ると共に蓄熱効果を上げる目的でグレーズ層が形成され
、発熱体がパターンニングされて積層され、その上に共
通電極、個別電極がそれぞれパターンニングされて、パ
ターン段差が種々形成されて、さらに保護膜が発熱体上
を中心に形成されたものが一般的であった。
基板上に基板表面を平滑化し、パターン精度を向上させ
ると共に蓄熱効果を上げる目的でグレーズ層が形成され
、発熱体がパターンニングされて積層され、その上に共
通電極、個別電極がそれぞれパターンニングされて、パ
ターン段差が種々形成されて、さらに保護膜が発熱体上
を中心に形成されたものが一般的であった。
[発明が解決しようとする課題1
しかしながら、このようなサーマルヘッドにおいては、
前記のような段差が形成されることにより、印字の際、
感熱紙のカスが段差部に付着し次第に積もり感熱紙とヘ
ッドとの接触を悪くし、印字品質が低下したり、段差エ
ツジ部が感熱紙により摩耗や損傷を引き起こし、ヘッド
の長期信頼性といった点で問題があった。
前記のような段差が形成されることにより、印字の際、
感熱紙のカスが段差部に付着し次第に積もり感熱紙とヘ
ッドとの接触を悪くし、印字品質が低下したり、段差エ
ツジ部が感熱紙により摩耗や損傷を引き起こし、ヘッド
の長期信頼性といった点で問題があった。
[課題を解決するための手段]
上記のような問題点を解決し、信頼性の高いサーマルヘ
ッドを提供するため、本発明では、基板の一辺にそって
発熱体が列状に形成され、前記発熱体列の一方には各発
熱体に共通に接続される共通電極が、他方には各発熱体
に個別に接続される個別電極が形成されているサーマル
ヘッドにおいて、前記共通電極および個別電極がアルミ
膜の部分陽極酸化により形成され、かつ前記発熱体を含
も電極以外の部分にアルミ膜の陽極酸化膜を形成した構
造のサーマルヘッドを得るものである。
ッドを提供するため、本発明では、基板の一辺にそって
発熱体が列状に形成され、前記発熱体列の一方には各発
熱体に共通に接続される共通電極が、他方には各発熱体
に個別に接続される個別電極が形成されているサーマル
ヘッドにおいて、前記共通電極および個別電極がアルミ
膜の部分陽極酸化により形成され、かつ前記発熱体を含
も電極以外の部分にアルミ膜の陽極酸化膜を形成した構
造のサーマルヘッドを得るものである。
[作用]
このような構造とすることにより、従来共通、個別ノ各
電極のパターンニングにより段差が形成されるのに対し
、本発明によるサーマルヘッドは、アルミ膜を電極材料
として利用し、その部分陽極酸化により共通、個別各電
極を形成し、発熱体上を含む電極部以外にはアルミ陽極
酸化膜を残す形とするため、段差がほとんど発生せず、
印字の際上記のような問題が発生することがなく、信頼
性を高めることができる。
電極のパターンニングにより段差が形成されるのに対し
、本発明によるサーマルヘッドは、アルミ膜を電極材料
として利用し、その部分陽極酸化により共通、個別各電
極を形成し、発熱体上を含む電極部以外にはアルミ陽極
酸化膜を残す形とするため、段差がほとんど発生せず、
印字の際上記のような問題が発生することがなく、信頼
性を高めることができる。
[実施例]
以下、第1図と第2図により本発明の詳細な説明する。
まず第1図の断面図で、サーマルヘッド用の基板1とし
てはアルミナ等のセラミック基板を使い、これにパター
ン精度、蓄熱効果が必要な発熱体形成部分を中心にグレ
ーズ層2を形成する。
てはアルミナ等のセラミック基板を使い、これにパター
ン精度、蓄熱効果が必要な発熱体形成部分を中心にグレ
ーズ層2を形成する。
次にこの基板上にスパッタリングなどの方法により発熱
体膜(Ta−3i−0、Ti−5i−0、Ta−5i−
C,Ta−N、Zr−Nなど)を形成し、フォトリソグ
ラフィを利用してパターンニングを行い、発熱体3を形
成する。
体膜(Ta−3i−0、Ti−5i−0、Ta−5i−
C,Ta−N、Zr−Nなど)を形成し、フォトリソグ
ラフィを利用してパターンニングを行い、発熱体3を形
成する。
次にスパッタリング、蒸着などの方法により、電極材料
としてのアルミ膜を形成し、フォトリソグラフィーを利
用して、共通電極および個別電極部上にフォトレジスト
を形成した後、陽極酸化処理を行ない共通電極、個別電
極以外のアルミ膜を先金に陽極酸化処理し絶縁化して、
共通電極4、個別電極5を形成する。この時発熱体上を
含も電極部以外にはアルミ陽極酸化層6が形成される形
となる。
としてのアルミ膜を形成し、フォトリソグラフィーを利
用して、共通電極および個別電極部上にフォトレジスト
を形成した後、陽極酸化処理を行ない共通電極、個別電
極以外のアルミ膜を先金に陽極酸化処理し絶縁化して、
共通電極4、個別電極5を形成する。この時発熱体上を
含も電極部以外にはアルミ陽極酸化層6が形成される形
となる。
このような陽極酸化処理は次のようにしてできる。
部分陽極酸化処理に使用するフォトレジストとしては、
耐酸性のものであれば、ポジ、ネガレジストを問わず使
用出来るが、ポジレジストの場合は、現像、はくりをウ
ェット処理する時には、その薬液がアルミを浸さないも
のが使用できるレジストに限られる。
耐酸性のものであれば、ポジ、ネガレジストを問わず使
用出来るが、ポジレジストの場合は、現像、はくりをウ
ェット処理する時には、その薬液がアルミを浸さないも
のが使用できるレジストに限られる。
陽極酸化液としては、硫酸、シュウ酸など一般に使用さ
れる液が使用でき、処理の際には機能上間頌の発生しな
い部分のアルミ表面を接点とし、アルミ膜および発熱体
を介して通電し、陽極酸化を完成させるようにする。
れる液が使用でき、処理の際には機能上間頌の発生しな
い部分のアルミ表面を接点とし、アルミ膜および発熱体
を介して通電し、陽極酸化を完成させるようにする。
最後にスパッタリング、プラズマ−CVDなとの方法に
より保護膜(S i−C,S i −Al1−ON、T
a−0なと)を必要部に形成し、サーマルヘッドを完成
した。
より保護膜(S i−C,S i −Al1−ON、T
a−0なと)を必要部に形成し、サーマルヘッドを完成
した。
このサーマルヘッドは、電極形成による段差がなく、表
面が平坦に近いサーマルヘッドであり、従来のような問
題のない信頼性の高いサーマルヘッドであった。
面が平坦に近いサーマルヘッドであり、従来のような問
題のない信頼性の高いサーマルヘッドであった。
[発明の効果]
以上述べてきたように本発明によれば、アルミ膜をサー
マルヘッドの主要部全面に形成し、共通電極、個別電極
を部分陽極酸化により形成し、発熱体を含む電極部以外
にはアルミ陽極酸化層を残す形とするため、電極形成に
よる段差の発生がなく、平坦に近い表面を有するサーマ
ルヘッドが可能になり、印字時に紙カス付着による経時
的印字特性の劣化や保護膜の摩耗、損傷の発生がなく長
期信頼性の高いサーマルヘッドとなる。
マルヘッドの主要部全面に形成し、共通電極、個別電極
を部分陽極酸化により形成し、発熱体を含む電極部以外
にはアルミ陽極酸化層を残す形とするため、電極形成に
よる段差の発生がなく、平坦に近い表面を有するサーマ
ルヘッドが可能になり、印字時に紙カス付着による経時
的印字特性の劣化や保護膜の摩耗、損傷の発生がなく長
期信頼性の高いサーマルヘッドとなる。
また陽極酸化処理により、陽極酸化部が若干もつ上る形
状となり、発熱体上が凸部となることから、より高い印
字も可能となる効果も有する。
状となり、発熱体上が凸部となることから、より高い印
字も可能となる効果も有する。
なお、本発明では陽極酸化により電極部を形成する方法
について述べたが、これに限らずドライプロセスを利用
した絶縁膜形成方法にても同様なサーマルヘッドが可能
になる。
について述べたが、これに限らずドライプロセスを利用
した絶縁膜形成方法にても同様なサーマルヘッドが可能
になる。
第1図は本発明の実施例であるサーマルヘッドの部分断
面図、第2図は本発明のサーマルヘッドの部分平面図、
第3図は従来のサーマルヘッド例の部分断面図である。 基板 ・発熱体 ・共通電極 ・個別電極 ・陽極酸化層 第1図 本発明のサーマルヘット郭公平面図 第2図 従来めサーマルヘッド什・繕ポを部会Iy斤面図策3図
面図、第2図は本発明のサーマルヘッドの部分平面図、
第3図は従来のサーマルヘッド例の部分断面図である。 基板 ・発熱体 ・共通電極 ・個別電極 ・陽極酸化層 第1図 本発明のサーマルヘット郭公平面図 第2図 従来めサーマルヘッド什・繕ポを部会Iy斤面図策3図
Claims (1)
- 基板の一辺にそって発熱体が列状に形成され、前記発熱
体列の一方には各発熱体に共通に接続される共通電極が
、他方には各発熱体に個別に接続される個別電極が形成
されているサーマルヘッドにおいて、前記共通電極およ
び個別電極がアルミ膜の部分陽極酸化により形成され、
かつ前記発熱体を含む電極以外の部分にはアルミ膜の陽
極酸化膜が形成されていることを特徴とするサーマルヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14701590A JPH0439065A (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14701590A JPH0439065A (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | サーマルヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439065A true JPH0439065A (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=15420616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14701590A Pending JPH0439065A (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202349A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Kyocera Corp | 記録ヘッド、及びこれを備えた記録装置 |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP14701590A patent/JPH0439065A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202349A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Kyocera Corp | 記録ヘッド、及びこれを備えた記録装置 |
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