JPH04371796A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH04371796A JPH04371796A JP14743791A JP14743791A JPH04371796A JP H04371796 A JPH04371796 A JP H04371796A JP 14743791 A JP14743791 A JP 14743791A JP 14743791 A JP14743791 A JP 14743791A JP H04371796 A JPH04371796 A JP H04371796A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fins
- heat exchanger
- group
- fin
- heating operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室外機に
用いる熱交換器に関するものである。
用いる熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機における、空気熱源ヒ
ートポンプ式空気調和機(以下単にヒートポンプと呼ぶ
)のしめる割合は急増してきており、暖房運転時の室外
機の熱交換器においては、低外気温時に着霜が生じ、熱
交換量の低下を招くためその改善が急務となっている。
ートポンプ式空気調和機(以下単にヒートポンプと呼ぶ
)のしめる割合は急増してきており、暖房運転時の室外
機の熱交換器においては、低外気温時に着霜が生じ、熱
交換量の低下を招くためその改善が急務となっている。
【0003】以下に従来の熱交換器について説明する。
図3、図4は従来のフィンチューブ型熱交換器を示す。
1は内部を冷媒が流動する伝熱管群、2は伝熱管群1に
挿入されたフィン群である。フィン群2は、結露時の通
風抵抗の増加を低減するために一般的に親水性表面処理
が施されているが、その場合低外気温での暖房運転時、
結露水が膜状となるため、その結露水が氷結し霜が成長
し始めるのが速い。そのために、暖房能力の低下を早期
に引き起こし、さらに、着霜によりフィン間が目詰まり
し閉塞に至るまでの時間が短くなる。従って、本出願人
は特開平2−122198号公報にも示すように、フィ
ン表面に優れた撥水処理を施すことにより結露水をフィ
ン上に液滴状で保持し、結露水が氷結に至るまでの時間
を延長し着霜によりフィン間が閉塞に至るまでの時間を
延長することができる、即ち連続暖房運転時間を延長す
ることの可能な熱交換器を出願している。
挿入されたフィン群である。フィン群2は、結露時の通
風抵抗の増加を低減するために一般的に親水性表面処理
が施されているが、その場合低外気温での暖房運転時、
結露水が膜状となるため、その結露水が氷結し霜が成長
し始めるのが速い。そのために、暖房能力の低下を早期
に引き起こし、さらに、着霜によりフィン間が目詰まり
し閉塞に至るまでの時間が短くなる。従って、本出願人
は特開平2−122198号公報にも示すように、フィ
ン表面に優れた撥水処理を施すことにより結露水をフィ
ン上に液滴状で保持し、結露水が氷結に至るまでの時間
を延長し着霜によりフィン間が閉塞に至るまでの時間を
延長することができる、即ち連続暖房運転時間を延長す
ることの可能な熱交換器を出願している。
【0004】特開平2−122198号公報では、フィ
ン表面に発生した結露水は液滴状となるためフィン表面
と結露水との接触面積が小さく熱が伝わり難いため、長
時間氷結に至らず液状で保持される。液滴が大きい場合
は自重により落下し、滴径が小さい場合気流により流出
側のフィン端部に移動し、一部の液滴はフィン端部から
熱交換器外に飛散する。従って結露水が氷結に至るまで
の時間を延長し着霜によりフィン間が目詰まりし閉塞に
至るまでの時間を延ばし、連続暖房運転時間を延長する
ことが可能となる。
ン表面に発生した結露水は液滴状となるためフィン表面
と結露水との接触面積が小さく熱が伝わり難いため、長
時間氷結に至らず液状で保持される。液滴が大きい場合
は自重により落下し、滴径が小さい場合気流により流出
側のフィン端部に移動し、一部の液滴はフィン端部から
熱交換器外に飛散する。従って結露水が氷結に至るまで
の時間を延長し着霜によりフィン間が目詰まりし閉塞に
至るまでの時間を延ばし、連続暖房運転時間を延長する
ことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな構成では長時間暖房運転を続けた場合、気流により
流出側に移動した液滴のためフィン端部に結露水が溜り
、氷結に至り、最終的には気流流出側フィン端部におい
てフィン間が目詰まりし閉塞に至る。
うな構成では長時間暖房運転を続けた場合、気流により
流出側に移動した液滴のためフィン端部に結露水が溜り
、氷結に至り、最終的には気流流出側フィン端部におい
てフィン間が目詰まりし閉塞に至る。
【0006】本発明は上記の熱交換器において更にその
効果を向上するために、気流流出側のフィン端部におい
て結露水の氷結によるフィン間の閉塞を遅らせ、より連
続暖房運転時間を延長することが可能な高性能の熱交換
器を提供するものである。
効果を向上するために、気流流出側のフィン端部におい
て結露水の氷結によるフィン間の閉塞を遅らせ、より連
続暖房運転時間を延長することが可能な高性能の熱交換
器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の熱交換器は、内部を流体が流動する伝熱管群と
前記伝熱管群に挿入され、長短2種の幅のフィンを気流
流入側端部を揃え交互に組み合わせたフィン群よりなり
、前記フィン群のフィン表面に撥水処理を施したもので
ある。
本発明の熱交換器は、内部を流体が流動する伝熱管群と
前記伝熱管群に挿入され、長短2種の幅のフィンを気流
流入側端部を揃え交互に組み合わせたフィン群よりなり
、前記フィン群のフィン表面に撥水処理を施したもので
ある。
【0008】
【作用】上記の構成により、外気温度が低い場合、撥水
性表面処理を施したフィン上に結露水が液滴状に成長し
、気流により流出側へ移動しフィン端部に留まった結露
水は氷結に至るが、フィン幅に違いがあるため、フィン
間の閉塞が遅れ、風路を確保することができる。以上、
本構成により、気流流出側のフィン端部におけるフィン
間の閉塞を遅らせ、より連続暖房運転時間を延長するこ
とが可能な高性能の熱交換器を提供することが可能とな
る。
性表面処理を施したフィン上に結露水が液滴状に成長し
、気流により流出側へ移動しフィン端部に留まった結露
水は氷結に至るが、フィン幅に違いがあるため、フィン
間の閉塞が遅れ、風路を確保することができる。以上、
本構成により、気流流出側のフィン端部におけるフィン
間の閉塞を遅らせ、より連続暖房運転時間を延長するこ
とが可能な高性能の熱交換器を提供することが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1、図2は、本発明による実施例の熱交換器を示すも
のである。3は内部を冷媒が流動する伝熱管群、4は伝
熱管群3に挿入された幅の広いフィン群であり、5は伝
熱管群3に挿入された幅の狭いフィン群である。気流流
入側でフィン端位置を揃え、かつ幅の広いフィンと幅の
狭いフィンとを交互に配設するとともに前記フィン群4
、5のフィンには水接触角150度以上を示す優れた撥
水処理を施し、熱交換器本体を構成している。以上のよ
うに構成された熱交換器について、以下にその動作を説
明する。
のである。3は内部を冷媒が流動する伝熱管群、4は伝
熱管群3に挿入された幅の広いフィン群であり、5は伝
熱管群3に挿入された幅の狭いフィン群である。気流流
入側でフィン端位置を揃え、かつ幅の広いフィンと幅の
狭いフィンとを交互に配設するとともに前記フィン群4
、5のフィンには水接触角150度以上を示す優れた撥
水処理を施し、熱交換器本体を構成している。以上のよ
うに構成された熱交換器について、以下にその動作を説
明する。
【0010】熱交換器の空気上流側から流入してくる気
流Aの温度は、熱交換器の内部を流動する冷媒の蒸発温
度よりも高いため、除湿されてフィン表面や伝熱管の周
りのフィンカラ−部が気流Aの露点温度以下になると結
露水6が発生する。この場合、フィン群4、5のフィン
表面には水接触角150度以上を示す優れた撥水処理を
施してあるため結露水6を液滴状で保持し結露水が氷結
に至るまでの時間を延長することができる。又、気流A
により流出側に移動し、気流流出側のフィン端部4’、
5’に留まった結露水6’は氷結に至る。しかし、フィ
ン群4、5でフィン幅が異なるため、結露水6’の氷結
がフィン間隔分進行しても、気流Aの風路が確保される
。従って暖房能力の低下が少なく、さらに連続暖房運転
時間を延長することが可能となる。
流Aの温度は、熱交換器の内部を流動する冷媒の蒸発温
度よりも高いため、除湿されてフィン表面や伝熱管の周
りのフィンカラ−部が気流Aの露点温度以下になると結
露水6が発生する。この場合、フィン群4、5のフィン
表面には水接触角150度以上を示す優れた撥水処理を
施してあるため結露水6を液滴状で保持し結露水が氷結
に至るまでの時間を延長することができる。又、気流A
により流出側に移動し、気流流出側のフィン端部4’、
5’に留まった結露水6’は氷結に至る。しかし、フィ
ン群4、5でフィン幅が異なるため、結露水6’の氷結
がフィン間隔分進行しても、気流Aの風路が確保される
。従って暖房能力の低下が少なく、さらに連続暖房運転
時間を延長することが可能となる。
【0011】尚、長短2種のフィン幅において、その長
さの差は、フィン端部に留まった水滴同志がブリッジを
生じない程度、即ちフィン間隔以上であればよい。
さの差は、フィン端部に留まった水滴同志がブリッジを
生じない程度、即ちフィン間隔以上であればよい。
【0012】又、本実施例による撥水処理としては、シ
リコーンレジンにシリカ微粒子を分散した複合塗料を塗
布、乾燥し、表面に微細凹凸をもうけた撥水塗膜を用い
たが、処理材料、処理方法等限定されるものではなく、
優れた撥水性を示すものであれば同様の効果が期待でき
る。
リコーンレジンにシリカ微粒子を分散した複合塗料を塗
布、乾燥し、表面に微細凹凸をもうけた撥水塗膜を用い
たが、処理材料、処理方法等限定されるものではなく、
優れた撥水性を示すものであれば同様の効果が期待でき
る。
【0013】
【発明の効果】以上の様に、本発明は、内部を流体が流
動する伝熱管群と前記伝熱管群に挿入され、長短2種の
幅のフィンを気流流入側端部を揃え交互に組み合わせた
フィン群よりなり、前記フィン群のフィン表面に撥水処
理を施した構成であり、フィン端部における氷結水によ
るフィン間の閉塞を遅らせる事ができ、連続暖房運転を
延長することのできる高性能の熱交換器を提供すること
が可能である。
動する伝熱管群と前記伝熱管群に挿入され、長短2種の
幅のフィンを気流流入側端部を揃え交互に組み合わせた
フィン群よりなり、前記フィン群のフィン表面に撥水処
理を施した構成であり、フィン端部における氷結水によ
るフィン間の閉塞を遅らせる事ができ、連続暖房運転を
延長することのできる高性能の熱交換器を提供すること
が可能である。
【図1】本発明の一実施例における熱交換器の斜視図
【
図2】図1の熱交換器の要部拡大側面図
図2】図1の熱交換器の要部拡大側面図
【図3】従来例
における熱交換器の斜視図
における熱交換器の斜視図
【図4】図3の熱交換器の要
部拡大側面図
部拡大側面図
3 伝熱管群
4、5 フィン群
4’、5’フィン端部
Claims (1)
- 【請求項1】 内部を流体が流動する伝熱管群と前記
伝熱管群に挿入され、長短2種の幅のフィンを気流流入
側端部を揃え交互に組み合わせたフィン群よりなり、前
記フィン群のフィン表面に撥水処理を施した熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14743791A JPH04371796A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14743791A JPH04371796A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371796A true JPH04371796A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15430316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14743791A Pending JPH04371796A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04371796A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130240176A1 (en) * | 2012-02-10 | 2013-09-19 | Sangyeul Lee | Heat pump |
EP2455687A3 (en) * | 2010-11-19 | 2015-09-30 | LG Electronics Inc. | Outdoor heat exchanger and heat pump having the same |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP14743791A patent/JPH04371796A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2455687A3 (en) * | 2010-11-19 | 2015-09-30 | LG Electronics Inc. | Outdoor heat exchanger and heat pump having the same |
US20130240176A1 (en) * | 2012-02-10 | 2013-09-19 | Sangyeul Lee | Heat pump |
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