JPH0438512Y2 - - Google Patents

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JPH0438512Y2
JPH0438512Y2 JP18431386U JP18431386U JPH0438512Y2 JP H0438512 Y2 JPH0438512 Y2 JP H0438512Y2 JP 18431386 U JP18431386 U JP 18431386U JP 18431386 U JP18431386 U JP 18431386U JP H0438512 Y2 JPH0438512 Y2 JP H0438512Y2
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JP
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parallel
conductors
rows
capacitor
conductor
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JP18431386U
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、トランジスタインバータ等に用いら
れる電解コンデンサに係り、特に互いに並列接続
して回路中に設けられるコンデンサ集合体におけ
る接続導体のインピーダンスを最小限に止めるよ
うにした取付構造に関する。
B 考案の概要 本考案は、回路中に並列接続して介設される複
数の電解コンデンサの取付構造において、 複数の電解コンデンサを二分して異極端子を向
い合わせて、二列に整列配置し、各列の同極端子
間を夫々並列接続導体で接続して両列の異極並列
接続導体を対向配置すると共に、両列の並列接続
導体の間を直列接続導体で接続し、かつ前記両列
の対向並列接続導体間に絶縁板を介設したことに
より、 相対向する異極並列接続導体間のキヤンセル効
果でコンデンサの接続導体のインピーダンスを可
及的に小さくして、例えばトランジスタインバー
タ回路中のトランジスタの動作を安定させるよう
にしたものである。
C 従来の技術 従来の電解コンデンサの取付構造を第2図に、
またこれを使用したトランジスタインバータ回路
を第3図に示す。第3図の回路中におけるPN間
のコンデンサC1,C2は、第2図に示すコンデン
サ集合体1から成る。コンデンサ集合体1を構成
する複数の電解コンデンサ3は端子4を上に向
け、二列に整列して取付板2上に固定され、同極
端子4,4間が並列接続導体5により接続され、
かつ両列の一方の異極並列接続導体5,5間が直
列接続導体6により接続されている。こうして構
成されたコンデンサ集合体1は、第3図に示す回
路中においてPN間のコンデンサ容量が大きくと
れ、大容量装置への接続が可能となる。
D 考案が解決しようとする問題点 上記従来の方法においては、装置容量が大きく
なると電解コンデンサ3の数を増して接続導体5
により並列接続し、その容量を大きく取るもので
あるため長い接続導体を必要とし、この接続導体
のインピーダンスが大きくなる。従つてコンデン
サ集合体1と並列接続されたトランジスタに加わ
る電圧が高くなりその信頼性を低下させるという
問題点がある。
そこで本考案は、コンデンサの接続導体部のイ
ンピーダンスを最小限に止めてトランジスタにか
かる電圧を低くすることができる電解コンデンサ
の取付構造を提供しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するため、回路中
に並列接続して介設される複数の電解コンデンサ
を二分して異極端子を向い合わせて、二列に整列
配置し、各列の同極端子間を夫々並列接続導体で
接続して両列の異極並列接続導体を対向配置する
と共に、両列の並列接続導体の間を直列接続導体
で接続し、かつ前記両列の対向並列導体間に絶縁
板を介設して電解コンデンサを取付けた。
F 作用 本考案の電解コンデンサの取付構造において
は、各列の電解コンデンサを並列に接続する異極
の並列接続導体同士が絶縁板を介して対向配置さ
れているので、両者に互いに逆方向同量の電流が
流れ、夫々のインピーダンスが相互作用によつて
キヤンセルされ、最小限に抑えられる。しかし
て、このように構成したコンデンサ集合体をトラ
ンジスタと並列接続した場合、コンデンサ両端電
圧が低くなりトランジスタの安定した動作を可能
にする。
G 実施例 本考案の一実施例を第1図に示す。同図は電解
コンデンサの取付構造を示す分解斜視図である。
なお、この電解コンデンサの取付構造によつて構
成されるコンデンサ集合体は第3図に示す回路中
にコンデンサC1,C2として用いるものとする。
第1図において11はP側のコンデンサC1を構
成するコンデンサ列であり、12はN側のコンデ
ンサC2を構成するコンデンサ列である。各列は、
複数の電解コンデンサ14をその端子15が揃う
ように整列させて取付板13に列設して成り、互
いに端子15,15を対向させるように向い合わ
せて固定板18上に取付けられている。各列1
1,12を構成する電解コンデンサ14群の同極
端子15,15は夫々二つの並列接続導体16,
16により接続されている。直列接続導体22
は、コンデンサ列11の負極側端子15を接続す
る並列接続導体16と、コンデンサ列12の正極
側端子15を接続する他の並列接続導体16の端
部同士をねじ止めして接続するものである。並列
接続導体16は、細長板状のもので、各電解コン
デンサ14の端子15との接続部21が凹状に屈
折しており、端子15が並列接続導体16から突
出しないようになつている。しかして、両列1
1,12の異極端子15側の並列接続導体16,
16同士は僅かな間隔を置いて対向配置され、相
対向した両並列接続導体16,16間には薄板状
の絶縁板17が介設されている。
次に上記実施例の作用を説明する。この実施例
においては、コンデンサ列11,12上の相対向
した並列接続導体16,16に、互いに逆方向同
量の電流が流れるので相互作用により互いのイン
ピーダンスを打ち消し合うことになる。しかし
て、このコンデンサ集合体を第3図に示す回路中
に用いると、PN間電圧が低く抑えられ、従つて
トランジスタの動作が安定する。
また、並列接続導体16と端子15との接続部
が凹状で、端子固定ねじが出張らないので、互い
に他の列の異極並列接続導体16,16同士を絶
縁板17を介して良く密着させ、相互のインピー
ダンスのキヤンセル効果を高める。
H 考案の効果 以上のように本考案においては、回路中に並列
接続して介設される複数の電解コンデンサを二分
して異極端子を向い合わせて、二列に整列配置
し、各列の同極端子間を夫々並列接続導体で接続
して両列の異極並列接続導体を対向配置すると共
に、両列の並列接続導体の間を直列接続導体で接
続し、かつ前記両列の対向並列接続導体間に絶縁
板を介設したので、コンデンサの接続導体部のイ
ンピーダンスを最小限に止めて、これと並列に接
続するトランジスタにかかる電圧を低くすること
ができ、トランジスタの動作を安定させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は電解コンデンサの取付構造を示す分解
斜視図、第2図は従来の電解コンデンサの取付構
造を示す斜視図、第3図は電解コンデンサを使用
したトランジスタインバータ回路の回路図であ
る。 11,12……コンデンサ列、14……電解コ
ンデンサ、15……端子、16……並列接続導
体、17……絶縁板、22……直列接続導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回路中に並列接続して介設される複数の電解コ
    ンデンサを二分して異極端子を向い合わせて、二
    列に整列配置し、各列の同極端子間を夫々並列接
    続導体で接続して両列の異極並列接続導体を対向
    配置すると共に、両列の並列接続導体の間を直列
    接続導体で接続し、かつ前記両列の対向並列接続
    導体間に絶縁板を介設したことを特徴とする電解
    コンデンサの取付構造。
JP18431386U 1986-11-29 1986-11-29 Expired JPH0438512Y2 (ja)

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JP18431386U JPH0438512Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JPS6389227U JPS6389227U (ja) 1988-06-10
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JP5365919B2 (ja) * 2009-06-30 2013-12-11 株式会社指月電機製作所 コンデンサ
JP5789946B2 (ja) * 2010-10-01 2015-10-07 株式会社明電舎 コンデンサ装置

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JPS6389227U (ja) 1988-06-10

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