JPH0438497A - 加熱型形状記憶合金 - Google Patents

加熱型形状記憶合金

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JPH0438497A
JPH0438497A JP14579790A JP14579790A JPH0438497A JP H0438497 A JPH0438497 A JP H0438497A JP 14579790 A JP14579790 A JP 14579790A JP 14579790 A JP14579790 A JP 14579790A JP H0438497 A JPH0438497 A JP H0438497A
Authority
JP
Japan
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shape memory
memory alloy
heat
generating paint
heat generating
Prior art date
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Pending
Application number
JP14579790A
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English (en)
Inventor
Takahiro Takashima
高島 孝弘
Yoshio Henmi
義男 逸見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は加熱型形状記憶合金に関し、さらに詳しくは、
通電することにより塗料が加熱され、形状記憶合金を容
易に加熱することができる加熱型形状記憶合金に関する
ものである。
[従来技術] 一般的に、形状記憶合金は低温相(マルテンサイト相)
から高温相(母相)に相変態することにより、形状を元
の状態に回復する特性を有している。
即ち、形状記憶合金は温度の変化により形状が回復する
のであるが、例えば、室温以上の温度、50℃で動作さ
せるためには、その目的にあう形状記憶合金線に適宜の
手段により加熱する必要がある。
その一つの例として、表面に黒色塗料を塗布し、熱感応
性を上昇させた後、熱風を送ることにより加熱すること
か、特開昭59−133483号公報に記載されている
が、応答性を良好にしたアクチエエータを作成するため
には、通電による加熱方法がある。
しかし、形状記憶合金は、通常T1Ni、CvZn−A
L系合金、Cu−Al−Ni系合金等のCa系合金およ
びFe−Co−Ni系合金等のFe系合金であり、電気
抵抗が小さく、加熱するためにはトランス等の付帯設備
が必要となり、形状記憶合金の利用によるシステムの小
型化が困難となり、かつ、システムのコスト高となる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記に説明したように、従来の熱応答形状記憶
合金の種々の問題点に鑑み、本発明者が鋭意研究を行な
い、検討を重ねた結果、形状記憶合金の表面に発熱塗料
を塗布することにより、形状記憶合金と発熱塗料との面
接触により、通電による熱電導を良好にすることが可能
となることを知見し、加熱型形状記憶合金を開発したの
である。
[8題点を解決するための手段〕 本発明に係る加熱型形状記憶合金の特徴とするところは
、 通電することにより発熱する材料を含有している発熱塗
料を、絶縁材料を介して形状記憶合金表面に塗布したこ
とにある。
本発明に係る加熱型形状記憶合金について、以下詳細に
説明する。
本発明に係る加熱型形状記憶合金は、形状記憶合金の表
面に発熱塗料を塗布しであるので、形状記憶合金と発熱
塗料は面接触しており、そして、この発熱塗料は低電圧
(100V以下)、低電流で加熱することが可能である
ため、極めてコンパクトな装置を加熱電源として使用す
ることができる。
また、発熱塗料は発熱材料を含む塗料であるので、形状
記憶合金の形状の如何を問わず加工、施工することがで
き、例えば、コイルスプリング形状のアクチュエータ、
平板形状動作素子、パイプ継手等にも容易に使用するこ
とができる。
[実 施 例] 本発明に係る加熱型形状記憶合金の実施例を説明する。
実施例 形状記憶合金として、代表的なT1Ni合金を使用した
即ち、真空溶解したT1Ni合金を鋳造後、熱間圧延に
より3mm厚さの板を作成し、その後、冷間圧延、焼鈍
を繰り返して行ない、0 、5 mm厚さの板とした。
次いで、この板を長さ100++++u、幅10mmの
たんざく状の形状に切り出し、温度430℃、時間15
分の記憶処理(平板処理)を行なった。
この素子を室温において曲げ、油中で加熱しながら形状
回復温度を測定したところ、60〜70℃の温度で形状
回復することがわかった。
この素子の片表面に発熱塗料を塗布した。この発熱塗料
は、有機溶剤に溶解して塗布後自然乾燥したのである。
発熱塗料の塗布厚さは約0.2mmであった。この場合
、T1Ni形状記憶合金板上に薄く絶縁材料を塗布した
後、その上に、発熱塗料を塗布したのである。
第1図(a)において、T1Ni形状記憶合金Iに絶縁
材料3を塗布した後、その上に、発熱塗料2を塗布しで
ある。さらに、この発熱塗料2が塗布されている形状記
憶合金lの両端には銅箔4が電極用端子として取り付け
である。
次に、第1図(b)に示すように、発熱塗料2を塗布し
たT1Ni形状記憶合金lを、略中央部において半径5
fflfflの棒に押し当て約90度に曲げてから、両
端の銅箔4にリード線によりL2V電源に接続して、ス
イッチを入れると、T1Ni形状記憶合金lの表面の発
熱塗料2が発熱して、約25秒で略初期の平板状の第1
図(a)の形状に回復した。
[発明の効果〕 以上説明したように、本発明に係る加熱型形状記憶合金
は上記の構成であるから、形状記憶合金の表面に発熱塗
料を塗布することにより、低電圧、低電流の通電により
発熱塗料か発熱して、形状を回復することができるとい
う効果を有しており、さらに、如何ような形状の形状記
憶合金にも適用することが可能であるという効果をも有
しているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、第1図(b)は本発明に係る加熱型形状
記憶合金の実施例を示す概略斜視図である。 ■・・・形状記憶合金、2・・・発熱塗料、3・・・絶
縁材料、4・・・銅箔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  通電することにより発熱する材料を含有している発熱
    塗料を、絶縁材料を介して形状記憶合金表面に塗布した
    ことを特徴とする加熱型形状記憶合金。
JP14579790A 1990-06-04 1990-06-04 加熱型形状記憶合金 Pending JPH0438497A (ja)

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