JPH0438664Y2 - - Google Patents

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JPH0438664Y2
JPH0438664Y2 JP1985072757U JP7275785U JPH0438664Y2 JP H0438664 Y2 JPH0438664 Y2 JP H0438664Y2 JP 1985072757 U JP1985072757 U JP 1985072757U JP 7275785 U JP7275785 U JP 7275785U JP H0438664 Y2 JPH0438664 Y2 JP H0438664Y2
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JP
Japan
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housing
ceiling
wall
ceiling wall
cutter
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JP1985072757U
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JPS61188430U (ja
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Priority to FR858517755A priority patent/FR2573954B1/fr
Priority to GB08529434A priority patent/GB2167636B/en
Priority to DE19853542276 priority patent/DE3542276A1/de
Priority to US06/803,720 priority patent/US4711077A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は特に歩行型芝刈機におけるカツターハ
ウジングに関する。
(従来の技術) ほぼ水平回転するカツターブレードを収納する
周壁と天井壁を有するカツターハウジングを備え
た歩行型芝刈機において、カツターハウジングを
樹脂製とした場合、第6図の如くハウジング60
の天井壁62を左右対称で後上がりに傾斜させて
形成した方が、強度面で有利となる。
一方、アルミダイカスト製のカツターハウジン
グの場合には、第7図の如くハウジング70の天
井壁72を左右非対称のスクロール形状に形成す
るのが従来一般的である。
そして何れのハウジング60,70において
も、周壁61,71の後部の左右一半部(図示で
は右半部)にはカツターブレード回転方向Rと対
向する放出口65,75が形成され、既知の如く
カツターブレードに備えられる起風フインにより
周壁61,71の下方からハウジング60,70
内に風とともに、地上に落ちた芝草が吸引され
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、後者の左右非対称なる天井壁72と
したハウジング70の場合、後部を除く周壁71
の下方から風及び落下した芝草がハウジング70
内に良好に吹込む。
これに対し前者の左右対称なる天井壁62とし
たハウジング60の場合には、ハウジング60の
右半部内への吹込みは良好であるが、左半部内は
必要以上のボリームを有するため、吹込みが不足
しがちであり、例えば吹出口65に連結されるグ
ラスバツグへの芝草の集積性能の低下を招く。
従つて本考案の目的は、左右対称なる天井壁を
採用しながらも周壁下方からの吹込みが良好にな
され、左右非対称の天井壁と同等の吹込み性能を
確保し、併せて樹脂製ハウジングの強度の更なる
向上にも資するようにした芝刈機のカツターハウ
ジングを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成すべく本考案は、ほぼ水平回転
するカツターブレードを収納する周壁と天井壁を
有し、且つ天井壁を左右対称で後上がりに傾斜さ
せて形成するとともに、周壁の後部の左右一半体
部に放出口を形成した樹脂性のカツターハウジン
グを備える芝刈機において、カツターハウジング
の放出口を設けない側の左右一半体部内に中天井
を設け、この中天井は天井壁下面との間に空間を
有するとともに後下がりに傾斜し且つこの中天井
の前部は天井壁前部に連続することを特徴とす
る。
(作用) 吹込みが不足しがちであつたハウジング10の
半体内に中天井板17を設け、この半体内の実質
ボリームを小さくし、且つ天井面を実質的には左
右非対称のものと同様に順次立ち上がる形状とし
たので、外観的には左右対称なるハウジング天井
壁12でありながら、非対称のものと同等にハウ
ジング10内への吹込みを良好に行わしめること
ができる。また中天井板17の存在によりハウジ
ング10の強度も更に高まる。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図は歩行型芝刈機の斜視図、第2図は機体
要部の側断面図、第3図はハウジングの斜視図
で、歩行型芝刈機はカツターハウジング10上に
クランク軸1を垂直置としたエンジン2を搭載
し、ハウジング10の前後左右には車輪3……を
配設し、ハウジング10後部にはオペレータ用ハ
ンドル4が連結される。またハウジング10内に
突出するクランク軸1下端には1本のカツターブ
レード5が取着され、このブレード5には一体に
起風フイン6,6が設けられ、斯かるカツターブ
レード5は第3図中R方向、即ち平面視右回りに
回転駆動される。
そしてカツターハウジング10は合成樹脂製
で、カツターブレード5の回転軌跡外方を覆う周
壁11の上部には天井壁12が連続し、この天井
壁12の中央部に凹部13を形成し、この凹部1
3にエンジン2を取着する。更に天井壁12の外
周部を左右対称で後上がりに傾斜する傾斜面14
に形成し、この傾斜面14の後部及び周壁11の
両側後部に連続する後面には放出口15を形成す
る。この放出口15はブレード回転方向Rと対面
する後面の一半部、即ち右半部に形成する。また
ハウジング10の後方にはグラスバツグ7を配設
する。
以上において、第4図及び第5図に示すように
カツターハウジング10の放出口15を備えない
側の一半部、即ち左半部16内には中天井板17
を配設する。
この中天井板17も合成樹脂製で、板面は平面
視ほぼ弧状をなし、その外周縁には垂下片18を
形成し、斯かる中天井板17の板面を後下がりに
傾斜する傾斜面19に形成する。
以上の中天井板17の傾斜面19の前部をハウ
ジング左半部16内における天井壁12の傾斜面
14前部下面に当て、この部分に超音波スポツト
溶着wを施す。また中天井板傾斜面19の後部を
天井壁傾斜面14の後部下面に当て、中天井板1
7の垂下片18とハウジング周壁11とにスポツ
ト溶着w……を施すとともに、中天井板傾斜面1
9の内周縁とハウジング凹部13周縁とにもスポ
ツト溶着w……を施す。第5図に示すように中天
井板17と天井壁12との間には空間が形成され
る。
このように天井壁12を左右対称で後上がりに
傾斜させて形成した樹脂製のカツターハウジング
10において、放出口15を設けない方のハウジ
ング左半部16内に天井壁12の前部に連続し、
且つ後下がりに傾斜する樹脂製の中天井板17を
設けたため、ハウジング10内への風及び地上に
落ちた芝草の吹込みが不足しがちであつた当該左
半部16内のボリームを中天井板17により実質
的に小さくし、且つ左右非対称のものと同様に天
井面を実質的に順次立ち上がる形状とすることが
できる。従つて第3図に示すように外観的には左
右対称なるハウジング天井壁12でありながら、
非対称のものと同等にハウジング10内への吹込
みを良好に行わしめることができ、グラスバツグ
7内への芝草の集積性能を高めることができ、芝
刈面の仕上がりも良好となる。
また、中天井板17の存在によりハウジング左
半部16の天井は二重壁構造となるので、樹脂製
ハウジング10の強度を更に高めることができ、
しかも中天井板17も樹脂製であり、これを溶着
して一体化するので、一体感により商品性の面で
も良好なものとなる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、左右対称で後上
がりに傾斜する天井壁を形成した樹脂製のカツタ
ーハウジングを備える芝刈機において、ハウジン
グの放出口を設けない側の左右一半部内に後下が
りに傾斜して天井壁前部に連続する樹脂製の中天
井板を設けたため、外観的には左右対称なるハウ
ジング天井壁でありながらも周壁下方からの吹込
みを良好に行うことができ、実質的に左右非対称
の天井壁と同等の吹込み性能を確保することがで
き、併せて中天井板の存在によつて樹脂製ハウジ
ングの強度の更なる向上をも達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は歩行型芝刈機の斜視図、第2図は機体
要部の側断面図、第3図は本考案による機能を説
明するハウジングの斜視図、第4図はハウジング
左半部の底面図、第5図は第4図−線断面
図、第6図は従来の樹脂製ハウジングの問題点を
指摘する斜視図、第7図はアルミ製ハウジングの
斜視図である。 尚、図面中1はクランク軸、2はエンジン、5
はカツターブレード、6は起風フイン、7はグラ
スバツグ、10はカツターハウジング、11は周
壁、12は天井壁、13は凹部、14は傾斜面、
15は放出口、17は中天井板、18は垂下片、
19は傾斜面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ水平回転するカツターブレードを収納する
    周壁と天井壁を有し、且つ天井壁を左右対称で後
    上がりに傾斜させて形成するとともに、周壁の後
    部の左右一半体部に放出口を形成した樹脂性のカ
    ツターハウジングを備える芝刈機において、カツ
    ターハウジングの放出口を設けない側の左右一半
    体部内に中天井板を設け、この中天井板は天井壁
    下面との間に空間を有するとともに後下がりに傾
    斜し且つこの中天井板の前部は天井壁前部に連続
    することを特徴とする芝刈機のカツターハウジン
    グ。
JP1985072757U 1984-11-30 1985-05-16 Expired JPH0438664Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985072757U JPH0438664Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16
FR858517755A FR2573954B1 (fr) 1984-11-30 1985-11-29 Carter pour le dispositif de coupe d'une tondeuse a gazon motorisee
GB08529434A GB2167636B (en) 1984-11-30 1985-11-29 Cutter housing for power-driven lawn mower
DE19853542276 DE3542276A1 (de) 1984-11-30 1985-11-29 Messergehaeuse fuer einen motorgetriebenen rasenmaeher
US06/803,720 US4711077A (en) 1984-11-30 1985-12-02 Cutter housing for power-driven lawn mower

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985072757U JPH0438664Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61188430U JPS61188430U (ja) 1986-11-25
JPH0438664Y2 true JPH0438664Y2 (ja) 1992-09-10

Family

ID=30611467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985072757U Expired JPH0438664Y2 (ja) 1984-11-30 1985-05-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0438664Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543722A (en) * 1978-09-20 1980-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Power feeder for formating cell electrode
JPS5976632A (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 Honda Motor Co Ltd 芝刈機ハウジングのプレス成形方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962728U (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 本田技研工業株式会社 芝刈機の防音装置

Patent Citations (2)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS61188430U (ja) 1986-11-25

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