JPH0437663Y2 - - Google Patents

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JPH0437663Y2
JPH0437663Y2 JP12456485U JP12456485U JPH0437663Y2 JP H0437663 Y2 JPH0437663 Y2 JP H0437663Y2 JP 12456485 U JP12456485 U JP 12456485U JP 12456485 U JP12456485 U JP 12456485U JP H0437663 Y2 JPH0437663 Y2 JP H0437663Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (3-1) 産業上の利用分野 本考案は合成糊等の粘着性液体を塗布するに際
して容器の口に取付けて使用する塗布口に関する
ものである。
(3-2) 従来の技術 従来合成糊等の粘着性液体を塗布するに際して
容器の口に取付けて使用する塗布口は第10図
(部品ごとに分解して示した断面図)に示すよう
なものが知られており、広く使用されている。す
なわち同図において、容器1の口部2には穴明き
板3Aとその上にかぶせられた布3Bとからなる
内キヤツプ3が中キヤツプ4を口部2に螺合する
ことによつて取付けられており、さらにその上か
ら外キヤツプ5がかぶせられている。また漏れを
防ぐための盲キヤツプ6がはめこまれており、布
3Bの表面に糊等を浸み出させ、それを塗布す
る。この以上説明しした塗布口は部品点数が多
く、製造原価が嵩み、使用に際しては布3Bが目
詰りするおそれがあるという欠点があつた。
従来またこの欠点を改善した塗布口が提示され
ている。その1つの例を第11図(部品の一部を
分解して示した断面図)に示した。この例は一般
にシリコン樹脂は糊等との親和性が極めて小さ
く、くつつきにくい点に着眼して製作されたもの
である。すなわち、同図において、容器1の口部
2にはシリコン樹脂から成型され、その両面が球
面状の凹面をなし、外側面の外縁には環状の側壁
7Aを、中央には通孔7Bを有する内キヤツプ7
が、そのフランジ部を口部2に当接して設けられ
ている。内キヤツプ7はその外側にかぶせられた
中キヤツプ8を口部2に螺合し、その内面に設け
られた段部によつて、フランジ部を口部に圧接す
ることによつて取付けられている。中キヤツプ8
の外側には1個または数個の線状の突起がその軸
に平行な方向に設けられており、外キヤツプ9の
内側にはその軸に平行な方向に、前記突起に対応
する一個または数個の綿状の溝が設けられてお
り、中キヤツプ8と外キヤツプ9とはこの突起と
溝とを嵌合させ、または嵌合をはずすことによつ
て着脱される。この提示されている塗布口の場合
は、第10図に示した従来のものに比べて、部品
点数が少なく、糊と接する部分がシリコン樹脂製
であるため、目詰りがなく、さらに内キヤツプ7
の側壁7Aと凹面とによつて形成される空間7C
が糊溜りとなり、側壁7Aを押し付ける力を適宜
加減することによつて糊等の塗布厚さを調節でき
るという利点がある。しかしながら、側壁7Aを
押し付ける力の加減は大変難しく、塗布する糊等
の過不足が生じやすく、また糊等のきれが悪いと
いう欠点があつた。
(3-3) 考案が解決しようとする問題点 本考案は従来の粘着性液体の塗布口の以上述べ
た欠点を解消し、部品点数を減らして原価を低減
し、目詰りを防ぎ、塗布する糊等の過不足をなく
し、また糊等のきれをよくするような粘着性液体
の塗布口を提供しようとするものである。
(3-4) 問題点を解決するための手段とその作
用 本考案は粘着性液体の塗布口を下記のような構
成とすることによ伝、前記した問題点を解決して
いるのである。すなわち、それは円筒の一方には
リング状のフランジを、他方には端面を有し樹脂
等から成型された内キヤツプと、糊等の粘着性液
体容器の口部分の外側面に設けられたねじに螺合
する雌ねじを有するナツト状の中キヤツプと、該
中キヤツプの外側に設けられた線状の突起に係合
する線状の凹部を有する外キヤツプとより構成さ
れ、前記糊等の粘着性液体容器の口部分に前記内
キヤツプのフランジを当接せしめ、さらに前記中
キヤツプを前記容器の口部分に螺合せしめ、中キ
ヤツプの外側に外キヤツプをかぶせることによ
り、容器に取付けられている粘着性液体の塗布口
において、前記内キヤツプの端面の外表面は円、
楕円、平行線と2つの弧とからなる略四角形等の
形状を有する平面部と、該平面部の外周に形成さ
れた溝部と、該溝部の外周に1列または複数列に
形成された、多数の半球または角錐から成る突起
部から構成されており、前記平面部には端面の内
外面を連結する貫通孔が開口していることを特徴
とする粘着性液体の塗布口である。
以上のような構成とすれば、第10図の例と比
べて部品を減らすことができ、また糊等が接する
内キヤツプはシリコン樹脂などの樹脂から成型さ
れているので、目詰りがなく、糊等は並べられた
角錐または半球状の突起の間から均一に塗布され
るので糊等の過不足が生ずる心配もなく、平面部
の外周には溝が有るので、糊等のきれもよい。
(3-5) 実施例 以下図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。第1図は本考案に係る粘着性液体の塗布
口の第1の実施例の内キヤツプのみを示した図
で、イは平面図、ロは正面図、ハはイ図における
ハ−ハ断面を矢印方向に見た図、ニはロ図におけ
るニ−ニ断面を矢印方向に見た図である。同図に
おいて、内キヤツプ11は円筒12の一方にはリ
ング状のフランジ13、他方には端面14を有
し、シリコン樹脂などの樹脂から成型されて成つ
ている。
端面14の外表面15は平行線と2つの弧とか
らなる略四角形状の平面部15A、平面部の外周
に形成された溝部15A、溝部の外周に1列に形
成された多数の角錐から成る突起部15Cとから
構成されている。平面部15Aの中央には貫通孔
16が開口している。第2図および第3図はいず
れも突起15Cの形状を例示した拡大図で、イは
平面図、ロは正面図、ハは左側面図である。第2
図は四角錐、第3図は三角錐のものを示してい
る。粘着性液体の塗布口の他の部分すなわち、中
キヤツプ8、外キヤツプ9の構成は第11図に示
したものと全く同様であり、粘着性液体容器に対
する取付け方法も同一であるので説明は省略す
る。
第4図は本考案の第2の実施例の内キヤツプの
みを示した図で、イは平面図、ロは正面図、ハは
イ図におけるハ−ハ断面を矢印方向に見た図、ニ
はロ図におけるニ−ニ断面を矢印方向に見た図で
ある。また第5図は第4図ニの矢印P部の拡大図
である。両図において、本例の場合は突起部は2
列に形成されており、いずれも多数の半球から成
つており、その外側の突起部15Dの半球の軸は
平面部15Aに直交しているが、内側の突起部1
5Eの半球の軸は平面図15Aに対して内側に斜
交している(第5図参照)。内キヤツプ11の他
の部分の構成は第1の実施例と同一であり、粘着
性液体の塗布口の他の部分すなわち、中キヤツプ
8、外キヤツプ9の構成は第11図に示したもの
と全く同様であり粘着性液体容器に対する取付け
方法も同一である。
第6図は本考案の第3の実施例の内キヤツプの
みを示した図で、イは平面図、ロは正面図、ハは
イ図におけるハ−ハ断面を矢印方向に見た図であ
り、また第7図は第6図ハの矢印Q部を拡大図示
した図である。同図において、本例の場合は内キ
ヤツプの端面の外表面における平面部15Aは円
形である点で第2の実施例と異なつているが、他
の部分の構成は第2の実施例と全く同一であり、
中キヤツプ、外キヤツプも同一である。
第8図は本考案の第4の実施例の内キヤツプの
みを示した図で、イは平面図、ロは正面図、ハは
イ図におけるハ−ハ断面を矢印方向に見た図ニは
ロ図におけるニ−ニ断面を矢印方向に見た図であ
り、また第9図は第8図ニの矢印R部を拡大図示
した図である。同図において、本例の場合は内キ
ヤツプの平面部がその円筒の軸と斜交しており、
したがつてまた粘着性液体容器の軸とも斜交して
おり塗りやすい。またその突起部は平行線の外方
のものは3列の半球状のもので、その軸は内側1
5Eのものが平面部に対して内側に斜交してお
り、中央15Dのものが平面部に直行しており、
外側15Fのものが平面部に平行となつている。
また円弧の外方の突起部は1列の半球状のもの
で、その軸は平面部に対して内側に斜交している
ため、平行線に平行な方向に塗つてゆけば、塗布
厚さを均一にすることができるという特徴を有し
ている。他の部分の構成は第2の実施例と全く同
一であり、中キヤツプ、外キヤツプも同一であ
る。
以上の実施例は端面の外表面の平面部の形状は
円形のものと平行線と2つの弧とからなる略四角
形状のものについて述べているが、この形状は楕
円または多角形等であつてもよく、また突起の形
状は半球状のものと、三角錐、四角錐状のものに
ついて述べているが、これはその他の他角錐であ
つてもよく、これらのすべての場合にも本考案は
有効に実施できることは勿論である。
(3-6) 考案の効果 本考案は糊等の粘着性液体の塗布口の内キヤツ
プとして、シリコン樹脂等の樹脂から成型された
新しい形状のものを用いることにより次に示すよ
うな優れた効果を有するものである。
目詰りがない。
糊等の塗布量の過不足をなくすことができ
る。
部品点数が減り、原価を低減することができ
る。
糊等のきれをよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る粘着性液体の塗布口の第
1の実施例の内キヤツプのみを示した図で、イは
平面図、ロは正面図、ハはイ図におけるハ−ハ断
面を矢印方向に見た図、ニはロ図におけるニ−ニ
断面を矢印方向に見た図、第2図および第3図は
いずれも突起15Cの形状を例示した拡大図で、
イは平面図、ロは正面図、ハは左側面図、第4図
は本考案の第2の実施例の内キヤツプのみを示し
た図で、イは平面図、ロは正面図、ハはイ図にお
けるハ−ハ断面を矢印方向に見た図、ニはロ図に
おけるニ−ニ断面を矢印方向に見た図、第5図は
第4図ニの矢印P部の拡大図、第6図は本考案の
第3の実施例の内キヤツプのみを示した図で、イ
は平面図、ロは正面図、ハはイ図におけるハ−ハ
断面を矢印方向に見た図、第7図は第6図ハの矢
印Q部を拡大図示した図、第8図は本考案の第4
の実施例の内キヤツプのみを示した図で、イは平
面図、ロは正面図、ハはイ図におけるハ−ハ断面
を矢印方向に見た図、ニはロ図におけるニ−ニ断
面を矢印方向に見た図、第9図は第8図ニの矢印
R部を拡大図示した図、第10図および第11図
は従来用いられている粘着性液体の塗布口を示し
た図である。 1……容器、2……口部、3……内キヤツプ、
4……中キヤツプ、5……外キヤツプ、6……盲
キヤツプ、7……内キヤツプ、8……中キヤツ
プ、9……外キヤツプ、11……内キヤツプ、1
2……円筒、13……フランジ、14……端面、
15……外表面、15A……平面部、15B……
溝部、15C,15D,15E,15F……突起
部、16……貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒12の一方にはリング状のフランジ13
    を、他方には端面14を有し樹脂等から成型さ
    れた内キヤツプ11と、糊等の粘着性液体容器
    1の口部2の外側面に設けられたねじに螺合す
    る雌ねじを有するナツト状の中キヤツプ8と、
    該中キヤツプ8の外側に設けられた線状の突起
    に係合する線状の凹部を有する外キヤツプ9と
    より構成され、前記糊等の粘着性液体容器の口
    部に前記内キヤツプのフランジを当接せしめ、
    されに内キヤツプの外側に前記中キヤツプをか
    ぶせ、前記容器の口部に螺合せしめ、中キヤツ
    プの内面に設けられた段部により前記フランジ
    13を容器1の口部2に圧接した後、中キヤツ
    プの外側に外キヤツプをかぶせることにより、
    容器に取付けられている粘着性液体の塗布口に
    おいて、前記内キヤツプ11の端面の外表面1
    5は円、楕円、平行線と2つの弧とからなる略
    四角形等の形状を有する平面部15Aと、該平
    面部の外周に形成された溝部15Bと、該溝部
    の外周に1列または複数列に形成された、多数
    の半球または角錐から成る突起部15Cから構
    成されており、前記平面部には端面の内外面を
    連結する貫通孔16が開口していることを特徴
    とする粘着性液体の塗布口。 (2) 前記突起部は2列に形成されており、その外
    側の列15Dは軸が前記平面部に直交する多数
    の半球から成り、内側の列15Eは軸が前記平
    面部に対し内側に斜交する多数の半球から成つ
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の粘着性液体の塗布口。 (3) 前記端面の外表面の平面部15Aは平行線と
    2つの弧とからなる略四角形の形状を有し、ま
    た前記平面部は前記円筒の軸と斜交しており、
    前記弧の外方に形成された突起部は1列であつ
    て、軸が前記平面部に対して内側に斜交する多
    数の半球から成つており、前記平行線の外方に
    形成された突起部は3列であつて、その内側の
    列15Eは軸が前記平面部に対して内側に斜交
    する多数の半球から成つており、中央の列15
    Dは軸が前記平面部に直交する多数の半球から
    成つており、外側の列15Fは軸が前記平面部
    に平行な多数の半球から成つていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    粘着性液体の塗布口。
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