JPH0438357Y2 - - Google Patents

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JPH0438357Y2
JPH0438357Y2 JP1986166600U JP16660086U JPH0438357Y2 JP H0438357 Y2 JPH0438357 Y2 JP H0438357Y2 JP 1986166600 U JP1986166600 U JP 1986166600U JP 16660086 U JP16660086 U JP 16660086U JP H0438357 Y2 JPH0438357 Y2 JP H0438357Y2
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JP
Japan
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tube
corona
corona wire
loop
wire
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JP1986166600U
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JPS6373757U (ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複写機等の電子写真装置において、
帯電、除電及び転写等の工程に用いるコロナ放電
器に関する。
(従来技術及び問題点) 複写機等の電子写真装置において用いられるコ
ロナ放電器は、放電開口面を有する枠体内を張架
されたコロナワイヤーから成つている。
このコロナワイヤーの一端は、適当なビス等に
よつて電極に導通している枠体の一端部に固定さ
れ、また他端は枠体に固定されているスプリング
に保持されている。
コロナワイヤーの端部をスプリングに保持せし
めるには、第3図に示す様に、スプリング30の
先端に形成されているフツク31にコロナワイヤ
ー32を引つ掛けて、折り返し部33をよじるこ
とによつて行なわれている。
然しながら、この様な手段でコロナワイヤーを
スプリングに保持せしめる場合には、コロナワイ
ヤーがそれ自体極めて細い線体であるため、よじ
り作業が困難となつて生産能率が悪く、またよじ
り作業に際してコロナワイヤーが屡々切断すると
いう不都合を招く。
また、上記の様なコロナ放電器では、コロナワ
イヤーにテンシヨンを付加するために、上記の様
にしてコロナワイヤーの一端部をスプリングで保
持せしめた後、コロナワイヤーの他端部をビス等
に引つ掛けてこれを引つ張つて、適当なテンシヨ
ンが加わる位置で、該ビス等を締結することとな
る。この様な手段では、テンシヨン調整がむずか
しく、コロナワイヤーのテンシヨンにばらつきを
生じ易い。
従つて本考案は、コロナワイヤーの切断等のト
ラブルを生じることなく、容易にコロナワイヤー
の端部をスプリングに保持せしめることが可能と
なり、且つテンシヨン調整も容易に行ない得るコ
ロナ放電器を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案によれば、少なくとも一端部にループが
形成されているコロナワイヤーと、該ループの位
置固定を行うためのチユーブ及び栓体とを有し、
ループが形成される側のコロナワイヤーの端部
は、前記チユーブ内空間を貫通して延びており、
チユーブ内空間を出たところでループを形成する
ように折り返され、その折り返し部分が上記チユ
ーブの内面と栓体の外面との間に挿入されて固定
され、且つ前記ループ、チユーブ若しくは栓体の
何れかは、位置固定された弾性部材と係合してい
ることを特徴とするコロナ放電器が提供される。
(実施例) 本考案を以下添付図面に示す具体例に基づいて
説明する。
本考案のコロナ放電器の要部の一例を示す第1
図において、このコロナ放電器は、コロナワイヤ
ー1の一方側端部が、ビス2に引つ掛けられてお
り、該ビス2をワツシヤー3を介して電源に導通
している枠体4の端子5に螺子締結することによ
つて、該ワイヤー1の端部は固定されている。
またコロナワイヤー1の他方側端部は、適当な
テンシヨンを加えるために、枠体4に固定されて
いるスプリング10に保持される。
本考案においては、コロナワイヤー1の端部を
スプリング10に保持せしめるために、チユーブ
11及び該チユーブ11と嵌合する栓体12を用
いる。
即ち、第1図から明らかな通り、スプリング1
0に保持すべきコロナワイヤー1の端部は、チユ
ーブ11内空間を通つて延びてきており、且つル
ープ1aが形成される様に折り返し部1bが形成
されているとともに、該折り返し部1bもチユー
ブ11内空間を貫通して延びている。
本考案によれば、この様なチユーブ11内空間
に栓体12を嵌合せしめ、次いでコロナワイヤー
1に形成されたループ1aをスプリング10のフ
ツク10aに引つ掛けることによりコロナワイヤ
ー1の端部はスプリング10に保持される。
本考案において、上述した栓体12はチユーブ
11内空間に速やかに嵌合し得る様に、図示され
る如くテーパー状となつていることが好適であ
る。またチユーブ11と栓体12との摩擦接触力
によつてコロナワイヤー1の端部が保持されるた
め、栓体12はゴム等から成つていることが望ま
しい。
また上述した本考案において、ループ1aがス
プリング10のフツク10aと係合しているが、
チユーブ11或いは栓体12に適当なフツクを設
け、これとスプリング10のフツク10aとを係
合せしめてもよいし、また栓体12に適当な孔を
設け、この孔内にコロナワイヤーを通す様にして
もよい。この態様を第2〜A図乃至第2〜C図に
示す。
第2−A図は、栓体12に貫通口13が設けら
れている例である。この場合、コロナワイヤー1
の端部を貫通口13内を通し、折り返し部1bを
栓体12の外側に形成した状態で、該栓体12を
チユーブ内空間へ嵌合せしめた例である。
第2−B図は、栓体12にフツク12aが設け
られており、該フツク12aとフツク10aとを
係合せしめた例である。
第2−C図は、チユーブ11にフツク11aが
設けられ、これとフツク10aとを係合せしめた
例を示す。この場合、栓体12のテーパー形状
は、前述した例とは逆向きに形成されていること
が望ましい。
また栓体12の貫通口13を、第2−D図の様
に設けてもよい。
(作用効果) 以上詳述した本考案によれば、コロナワイヤー
の端部をスプリングによつて保持するために、第
3図に示す従来例の様にコロナワイヤーによじり
部を形成する必要がないため、コロナワイヤーの
断線等を生じるおそれは極めて少なく、また保持
操作も容易である。
また、テンシヨン調節することにより容易に行
なうことができ、コロナワイヤーのテンシヨンの
ばらつきも有効に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のコロナ放電器の要部を示す
図、第2−A図乃至は第2−D図は、本考案のコ
ロナ放電器の他の例を示す図、第3図は、従来の
コロナ放電器の例を示す図である。 1……コロナワイヤー、10……スプリング、
11……チユーブ、12……栓体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも一端部にループが形成されている
    コロナワイヤーと、該ループの位置固定を行う
    ためのチユーブ及び栓体とを有し、ループが形
    成される側のコロナワイヤーの端部は、前記チ
    ユーブ内空間を貫通して延びており、チユーブ
    内空間を出たところでループを形成するように
    折り返され、その折り返し部分が上記チユーブ
    の内面と栓体の外面との間に挿入されて固定さ
    れ、且つ前記ループ、チユーブ若しくは栓体の
    何れかは、位置固定された弾性部材と係合して
    いることを特徴とするコロナ放電器。 (2) チユーブ若しくは栓体の何れかがテーパー形
    状を有している実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載のコロナ放電器。
JP1986166600U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0438357Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986166600U JPH0438357Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP1986166600U JPH0438357Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6373757U JPS6373757U (ja) 1988-05-17
JPH0438357Y2 true JPH0438357Y2 (ja) 1992-09-08

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ID=31097735

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JP1986166600U Expired JPH0438357Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP (1) JPH0438357Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693748U (ja) * 1979-12-20 1981-07-25
JPS57155345U (ja) * 1981-03-24 1982-09-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6373757U (ja) 1988-05-17

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