JPH0437415A - スリッティングラインに備える帯状材の巻き取り装置 - Google Patents
スリッティングラインに備える帯状材の巻き取り装置Info
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- JPH0437415A JPH0437415A JP14387590A JP14387590A JPH0437415A JP H0437415 A JPH0437415 A JP H0437415A JP 14387590 A JP14387590 A JP 14387590A JP 14387590 A JP14387590 A JP 14387590A JP H0437415 A JPH0437415 A JP H0437415A
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、たとえばストリップをスリッティングして複
数の帯状材とした後にこれらを巻き取る巻き取り装置に
関する。
数の帯状材とした後にこれらを巻き取る巻き取り装置に
関する。
金属薄板等のストリップをスリッティングするラインで
は、スリッタの下流に巻き取りのためのテンションリー
ルが配置される。このテンションリールに巻き取るとき
、ス)IJツブの幅方向の肉厚が一様でないため、スリ
ッティングした後の帯状材の巻き取り速度も異なってく
る。これは、ストリップの幅方向の肉厚は中央部が最も
厚く、縁部にゆ(につれて薄くなるので、中央部の帯状
材をテンンヨンリールに巻き取るときの外径は縁部の帯
状材の巻き取り時のそれよりも大きくなるためである。
は、スリッタの下流に巻き取りのためのテンションリー
ルが配置される。このテンションリールに巻き取るとき
、ス)IJツブの幅方向の肉厚が一様でないため、スリ
ッティングした後の帯状材の巻き取り速度も異なってく
る。これは、ストリップの幅方向の肉厚は中央部が最も
厚く、縁部にゆ(につれて薄くなるので、中央部の帯状
材をテンンヨンリールに巻き取るときの外径は縁部の帯
状材の巻き取り時のそれよりも大きくなるためである。
このため、テンンヨンリールの回転による巻き取り時に
は中央部の帯状材の積層部分の周速が速くなる。したが
って、中央部の帯状材にはテンンヨンがかがたまま張っ
た状態で巻き取られるが、縁部の帯状材は巻き取り速度
が遅くなるため下に撓んでしまう。
は中央部の帯状材の積層部分の周速が速くなる。したが
って、中央部の帯状材にはテンンヨンがかがたまま張っ
た状態で巻き取られるが、縁部の帯状材は巻き取り速度
が遅くなるため下に撓んでしまう。
このようなことから、従来のラインではスリッタとテン
ンヨンリールとの間にバックテンショナを配置すると共
にループを持たせ、肉厚の相違による帯状材の速度差を
吸収してテンションリールに巻き取る設備が採用されて
いた。
ンヨンリールとの間にバックテンショナを配置すると共
にループを持たせ、肉厚の相違による帯状材の速度差を
吸収してテンションリールに巻き取る設備が採用されて
いた。
ところが、バックテンショナやループを備えることから
ラインが長くなり、設備費も高くなりやすい口また・″
ツクテンショナは帯状材の上下面をパッドによって押し
付けて摩擦を作用させるものなので、帯状材の表面に傷
が入りやすく、製品への影響も大きい。
ラインが長くなり、設備費も高くなりやすい口また・″
ツクテンショナは帯状材の上下面をパッドによって押し
付けて摩擦を作用させるものなので、帯状材の表面に傷
が入りやすく、製品への影響も大きい。
このような問題に対し、スリッティングした後の複数の
帯状材のそれぞれを巻き取るドラムをアーバ軸に取り付
け、帯状材の肉厚に応じて各ドラムの回転速度を調整す
るようにしたものもある。
帯状材のそれぞれを巻き取るドラムをアーバ軸に取り付
け、帯状材の肉厚に応じて各ドラムの回転速度を調整す
るようにしたものもある。
このように各帯状材の巻き取りに専用のドラムを備えれ
ば、バックテンショナやループを必要としない設備での
スリッティングが可能となる。
ば、バックテンショナやループを必要としない設備での
スリッティングが可能となる。
しかしながら、ドラムを複数設けてこれを帯状材の肉厚
に適合した回転速度に設定できるようにするには、かな
り構造が複雑になる。また、スリッティングする材料は
きわめて薄いので、速度の制御を細かく行えるようにし
ておかなければ、帯状材の破断等の問題が新たに生じる
。
に適合した回転速度に設定できるようにするには、かな
り構造が複雑になる。また、スリッティングする材料は
きわめて薄いので、速度の制御を細かく行えるようにし
ておかなければ、帯状材の破断等の問題が新たに生じる
。
そこで、本発明は、比較的簡単な構造で肉厚の差による
巻き取りの障害を除去ししかも破断等のない巻き取り処
理が行えるようにすることを目的とする。
巻き取りの障害を除去ししかも破断等のない巻き取り処
理が行えるようにすることを目的とする。
本発明は、スリッタによって複数の帯状材にスリッティ
ングしこれらの帯状材を1条ずつ巻き取るリール列を駆
動軸の周りに備えた巻取り装置であって、前記リール列
のそれぞれは、駆動軸と一体回転する固定スリーブと、
該固定スリーブとペアを組んで前記駆動軸に対して回転
自在な回転スリーブと、該回転スリーブに半径方向に拡
大及び収縮可能に備えたセグメントとを備え、前記固定
スリーブに、前記回転スリーブの回転に制動力を作用さ
せるブレーキ機構を設けたことを特徴とする。
ングしこれらの帯状材を1条ずつ巻き取るリール列を駆
動軸の周りに備えた巻取り装置であって、前記リール列
のそれぞれは、駆動軸と一体回転する固定スリーブと、
該固定スリーブとペアを組んで前記駆動軸に対して回転
自在な回転スリーブと、該回転スリーブに半径方向に拡
大及び収縮可能に備えたセグメントとを備え、前記固定
スリーブに、前記回転スリーブの回転に制動力を作用さ
せるブレーキ機構を設けたことを特徴とする。
駆動軸に一体化された固定スリーブに対し、帯状材を巻
き取るセグメントを連接した回転スリーブは駆動軸に対
して自由に回転する。そして、固定スリーブに設けたブ
レーキ機構によって回転スリーブに制動力を作用させる
と、回転スリーブは固定スリーブを介して駆動軸に連接
され、駆動軸からの回転が伝達される。帯状材の張力が
小さければ、制動力を利用して回転スリーブはスリップ
することなく固定スリーブと一体になって回転して駆動
軸の回転速度による帯状材の巻取りが行われる。また、
帯状材の張力が大きくて制動力を超えると回転スリーブ
はスリップして駆動軸の回転よりも遅れて回転する。
き取るセグメントを連接した回転スリーブは駆動軸に対
して自由に回転する。そして、固定スリーブに設けたブ
レーキ機構によって回転スリーブに制動力を作用させる
と、回転スリーブは固定スリーブを介して駆動軸に連接
され、駆動軸からの回転が伝達される。帯状材の張力が
小さければ、制動力を利用して回転スリーブはスリップ
することなく固定スリーブと一体になって回転して駆動
軸の回転速度による帯状材の巻取りが行われる。また、
帯状材の張力が大きくて制動力を超えると回転スリーブ
はスリップして駆動軸の回転よりも遅れて回転する。
このように帯状材の張力が小さい場合に基準を合わせて
制動力の大きさを設定すれば、肉厚が厚くて巻取り時に
張力が大きくなる帯状材と薄肉部分の帯状材とを同じ駆
動軸の回転で適正に巻き取ることができる。
制動力の大きさを設定すれば、肉厚が厚くて巻取り時に
張力が大きくなる帯状材と薄肉部分の帯状材とを同じ駆
動軸の回転で適正に巻き取ることができる。
第1図は本発明の巻き取り装置の要部を示す縦断面図、
第2図及び第3図はそれぞれ第1図のI−1線及び■−
■線矢視による断面図、第4図は第1図において円で囲
んだ部分の拡大縦断面図である。
第2図及び第3図はそれぞれ第1図のI−1線及び■−
■線矢視による断面図、第4図は第1図において円で囲
んだ部分の拡大縦断面図である。
スリッティングラインは、第5図の概略図に示すように
、圧延及び熱処理後のス) IJツブ50を巻き付けた
コイラ51.このコイラ51から繰り出されたストリッ
プ50を複数条の帯状材にスリッティングするスリッタ
52及び帯状材53を巻き取って回収する本発明の巻取
り装置1から構成されている。
、圧延及び熱処理後のス) IJツブ50を巻き付けた
コイラ51.このコイラ51から繰り出されたストリッ
プ50を複数条の帯状材にスリッティングするスリッタ
52及び帯状材53を巻き取って回収する本発明の巻取
り装置1から構成されている。
巻取り装置tlは、第6図の概略平面図に示すように駆
動軸2を駆動機構1aに組み込み、電動機1bからの駆
動力を駆動機構1aに内蔵した減速機等を介して駆動軸
2に伝達してこれを所定の速度で回転させる。そして、
駆動軸2の一端には、巻き取った帯状材53の抜き取り
や巻き始めの際のクランプ及び周速設定等のために供給
する作動流体の回転継手2aを取り付けている。
動軸2を駆動機構1aに組み込み、電動機1bからの駆
動力を駆動機構1aに内蔵した減速機等を介して駆動軸
2に伝達してこれを所定の速度で回転させる。そして、
駆動軸2の一端には、巻き取った帯状材53の抜き取り
や巻き始めの際のクランプ及び周速設定等のために供給
する作動流体の回転継手2aを取り付けている。
駆動軸2の外周には、スリッティングされた複数の帯状
材53を1条ずつ巻き取るためのリール列3が配置され
る。これらのリール列3は、gJ7図に示すように駆動
軸20周りに複数組のユニットとして着脱自在に組み込
まれ、駆動軸2の端部に取り付けた固定板2bと回転継
手2a側に形成したフランジ2Cとによって拘束されて
いる。そして、駆動軸2の中には作動流体(空気)を給
排するための第1.第2及び第3作動流体流路4a、
4b、 4cが設けられている。
材53を1条ずつ巻き取るためのリール列3が配置され
る。これらのリール列3は、gJ7図に示すように駆動
軸20周りに複数組のユニットとして着脱自在に組み込
まれ、駆動軸2の端部に取り付けた固定板2bと回転継
手2a側に形成したフランジ2Cとによって拘束されて
いる。そして、駆動軸2の中には作動流体(空気)を給
排するための第1.第2及び第3作動流体流路4a、
4b、 4cが設けられている。
第1図から第3図において、駆動軸2の外周には固定ス
リーブ5及び回転スリーブ6が交互に並んで配置され、
第1図において左側の固定スリーブ5と中央の回転スリ
ーブ6とがペアを組む。これらの固定スリーブ5及び回
転スリーブ6は駆動軸2周りを囲む環状体であり、固定
スリーブ5はキー5aによって駆動軸2に固定されて常
に一体となって回転し、回転スリーブ6は駆動軸2周り
で自由回転可能である。
リーブ5及び回転スリーブ6が交互に並んで配置され、
第1図において左側の固定スリーブ5と中央の回転スリ
ーブ6とがペアを組む。これらの固定スリーブ5及び回
転スリーブ6は駆動軸2周りを囲む環状体であり、固定
スリーブ5はキー5aによって駆動軸2に固定されて常
に一体となって回転し、回転スリーブ6は駆動軸2周り
で自由回転可能である。
第4図において、キー5aによって駆動軸2に一体化さ
れている固定スリーブ5には、駆動軸2の中に設けた第
1作動流体流路4aに連通する流路5bを形成している
。そして、これらからの作動空気の圧力によって動作し
回転スリーブ6を制動するブレーキ機構7が組み込まれ
る。ブレーキ機構7は、回転スリーブ6の制動面6aに
面して固定スリーブ5に一体化したハウジング7aの中
にダイヤフラム7bを組み込み、このダイヤフラム7b
に一体化したスピンドル7cの先端にシ5−7dを取り
付けた構成である。流路5bに作動空気を供給してダイ
ヤフラム7bに圧力を加えると、ダイヤフラム7bは第
4図において右側へ膨らんでスピンドル7cを右へ移動
させ、シニ−7dを回転スリーブ6の制動面6aに衝き
当てる。これにより、駆動軸2に対ルで自由回転可能と
なっていた回転スリーブ6はブレーキ機構7によって制
動される。
れている固定スリーブ5には、駆動軸2の中に設けた第
1作動流体流路4aに連通する流路5bを形成している
。そして、これらからの作動空気の圧力によって動作し
回転スリーブ6を制動するブレーキ機構7が組み込まれ
る。ブレーキ機構7は、回転スリーブ6の制動面6aに
面して固定スリーブ5に一体化したハウジング7aの中
にダイヤフラム7bを組み込み、このダイヤフラム7b
に一体化したスピンドル7cの先端にシ5−7dを取り
付けた構成である。流路5bに作動空気を供給してダイ
ヤフラム7bに圧力を加えると、ダイヤフラム7bは第
4図において右側へ膨らんでスピンドル7cを右へ移動
させ、シニ−7dを回転スリーブ6の制動面6aに衝き
当てる。これにより、駆動軸2に対ルで自由回転可能と
なっていた回転スリーブ6はブレーキ機構7によって制
動される。
一方、回転スリーブ6には、帯状材53を周面に巻き付
けるためのセグメント8及び補助セグメント9がそれぞ
れ3個ずつ設けられる。これらのセグメント8及び補助
セグメント9には、帯状材53の巻き付けを完了した後
に径を縮小させてコイル状の帯状材53を抜き取り可能
な構成を持たせる。
けるためのセグメント8及び補助セグメント9がそれぞ
れ3個ずつ設けられる。これらのセグメント8及び補助
セグメント9には、帯状材53の巻き付けを完了した後
に径を縮小させてコイル状の帯状材53を抜き取り可能
な構成を持たせる。
そして、巻取り時には第2図及び第3図のように外周が
伸延となるようにし、抜き取り時には第9図のように縮
小させる。
伸延となるようにし、抜き取り時には第9図のように縮
小させる。
セグメント8の中央部には、回転スリーブ6に形成した
ボア6bに嵌まり込むピストン8aが設けられ、ボア6
bは駆動軸2に設けた第2作動流体流路4bに連通して
いる。また、セグメント8の両端部には2個のチャンバ
8bを形成し、この中に回転スリーブ5に一体化したロ
ンド5Cを差し込みその先端に設けたフランジ5dとの
間に圧縮コイルスプリング5eを組み込んでいる。この
構成によって、作動空気をボア6bに供給して加圧する
とピストン8aは外側へ移動してセグメント80周面が
造る円の径を拡大させることができる。また、ピストン
8aへの加圧を停止すると、圧縮コイルスプリング5e
は圧縮された状態から元に復元しようとし、セグメント
8は回転スリーブ6側へ移動して径を縮小させる。なお
、第10図に第3図のm−■線矢視による要部の断面図
を示す。
ボア6bに嵌まり込むピストン8aが設けられ、ボア6
bは駆動軸2に設けた第2作動流体流路4bに連通して
いる。また、セグメント8の両端部には2個のチャンバ
8bを形成し、この中に回転スリーブ5に一体化したロ
ンド5Cを差し込みその先端に設けたフランジ5dとの
間に圧縮コイルスプリング5eを組み込んでいる。この
構成によって、作動空気をボア6bに供給して加圧する
とピストン8aは外側へ移動してセグメント80周面が
造る円の径を拡大させることができる。また、ピストン
8aへの加圧を停止すると、圧縮コイルスプリング5e
は圧縮された状態から元に復元しようとし、セグメント
8は回転スリーブ6側へ移動して径を縮小させる。なお
、第10図に第3図のm−■線矢視による要部の断面図
を示す。
補助セグメント9は隣接するセグメント80間に差し込
まれるようにして配置され、両端部にはテーパ面9aを
形成してこれと同じ傾斜を持つセグメント8のテーパ面
8dに摺動可能としている。そして、セグメント8と同
様にピストン9bを形成してこれを回転スリーブ6のボ
ア6bの中に組み込んでいる。ボア6bは駆動軸2の第
3作動流体流路4Cに連通し、ボア6bに作動空気を供
給して加圧するとピストン9bを押して補助セグメント
9を外側へ移動させる。また、作動空気の供給を停止す
るとテーパ係合しているセグメント8の中心側への移動
と共に動いて、第9図の状態に設定される。
まれるようにして配置され、両端部にはテーパ面9aを
形成してこれと同じ傾斜を持つセグメント8のテーパ面
8dに摺動可能としている。そして、セグメント8と同
様にピストン9bを形成してこれを回転スリーブ6のボ
ア6bの中に組み込んでいる。ボア6bは駆動軸2の第
3作動流体流路4Cに連通し、ボア6bに作動空気を供
給して加圧するとピストン9bを押して補助セグメント
9を外側へ移動させる。また、作動空気の供給を停止す
るとテーパ係合しているセグメント8の中心側への移動
と共に動いて、第9図の状態に設定される。
なお、各駆動機構の駆動用に空気を作動流体として使う
のに代えて、油を用いた油圧式としてもよい。
のに代えて、油を用いた油圧式としてもよい。
以上の構成において、第9図のようにセグメント8及び
補助セグメント9を収縮させて巻き取った帯状材53の
コイルを引き抜き、新たな巻取りに備える。このとき、
巻き始tに帯状材53の先端をクランプするには、まず
第9図の状態で第2作動流体流路4bにのみ作動空気を
供給し、図中の一点鎖線で示す真円の位置までセグメン
ト8を外側へ移動させる。これにより、停止している補
助セグメント9のテーパ面9aとセグメント8のテーパ
円8Cとの間に隙間ができる。そして、この隙間に帯状
材53の先端を差し込んだ後、第3作動流体流路4cに
作動空気を供給してボア6Cに送り込み、補助セグメン
ト9を外側へ移動させる。これにより、帯状材53の先
端は、セグメント8と補助セグメント9のそれぞれのテ
ーバ面8c、 9aの間に挟まれてクランプされる。
補助セグメント9を収縮させて巻き取った帯状材53の
コイルを引き抜き、新たな巻取りに備える。このとき、
巻き始tに帯状材53の先端をクランプするには、まず
第9図の状態で第2作動流体流路4bにのみ作動空気を
供給し、図中の一点鎖線で示す真円の位置までセグメン
ト8を外側へ移動させる。これにより、停止している補
助セグメント9のテーパ面9aとセグメント8のテーパ
円8Cとの間に隙間ができる。そして、この隙間に帯状
材53の先端を差し込んだ後、第3作動流体流路4cに
作動空気を供給してボア6Cに送り込み、補助セグメン
ト9を外側へ移動させる。これにより、帯状材53の先
端は、セグメント8と補助セグメント9のそれぞれのテ
ーバ面8c、 9aの間に挟まれてクランプされる。
ブレーキ機構7への第1作動流体流路4aに作動空気を
供給しない間では、第4図のようにダイヤフラム7bは
変形せず、シュー7dは回転スリーブ6の制動面6aか
ら離れている。このため、回転スリーブ6は駆動軸2に
対して回転自由であり、駆動軸2が回転しても回転スリ
ーブ6は静止し、その外周に設けたセグメント8及び補
助セグメント9も停止状態を保つ。ここで、ブレーキ機
構7に作動空気を送り込むと、ダイヤフラム7bが第4
図において右側へ膨らむので、スピンドル7Cに取り付
けたシュー7dは回転スリーブ6側へ移動して制動面6
aに衝き当たる。作動空気の供給圧は制御系によって制
御され、帯状材53の張力に応じてシ二−7dによる制
動力を変える。すなわち、シュー7dが制動面6aを押
す力に比例して制動力が大きくなるので、作動空気の供
給圧を高くすれば制動力を上げ、また供給圧を下げれば
制動力も緩やかに設定される。そして、このような作動
空気の供給圧の制御は、帯状材53の厚さ1幅及び材質
等によって適正に行なうものとする。
供給しない間では、第4図のようにダイヤフラム7bは
変形せず、シュー7dは回転スリーブ6の制動面6aか
ら離れている。このため、回転スリーブ6は駆動軸2に
対して回転自由であり、駆動軸2が回転しても回転スリ
ーブ6は静止し、その外周に設けたセグメント8及び補
助セグメント9も停止状態を保つ。ここで、ブレーキ機
構7に作動空気を送り込むと、ダイヤフラム7bが第4
図において右側へ膨らむので、スピンドル7Cに取り付
けたシュー7dは回転スリーブ6側へ移動して制動面6
aに衝き当たる。作動空気の供給圧は制御系によって制
御され、帯状材53の張力に応じてシ二−7dによる制
動力を変える。すなわち、シュー7dが制動面6aを押
す力に比例して制動力が大きくなるので、作動空気の供
給圧を高くすれば制動力を上げ、また供給圧を下げれば
制動力も緩やかに設定される。そして、このような作動
空気の供給圧の制御は、帯状材53の厚さ1幅及び材質
等によって適正に行なうものとする。
全てのブレーキ機構7に供給される作動空気の供給圧は
一定であり、したがってシ、7clによる回転スリーブ
6の制動力も同じ値になる。この条件下で作動させると
き、ス) IJツブ50の幅方向の端部側をスリッティ
ングした肉厚が薄い帯状材53に発生するテンションは
小さい。すなわち、回転によって積層してゆくときにセ
グメント8及び補助セグメント9周りの径の増加度が小
さいので、帯状材53に発生するテンションは小さくな
る。そして、ンユー7dによる制動力をこのテンション
に打ち勝てる程度のものに設定しておけば、回転スリー
ブ6はブレーキ機構7を介して駆動軸2とともに一体回
転する。一方、ス) IJツブ50の中央部の肉厚が大
きな帯状材53の場合では、帯状材53の積層径の増加
度が大きいので発生するテンションも大きくなる。この
ため、シュー7dの制動力がこのテンンヨンに負ける程
度のものに設定しておけば、回転スリーブ6は駆動軸2
が回転しても制動面6aとン二一7dとの間にスリップ
を生じ、回転スリーブ6はその巻き取り方向の回転に遅
れが出始める。
一定であり、したがってシ、7clによる回転スリーブ
6の制動力も同じ値になる。この条件下で作動させると
き、ス) IJツブ50の幅方向の端部側をスリッティ
ングした肉厚が薄い帯状材53に発生するテンションは
小さい。すなわち、回転によって積層してゆくときにセ
グメント8及び補助セグメント9周りの径の増加度が小
さいので、帯状材53に発生するテンションは小さくな
る。そして、ンユー7dによる制動力をこのテンション
に打ち勝てる程度のものに設定しておけば、回転スリー
ブ6はブレーキ機構7を介して駆動軸2とともに一体回
転する。一方、ス) IJツブ50の中央部の肉厚が大
きな帯状材53の場合では、帯状材53の積層径の増加
度が大きいので発生するテンションも大きくなる。この
ため、シュー7dの制動力がこのテンンヨンに負ける程
度のものに設定しておけば、回転スリーブ6は駆動軸2
が回転しても制動面6aとン二一7dとの間にスリップ
を生じ、回転スリーブ6はその巻き取り方向の回転に遅
れが出始める。
このように、肉厚が薄い帯状材53の巻取りを基準にし
て駆動軸2の回転速度及びブレーキ機構7への作動空気
の供給圧を適切に設定しさえしておけば、テンンヨンの
小さい薄肉側の帯状材53の巻取り周速に対して、テン
ンヨンの大きな厚肉側の帯状材53の巻取り周速を遅く
することができる。
て駆動軸2の回転速度及びブレーキ機構7への作動空気
の供給圧を適切に設定しさえしておけば、テンンヨンの
小さい薄肉側の帯状材53の巻取り周速に対して、テン
ンヨンの大きな厚肉側の帯状材53の巻取り周速を遅く
することができる。
したがって、肉厚の小さな部分も大きな部分もほぼ均一
なテンションを持たせながらセグメント8及び補助セグ
メント9の周りに巻き取ることができる。
なテンションを持たせながらセグメント8及び補助セグ
メント9の周りに巻き取ることができる。
また、回転スリーブ6の制動は作動空気等の流体を利用
したダイヤフラム7bの変形によって行われるので、制
動力の大きさの調整を無段階で微調整できる。このため
、非常に薄い材料であっても適正な制動力の設定が行え
、巻取り時の帯状材53の破断の発生も防止できる。
したダイヤフラム7bの変形によって行われるので、制
動力の大きさの調整を無段階で微調整できる。このため
、非常に薄い材料であっても適正な制動力の設定が行え
、巻取り時の帯状材53の破断の発生も防止できる。
本発胡では、駆動軸に固定した固定スリーブにブレーキ
機構を設け、帯状材を巻き取るセグメントを備えた回転
スリーブに対して制動力を与えるようにしている。この
ため、張力が小さく制動力のほうが大きくなるような薄
肉の帯状材の場合では、回転スリーブが駆動軸と一体に
回転して帯状材のテンションを与えながら巻き取れる。
機構を設け、帯状材を巻き取るセグメントを備えた回転
スリーブに対して制動力を与えるようにしている。この
ため、張力が小さく制動力のほうが大きくなるような薄
肉の帯状材の場合では、回転スリーブが駆動軸と一体に
回転して帯状材のテンションを与えながら巻き取れる。
また、張力が大きくて制動力がこれを下回るときは、回
転スリーブはスリップして駆動軸の回転に対して遅れを
生じ、積層径の増加度が大きくて増速しやすい現象を抑
えて薄肉の帯状材とともに良好に巻き取ることができる
。
転スリーブはスリップして駆動軸の回転に対して遅れを
生じ、積層径の増加度が大きくて増速しやすい現象を抑
えて薄肉の帯状材とともに良好に巻き取ることができる
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻取り装置の要部であって駆動軸の軸
線を含む面で切った縦断面図、第2図及び第3図はそれ
ぞれ第1図のI−I線、n−n線矢視による縦断面図、
第4図はブレーキ機構の拡大縦断面図、第5図はスリッ
ティングラインの概略図、第6図は巻取り装置の概略平
面図、第7図は駆動軸に対するリール列の配置を示す断
面図、第8図は回転継手側から見た駆動軸及びリール列
の正面図、第9図はセグメント及び補助セグメントを収
縮させたときの縦断面図、第10図は第3図の■−■線
矢視断面図である。 1:巻取り装置 2:駆動軸 3:リール列 4a:第1作動流体流路 4b:第2作動流体流路 4C:第3作動流体流路 5:固定スリーブ 6:回転スリーブ7:ブレーキ機
構 7Cニジニー 8;セグメント 9:補助セグメント
線を含む面で切った縦断面図、第2図及び第3図はそれ
ぞれ第1図のI−I線、n−n線矢視による縦断面図、
第4図はブレーキ機構の拡大縦断面図、第5図はスリッ
ティングラインの概略図、第6図は巻取り装置の概略平
面図、第7図は駆動軸に対するリール列の配置を示す断
面図、第8図は回転継手側から見た駆動軸及びリール列
の正面図、第9図はセグメント及び補助セグメントを収
縮させたときの縦断面図、第10図は第3図の■−■線
矢視断面図である。 1:巻取り装置 2:駆動軸 3:リール列 4a:第1作動流体流路 4b:第2作動流体流路 4C:第3作動流体流路 5:固定スリーブ 6:回転スリーブ7:ブレーキ機
構 7Cニジニー 8;セグメント 9:補助セグメント
Claims (1)
- 1、スリッタによって複数の帯状材にスリッティングし
これらの帯状材を1条ずつ巻き取るリール列を駆動軸の
周りに備えた巻取り装置であって、前記リール列のそれ
ぞれは、駆動軸と一体回転する固定スリーブと、該固定
スリーブとペアを組んで前記駆動軸に対して回転自在な
回転スリーブと、該回転スリーブに半径方向に拡大及び
収縮可能に備えたセグメントとを備え、前記固定スリー
ブに、前記回転スリーブの回転に制動力を作用させるブ
レーキ機構を設けたことを特徴とするスリッティングラ
インに備える帯状材の巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14387590A JPH0437415A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | スリッティングラインに備える帯状材の巻き取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14387590A JPH0437415A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | スリッティングラインに備える帯状材の巻き取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437415A true JPH0437415A (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=15349040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14387590A Pending JPH0437415A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | スリッティングラインに備える帯状材の巻き取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04288927A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-14 | Munetaka Mori | テンションワインダ |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP14387590A patent/JPH0437415A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04288927A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-14 | Munetaka Mori | テンションワインダ |
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