JPH04372482A - 車輌用ランプの点灯状態検査装置 - Google Patents
車輌用ランプの点灯状態検査装置Info
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- JPH04372482A JPH04372482A JP17447691A JP17447691A JPH04372482A JP H04372482 A JPH04372482 A JP H04372482A JP 17447691 A JP17447691 A JP 17447691A JP 17447691 A JP17447691 A JP 17447691A JP H04372482 A JPH04372482 A JP H04372482A
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims abstract description 49
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の検査ラインに
おける各外装ランプの点灯状態を確認する点灯検査装置
に関するものである。
おける各外装ランプの点灯状態を確認する点灯検査装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の完成検査ラインにおける外装ラ
ンプの点灯の確認は、目視による方法がほとんどである
。即ち、これは運転者が運転席において所定のランプの
スイッチを操作し、該当するランプの点灯状態を被検査
車輌の周りに配置した鏡やモニターTVに映し出し、判
定を行っている。また、近年鏡に変わって、運転者の見
やすい位置にカラーTVモニターを配置し、前後のラン
プをTVカメラで捕らえてTV受像機の画面に表示し、
点灯判定を行なうような手段が開発されるようになり、
作業性が向上してきている。
ンプの点灯の確認は、目視による方法がほとんどである
。即ち、これは運転者が運転席において所定のランプの
スイッチを操作し、該当するランプの点灯状態を被検査
車輌の周りに配置した鏡やモニターTVに映し出し、判
定を行っている。また、近年鏡に変わって、運転者の見
やすい位置にカラーTVモニターを配置し、前後のラン
プをTVカメラで捕らえてTV受像機の画面に表示し、
点灯判定を行なうような手段が開発されるようになり、
作業性が向上してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものは、依然として、点灯の判定そのものは検査員が目
視によって行うものであり、自動的に点灯状態の判定を
行い、その結果を自動的に記録するといった構成、つま
り点灯検査作業の完全自動化が可能な構成とはなってい
ない。そこで、この発明は、上述の事情に鑑み、自動車
の各ランプの点灯状態を画像処理に取り込み、ランプの
明るさから点灯状態の良否を判定する自動車外装ランプ
の点灯状態検査装置を提供することを目的とするもので
ある。
ものは、依然として、点灯の判定そのものは検査員が目
視によって行うものであり、自動的に点灯状態の判定を
行い、その結果を自動的に記録するといった構成、つま
り点灯検査作業の完全自動化が可能な構成とはなってい
ない。そこで、この発明は、上述の事情に鑑み、自動車
の各ランプの点灯状態を画像処理に取り込み、ランプの
明るさから点灯状態の良否を判定する自動車外装ランプ
の点灯状態検査装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明に係る自
動車用外装ランプの点灯状態検査装置は、検査作業に先
立ってその動作開始及び車輌被検査用の各ランプの車種
等の選択を行う操作手段と、予め設定された被検査用の
各ランプの点灯手順を逐次CRT等の画面に表示する表
示手段と、前記被検査用ランプを撮像する撮像手段と、
この撮像手段により撮像された画像を記憶する画像記憶
手段と、この画像記憶手段に記憶された各被検査用ライ
トの光度が予め設定された数値をこえているか否かにつ
いて演算処理するとともにこれによって演算されたデー
タから前記ライトの良否を判定する演算手段と、この演
算手段によって判定された前記ライトの良否判定結果を
用紙に印字する印字手段とを備えたものである。
動車用外装ランプの点灯状態検査装置は、検査作業に先
立ってその動作開始及び車輌被検査用の各ランプの車種
等の選択を行う操作手段と、予め設定された被検査用の
各ランプの点灯手順を逐次CRT等の画面に表示する表
示手段と、前記被検査用ランプを撮像する撮像手段と、
この撮像手段により撮像された画像を記憶する画像記憶
手段と、この画像記憶手段に記憶された各被検査用ライ
トの光度が予め設定された数値をこえているか否かにつ
いて演算処理するとともにこれによって演算されたデー
タから前記ライトの良否を判定する演算手段と、この演
算手段によって判定された前記ライトの良否判定結果を
用紙に印字する印字手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】この発明の点灯状態検査装置は、表示手段の画
面に表示される手順に従って作業者が各ランプを順次点
灯させ、その点灯するランプの画像を撮像手段が撮像し
て画像記憶手段に取り込み、この画像記憶手段に取り込
まれた画像情報に基づいて演算手段が所定の演算処理を
行なって各ランプ毎の点灯状態の良否を自動的に検査す
る。
面に表示される手順に従って作業者が各ランプを順次点
灯させ、その点灯するランプの画像を撮像手段が撮像し
て画像記憶手段に取り込み、この画像記憶手段に取り込
まれた画像情報に基づいて演算手段が所定の演算処理を
行なって各ランプ毎の点灯状態の良否を自動的に検査す
る。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明に係る車輌用ラ
イトの点灯状態検査装置を示すものであり、この検査装
置は、操作手段1と、表示手段2と、撮像手段3と、変
換手段4と、画像記憶手段5と、演算手段6と、制御手
段7と、記憶手段8と、印字手段9とから構成されてい
る。なお、図中符号10は演算手段8、制御手段9及び
記憶手段10を有する中央演算処理装置(以下CPUと
略す)を示すものである。操作手段1は、この検査装置
の動作開始を行うとともに各被検査用ライトの車種及び
型式等に応じた検査の選定を行なうためのものであり、
この実施例では図2に示すように検査開始用の紐スイッ
チ10と、車種選択ボックス上のボタン11とから構成
されている。そして、この操作手段1は、CPU10の
入力と接続されており、車種選択ボックス上の各ボタン
11によって検査しようとする車種等を選択したのち紐
スイッチ10を引張ることにより、その車種等に応じた
各ライトの一連の検査が開始されるようになっている。
参照しながら説明する。図1はこの発明に係る車輌用ラ
イトの点灯状態検査装置を示すものであり、この検査装
置は、操作手段1と、表示手段2と、撮像手段3と、変
換手段4と、画像記憶手段5と、演算手段6と、制御手
段7と、記憶手段8と、印字手段9とから構成されてい
る。なお、図中符号10は演算手段8、制御手段9及び
記憶手段10を有する中央演算処理装置(以下CPUと
略す)を示すものである。操作手段1は、この検査装置
の動作開始を行うとともに各被検査用ライトの車種及び
型式等に応じた検査の選定を行なうためのものであり、
この実施例では図2に示すように検査開始用の紐スイッ
チ10と、車種選択ボックス上のボタン11とから構成
されている。そして、この操作手段1は、CPU10の
入力と接続されており、車種選択ボックス上の各ボタン
11によって検査しようとする車種等を選択したのち紐
スイッチ10を引張ることにより、その車種等に応じた
各ライトの一連の検査が開始されるようになっている。
【0007】表示手段2は、予め設定された被検査用の
各ライトの点灯手順を逐次画面に表示し、車内にてライ
トの点灯操作を行う作業者に対してその作業を促すもの
であり、制御手段7により制御されるようになっており
、変換手段4に備えたD/A変換部を介して制御手段7
と接続されている。撮像手段3は、図2に示す如く被検
査用ライト、即ちスモールランプ,ヘッドライト,ウイ
ンカ,テールランプ,ブレーキランプ等の各ライトの検
査を行うものであり、この実施例ではフロント側及びフ
ロントサイド側の各ランプを左右別個に撮像するカメラ
3a,3bと、リア側の各ランプを撮像するカメラ3c
とから構成されている。そして、この実施例の撮像手段
3は、固体撮像素子(CCD)が2次元的に多数配列さ
れたものから構成されており、変換手段4に備えたA/
D変換部を介して画像記憶手段5と接続されている。 変換手段4は、撮像手段3から入力されるアナログ信号
をデジタル信号に変換したり、画像記憶手段5或は制御
手段7から出力されるデジダル信号をアナログ信号に変
換させるためのものであり、入力が撮像手段3及び制御
手段7の出力と接続されているとともに、出力が表示手
段2の入力と接続されている。また、この変換手段4は
、画像記憶手段5とも接続されている。
各ライトの点灯手順を逐次画面に表示し、車内にてライ
トの点灯操作を行う作業者に対してその作業を促すもの
であり、制御手段7により制御されるようになっており
、変換手段4に備えたD/A変換部を介して制御手段7
と接続されている。撮像手段3は、図2に示す如く被検
査用ライト、即ちスモールランプ,ヘッドライト,ウイ
ンカ,テールランプ,ブレーキランプ等の各ライトの検
査を行うものであり、この実施例ではフロント側及びフ
ロントサイド側の各ランプを左右別個に撮像するカメラ
3a,3bと、リア側の各ランプを撮像するカメラ3c
とから構成されている。そして、この実施例の撮像手段
3は、固体撮像素子(CCD)が2次元的に多数配列さ
れたものから構成されており、変換手段4に備えたA/
D変換部を介して画像記憶手段5と接続されている。 変換手段4は、撮像手段3から入力されるアナログ信号
をデジタル信号に変換したり、画像記憶手段5或は制御
手段7から出力されるデジダル信号をアナログ信号に変
換させるためのものであり、入力が撮像手段3及び制御
手段7の出力と接続されているとともに、出力が表示手
段2の入力と接続されている。また、この変換手段4は
、画像記憶手段5とも接続されている。
【0008】画像記憶手段5は、撮像手段3によって撮
像された画像情報を一定時間即ち少なくとも演算手段6
がその画像情報から所定の演算を行い、その結果を印字
手段9に印字して次のランプの検査に移行するまでの間
、一時的に保存しておくためのものであり、ランダム・
アクセス・メモリ(RAM)が使用されており、出力が
演算手段6の入力と接続されている。演算手段6は、被
検査用の各ライト毎に撮像されて画像記憶手段5に記憶
してある画像情報に基づいて所定の演算処理を行い、そ
のライトの点灯状態についての良否を判定して検査結果
を制御手段7へ出力するものであり、この判断の際には
記憶手段8に記憶されている所定の良否基準値にてらし
て良否の判断を行うように構成されている。また、この
実施例の演算手段6は、各ライトの検査に先立って行う
車輌位置の補正作業のため、先の画像情報から所定の演
算を行って二値画像の図心(重心)を求めると共に、こ
れをランプの中心位置とみなしてこのランプについて予
め設定されているランプ中心設定位置との上下左右のず
れを算出するように構成されており、これによって後に
説明する各ランプ毎の画像処理用の検査窓を構成するフ
レーム位置が適正に設定されるようになっている。
像された画像情報を一定時間即ち少なくとも演算手段6
がその画像情報から所定の演算を行い、その結果を印字
手段9に印字して次のランプの検査に移行するまでの間
、一時的に保存しておくためのものであり、ランダム・
アクセス・メモリ(RAM)が使用されており、出力が
演算手段6の入力と接続されている。演算手段6は、被
検査用の各ライト毎に撮像されて画像記憶手段5に記憶
してある画像情報に基づいて所定の演算処理を行い、そ
のライトの点灯状態についての良否を判定して検査結果
を制御手段7へ出力するものであり、この判断の際には
記憶手段8に記憶されている所定の良否基準値にてらし
て良否の判断を行うように構成されている。また、この
実施例の演算手段6は、各ライトの検査に先立って行う
車輌位置の補正作業のため、先の画像情報から所定の演
算を行って二値画像の図心(重心)を求めると共に、こ
れをランプの中心位置とみなしてこのランプについて予
め設定されているランプ中心設定位置との上下左右のず
れを算出するように構成されており、これによって後に
説明する各ランプ毎の画像処理用の検査窓を構成するフ
レーム位置が適正に設定されるようになっている。
【0009】制御手段7は、演算手段6,印字手段9及
び変換手段4を介した表示手段2の制御等を行うもので
あり、マイクロプロセッサが用いられている。記憶手段
8は、各ランプの検査手順を表示手段2への表示によっ
て指示し、これに従って車輌内の作業者がその手順に従
って作業を行うため、その検査手順や各ライトの良否判
断のパラメータとなる合格基準値さらに検査設定のため
のパラメータとなる各ランプの基準位置等の情報を各車
種や型式毎に予め記憶しておくものであり、必要に応じ
て操作手段1を操作することによって車種や型式の選択
を行うようになっており、リード・オンリ・メモリ(R
OM)が使用されている。印字手段9は、各ランプの検
査作業終了後その検査結果を紙面にデータとして印字さ
せるためのものであり、プリンタが使用されている。
び変換手段4を介した表示手段2の制御等を行うもので
あり、マイクロプロセッサが用いられている。記憶手段
8は、各ランプの検査手順を表示手段2への表示によっ
て指示し、これに従って車輌内の作業者がその手順に従
って作業を行うため、その検査手順や各ライトの良否判
断のパラメータとなる合格基準値さらに検査設定のため
のパラメータとなる各ランプの基準位置等の情報を各車
種や型式毎に予め記憶しておくものであり、必要に応じ
て操作手段1を操作することによって車種や型式の選択
を行うようになっており、リード・オンリ・メモリ(R
OM)が使用されている。印字手段9は、各ランプの検
査作業終了後その検査結果を紙面にデータとして印字さ
せるためのものであり、プリンタが使用されている。
【0010】次に、この実施例に係る点灯状態検査装置
の作用について実際の検査作業に沿って説明する。 (I)まず、車輌が検査場内に入場して来る(第1ステ
ップG1)。 (II) 次に、車輌が停止して第1検査ランプ(例え
ばスモールランプ)を点灯する(第2ステップG2)。 (III)作業者が入場してきた車輌の車種,型式等の
車輌情報を設定するため、操作手段1の車種選択ボック
スに設けたボタン11を押圧する(第3ステップG3)
。 (IV) すると、検査手順が表示手段2であるCRT
の画面上に表示される(第4ステップG4)。 (V)このとき、作業者が検査手段に従って検査開始用
の紐スイッチ10をオンする(第5ステップG5)。 (VI) すると、後に説明する車輌停止位置に応じた
各ランプ補正作業が開始される(第6ステップG6)。 (VII) 次に、第1検査ランプから順次所定のラン
プ良否判定検査が行われる(第7ステップG7)。なお
、このランプの検査手順としては、例えば■スモールラ
ンプ類のチェック■ヘッドランプ類のチェック■リアラ
ンプ・ブレーキランプ類のチェック■左側ウインカ点滅
サイクルのチェック■右側ウインカの同様のチェック等
である。 (VIII)このようにして全検査が完了したら、その
検査結果が印字手段9によって所定の用紙にプリントア
ウトされる(第8ステップG8)。 (IX) この検査済の車輌が検査場から退出する(第
9ステップG9)。 以下各車輌は同じように第1ステップG1〜第9ステッ
プG9を繰り返す。
の作用について実際の検査作業に沿って説明する。 (I)まず、車輌が検査場内に入場して来る(第1ステ
ップG1)。 (II) 次に、車輌が停止して第1検査ランプ(例え
ばスモールランプ)を点灯する(第2ステップG2)。 (III)作業者が入場してきた車輌の車種,型式等の
車輌情報を設定するため、操作手段1の車種選択ボック
スに設けたボタン11を押圧する(第3ステップG3)
。 (IV) すると、検査手順が表示手段2であるCRT
の画面上に表示される(第4ステップG4)。 (V)このとき、作業者が検査手段に従って検査開始用
の紐スイッチ10をオンする(第5ステップG5)。 (VI) すると、後に説明する車輌停止位置に応じた
各ランプ補正作業が開始される(第6ステップG6)。 (VII) 次に、第1検査ランプから順次所定のラン
プ良否判定検査が行われる(第7ステップG7)。なお
、このランプの検査手順としては、例えば■スモールラ
ンプ類のチェック■ヘッドランプ類のチェック■リアラ
ンプ・ブレーキランプ類のチェック■左側ウインカ点滅
サイクルのチェック■右側ウインカの同様のチェック等
である。 (VIII)このようにして全検査が完了したら、その
検査結果が印字手段9によって所定の用紙にプリントア
ウトされる(第8ステップG8)。 (IX) この検査済の車輌が検査場から退出する(第
9ステップG9)。 以下各車輌は同じように第1ステップG1〜第9ステッ
プG9を繰り返す。
【0011】次に、図3に示す先の検査作業における第
6ステップG6の車輌停止位置に応じたランプ補正作業
について、図4を参照しながら説明する。 (I)まず、第1検査ランプ(例えば図6において示す
スモールランプ12)を点灯させた状態で、そのランプ
の点灯状態を撮像手段3が撮像する(第1ステップC1
)。 (II)次にその撮像された撮像情報を変換手段4によ
ってアナログ・デジタル変換させたのち、そのデジタル
化された画像情報を画像記録手段5に取込む(第2ステ
ップC2)。 (III)取込まれた画像情報に基づいて演算手段6が
一定のスレッシュレベルで2値化処理を行う(第3ステ
ップC3)。 (IV) 次に、図5に示すその2値化された2値化画
像Iにおける図心(重心)位置、つまり図の中心位置G
を算出し、これを第1検査ランプの中心位置とみなす(
第4ステップC4)。 (V)予め記憶手段8に記憶されている第1検査ランプ
基準位置に対し、算出した図心位置Gとの比較を行い、
即ち上下,左右の各方向に関するずれを算出する(第5
ステップC5)。
6ステップG6の車輌停止位置に応じたランプ補正作業
について、図4を参照しながら説明する。 (I)まず、第1検査ランプ(例えば図6において示す
スモールランプ12)を点灯させた状態で、そのランプ
の点灯状態を撮像手段3が撮像する(第1ステップC1
)。 (II)次にその撮像された撮像情報を変換手段4によ
ってアナログ・デジタル変換させたのち、そのデジタル
化された画像情報を画像記録手段5に取込む(第2ステ
ップC2)。 (III)取込まれた画像情報に基づいて演算手段6が
一定のスレッシュレベルで2値化処理を行う(第3ステ
ップC3)。 (IV) 次に、図5に示すその2値化された2値化画
像Iにおける図心(重心)位置、つまり図の中心位置G
を算出し、これを第1検査ランプの中心位置とみなす(
第4ステップC4)。 (V)予め記憶手段8に記憶されている第1検査ランプ
基準位置に対し、算出した図心位置Gとの比較を行い、
即ち上下,左右の各方向に関するずれを算出する(第5
ステップC5)。
【0012】次に、図3に示す先の検査作業における第
7ステップG7のランプ良否判定検査作業について図7
のフローチャートを参照しながら説明する。 (I)第6ステップG6にて得られたランプ位置のずれ
から、検査する各ランプの良否判定データとして取込む
際のエリアとなる画像処理用の検査窓W(図6参照)を
決定し、これにより第1検査ランプ12についてランプ
位置の補正を行う(第1ステップD1)。 (II)先に説明したランプ補正作業によって決定され
た検査窓内の画像処理用エリアに対応する撮像手段3の
各画素から画像信号を演算手段6に入力する(第2ステ
ップD2)。 (III)このエリアに対応する画素から入力した画像
信号に基づいて図8に示すヒストグラムを作成する(第
3ステップD3)。 (IV)次に、記憶手段8にてそのランプに応じて予め
記憶されているスレッシュホールド値L1 をこえる電
流値(一定値以上の明るさに対応)を出力した画素数を
、演算手段6がカウントする(第4ステップD4)。 (V)そして、そのカウントされたスレッシュホールド
値をこえる画素数が、そのランプに応じて予め記憶手段
8に記憶されている合格基準値以上であるか否かを判断
する(第5ステップD5)。 このようにして、その画素数が合格基準値をこえている
ときには、そのランプは点灯検査に合格したものと判断
され、そのデータが記憶手段8に記憶される。また、こ
の第5ステップD5において、一定時間、例えば5秒間
程度繰り返される撮像動作により得られた画素数が連続
して合格基準値に達しないと判断されたものについては
、不合格と判定される。 (VI)以下同様の動作、つまりC1〜D5が繰り返さ
れ、各ランプ毎に設定された検査窓において得られたス
レッシュホールド値をこえる画素数が所定の合格基準値
を上回るか否かでそのランプの合否が判定される。
7ステップG7のランプ良否判定検査作業について図7
のフローチャートを参照しながら説明する。 (I)第6ステップG6にて得られたランプ位置のずれ
から、検査する各ランプの良否判定データとして取込む
際のエリアとなる画像処理用の検査窓W(図6参照)を
決定し、これにより第1検査ランプ12についてランプ
位置の補正を行う(第1ステップD1)。 (II)先に説明したランプ補正作業によって決定され
た検査窓内の画像処理用エリアに対応する撮像手段3の
各画素から画像信号を演算手段6に入力する(第2ステ
ップD2)。 (III)このエリアに対応する画素から入力した画像
信号に基づいて図8に示すヒストグラムを作成する(第
3ステップD3)。 (IV)次に、記憶手段8にてそのランプに応じて予め
記憶されているスレッシュホールド値L1 をこえる電
流値(一定値以上の明るさに対応)を出力した画素数を
、演算手段6がカウントする(第4ステップD4)。 (V)そして、そのカウントされたスレッシュホールド
値をこえる画素数が、そのランプに応じて予め記憶手段
8に記憶されている合格基準値以上であるか否かを判断
する(第5ステップD5)。 このようにして、その画素数が合格基準値をこえている
ときには、そのランプは点灯検査に合格したものと判断
され、そのデータが記憶手段8に記憶される。また、こ
の第5ステップD5において、一定時間、例えば5秒間
程度繰り返される撮像動作により得られた画素数が連続
して合格基準値に達しないと判断されたものについては
、不合格と判定される。 (VI)以下同様の動作、つまりC1〜D5が繰り返さ
れ、各ランプ毎に設定された検査窓において得られたス
レッシュホールド値をこえる画素数が所定の合格基準値
を上回るか否かでそのランプの合否が判定される。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る車輌用ランプの点灯状態検査装置によれば、表示手段
の画面に表示される手順に従ってその作業者が各ランプ
を順次点灯させていき、その点灯するランプの画像を撮
像手段が撮像して画像記憶手段に取込み、この画像記憶
手段に取込まれた画像情報に基づいて演算手段が所定の
演算処理を行って各ランプの点灯状態の良否を自動的に
検査し、その検査結果を印字手段によって用紙上に印字
させることができるので、全ランプの点灯検査について
完全自動化が図れる。
る車輌用ランプの点灯状態検査装置によれば、表示手段
の画面に表示される手順に従ってその作業者が各ランプ
を順次点灯させていき、その点灯するランプの画像を撮
像手段が撮像して画像記憶手段に取込み、この画像記憶
手段に取込まれた画像情報に基づいて演算手段が所定の
演算処理を行って各ランプの点灯状態の良否を自動的に
検査し、その検査結果を印字手段によって用紙上に印字
させることができるので、全ランプの点灯検査について
完全自動化が図れる。
【図1】この発明に係る点灯状態検査装置を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1に示す同装置の概略斜視図である。
【図3】図1に示す同装置による検査作業を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】図3に示す検査作業におけるランプ補正作業を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】図4における図心を示す説明図である。
【図6】図4における検査窓を示す説明図である。
【図7】図4におけるランプの良否判定検査を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】図7におけるヒストグラムを示すグラフである
。
。
1 操作手段
2 表示手段
3 撮像手段
5 画像記憶手段
6 演算手段
9 印字手段
Claims (1)
- 【請求項1】 検査作業に先立ってその動作開始及び
車輌被検査用の各ランプの車種等の選択を行う操作手段
と、予め設定された被検査用の各ランプの点灯手順を逐
次CRT等の画面に表示する表示手段と、前記被検査用
ランプを撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像
された画像を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手
段に記憶された各被検査用ライトの光度が予め設定され
た数値をこえているか否かについて演算処理するととも
にこれによって演算されたデータから前記ライトの良否
を判定する演算手段と、この演算手段によって判定され
た前記ライトの良否判定結果を用紙に印字する印字手段
とを備えたことを特徴とする車輌用ライトの点灯状態検
査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17447691A JPH04372482A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 車輌用ランプの点灯状態検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17447691A JPH04372482A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 車輌用ランプの点灯状態検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04372482A true JPH04372482A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15979152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17447691A Withdrawn JPH04372482A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 車輌用ランプの点灯状態検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04372482A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006057363A1 (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-01 | Honda Motor Co., Ltd. | 車両用灯体検査装置および検査方法 |
JP2015135330A (ja) * | 2013-02-08 | 2015-07-27 | 新明和工業株式会社 | 貨物自動車寸法測定装置 |
JP2016153799A (ja) * | 2011-06-27 | 2016-08-25 | 新明和工業株式会社 | 貨物自動車寸法測定装置、及び貨物自動車寸法測定方法 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP17447691A patent/JPH04372482A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006057363A1 (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-01 | Honda Motor Co., Ltd. | 車両用灯体検査装置および検査方法 |
GB2435178A (en) * | 2004-11-26 | 2007-08-15 | Honda Motor Co Ltd | Vehicle lamp inspection equipment and inspection method |
GB2435178B (en) * | 2004-11-26 | 2010-10-27 | Honda Motor Co Ltd | Vehicle lamp inspection equipment and inspection method |
JP2016153799A (ja) * | 2011-06-27 | 2016-08-25 | 新明和工業株式会社 | 貨物自動車寸法測定装置、及び貨物自動車寸法測定方法 |
JP2015135330A (ja) * | 2013-02-08 | 2015-07-27 | 新明和工業株式会社 | 貨物自動車寸法測定装置 |
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