JPH0437889A - 2次元光情報分岐・結合装置 - Google Patents
2次元光情報分岐・結合装置Info
- Publication number
- JPH0437889A JPH0437889A JP14591990A JP14591990A JPH0437889A JP H0437889 A JPH0437889 A JP H0437889A JP 14591990 A JP14591990 A JP 14591990A JP 14591990 A JP14591990 A JP 14591990A JP H0437889 A JPH0437889 A JP H0437889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- signal light
- irradiating
- directions
- spatial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 37
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims abstract description 14
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 8
- 230000005697 Pockels effect Effects 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- WUPHOULIZUERAE-UHFFFAOYSA-N 3-(oxolan-2-yl)propanoic acid Chemical compound OC(=O)CCC1CCCO1 WUPHOULIZUERAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052980 cadmium sulfide Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- DQUIAMCJEJUUJC-UHFFFAOYSA-N dibismuth;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Bi+3].[Bi+3].[O-][Si]([O-])=O.[O-][Si]([O-])=O.[O-][Si]([O-])=O DQUIAMCJEJUUJC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 description 2
- GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N lithium niobate Chemical compound [Li+].[O-][Nb](=O)=O GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 2
- 229920003227 poly(N-vinyl carbazole) Polymers 0.000 description 2
- PFNQVRZLDWYSCW-UHFFFAOYSA-N (fluoren-9-ylideneamino) n-naphthalen-1-ylcarbamate Chemical compound C12=CC=CC=C2C2=CC=CC=C2C1=NOC(=O)NC1=CC=CC2=CC=CC=C12 PFNQVRZLDWYSCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000005516 deep trap Effects 0.000 description 1
- 239000002305 electric material Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000001093 holography Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000005693 optoelectronics Effects 0.000 description 1
- IEQIEDJGQAUEQZ-UHFFFAOYSA-N phthalocyanine Chemical compound N1C(N=C2C3=CC=CC=C3C(N=C3C4=CC=CC=C4C(=N4)N3)=N2)=C(C=CC=C2)C2=C1N=C1C2=CC=CC=C2C4=N1 IEQIEDJGQAUEQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、ホログラフィを利用した2次元光情報の分
岐・結合装置に関する。
岐・結合装置に関する。
(従来の技術)
応用光エレクトロニクスハンドブックの8童6節(光イ
ンタコネクション)には、空間伝搬型の光バスの1例と
して、第6図に示すホログラムを利用したグループ内光
通信が記載されている。
ンタコネクション)には、空間伝搬型の光バスの1例と
して、第6図に示すホログラムを利用したグループ内光
通信が記載されている。
特定の限られたプロセッサTRmn間のみの通信を可能
にするよう、多重露光により作成されたホログラムHG
が、反射鏡MRの前面に設けられている。
にするよう、多重露光により作成されたホログラムHG
が、反射鏡MRの前面に設けられている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、第6図に示すものは、光通信の経路をホログラ
ムで設定するものであるから、その経路を変更するには
、ホログラム自体を交換しなければならない。
ムで設定するものであるから、その経路を変更するには
、ホログラム自体を交換しなければならない。
この発明はこのような課題を解決するためなされたもの
で、2次元光情報を含む信号光の伝達方向を切替えるこ
とかできるとともに、この信号光を複数の方向へ同時に
分岐させることのできる2次元光情報分岐・結合装置を
提供することを目的とする。
で、2次元光情報を含む信号光の伝達方向を切替えるこ
とかできるとともに、この信号光を複数の方向へ同時に
分岐させることのできる2次元光情報分岐・結合装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
前記課題を解決するためこの発明に係る2次元光情報分
岐・結合装置は、電界に応じて屈折率が変化する電気光
学効果を利用した光学像書込み型の空間光変調素子へ、
2次元光情報を含むコヒーレントな信号光および信号光
とは異なる照射方向からの参照光を照射して、空間光変
調素子へ信号光と参照光との干渉縞を書込む書込み手段
と、この書込まれた干渉縞(ホログラム)へ信号光と略
同一もしくは逆の方向から読出し光を照射する読出し光
照射手段を備えたことを特徴とする。
岐・結合装置は、電界に応じて屈折率が変化する電気光
学効果を利用した光学像書込み型の空間光変調素子へ、
2次元光情報を含むコヒーレントな信号光および信号光
とは異なる照射方向からの参照光を照射して、空間光変
調素子へ信号光と参照光との干渉縞を書込む書込み手段
と、この書込まれた干渉縞(ホログラム)へ信号光と略
同一もしくは逆の方向から読出し光を照射する読出し光
照射手段を備えたことを特徴とする。
(作用)
光学像書込み型の空間光変調素子へ信号光と信号光とは
異なる照射方向からの参照光を照射すると、空間光変調
素子にはこれらの光の干渉縞が書込まれる。この状態で
読出し光を信号光と同一または逆の方向から空間光変調
素子へ照射すると、干渉縞として書込まれた画像等の2
次元光情報が参照先に対応する方向へ出射する。
異なる照射方向からの参照光を照射すると、空間光変調
素子にはこれらの光の干渉縞が書込まれる。この状態で
読出し光を信号光と同一または逆の方向から空間光変調
素子へ照射すると、干渉縞として書込まれた画像等の2
次元光情報が参照先に対応する方向へ出射する。
書込み時の参照先の照射方向を変えることにより、読出
し方向を変更することができる。
し方向を変更することができる。
書込み時に、異なる方向から複数の参照光を照射すると
、読出し時には各々の参照光に対応する方向へ2次元光
情報が出射するので、1つの画像情報を同時に複数方向
へ分岐させることができる。
、読出し時には各々の参照光に対応する方向へ2次元光
情報が出射するので、1つの画像情報を同時に複数方向
へ分岐させることができる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は反射型の空間光変調素子を用いた2次元光情報
分岐・結合装置の模式構造図である。
分岐・結合装置の模式構造図である。
第1図に示す2次元光情報分岐・結合装置1は、反射型
の空間光変調素子2へ画像等の2次元光情報を含むコヒ
ーレントな信号光Aを照射する信号光照射手段3と、こ
の信号光Aとは異なる方向からコヒーレントな参照光B
l、B2を照射する参照光照射手段4a、4bと、信号
光Aとは逆の方向から空間光変調素子2ヘコヒーレント
な読出し光Cを照射する読出し光照射手段5、および、
電源部6とを備える。
の空間光変調素子2へ画像等の2次元光情報を含むコヒ
ーレントな信号光Aを照射する信号光照射手段3と、こ
の信号光Aとは異なる方向からコヒーレントな参照光B
l、B2を照射する参照光照射手段4a、4bと、信号
光Aとは逆の方向から空間光変調素子2ヘコヒーレント
な読出し光Cを照射する読出し光照射手段5、および、
電源部6とを備える。
信号光照射手段3と参照光照射手段4a、4bとで書込
み手段7を構成する。なお、第1図は参照光照射手段4
a、4bの数が2個の場合を示したが、参照光照射手段
4a、4bの数は任意であり、2次元光情報の分岐数に
対応して適宜設定可能である。参照光Bl、B2の照射
角度も任意である。2次元光情報の分岐方向が既に定め
られている場合は、その分岐方向に対応して参照光BI
B2の照射方向を決定する。参照光照射手段4a、
4bは、参照光Bl、B2の照射方向を可変できる構成
でもよい。
み手段7を構成する。なお、第1図は参照光照射手段4
a、4bの数が2個の場合を示したが、参照光照射手段
4a、4bの数は任意であり、2次元光情報の分岐数に
対応して適宜設定可能である。参照光Bl、B2の照射
角度も任意である。2次元光情報の分岐方向が既に定め
られている場合は、その分岐方向に対応して参照光BI
B2の照射方向を決定する。参照光照射手段4a、
4bは、参照光Bl、B2の照射方向を可変できる構成
でもよい。
なお、信号光照射手段3、参照光照射手段4a、4b、
読出し光照射手段5は、図示しないレーザ光源から出射
されたコヒーレントな光を図示しない適宜な光学機構(
例えば、ハーフミラ−1光の透過を制御するシャッター
等から構成)を介して、信号光A、参照光Bl、B2、
読出し光Cを空間光変調素子2へ照射するよう構成して
いる。
読出し光照射手段5は、図示しないレーザ光源から出射
されたコヒーレントな光を図示しない適宜な光学機構(
例えば、ハーフミラ−1光の透過を制御するシャッター
等から構成)を介して、信号光A、参照光Bl、B2、
読出し光Cを空間光変調素子2へ照射するよう構成して
いる。
第2図は反射型の空間光変調素子2の模式構造図である
。
。
この空間光変調素子2は、2枚の透明電極2a、2b間
に、光伝導層2c、琴電体ミラー2d、光変調層2eを
積層して一体化したものである。
に、光伝導層2c、琴電体ミラー2d、光変調層2eを
積層して一体化したものである。
光伝導層2Cは、入射された光の強度に応じてその電気
伝導度が増加する特性(光伝導効果)を有するもの、例
えは、アモルファスシリコン、硫化カドミウム(CdS
)等で構成する。
伝導度が増加する特性(光伝導効果)を有するもの、例
えは、アモルファスシリコン、硫化カドミウム(CdS
)等で構成する。
誘導体ミラー2dは、信号光Aならびに参照光Bl、B
2と読出し光Cとを分離するとともに、読出し光Cを反
射させるためのものである。
2と読出し光Cとを分離するとともに、読出し光Cを反
射させるためのものである。
光変調層2eは、印加される電界に応じて屈折率が変化
する特性(電気光学効果)を有するもの、例えば、ニオ
ブ酸リチウムなとの電気光学結晶やネマティック液晶、
強誂電性液晶等で構成する。
する特性(電気光学効果)を有するもの、例えば、ニオ
ブ酸リチウムなとの電気光学結晶やネマティック液晶、
強誂電性液晶等で構成する。
次に、第1図に示す2次元光情報分岐・結合装置1の動
作を説明する。
作を説明する。
なお、空間光変調素子2には、1度書込んだ情報を保持
することのできるメモリー性を有するものとメモリー性
を有しないものがある。メモリー性を有するものは各透
明電極間2a、2bを短絡し、−様な光を空間光変調素
子2へ照射することで書込んだ情報を消去したり、書込
み時とは逆電界を印加して消去することができる。
することのできるメモリー性を有するものとメモリー性
を有しないものがある。メモリー性を有するものは各透
明電極間2a、2bを短絡し、−様な光を空間光変調素
子2へ照射することで書込んだ情報を消去したり、書込
み時とは逆電界を印加して消去することができる。
ここでは、まず、メモリー性を有しない空間光変調素子
2を用いた場合について説明する。
2を用いた場合について説明する。
空間光変調素子2の各透明電極間2a、2bへ電源部6
より所定の電圧を印加した状態で、画像等の情報を含む
信号光Aと、各参照光Bl、B2を空間光変調素子2の
光伝導層2C側から照射する。これにより、光伝導層2
cには、信号光Aと参照光Bl、B2の干渉縞が書込ま
れた状態となり、光伝導層2Cの電気伝導度は干渉が生
じた光の強度分布に対応して変化する。このため、光伝
導層2cと誘電体ミラー2dとの境界面には、干渉が生
じた光の強度分布に対応した電荷分布が形成される。し
たがって、光変調層2eは書込まれた干渉縞に対応する
電界の強度分布となり、この電界の強度分布に基づいて
光変調層2e内に空間的な屈折率分布が生じる。よって
、読出し光Cを信号光Aと反対の方向からこの空間光変
調素子2へ照射すると、書込まれた画像等の2次元光情
報を参照光Bl、B2に対応する読出し方向C1゜C2
へ出射することができる。
より所定の電圧を印加した状態で、画像等の情報を含む
信号光Aと、各参照光Bl、B2を空間光変調素子2の
光伝導層2C側から照射する。これにより、光伝導層2
cには、信号光Aと参照光Bl、B2の干渉縞が書込ま
れた状態となり、光伝導層2Cの電気伝導度は干渉が生
じた光の強度分布に対応して変化する。このため、光伝
導層2cと誘電体ミラー2dとの境界面には、干渉が生
じた光の強度分布に対応した電荷分布が形成される。し
たがって、光変調層2eは書込まれた干渉縞に対応する
電界の強度分布となり、この電界の強度分布に基づいて
光変調層2e内に空間的な屈折率分布が生じる。よって
、読出し光Cを信号光Aと反対の方向からこの空間光変
調素子2へ照射すると、書込まれた画像等の2次元光情
報を参照光Bl、B2に対応する読出し方向C1゜C2
へ出射することができる。
2次元光情報の分岐数が1の場合には、参照光照射手段
4a、4bはいずれか一方のみを用いればよい。また、
参照光Bl、B2の照射方向を変更することにより、読
出し方向CI、C2を変更することができる。なお、信
号光照射手段3内に、例えば液晶等を用いた表示装置を
備えて図示しない送信側装置からの送信すべき画像をこ
の表示装置で順次再生するとともに、各参照光BIB2
の照射・非照射の制御を各画像と同期して行なう構成と
すれば、送信すべき画像をその画像情報を必要とする図
示しない受信側装置へ分岐させて伝達することができる
。
4a、4bはいずれか一方のみを用いればよい。また、
参照光Bl、B2の照射方向を変更することにより、読
出し方向CI、C2を変更することができる。なお、信
号光照射手段3内に、例えば液晶等を用いた表示装置を
備えて図示しない送信側装置からの送信すべき画像をこ
の表示装置で順次再生するとともに、各参照光BIB2
の照射・非照射の制御を各画像と同期して行なう構成と
すれば、送信すべき画像をその画像情報を必要とする図
示しない受信側装置へ分岐させて伝達することができる
。
なお、読出した画像情報をf、CD撮像装置等へ人力す
る場合には、偏光子等を用いて直線偏光の読出し光Cを
空間光変調素子2へ入射して、C1゜C2の方向へ読出
された光を検光子等を介して光の強度分布へ変換する必
要がある。
る場合には、偏光子等を用いて直線偏光の読出し光Cを
空間光変調素子2へ入射して、C1゜C2の方向へ読出
された光を検光子等を介して光の強度分布へ変換する必
要がある。
なお、メモリー性を有するの空間光変調器2を用いた2
次元情報分岐・結合装置では、書込み手段7によって空
間光変調素子2へ予め伝達すべき画像情報等を書込んで
おいて、受信側装置はその情報を必要とするタイミング
で読出し光Cを照射させるよう制御して、画像情報等を
読込み、その後、空間光変調素子2へ消去光を照射する
よう制御した後、送信側装置へ次の情報の送信要求信号
を送出するよう構成してもよい。
次元情報分岐・結合装置では、書込み手段7によって空
間光変調素子2へ予め伝達すべき画像情報等を書込んで
おいて、受信側装置はその情報を必要とするタイミング
で読出し光Cを照射させるよう制御して、画像情報等を
読込み、その後、空間光変調素子2へ消去光を照射する
よう制御した後、送信側装置へ次の情報の送信要求信号
を送出するよう構成してもよい。
第3図は透過型の空間光変調素子を用いた2次元光情報
分岐・結合装置の模式構造図である。
分岐・結合装置の模式構造図である。
第3図に示す2次元光情報分岐・結合装置11は、透過
型の空間光変調素子12へ画像等の2次元光情報を含む
コヒーレントな信号光Aを照射する信号光照射手段13
、および、この信号光Aとは異なる方向からコヒーレン
トな参照光Bl。
型の空間光変調素子12へ画像等の2次元光情報を含む
コヒーレントな信号光Aを照射する信号光照射手段13
、および、この信号光Aとは異なる方向からコヒーレン
トな参照光Bl。
B2を照射する参照光照射手段14a、14bとからな
る書込み手段17と、信号光Aと略同一の方向から読圧
し光Cを照射する読出し光照射手段15、および、電源
部16とを備える。この実施例では、読出し光照射手段
15と信号光照射手段13とを共用する構成としており
、画像等の情報を含む信号光Aを照射するか、これらの
情報を含まない読出し光Cを照射するかの切替えができ
るよう構成している。なお、信号光照射手段13参照光
照射手段14a、14b、読出し光照射手段15は、図
示しないレーザ光源からのコヒーレントな光を図示しな
い適宜な光学機構を介して信号光A、参照光B1.B2
.読出し光Cを空間光変調素子12へ照射するよう構成
している。
る書込み手段17と、信号光Aと略同一の方向から読圧
し光Cを照射する読出し光照射手段15、および、電源
部16とを備える。この実施例では、読出し光照射手段
15と信号光照射手段13とを共用する構成としており
、画像等の情報を含む信号光Aを照射するか、これらの
情報を含まない読出し光Cを照射するかの切替えができ
るよう構成している。なお、信号光照射手段13参照光
照射手段14a、14b、読出し光照射手段15は、図
示しないレーザ光源からのコヒーレントな光を図示しな
い適宜な光学機構を介して信号光A、参照光B1.B2
.読出し光Cを空間光変調素子12へ照射するよう構成
している。
第4図は透過型の空間光変調素子の模式構造図である。
この空間光変調素子12は、2枚の透明電極12a、1
2b間に、光伝導層12cと光変調層12eを積層して
一体化したものである。
2b間に、光伝導層12cと光変調層12eを積層して
一体化したものである。
光伝導層12−cは、書込み光の強度に応じてその電気
伝導度が増加する特性を有し、かつ、読出し光を透過す
るもの、例えば、ポリビニルカルバゾール(PVK)
、アゾ系感光体、フタロシアニン等の有機感光体や珪酸
ビスマス(BSO) 、硫化カドミウム(CdS) 、
セレン化亜鉛(znSe)等で構成する。
伝導度が増加する特性を有し、かつ、読出し光を透過す
るもの、例えば、ポリビニルカルバゾール(PVK)
、アゾ系感光体、フタロシアニン等の有機感光体や珪酸
ビスマス(BSO) 、硫化カドミウム(CdS) 、
セレン化亜鉛(znSe)等で構成する。
光変調層12eは、印加される電界に応じて屈折率が変
化する特性(電気光学効果)を有するもの、例えば、ニ
オブ酸リチウムなどの電気光学結晶やネマティック液晶
、強誂電性液晶等で構成する。
化する特性(電気光学効果)を有するもの、例えば、ニ
オブ酸リチウムなどの電気光学結晶やネマティック液晶
、強誂電性液晶等で構成する。
次に、第3図に示す2次元光情報分岐・結合装置11の
動作を説明する。
動作を説明する。
空間光変調素子12の各透明電極間12a12bへ電源
部16より所定の電圧を印加した状態で、画像等の情報
を含む信号光Aと、各参照光Bl、B2を空間光変調素
子12の光伝導層12c側から照射する。これにより、
光伝導層12cには信号光Aと参照光Bl、B2の干渉
縞が書込まれた状態となり、光伝導層12cの電気伝導
度は干渉が生じた光の強度分布に対応して変化する。こ
のため、光伝導層12cと光変調層12eとの境界面に
は、干渉が生じた光の強度分布に対応した電荷分布が形
成される。
部16より所定の電圧を印加した状態で、画像等の情報
を含む信号光Aと、各参照光Bl、B2を空間光変調素
子12の光伝導層12c側から照射する。これにより、
光伝導層12cには信号光Aと参照光Bl、B2の干渉
縞が書込まれた状態となり、光伝導層12cの電気伝導
度は干渉が生じた光の強度分布に対応して変化する。こ
のため、光伝導層12cと光変調層12eとの境界面に
は、干渉が生じた光の強度分布に対応した電荷分布が形
成される。
光変調層12eには、干渉縞に対応した屈折率の変化が
生じているので、参照光B1.B2に対応する方向C1
,C2へ画像等の2次元光情報を含んだ光が出射される
。
生じているので、参照光B1.B2に対応する方向C1
,C2へ画像等の2次元光情報を含んだ光が出射される
。
分岐数、分岐方向は、参照先の照射の有無、照射方向に
より設定できる。
より設定できる。
なお、空間光変調素子12cは、1度書込んだ情報を保
持することのできるメモリー性を有するものとメモリー
性を有しないものがある。メモリー性を有するものは各
透明電極間12a。
持することのできるメモリー性を有するものとメモリー
性を有しないものがある。メモリー性を有するものは各
透明電極間12a。
12bを短絡し、−様な光を空間光変調素子12へ照射
することで書込んだ情報を消去したり、書込み時とは逆
電界を印加して消去することができる。
することで書込んだ情報を消去したり、書込み時とは逆
電界を印加して消去することができる。
第5図は空間光変調素子として光伝導性ポッケルス効果
素子を用いた2次元光情報分岐・結合装置の模式構造図
である。
素子を用いた2次元光情報分岐・結合装置の模式構造図
である。
第5図に示す2次元光情報分岐・結合装置21は、光伝
導性ポッケルス効果素子22、信号光照射手段23、参
照光照射手段24a、24b、読出し光照射手段25、
電源部26、および、消去光照射手段28を備える。
導性ポッケルス効果素子22、信号光照射手段23、参
照光照射手段24a、24b、読出し光照射手段25、
電源部26、および、消去光照射手段28を備える。
信号光照射手段23、参照光照射手段24a。
24bとで書込み手段27を構成する。信号光Aおよび
各参照光Bl、B2は図示しないレーザ光源からの出射
された書込み波長λWのコヒーレントな光を用いて形成
する。読比し光照射手段25は書込み波長λWとは異な
る波長λRでコヒーレントな読出し光りを照射する。消
去光照射手段28は−様な消去光Eを発生する。
各参照光Bl、B2は図示しないレーザ光源からの出射
された書込み波長λWのコヒーレントな光を用いて形成
する。読比し光照射手段25は書込み波長λWとは異な
る波長λRでコヒーレントな読出し光りを照射する。消
去光照射手段28は−様な消去光Eを発生する。
光伝導性ポッケルス効果素子22は、珪酸ビスマス(B
i+23i02゜)などの光伝導性強撚電体結晶22f
の両端に透明電極22a、22bをつけて一体にした透
過型でかつ蓄積性の空間光変調素子である。
i+23i02゜)などの光伝導性強撚電体結晶22f
の両端に透明電極22a、22bをつけて一体にした透
過型でかつ蓄積性の空間光変調素子である。
光伝導性強撚電体結晶22fは、特定の波長λWの光(
珪酸ビスマスの場合は青色)により光伝導性を示すと同
時に、印加された電圧に応じて読出し・光D(波長λR
・・・例えば赤色)の偏光面を回転させるポッケルス効
果を持つ結晶である。透明電極22a、22b間に所定
の電圧を印加した状態で、信号光Aおよび参照光Bl、
B2を入射させると、干渉された光の強度分布に応じて
電子が移動し、結晶に加わる電圧が空間的に変化する。
珪酸ビスマスの場合は青色)により光伝導性を示すと同
時に、印加された電圧に応じて読出し・光D(波長λR
・・・例えば赤色)の偏光面を回転させるポッケルス効
果を持つ結晶である。透明電極22a、22b間に所定
の電圧を印加した状態で、信号光Aおよび参照光Bl、
B2を入射させると、干渉された光の強度分布に応じて
電子が移動し、結晶に加わる電圧が空間的に変化する。
また、この光伝導性強誕電体結晶22fは、結晶内に数
個のトラップ準位が存在し、ポテンシャル井戸の深いト
ラップは光の強度分布に応して発生した電子を長時間に
わたって捕獲するため書込み情報を保持することができ
る。
個のトラップ準位が存在し、ポテンシャル井戸の深いト
ラップは光の強度分布に応して発生した電子を長時間に
わたって捕獲するため書込み情報を保持することができ
る。
したがって、信号光Aと参照光Bl、B2とを用いて書
込みを行なった後に、読出し光りを光伝導性ポッケルス
効果素子22へ照射すると、参照光Bl、B2の対応す
る方向DI、D2へ書込んだ情報を含む光が出射される
。
込みを行なった後に、読出し光りを光伝導性ポッケルス
効果素子22へ照射すると、参照光Bl、B2の対応す
る方向DI、D2へ書込んだ情報を含む光が出射される
。
新たな情報を書込む場合には、両端電極を同電位にし消
去光Eを所定時間照射させた後に行なう。
去光Eを所定時間照射させた後に行なう。
なお、第5図に示した分岐・結合装置21では、書込み
時の光の波長λWと読出し時の波長λRが異なること、
ならびに、信号光Aと読出し光りの照射方向がわずかに
異なることから、読出し情報の出射方向Di、D2は参
照光Bl、B2の照射方向とは若干異なるので、この分
だけ受信側装置等の配置位置をずらす必要がある。
時の光の波長λWと読出し時の波長λRが異なること、
ならびに、信号光Aと読出し光りの照射方向がわずかに
異なることから、読出し情報の出射方向Di、D2は参
照光Bl、B2の照射方向とは若干異なるので、この分
だけ受信側装置等の配置位置をずらす必要がある。
また、第1図もしくは第3図に示した分岐・結合装置1
.11においても、書込み時と読出し時で異なる波長を
用いてもよい。
.11においても、書込み時と読出し時で異なる波長を
用いてもよい。
(発明の効果)
以上説明したようにこの発明に係る2次元光情報分岐・
結合装置は、光学像書込み型の空間光変調素子へ信号光
と参照光を照射してホログラムを書込み、信号光と路間
−もしくは逆の方向から読出し光を照射してホログラム
として書込んだ画像等の情報を書込み時の参照光に対応
する方向へ出射させる構成としたので、書込み時の参照
先の照射方向を変えることにより読出し方向を変更する
ことかできる。また、複数の参照光を用いることにより
、1つの画像情報等を同時に複数の方向へ分岐させるこ
とができる。
結合装置は、光学像書込み型の空間光変調素子へ信号光
と参照光を照射してホログラムを書込み、信号光と路間
−もしくは逆の方向から読出し光を照射してホログラム
として書込んだ画像等の情報を書込み時の参照光に対応
する方向へ出射させる構成としたので、書込み時の参照
先の照射方向を変えることにより読出し方向を変更する
ことかできる。また、複数の参照光を用いることにより
、1つの画像情報等を同時に複数の方向へ分岐させるこ
とができる。
第1図は反射型の空間光変調素子を用いた2次元光情報
分岐・結合装置の模式構造図、第2図は反射型の空間光
変調素子の模式構造図、第3図は透過型の空間光変調素
子を用いた2次元光情報分岐・結合装置の模式構造図、
第4図は光伝導層と光変調lとを備えた透過型の空間光
変調素子の模式構造図、第5図は光伝導性ポッケルス効
果素子を用いた2次元光情報分岐・結合装置の模式構造
図、第6図は従来のホログラムを利用したグループ内光
通信の説明図である。 1.11.21・・・2次元光情報分岐・結合装置、2
・・・反射型の空間光変調素子、3,13゜23 ・・
・信号光照射手段、4a、4b、14a14b、24a
、24b・−・参照光照射手段、5゜15.25・・・
読出し光照射手段、5,16.26・・・電源部、7,
17.27・・・書込み手段、12・・・透過型の空間
光変調素子、22・・・光伝導性ポッケルス効果素子(
空間光変調素子)、28・・・消去光照射手段、A・・
・信号光、Bl、B2・・・参照光、C,D・・・読出
し光、E・・・消去光。 特 許 出 願 人 日本ビクター株式会社代 理
人 弁理士 下 1) 容一部間 弁理士
小 山 有反射型の空間光変調素子 第2図 第4図
分岐・結合装置の模式構造図、第2図は反射型の空間光
変調素子の模式構造図、第3図は透過型の空間光変調素
子を用いた2次元光情報分岐・結合装置の模式構造図、
第4図は光伝導層と光変調lとを備えた透過型の空間光
変調素子の模式構造図、第5図は光伝導性ポッケルス効
果素子を用いた2次元光情報分岐・結合装置の模式構造
図、第6図は従来のホログラムを利用したグループ内光
通信の説明図である。 1.11.21・・・2次元光情報分岐・結合装置、2
・・・反射型の空間光変調素子、3,13゜23 ・・
・信号光照射手段、4a、4b、14a14b、24a
、24b・−・参照光照射手段、5゜15.25・・・
読出し光照射手段、5,16.26・・・電源部、7,
17.27・・・書込み手段、12・・・透過型の空間
光変調素子、22・・・光伝導性ポッケルス効果素子(
空間光変調素子)、28・・・消去光照射手段、A・・
・信号光、Bl、B2・・・参照光、C,D・・・読出
し光、E・・・消去光。 特 許 出 願 人 日本ビクター株式会社代 理
人 弁理士 下 1) 容一部間 弁理士
小 山 有反射型の空間光変調素子 第2図 第4図
Claims (1)
- 書込み光の強度分布に応じて少なくとも読出し光に対す
る屈折率が変化する特性を備えた光学像書込み型の空間
光変調素子と、この空間光変調素子へ画像等の2次元光
情報を含むコヒーレントな信号光を照射するとともに、
この信号光とは異なる方向からコヒーレントな参照光を
照射する書込み手段と、前記空間光変調素子へ前記信号
光と略同一もしくは逆の方向からコヒーレントな読出し
光を照射する読出し光照射手段とを備えたことを特徴と
する2次元光情報分岐・結合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14591990A JPH0437889A (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 2次元光情報分岐・結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14591990A JPH0437889A (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 2次元光情報分岐・結合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437889A true JPH0437889A (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=15396116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14591990A Pending JPH0437889A (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 2次元光情報分岐・結合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437889A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008057465A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
US10100494B2 (en) | 2016-08-12 | 2018-10-16 | Caterpillar Inc. | Closed-loop control of swing |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP14591990A patent/JPH0437889A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008057465A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
US10100494B2 (en) | 2016-08-12 | 2018-10-16 | Caterpillar Inc. | Closed-loop control of swing |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4743966B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP3547610B2 (ja) | 体積ホログラフィックメモリ光情報記録再生装置 | |
US5132811A (en) | Holographic operating optical apparatus | |
US5617203A (en) | Optical detector employing an optically-addressed spatial light modulator | |
US3744879A (en) | Liquid crystal optical processor | |
Marrakchi et al. | Physical characterization of the photorefractive incoherent-to-coherent optical converter | |
JPH11282331A (ja) | 体積ホログラフィックメモリ光情報記録再生装置 | |
KR940010415B1 (ko) | 광-광 변환 소자와 영상 표시 장치 | |
US4304458A (en) | Arrangement for displaying deformations of deformable structures by holographic interferometry | |
EP0439146B1 (en) | Image forming device and two-dimensional optical scanning device | |
EP0405974B1 (en) | Holographic operating optical apparatus | |
US5067792A (en) | Method and apparatus for interfacing of holographic and electronic data | |
JPH0593937A (ja) | 光書込型空間光変調器、およびその感度調整方法 | |
US5054892A (en) | Photo-to-photo conversion element and its applied system | |
JPH0437889A (ja) | 2次元光情報分岐・結合装置 | |
JPH0664268B2 (ja) | 撮像装置 | |
Fukushima et al. | Parallel interconnection through an optical fiber using phase conjugation mirror acceptable for optical data pattern | |
US4920417A (en) | Photo-to-photo conversion element and its applied system | |
JPS60222839A (ja) | 3次元デイスプレイ | |
JPH0421819A (ja) | 光―光変換素子 | |
CN220962152U (en) | Holographic optical screen preparation system and projection display system | |
JP2908811B2 (ja) | ホログラム記録装置 | |
JPH03149524A (ja) | 空間変調器 | |
JP3036656B2 (ja) | 光スイッチ | |
JPH02250029A (ja) | 光―光変換素子及び撮像装置 |