JPH04371411A - 卵の搬送制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は産卵後の卵を収集するた
めに設けられたコンベアの搬送を制御する卵の搬送制御
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】集卵装置から、その後部に接続された洗
浄・選別パック詰め装置などの後処理装置に送り込まれ
る卵が後処理装置の入り口で後処理装置の処理量の能力
を越えて供給された場合に、集卵装置の搬送速度を制御
する鶏卵供給量調節装置が特開昭６２−２９５８１７号
に開示されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし近年、処理量を
増加させるために卵処理装置が大型化し、１時間当たり
２．５万卵から５万卵の数量を処理できるまでになって
いる。この大型卵処理装置としての洗卵選別装置の稼働
率をほぼ１００％維持するためには、それに見合った鶏
卵を供給しなければならない。しかし各養鶏場から集め
られた鶏卵を洗卵選別装置の処理能力に合わせて集中的
に処理されているＧＰセンターに比べて、インラインシ
ステムでは、鶏舎から直接、産卵後の鶏卵が移送されて
くるため、鶏舎毎に、また一日中でも産卵数が異なり、
供給される鶏卵の量にむらがあることから、この洗卵選
別装置に十分な鶏卵を供給できず、稼働率が低下すると
いう問題があった。また、洗卵選別装置が運転中に停止
したその後、再び稼働した際、洗卵選別装置に効率よく
鶏卵を供給するのは難しかった。またその際、集卵コン
ベアの急な停止や駆動により集卵コンベア上の鶏卵の破
卵の原因になっていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そこで本発明は、卵を収
集すべく卵処理装置に卵を運搬する本線コンベアと、該
本線コンベアに卵を流入せしめる複数の支線コンベアと
からなる卵収集処理システムの制御装置において、前記
卵処理装置の卵の単位時間処理個数を設定する手段と、
前記本線コンベアの駆動手段に対して速度信号を発生す
る手段と、前記本線コンベアの速度を検出する手段と、
前記各支線コンベアの各々の駆動手段に対して速度信号
を発生する手段と、前記各支線コンベアから前記本線コ
ンベアへ供給される卵の個数を計数する卵検出手段と、
前記本線コンベアの前記各支線コンベアからの流入地点
から前記卵処理装置に到る各々の距離情報を記憶する手
段と、前記単位時間処理個数に基づいて前記本線コンベ
アの速度と前記本線コンベアへ供給される卵の個数と前
記各距離情報とから前記本線コンベアと前記支線コンベ
アの搬送を制御すべく演算する演算手段とからなる卵の
搬送制御装置を提供する。

【０００５】

【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。 図１は本実施例の卵収集処理システムを図示したもので
ある。各鶏舎１ａ，１ｂ，１ｃ内にはそれぞれケージ２
が三段に積まれ、この三段のケージ２を一列として複数
列設置してある。このケージ列の前方には鶏の卵３を受
け、鶏舎の側方へ移送する集卵コンベアとしての支線コ
ンベア４ａ，４ｂ，４ｃが各ケージ２に対応して設けて
ある。よって三本の支線コンベアがある（図２には、他
の列の支線コンベアの一部を一点鎖線で図示）。これら
の支線コンベア４ａ，４ｂ，４ｃの排出端には、移送さ
れてきた卵３を下方へ移し替えるエスカレータ５が設け
てある。鶏舎１ａ，１ｂ，１ｃには、ケージ２が複数列
配置してあり、それにともなってエスカレータ５もこの
ケージ列に対応した数だけ配置されている（図１におい
てケージ列、及びエスカレータ５は各鶏舎とも一列のみ
図示。また図２において、エスカレータ５は図示せず）
。

【０００６】エスカレータ５で下方へ移し替えられた卵
３は、これらのエスカレータ５の排出端に搬送路の側面
を対面させて設けられ洗卵選別装置６に連接された本線
コンベア７に乗り移る。また、このエスカレータ５の排
出端には、支線コンベア４ａ，４ｂ，４ｃで送られてき
た卵３が本線コンベア７へ何個乗り移ったかを計数する
ために、リミットスイッチあるいは光電管で構成された
公知のカウンタ８ａ，８ｂ，８ｃが設けてある。この本
線コンベア７で移送されてきた卵３は洗卵選別装置６に
送り込まれている。前記支線コンベア４ａ，４ｂ，４ｃ
及びエスカレータ５は支線モータ９ａ，９ｂ，９ｃで、
また前記本線コンベア７は本線モータ１０で駆動してい
る。また支線モータ９ａ，９ｂ，９ｃ及び本線モータ１
０は、それぞれ支線コンベア４ａ，４ｂ，４ｃ及び本線
コンベア７の搬送速度を検知する速度検出器を有してい
る。

【０００７】洗卵選別装置６の入り口には導入部１１が
あり、かたまって移送されてきた卵３は、この導入部１
１で分散され、一般には六列に整然と分散された卵３は
方向整列装置１２によって、卵の長軸を横にして同一方
向を向くように整列される。その後洗卵装置１３、乾燥
装置１４、を通過して、検卵装置１５で検卵された後、
卵の各サイズ別に選別すべく、分配コンベア１６に移し
替えられる。

【０００８】また洗卵選別装置６の近傍には洗卵選別装
置６からの卵処理稼働信号等に基づき、支線コンベア４
ａ，４ｂ，４ｃ及び本線コンベア７の搬送速度及び駆動
停止を制御する制御装置１７が設置してある。

【０００９】この制御装置１７は図３に図示するように
、洗卵選別装置６から送られてくる処理すべき卵の量の
設定値及び運転信号、本線モータ１０及び各支線モータ
９ａ，９ｂ，９ｃの速度信号、それに各カウンター８ａ
，８ｂ，８ｃからの計数信号を受けて、本線モータ１０
及び各支線モータ９ａ，９ｂ，９ｃに対して選択的に速
度信号を出力する制御部１８と、本線コンベア７の各支
線コンベア４ａ，４ｂ，４ｃからの流入地点から洗卵選
別装置６の導入部１１に到る各々の距離情報を記憶する
記憶部１９と、この制御部１８に送られてきた処理すべ
き卵の量の設定値及び運転信号に基づき、本線モータ１
０の速度信号と、支線コンベア４ａ，４ｂ，４ｃから本
線コンベア７への卵の流入個数と、前記距離情報とから
、本線コンベア７の本線モータ１０及び各支線コンベア
４ａ，４ｂ，４ｃの支線モータ９ａ，９ｂ，９ｃに対し
て選択的に、新たな速度を算出する演算部２０とから構
成されている。

【００１０】１時間に２万個を処理すべく制御装置１７
の制御部１８に洗卵選別装置６から前記数値が入力され
ることにより、鶏舎１ａの支線コンベア４ａと、鶏舎１
ｂの支線コンベア４ｂが選択され、これらの支線コンベ
ア４ａ，４ｂから卵が供給される場合を例にとり説明す
る。

【００１１】鶏舎１ａの支線コンベア４ａから洗卵選別
装置６の導入部１１までの距離をＬａ、鶏舎１ｂの支線
コンベア４ｂから前記導入部１１までの距離をＬｂ、及
び鶏舎１ｃの支線コンベア４ｃから前記導入部１１まで
の距離をＬｃとすると、まず本線コンベア７の本線モー
タ１０及び支線コンベア４ｂの支線モータ９ｂに対して
駆動信号が出力される。この駆動信号を受けて、本線モ
ータ１０及び支線モータ９ｂがスロースタートする。支
線コンベア４ｂから本線コンベア７に供給される卵の個
数は鶏舎１ｂのカウンター８ｂで計数され、この計数信
号が制御部１８に送られる。支線コンベア４ｂから本線
コンベア７に供給された先頭の卵群が、鶏舎１ａの支線
コンベア４ａまで搬送されてくると、制御部１８から支
線コンベア４ａの支線モータ９ａに対してスロースター
トの駆動信号が送られる。支線モータ９ａが駆動するこ
とにより、本線コンベア７上の卵群に加えて支線コンベ
ア４ａから卵が供給される。既述したように、各コンベ
アがスタートする場合は、コンベアに載った卵の衝撃を
緩和するために、緩やかに駆動開始する。

【００１２】前記先頭の卵群が支線コンベア４ａまで搬
送されてきたかどうかは、本線モータ１０からの搬送速
度信号により、演算部２０で演算される、（Ｌｂ−Ｌａ
）／（本線コンベア７の速度）の計算結果から判断され
る。

【００１３】この間、支線コンベア４ｂ，４ａ及びこれ
らの支線コンベア４ｂ，４ａの動きに伴って本線コンベ
ア７の速度が徐々に速められる。そして、搬送途上で卵
が割れない程度の速度までに、カウンター８ｂ，８ａで
計数された卵の個数の合計が単位時間当り２万個に匹敵
する供給量にならない場合には、新たに他の鶏舎の支線
コンベア、例えば鶏舎１ｃの支線コンベア４ｃを追加し
て本線コンベア７に卵を供給する。また、支線コンベア
４ａ，４ｂからの卵の供給の後、例えば支線コンベア４
ａからの卵の供給量が低下してきた場合には、減少した
個数を支線コンベア４ｃから供給すべく、支線コンベア
４ｃの支線モータ９ｃを駆動する。カウンター８ｃから
送られる計数信号を受けて、必要な個数を供給できるま
で支線コンベア４ｃの搬送速度を加速する。その結果、
単位時間当り２万個の卵の供給を維持することになる。 これらの搬送制御のための演算は演算部２０で実行され
る。

【００１４】すなわち具体的には、演算部２０では、以
下のような計算がなされる。支線コンベア４ａ，４ｂか
らの卵の供給量が単位時間当り２万個に満たない１．５
万個に低下すると、（２万−１．５万＝０．５万）すな
わち５千個の卵を新たに供給しなければ洗卵選別装置６
の処理効率が低下することになる。よって、供給量２万
個を維持すべく、記憶部１９に記憶された支線コンベア
の中から支線コンベア４ｃが選択され、支線コンベア４
ｃの支線モータ９ｃに対して制御部１８から駆動信号が
出力される。支線コンベア４ｃがスロースタートし徐々
に速度を増す。支線コンベア４ｃから本線コンベア７に
供給される卵の個数はカウンター８ｃの計数信号によっ
て把握されており、単位時間当りに入力される計数信号
とそのときの支線コンベア４ｃの単位時間当り５千個に
匹敵する搬送速度であると判断すると、この搬送速度を
維持すべく演算部２０から制御部１８を経由して制御信
号が支線モータ９ｃに出力される。

【００１５】その他の実施例として、前記記憶部１９が
前記距離情報に加えて、各支線コンベアから本線コンベ
アに供給される単位時間当り供給量、卵の平均卵重情報
、卵重分布情報、その他の種別情報を各々の支線コンベ
ア毎に記憶する記憶手段を有している場合について、そ
の時の前記制御装置１７の制御による各支線コンベア及
び本線コンベアの動きを、図４及び制御部１８で実行さ
れる搬送制御手順プログラムのフローチャート（図５、
図６を参照）に基づき説明する。

【００１６】本実施例の本線コンベア２１には、六本の
支線コンベア２２〜２７が臨んでおり、洗卵選別装置６
の導入部までの距離Ｌは、いずれの支線コンベア２２〜
２７においても同じである。また洗卵選別装置６には、
１時間に２万個の卵を処理すべくこの数値（以下「単位
時間処理量」という。）がセットされ、各支線コンベア
２２〜２７は、いずれも最大値として１時間に１万個の
卵を供給できるものとする。また、本線コンベア２１及
び各支線コンベア２２〜２７は本線モータ２８及び支線
モータ２９〜３４によって駆動され、各支線コンベア２
２〜２７の排出端には本線コンベア２１に供給される卵
の個数を数える公知の計数カウンター３５〜４０が設け
てある。

【００１７】洗卵選別装置６にセットされた単位時間処
理量の数値信号は制御装置１７の制御部１８に送られる
（ステップ５１）。洗卵選別装置６から入力された前記
単位時間処理量を満足させるために、六本の支線コンベ
ア２２〜２７の内、どの支線コンベア２２〜２７を選択
して組み合わせるかを記憶部１９に記憶された卵の供給
信号に基づき決定される（ステップ５２）。

【００１８】本実施例では、いずれも１時間当り１万個
まで供給できるので、二本の支線コンベア２２，２３、
支線コンベア２４，２５、及び支線コンベア２６，２７
が組となって駆動され、卵が本線コンベア２１に供給さ
れることになる。二本の支線コンベア２２，２３が決定
されると、制御部１８から支線コンベア２２，２３の各
支線モータ２９，３０に対して、また本線コンベア２１
の本線モータ２８に対して駆動開始信号が出力される（
ステップ５３）。このとき各支線コンベア２２，２３の
搬送はスロースタートし、徐々に加速すべく制御される
。

【００１９】支線コンベア２２，２３から本線コンベア
２１に送り込まれる卵の個数は、支線コンベア２２，２
３の排出端に設けられた計数カウンター３５，３６によ
って計数され、制御装置１７の制御部１８に送られる。 前記カウンター３５，３６から送られてきた最初の計数
信号と、その後の本線コンベア２１の搬送速度と、記憶
部１９に記憶された導入部までの距離Ｌとから、本線コ
ンベア２１に乗り移った卵群の先頭が導入部に到達する
時間が計算される。計算された搬送経過時間の値から卵
群の先頭が導入部に到達したと判断されると、予め設定
された一定時間をかけて、支線コンベア２２，２３及び
本線コンベア２１をスローダウンして停止させるべく、
支線モータ２９，３０及び本線モータ２８に対して停止
信号を出力して搬送停止を制御する（ステップ５５）。 以上の動作は洗卵選別装置６を効率よく稼働するための
前準備である。

【００２０】図６において、洗卵選別装置６の運転信号
が制御装置１７に入力されると（ステップ５６）、効率
よく処理するための運転前準備が済んでいるか否か、す
なわち卵群が洗卵選別装置６の導入部にあるか否かを判
断し、前準備がまだ済んでいない場合には、洗卵選別装
置６を稼働せず、ステップ５１へジャンプして前準備を
済ませる（ステップ５７）。

【００２１】卵群がすでに前記導入部に到達し、待機し
ている場合は、洗卵選別装置６を稼働させ、本線コンベ
ア２１及び支線コンベア２２，２３をスロースタートで
駆動させる（ステップ５８）。そして前記単位時間処理
量の卵を処理すべく、本線コンベア２１及び支線コンベ
ア２２，２３の搬送速度を徐々に上げる。ところでこの
場合、支線コンベアの搬送速度の上限を決めておくこと
もできる。

【００２２】洗卵選別装置６の運転中に、何等かの理由
により洗卵選別装置６が停止すると、一時停止信号が制
御部１８に送られる（ステップ５９）。制御部１８が一
時停止信号を受信すると、本線コンベア２１及び支線コ
ンベア２２，２３を徐々に減速する。そして予め設定さ
れた時間経過しても、再スタート信号が入力されないと
（ステップ６０）、そのまま減速されて一時停止する（
ステップ６１）。このときの再スタートは制御部１８に
運転信号が入力されることにより最初から実施される（
ステップ５６）。

【００２３】ステップ６０において、予め設定された時
間内に再スタート信号が入力されると、減速された本線
コンベア２１及び支線コンベア２２，２３は再び前記単
位時間処理量を供給する速度まで加速される。このとき
、演算部２０では、洗卵選別装置６が停止していた時間
内に導入部に移送されてきた卵の供給量を、前記停止し
ていた時間と、本線コンベア２１の搬送速度と、カウン
ター３５，３６からの計数信号とから算出し、減速され
た本線コンベア２１の卵の供給能力を前記単位時間処理
量まで上げるまでに、導入部に滞留した卵群を効率よく
処理すべく、また衝撃による破卵を防止するために本線
コンベア２１の搬送速度を段階的に上げる（ステップ６
２）。そしてステップ５９にジャンプトし制御を続ける
。

【００２４】制御部１８に一時停止信号が入力されてい
ない場合には、支線コンベア２２〜２７すべてから卵を
供給し終えたか否かを判断し（ステップ６３）、卵の供
給が終了したのであれば本線コンベア２１及び現在駆動
中の支線コンベアを停止させる（ステップ６４）。まだ
供給継続中の場合は、供給量が減少し洗卵選別装置６の
処理能力を下回っているか否かを判断し（ステップ６５
）、下回っている場合には、次の支線コンベア２４，２
５の支線モータ３１，３２に対して駆動信号を出力し、
支線コンベア２４，２５をスロースタートさせるととも
にカウンター３７，３８からの計数信号に基づき支線コ
ンベア２４，２５の搬送速度を制御する。すなわち支線
コンベア２２，２３から供給される卵の数量から、前記
単位時間処理量に対して不足する量を供給できる搬送速
度にするために支線コンベア２４，２５の速度を制御す
る（ステップ６６）。

【００２５】そして、すべての支線コンベア２２〜２７
からの供給が終了するまで、ステップ５９からステップ
６６までを繰り返し実行する。

【００２６】ところで、平均的に卵を供給するには、各
支線コンベア２２〜２７から供給される卵の個数によっ
て、産卵個数の少ない支線コンベアを速く、また産卵個
数の多い支線コンベアを低速で搬送させることによって
、均一に洗卵選別装置６に供給することができる。

【００２７】その他の実施例として、鶏舎毎に設けられ
た集卵コンベアとしての支線コンベアを選択する場合、
卵の種別としての赤玉卵及び白玉卵を区別して制御する
ようにしてもよい。

【００２８】また、卵収集処理システムの卵処理装置は
、鶏舎からインラインで搬送されてきた産卵後の鶏卵を
コンテナに収集する鶏卵処理装置としてのファームパッ
カーであってもよい。

【００２９】本線コンベアに連接される卵処理装置は、
すでに記述したごとく洗卵選別装置であっても、洗卵選
別等の処理をしない収集装置であってもよく、前記卵処
理装置から搬送制御装置に入力される処理要求が卵の種
別に基づくものであり、サイズの選別処理であるもの、
卵の殻の色やその他の品種別収集処理である場合には、
これら処理要求に基づき本線コンベア及び支線コンベア
の搬送が制御される。

【００３０】また、搬送制御装置が各支線コンベアから
本線コンベアに供給される卵の平均卵重情報、卵重分布
情報、その他の種別情報を各々の支線コンベア毎に別途
記憶する手段を有し、卵処理装置の要求する条件を単位
時間処理個数に前記情報を条件として加えて、運搬の優
先権を決定し各々の支線コンベアに速度信号を発生する
ようにしてもよい。

【００３１】既述の実施例では、本線コンベア及び支線
コンベアの搬送を制御しているが、搬送速度を制御する
のは本線コンベアのみで、ケージ列に対面した集卵コン
ベアとしての支線コンベアの搬送は制御せず、一定の速
さで搬送される場合もある。この場合には、本線コンベ
アのみの搬送速度を制御することによって、卵処理装置
に供給される卵の量を調節する。

【００３２】

【発明の効果】このように本線コンベア及び支線コンベ
アの搬送を、卵処理装置の卵の単位時間処理個数に基づ
き、本線コンベアの速度や本線コンベアに供給される卵
の個数や流入地点から卵の処理装置までの距離情報とか
ら制御することによって、鶏舎から直接インラインで搬
送されてくる卵を卵処理装置の処理能力に合わせて効率
よく稼働することができるようになった。また移送中の
卵に対してソフトタッチの搬送を実現できた。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を図示した卵収集処理システ
ムの斜視図である。

【図２】図１図示した卵収集処理システムの概略平面図
である。

【図３】図１に図示した制御装置のブロック図である。

【図４】その他の実施例を図示した卵収集処理システム
の概略平面図である。

【図５】図４に図示した卵収集処理システムの搬送制御
装置で実行される制御プログラムのフローチャート図で
ある。

【図６】同じく、図４に図示した卵収集処理システムの
搬送制御装置で実行される制御プログラムのフローチャ
ート図である。

【符号の説明】

１ａ，１ｂ，１ｃ　　鶏舎 ２　　ケージ ３　　卵 ４ａ，４ｂ，４ｃ　　支線コンベア ５　　エスカレータ ６　　洗卵選別装置 ７　　本線コンベア ８ａ，８ｂ，８ｃ　　カウンタ ９ａ，９ｂ，９ｃ　　支線モータ １０　　本線モータ １１　　導入部 １２　　方向整列装置 １３　　洗卵装置 １４　　乾燥装置 １５　　検卵装置 １６　　分配コンベア １７　　制御装置 １８　　制御部 １９　　記憶部 ２０　　演算部 ２１　　本線コンベア ２２〜２７　　支線コンベア ２８　　本線モータ ２９〜３４　　支線モータ ３５〜４０　　計数カウンター

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　卵を収集すべく卵処理装置に卵を運搬
   する本線コンベアと、該本線コンベアに卵を流入せしめ
   る複数の支線コンベアとからなる卵収集処理システムの
   制御装置において、前記卵処理装置の卵の単位時間処理
   個数を設定する手段と、前記本線コンベアの駆動手段に
   対して速度信号を発生する手段と、前記本線コンベアの
   速度を検出する手段と、前記各支線コンベアの各々の駆
   動手段に対して速度信号を発生する手段と、前記各支線
   コンベアから前記本線コンベアへ供給される卵の個数を
   計数する卵検出手段と、前記本線コンベアの前記各支線
   コンベアからの流入地点から前記卵処理装置に到る各々
   の距離情報を記憶する手段と、前記単位時間処理個数に
   基づいて前記本線コンベアの速度と前記本線コンベアへ
   供給される卵の個数と前記各距離情報とから前記本線コ
   ンベアと前記支線コンベアの搬送速度を制御すべく演算
   する演算手段とからなる卵の搬送制御装置。