JPH0438196Y2 - - Google Patents

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JPH0438196Y2
JPH0438196Y2 JP1984197212U JP19721284U JPH0438196Y2 JP H0438196 Y2 JPH0438196 Y2 JP H0438196Y2 JP 1984197212 U JP1984197212 U JP 1984197212U JP 19721284 U JP19721284 U JP 19721284U JP H0438196 Y2 JPH0438196 Y2 JP H0438196Y2
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JP
Japan
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hot air
air heater
heater unit
power cord
cabinet
Prior art date
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JP1984197212U
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JPS61110041U (ja
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Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、トイレ壁面収納体のようなキヤビネ
ツトに温風ヒータユニツトを組み込んだものにお
いて、温風ヒータユニツト内に電源コードを導入
するための技術に関する。
[背景技術] 従来からトイレ壁面収納体のようなキヤビネツ
ト1の下部に温風ヒータユニツト配置部17を設
けてここに温風ヒータユニツト2を配設し、温風
ヒータユニツト2より温風を噴き出して暖房する
ものが知られている。ところで温風ヒータユニツ
ト2に電源コード20を導入する場合、第4図の
ように収納部13の底板5に孔19を穿孔し、こ
の孔19を利用して上方から孔19を通して収納
部13の底板5の下方の温風ヒータユニツト配置
部17内に導入し、温風ヒータユニツト2の上面
または側面から電源コード20を温風ヒータユニ
ツト2内に導入していた。しかしてキヤビネツト
1の収納部13には第4図のように雑巾22、た
わし23などが収納されるため、雑巾22、たわ
し23などからこぼれた水が底板5の孔19から
電源コード20を伝つて流下して温風ヒータユニ
ツト2の上面または側面の電源コード20の導入
部分から温風ヒータユニツト2内に浸入し、温風
ヒータユニツト2内の充電部に流れて漏電などの
トラブルが発生するという問題があつた。また第
4図のように電源コード20をたるませることな
く温風ヒータユニツト2に導入すると、温風ヒー
タユニツト2内に設けたモータフアンの振動が電
源コード20を介してキヤビネツト1に伝わり騒
音が発生するという問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、温風ヒータユニ
ツトに電源コードを導入する場合に電源コードを
伝わつて温風ヒータユニツト内に水が浸入するお
それがなく、また電源コードを介して温風ヒータ
ユニツトのモータフアンの振動が伝わるのが軽減
される温風ヒータユニツト付きキヤビネツトの構
造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案の温風ヒータユニツト付きキヤビネツト
の構造は、キヤビネツト1に収納部13と収納部
13の下部に位置する温風ヒータユニツト配置部
17とを設け、温風ヒータユニツト配置部17内
に緩衝材6を介して温風ヒータユニツト2を取り
付け、収納部13の底板5に設けた孔19より上
方から温風ヒータユニツト配設部17に導入した
電源コード20を温風ヒータユニツト2の側方の
緩衝材6内または緩衝材6間を通して温風ヒータ
ユニツト2の下方でたるませて温風ヒータユニツ
ト2の下面から温風ヒータユニツト2内に導入し
て成るものであつて、このような構成を採用する
ことで上記した本考案の目的を達成したものであ
る。すなわち、本考案にあつては、上方から温風
ヒータユニツト配置部17内に導入した電源コー
ド20を温風ヒータユニツト2の下面から温風ヒ
ータユニツト2内に導入することで電源コード2
0を伝わつて流れる水滴が温風ヒータユニツト2
内に浸入しないようになつたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。図面の実
施例ではキヤビネツト1としてトイレ壁面収納体
の実施例が示してある。このトイレ壁面収納体は
前後方向の一部または前部が壁面に埋め込まれて
壁の一部となるものであるが、壁面に埋め込むも
のだけでなく、床に設置するだけの他の家具であ
つてもよい。キヤビネツト1には収納部13が設
けてあり、収納部13前面開口部分には扉(図示
せず)が設けてある。収納部13の下部は温風ヒ
ータユニツト配置部17となつており、この温風
ヒータユニツト配置部17に温風ヒータユニツト
2が内装してある。またキヤビネツト1の外面部
にグリル12を設け、このグリル12に温風ヒー
タユニツト2への吸気口3と温風ヒータユニツト
2からの噴き出し口4とを近づけて配置してあ
る。ここで吸気口3よりも噴き出し口4を上方に
位置させてあり、この噴き出し口4は吸気口3よ
りも室内側に突出させてある。ここでキヤビネツ
ト1はポリエステル化粧合板により形成してあ
り、このキヤビネツト1の底板5の下側にクロロ
プレンゴム発砲体あるいはその他の発砲体よりな
る緩衝材6を介して温風ヒータユニツト2をはめ
込んであり、温風ヒータユニツト2は下支持部材
7上に載設されるものである。温風ヒータユニツ
ト2にはヒータ8、フアン9、フアンモータが設
けてある。第1図、第2図の実施例にあつては、
緩衝材6は温風ヒータユニツト2の空気の入り口
10及び出口11をのぞいて外周を覆つている。
また緩衝材6としてクロロプレンゴム発砲体の場
合例えば20倍の発砲倍率のものを用いるものであ
り、厚みは略10mm程度である。上記緩衝材6は使
用量を節約するため温風ヒータユニツト2の略全
面を覆うことなく、第3図の実施例のように部分
的に緩衝材6で温風ヒータユニツト2を支持する
ようにしてもよい、収納部13の底板5には孔1
9が穿孔してあり、この孔19に上方より電源コ
ード20を挿入して温風ヒータユニツト配置部1
7内に導入し、温風ヒータユニツト2の側方を経
て温風ヒータユニツト2の下方でたるませて(つ
まり電源コード20をJ字状にたるませて)温風
ヒータユニツト2の下面から温風ヒータユニツト
2内に導入してある。ここで電源コード20は緩
衝材6内または緩衝材6と緩衝材6との間を通し
て温風ヒータユニツト2を下面側に導くものであ
る。しかして収納部13の底板5の孔19から電
源コード20を伝わつて流下する水滴は電源コー
ド20に沿つて流れるが、電源コード20の先端
部が温風ヒータユニツト2の下面側に向けて立ち
上がつた立ち上がり部21となつているため、こ
の立ち上がり部21の立ち上がり基部部分である
電源コード20の最下部で水滴が下方に落下して
水切りされ、温風ヒータユニツト2内に浸入する
ことがないようになつている。次に温風ヒータユ
ニツト2の作用について簡単に説明すると、吸気
口3から吸入した空気は入り口10から温風ヒー
タユニツト2内に入つてヒータ8で加温されて温
風となつて出口11を経て噴き出し口4から室内
に噴き出されるものである。この場合、フアンモ
ータの回転による振動は緩衝材6により減衰され
て、キヤビネツト1に伝わるのが防止されること
となる。なお第1図の実施例のように噴き出し口
4を吸気口3よりも室内側に突出させておくと、
噴き出し口4より噴き出した温風が吸気口3側に
短絡しないこととなる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように、収納部の底板に設けた
孔より上方から温風ヒータユニツト配設部に導入
した電源コードを温風ヒータユニツトの側方を経
て温風ヒータユニツトの下方でたるませて温風ヒ
ータユニツトの下面から温風ヒータユニツト内に
導入したので、キヤビネツトの収納部内に濡れた
雑巾や濡れたたわし等の水発生源を収納した場合
にこぼれた水が収納部の底板に設けた孔より上方
から導入した電源コードを伝つて収納部の下方の
温風ヒータユニツト収納部内に流れても、電源コ
ードを伝わつて流れた水は温風ユニツトの下面よ
りも下方の電源コードのたるみ部分の下端部部分
で水切りがなされ、この結果、電源コードを伝わ
つて温風ヒータユニツト内に水が浸入するおそれ
がないものであつて、温風ヒータユニツト内の充
電部に水が浸入して漏電などのトラブル発生する
のを防止できるものである。また温風ヒータユニ
ツト配置部内に緩衝材を介して温風ヒータユニツ
トを取り付け、収納部の底板に設けた孔より上方
から温風ヒータユニツト配置部に導入した電源コ
ードを温風ヒータユニツトの側方の緩衝材内また
は緩衝材間を通して温風ヒータユニツトの下方で
たるませてあるので、温風ヒータユニツトに設け
たモータフアンの緩衝材により温風ヒータユニツ
トのケースから直接キヤビネツトに伝わるのを防
止するとともに、上記モータフアンの振動が電源
コードを介してキヤビネツト側に伝達しようとす
るのが電源コードのたるみ部分で吸収され、この
ように緩衝材と電源コードのたるみという2つの
振動伝達防止手段により確実に温風ヒータユニツ
トとキヤビネツトとの振動伝達の縁を切ることで
キヤビネツトに伝わる振動が軽減されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の温風ヒータユニツトの配設部
分の側面断面図、第2図は同上の温風ヒータユニ
ツトの配設部分の正面断面図、第3図は本考案の
他の実施例の正面断面図、第4図は従来例の正面
断面図であつて、1はキヤビネツト、2は温風ヒ
ータユニツト、5は底板、13は収納部、17は
温風ヒータユニツト配置部、19は孔、20は電
源コードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツトに収納部と収納部の下部に位置す
    る温風ヒータユニツト配置部とを設け、温風ヒー
    タユニツト配置部内に緩衝材を介して温風ヒータ
    ユニツトを取り付け、収納部の底板に設けた孔よ
    り上方から温風ヒータユニツト配置部に導入した
    電源コードを温風ヒータユニツトの側方の緩衝材
    内または緩衝材間を通して温風ヒータユニツトの
    下方でたるませて温風ヒータユニツトの下面から
    温風ヒータユニツト内に導入して成る温風ヒータ
    ユニツト付きキヤビネツトの構造。
JP1984197212U 1984-12-24 1984-12-24 Expired JPH0438196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984197212U JPH0438196Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984197212U JPH0438196Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61110041U JPS61110041U (ja) 1986-07-12
JPH0438196Y2 true JPH0438196Y2 (ja) 1992-09-08

Family

ID=30755348

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984197212U Expired JPH0438196Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120862U (ja) * 1983-02-04 1984-08-15 三洋電機株式会社 こたつユニツト

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Publication number Publication date
JPS61110041U (ja) 1986-07-12

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