JPH04370782A - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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Publication number
JPH04370782A
JPH04370782A JP14767991A JP14767991A JPH04370782A JP H04370782 A JPH04370782 A JP H04370782A JP 14767991 A JP14767991 A JP 14767991A JP 14767991 A JP14767991 A JP 14767991A JP H04370782 A JPH04370782 A JP H04370782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
antenna
receiving antenna
metal material
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14767991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Nakato
中藤 由二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP14767991A priority Critical patent/JPH04370782A/ja
Publication of JPH04370782A publication Critical patent/JPH04370782A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば移動物体毎に取
り付けられた応答器のメモリに、質問器が非接触でデー
タの書き込みあるいは読み出しを行うことにより、移動
物体を識別したり移動物体が帯同する情報の認知を行う
移動物体識別装置において、応答器と質問器の間を非接
触でデータのやりとりを行うための無線通信機に関する
【0002】
【従来の技術】図4は従来の無線通信機を備えた移動物
体識別装置のブロック図である。質問器1はマイクロコ
ンピュータ11とこれに接続される送信回路13と送信
アンテナ12とから構成された送信機14とを備え、マ
イクロコンピュータ11は図示しないインタフェースを
介して上位計算機3に接続される。応答器2は質問器1
の送信アンテナ12の送信周波数foに等しい同調周波
数foを有するコイル21と同調コンデンサ22とから
なる受信アンテナ23と、受信回路24とから構成され
た受信機25と、これに接続されるマイクロコンピュー
タ26と、このマイクロコンピュータ26に接続される
メモリ27とを備えている。そして送信機14と受信機
25とで無線通信機が構成されている。上位計算機3か
ら質問器1のマイクロコンピュータ11および送信機1
4を通して応答器2にデータの書き込みの指示が行われ
、応答器2ではこのデータを受信機25を通して受け、
マイクロコンピュータ26がメモリ27に書き込みを行
う。モメリ27に書き込まれたメモリ内容は必要に応じ
、図4では省略したが、応答器2に設けられた送信機お
よび質問器1に設けられた受信機を通して質問器1によ
って読み出される。
【0003】応答器2は識別を必要とする移動物体毎に
取り付けられ、応答器2のメモリ内容を質問器1により
非接触で読み出すことにより、移動物体を識別したり移
動物体が帯同する情報の認知を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動物体識別装置に備
えられた前述の無線通信機においては、応答器に設けら
れた受信機は移動物体ととも移動するので、場合によっ
ては金属材の近くを通ることがあり、このとき受信機の
受信アンテナはこの金属材の影響で、あるいは移動物体
自体が金属材からなるときはこの金属材の影響で受信感
度が下がり、質問器に設けられた送信機との間の交信距
離が低下してしまう問題がある。
【0005】このために、図5に示すように送信アンテ
ナ12および受信アンテナ23のコイル12,21を互
に対面する3脚のフェーライトコアー15および28の
各中央脚にそれぞれ巻回し、これらフェーライトコアー
15および28の脚が対面する方向に電磁界を発生させ
、コイル21が巻回されたフェーライトコアー28、す
なわち受信アンテナ23のコイル21の側面もしくは背
面に金属材4がきたときの影響を低減させることが行わ
れている。あるいは図6に示すように受信アンテナ23
のコイル21が背面に金属板29をおき、この状態でコ
イル21と同調コンデンサ22の値を調整し受信アンテ
ナ23の同調周波数を送信アンテナ12の送信周波数f
oと等しくなるようにする。そして金属板29のシール
ド効果により背面に金属材4がきたときの影響を低減さ
せることが行われている。
【0006】しかしながら、前述の図5および図6に示
す方法は、フェーライトコアーあるいはシールド金属板
などの追加部品を必要とするため、装置の重量が増加し
コストが嵩む問題がある。
【0007】本発明の目的は、フェーライトコアーある
いはシールド金属板などの追加部品を必要とせず、受信
アンテナに金属板が近づいたときの影響を低減した無線
通信機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明はコイルとこのコイルに並列に接続された
同調コンデンサとからなる受信アンテナが設けられた受
信機と、前記受信アンテナに送信される送信アンテナが
設けられた送信機とからなる無線通信機において、前記
受信アンテナの同調周波数は、この受信アンテナのコイ
ルとこのコイルに並列に接続された同調コンデンサの値
を調整することにより、前記送信アンテナの送信周波数
より低く設定する。
【0009】
【作用】本発明はコイルとこのコイルに並列に接続され
た同調コンデンサとからなる受信アンテナが設けられた
受信機と、前記受信アンテナに送信する送信アンテナが
設けられた送信機とからなる無線通信機において、受信
アンテナの同調周波数を、この受信アンテナのコイルと
同調コンデンサの値を調整することにより、送信アンテ
ナの送信周波数より低く設定したので、受信アンテナに
金属材が近づいたとき金属材中に生じるうず電流によっ
て受信アンテナのコイルのインダクタンスが低下し、受
信アンテナの同調周波数は上昇して送信アンテナの送信
周波数に近づくようになる。
【0010】前述のように、受信アンテナの同調周波数
は送信アンテナの送信周波数より幾分低く設定してある
ので、受信感度が少し低下して交信距離は少し短かくな
っている。ここで受信アンテナに金属材が近づくと金属
材に生じるうず電流により、受信アンテナの同調周波数
が上昇し送信アンテナの送信周波数に近づく。これによ
り、受信感度は上昇しようとするが、一方金属材に生じ
るうず電流により電磁界そのものが弱められるので、相
殺して受信感度は金属材がないときに対してあまり変化
を生じない。このようにして金属材が近づいたときの影
響を低減することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例における無線通信機
を備えた移動物体識別装置のブロック図である。図1に
示す本発明の無線通信機が図4に示す従来の無線通信機
と異なるところは、コイル21と同調コンデンサ22と
からなる受信アンテナ23の同調周波数は、コイル21
と同調コンデンサ22の値を調整して送信アンテナ12
の送信周波数foより幾分低く設定した点にある。従っ
て受信感度が少し低下し交信距離は少し短かくなってい
る。
【0012】ここで、受信アンテナ23のコイル21に
金属材4が近づいた場合の影響を考えると、図2に示す
ようにコイル21に流れる電流Irによって生じる電磁
界Hrによって金属材4の中にうず電流Ieが誘起され
る。このうず電流Ieはコイル21のインダクタンスを
低下させるように作用する。図3は受信アンテナ23の
コイル21に金属材4が近づいたときのコイル21のイ
ンダクタンスの低下の状態をシミュレーションにより求
めた結果を示し、図3のモデル(1)はコイル断面5m
m×2mm,コイル内径25mmの送信アンテナと、同
じ寸法の受信アンテナのコイルとが距離Xmm離れてい
る場合のコイルのインダクタンスを示し、モデル(2)
はモデル(1)と同じ条件において金属材がコイルの背
面7mmの位置に近づいたときのコイルのイダクタンス
を示す。このようにコイル21のインダクタンスは金属
材4が近づくことにより低下することが分る。
【0013】受信アンテナ23の同調周波数はコイル2
1のインダクタンスLと同調コンデンサ22の静電容量
Cの積L・Cの平方根に逆比例になるので、金属材4が
近づいたとき受信アンテナ23の同調周波数は上昇する
ようになる。
【0014】本発明によれば、はじめに受信アンテナ2
3の同調周波数を送信アンテナ12の送信周波数foよ
り幾分低く設定してあるので、金属材4が近づくと、受
信アンテナ23の同調周波数は上昇し送信アンテナ12
の送信周波数foに近づくようになる。受信アンテナ2
3の同調周波数が送信アンテナ12の送信周波数に近づ
くと受信感度は上昇しようとするが、一方金属材4に生
じるうず電流により電磁界そのものが弱められるので、
相殺して受信感度は金属材4がないときに対してあまり
変化を生じない。このようにして金属材4が近づいたと
きの影響を低減することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明はコイルとこのコイルに並列に接
続された同調コンデンサとからなる受信アンテナが設け
られた受信機と、前記受信アンテナに送信する送信アン
テナが設けられた送信機とからなる無線通信機において
、受信アンテナの同調周波数をこの受信アンテナのコイ
ルと同調コンデンサの値を調整して送信アンテナの送信
周波数より低く設定することだけで、受信アンテナに金
属材が近づいたときの影響を低減することを可能とした
。従って特別な追加部品を必要とせず、小形,軽量,か
つ低コストで近接金属に対して影響の小さい無線通信機
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線通信機を備えた
移動物体識別装置のブロック図
【図2】図1に示す本発明の無線通信機の受信アンテナ
のコイルに金属材が近づいたときの影響を示す斜視図

図3】図1に示す本発明の無線通信機の受信アンテナの
コイルに金属材が近づいたときの受信アンテナのコイル
のインダクタンスの低下の状態をシミュレーションによ
り求めた特性図
【図4】従来の無線通信機を備えた移動物体識別装置の
ブロック図
【図5】図4に示す従来の無線通信機において金属材が
近づいたときの影響を低減する方法の一例を示す正面図
【図6】図4に示す従来の無線通信機において金属材が
近づいたときの影響を低減する方法の異なる例を示す斜
視図
【符号の説明】
12    送信アンテナ 14    送信機 21    コイル 22    同調コンデンサ 23    受信アンテナ 25    受信機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルとこのコイルに並列に接続された同
    調コンデンサとからなる受信アンテナが設けられた受信
    機と、前記受信アンテナに送信する送信アンテナが設け
    られた送信機とからなる無線通信機において、前記受信
    アンテナの同調周波数は、この受信アンテナのコイルと
    このコイルに並列に接続された同調コンデンサの値を調
    整することにより、前記送信アンテナの送信周波数より
    低く設定されたことを特徴とする無線通信機。
JP14767991A 1991-06-20 1991-06-20 無線通信機 Pending JPH04370782A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14767991A JPH04370782A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 無線通信機

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JP14767991A JPH04370782A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 無線通信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04370782A true JPH04370782A (ja) 1992-12-24

Family

ID=15435830

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JP14767991A Pending JPH04370782A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 無線通信機

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JP (1) JPH04370782A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534363A (ja) * 2007-07-21 2010-11-04 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 無線周波数識別に使用されるrfidチップを備えた少なくとも1つの包装ユニットを有する装置及びこれに関連する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534363A (ja) * 2007-07-21 2010-11-04 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 無線周波数識別に使用されるrfidチップを備えた少なくとも1つの包装ユニットを有する装置及びこれに関連する方法

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