JPH0437677Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0437677Y2 JPH0437677Y2 JP15457487U JP15457487U JPH0437677Y2 JP H0437677 Y2 JPH0437677 Y2 JP H0437677Y2 JP 15457487 U JP15457487 U JP 15457487U JP 15457487 U JP15457487 U JP 15457487U JP H0437677 Y2 JPH0437677 Y2 JP H0437677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal body
- head
- stage
- base
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 32
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、石油等の輸送用パイプラインにおい
て、パイプの内面に付着する堆積物を除去するた
めに、パイプ内を圧送する方法で使用する管内清
掃具に係る。
て、パイプの内面に付着する堆積物を除去するた
めに、パイプ内を圧送する方法で使用する管内清
掃具に係る。
(ロ) 従来の技術
前記の管内清掃具には、発泡樹脂弾性体で成る
円柱状基体の側周面に管内面の堆積物を削り取る
ための金属体を植設したものが使用されるが、柔
かい弾性体に硬い金属体はなじみにくく、作業中
に金属体が脱落することがあり、堆積物が硬質で
あると、その抵抗により金属体が揺動するために
作業効率がわるく、脱落した金属体の除去も容易
でなかつた。このため、弾性基体への脱落、揺動
のない金属体の植設手段が求められていた。
円柱状基体の側周面に管内面の堆積物を削り取る
ための金属体を植設したものが使用されるが、柔
かい弾性体に硬い金属体はなじみにくく、作業中
に金属体が脱落することがあり、堆積物が硬質で
あると、その抵抗により金属体が揺動するために
作業効率がわるく、脱落した金属体の除去も容易
でなかつた。このため、弾性基体への脱落、揺動
のない金属体の植設手段が求められていた。
この種の管内清掃具において、弾性基体に堆積
物削除用金属体を植設したものが、実公昭57−
8953号公報に記載されている。このものは、多孔
質弾性物質で成る短円杆状主体の周面に合成ゴム
等でなる弾性の帯状輪体を列設し、頭部を錐体に
形成した座板付き金属棒を前記輪体の表面から主
体内に挿通して頭部錐体を輪体上に在らしめ、金
属棒の他端をあらかじめ主体内に埋設したアンカ
ー用埋込み片に嵌合または螺合することにより、
金属棒を主体に固定するものである。
物削除用金属体を植設したものが、実公昭57−
8953号公報に記載されている。このものは、多孔
質弾性物質で成る短円杆状主体の周面に合成ゴム
等でなる弾性の帯状輪体を列設し、頭部を錐体に
形成した座板付き金属棒を前記輪体の表面から主
体内に挿通して頭部錐体を輪体上に在らしめ、金
属棒の他端をあらかじめ主体内に埋設したアンカ
ー用埋込み片に嵌合または螺合することにより、
金属棒を主体に固定するものである。
この先行例の方法は、主体及び帯状輪体が弾性
体であるために、金属棒に対する揺動防止効果が
乏しく、アンカー用埋込み片への螺着によつて金
属棒の抜脱を防止することができるとしても、主
体内にアンカー用埋込み片をどのようにしてあら
かじめ埋設するのか、解決困難な問題点を抱えて
いた。
体であるために、金属棒に対する揺動防止効果が
乏しく、アンカー用埋込み片への螺着によつて金
属棒の抜脱を防止することができるとしても、主
体内にアンカー用埋込み片をどのようにしてあら
かじめ埋設するのか、解決困難な問題点を抱えて
いた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
前記の問題点にかんがみ、本考案は、パイプラ
イン用管内清掃具において、発泡樹脂弾性基体に
植設される削り用金属体の脱落及び揺動のない実
施容易な固定手段を提供しようとするものであ
る。
イン用管内清掃具において、発泡樹脂弾性基体に
植設される削り用金属体の脱落及び揺動のない実
施容易な固定手段を提供しようとするものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段
例示の図を用いて説明すると、本考案は、ポリ
ウレタン発泡体のごとき発泡樹脂弾性体で成る円
柱状基体1の側周面1′に、第2図に示すような
1段目2aが広く2段目2bが狭い2段の凹部で
成る円形の穴2を適当な間隔をあけて多数個配設
し、それらの穴に、第3図で示すような円錐状頭
部3aとその支柱部3bとで成る金属体3を、2
段目の凹部2bに支柱部3bを押し込んで頭部3
aを1段目の凹部2aに在らしめるように挿入し
て、該頭部の円錐状先端3a′が基体の側周面1′
から突出するようになし、1段目の凹部2aにお
ける金属体3で占められた部分以外の空所に接着
剤4を充填することにより、金属体3を基体1に
固定したことを特徴とするパイプライン用管内清
掃具に係る。
ウレタン発泡体のごとき発泡樹脂弾性体で成る円
柱状基体1の側周面1′に、第2図に示すような
1段目2aが広く2段目2bが狭い2段の凹部で
成る円形の穴2を適当な間隔をあけて多数個配設
し、それらの穴に、第3図で示すような円錐状頭
部3aとその支柱部3bとで成る金属体3を、2
段目の凹部2bに支柱部3bを押し込んで頭部3
aを1段目の凹部2aに在らしめるように挿入し
て、該頭部の円錐状先端3a′が基体の側周面1′
から突出するようになし、1段目の凹部2aにお
ける金属体3で占められた部分以外の空所に接着
剤4を充填することにより、金属体3を基体1に
固定したことを特徴とするパイプライン用管内清
掃具に係る。
本考案品は、金属体を植設した後、全面に非浸
透性皮膜を被着し、金属体の円錐状先端を側周面
上に突出させた状態で製品となる。
透性皮膜を被着し、金属体の円錐状先端を側周面
上に突出させた状態で製品となる。
(ホ) 作用
本考案品は上記のように構成されているから、
これをパイプ内に通すことにより、基体側周面に
突出形成されている金属体の円錐状先端によつて
管内面に付着している堆積物を削り落とすことが
できる。そして、基体への金属体の植設態様は上
記のとおりであるから、その支柱部は基体の弾性
体によつて周囲から圧力を受け、円錐状頭部は先
端を除く底拡がりの主要部が硬化した接着剤中に
埋没していることになるので、金属体は基体に強
固に固定され、抜脱するおそれがない。また、金
属体の円錐状頭部の周囲は硬化した接着剤で固め
られているから、該円錐の先端が管内面の硬い堆
積物を掻き削る際に抵抗を受けても、金属体が揺
動するようなことはなく、作業効率が向上する。
これをパイプ内に通すことにより、基体側周面に
突出形成されている金属体の円錐状先端によつて
管内面に付着している堆積物を削り落とすことが
できる。そして、基体への金属体の植設態様は上
記のとおりであるから、その支柱部は基体の弾性
体によつて周囲から圧力を受け、円錐状頭部は先
端を除く底拡がりの主要部が硬化した接着剤中に
埋没していることになるので、金属体は基体に強
固に固定され、抜脱するおそれがない。また、金
属体の円錐状頭部の周囲は硬化した接着剤で固め
られているから、該円錐の先端が管内面の硬い堆
積物を掻き削る際に抵抗を受けても、金属体が揺
動するようなことはなく、作業効率が向上する。
(ヘ) 考案の効果
上記のように、本考案は、実施容易な手段によ
つて削り用金属体を発泡樹脂弾性体で成る基体に
固定し、該金属体の脱落及び揺動を防止し、作業
効率を上げることができたものであり、先述の実
公昭57−8953号公報に記載の帯状輪体、座板及び
実施困難なアンカー用埋込み片の装設を不要にし
たものである。
つて削り用金属体を発泡樹脂弾性体で成る基体に
固定し、該金属体の脱落及び揺動を防止し、作業
効率を上げることができたものであり、先述の実
公昭57−8953号公報に記載の帯状輪体、座板及び
実施困難なアンカー用埋込み片の装設を不要にし
たものである。
図は本考案の1実施例を示す。第1図は全体の
側面図、第2図は基体に設けた円形の穴の断面
図、第3図は金属体植設部の断面図である。 1……円柱状基体、1′……基体の側周面、2
……2段の凹部で成る円形の穴、2a……1段目
の凹部、2b……2段目の凹部、3……金属体、
3a……金属体の頭部、3a′……円錐状先端、3
b……金属体の支柱部、4……接着剤。
側面図、第2図は基体に設けた円形の穴の断面
図、第3図は金属体植設部の断面図である。 1……円柱状基体、1′……基体の側周面、2
……2段の凹部で成る円形の穴、2a……1段目
の凹部、2b……2段目の凹部、3……金属体、
3a……金属体の頭部、3a′……円錐状先端、3
b……金属体の支柱部、4……接着剤。
Claims (1)
- 発泡樹脂弾性体で成る円柱状基体の側周面に、
1段目が広く2段目が狭い2段の凹部で成る円形
の穴を適当な間隔をあけて多数個配設し、それら
の穴に、円錐状頭部とその支柱部とで成る金属体
を、2段目の凹部に支柱部を押し込んで頭部を1
段目の凹部に在らしめるように挿入して、該頭部
の円錐状先端が基体の側周面から突出するように
なし、1段目の凹部における金属体で占められた
部分以外の空所に接着剤を充填することにより、
金属体を基体に固定したことを特徴とするパイプ
ライン用管内清掃具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15457487U JPH0437677Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15457487U JPH0437677Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0161986U JPH0161986U (ja) | 1989-04-20 |
JPH0437677Y2 true JPH0437677Y2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=31431427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15457487U Expired JPH0437677Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437677Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP15457487U patent/JPH0437677Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0161986U (ja) | 1989-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1430853A3 (en) | Stent and method for manufacturing the same | |
JPH0437677Y2 (ja) | ||
ATE100920T1 (de) | Verfahren zur verhinderung von wasserleckage in rohrleitungen und rohrinnenbeschichtung zur verhinderung von wasserleckage. | |
ATE233505T1 (de) | Materialhalter mit faltenbalg | |
JP2619646B2 (ja) | 可撓性送水管 | |
ATE219563T1 (de) | Material und verfahren zum auskleiden von rohren | |
JPH0637758Y2 (ja) | 耳掻き | |
JPH11127739A (ja) | 握持用グリップ | |
JP2003336493A (ja) | 継 手 | |
JPS6318876Y2 (ja) | ||
JPS646468Y2 (ja) | ||
JPS6116109U (ja) | 骨継ぎ部補綴具 | |
WO2003057080A8 (en) | Improved exterior stent and its use | |
JPH0458697U (ja) | ||
JPS5954294U (ja) | 下水管などの管の内面に内張りを施す装置 | |
JPS6246012Y2 (ja) | ||
JPH02199391A (ja) | 既設管内埋設管 | |
JPH08651A (ja) | 人工骨頭 | |
JPS5919536Y2 (ja) | 板と管との固着具 | |
JPS5845568Y2 (ja) | 養殖用施肥薬装置 | |
JPS63201293U (ja) | ||
JPH1182864A (ja) | 止水プラグ | |
JPH02130490U (ja) | ||
JPH0192587U (ja) | ||
JPH03172402A (ja) | 人工芝 |