JPH04370658A - 選択透過膜付ハロゲン電球の製造方法 - Google Patents
選択透過膜付ハロゲン電球の製造方法Info
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- JPH04370658A JPH04370658A JP14877591A JP14877591A JPH04370658A JP H04370658 A JPH04370658 A JP H04370658A JP 14877591 A JP14877591 A JP 14877591A JP 14877591 A JP14877591 A JP 14877591A JP H04370658 A JPH04370658 A JP H04370658A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は選択透過膜付ハロゲン電
球の製造方法に関するものである。
球の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、照明は明るさだけではなくその質
を求められるようになってきた。これに答えるものとし
て例えば食品や商品の色をより鮮やかにみせる電球があ
る。この電球は図4に示すように、ガラスバルブ6が酸
化ネオジム入りのガラスを用いて構成されている。酸化
ネオジムは可視光の中間である580nm近辺の波長を
持つ光を吸収する特性を持っており、このためフィラメ
ント7から出た光は可視光のうちの中間の波長を持つ光
だけが遮断され長波長および短波長の光、すなわち赤色
や青色の光だけが透過される(図3曲線B)。この結果
、このような電球で照らされると、一般の電球の場合よ
り赤色や青色が強調され、肉や花等の色が鮮やかに見え
るため、店舗での商品照明、家庭の食卓の照明に非常に
効果的である。
を求められるようになってきた。これに答えるものとし
て例えば食品や商品の色をより鮮やかにみせる電球があ
る。この電球は図4に示すように、ガラスバルブ6が酸
化ネオジム入りのガラスを用いて構成されている。酸化
ネオジムは可視光の中間である580nm近辺の波長を
持つ光を吸収する特性を持っており、このためフィラメ
ント7から出た光は可視光のうちの中間の波長を持つ光
だけが遮断され長波長および短波長の光、すなわち赤色
や青色の光だけが透過される(図3曲線B)。この結果
、このような電球で照らされると、一般の電球の場合よ
り赤色や青色が強調され、肉や花等の色が鮮やかに見え
るため、店舗での商品照明、家庭の食卓の照明に非常に
効果的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在の技術では酸化ネ
オジム入りのガラスは低融点のものしかできないため、
ガラスバルブの温度があまり上昇しない電球には用いる
ことができるが、ガラスバルブの温度が600℃を超え
るようなハロゲン電球には用いることができない。
オジム入りのガラスは低融点のものしかできないため、
ガラスバルブの温度があまり上昇しない電球には用いる
ことができるが、ガラスバルブの温度が600℃を超え
るようなハロゲン電球には用いることができない。
【0004】ハロゲン電球に用いることができるガラス
は石英ガラスとアルミナケイ酸ガラスであるが、これら
のガラスに酸化ネオジムを混入させることはできない。
は石英ガラスとアルミナケイ酸ガラスであるが、これら
のガラスに酸化ネオジムを混入させることはできない。
【0005】本発明は食品の色等を鮮やかに見せる選択
透過膜付ハロゲン電球の製造方法を提供するものである
。
透過膜付ハロゲン電球の製造方法を提供するものである
。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の選択透過膜付ハ
ロゲン電球の製造方法は、内部にフィラメントを有する
ガラスバルブの外面に、酸化ネオジム粉体とガラス粉体
とを含む溶液を塗布した後、前記ガラス粉体を加熱溶融
させて前記ガラスバルブと前記酸化ネオジム粉体とを焼
結させるものである。
ロゲン電球の製造方法は、内部にフィラメントを有する
ガラスバルブの外面に、酸化ネオジム粉体とガラス粉体
とを含む溶液を塗布した後、前記ガラス粉体を加熱溶融
させて前記ガラスバルブと前記酸化ネオジム粉体とを焼
結させるものである。
【0007】
【作用】かかる構成により、ガラス粉体が溶融してバイ
ンダーの役目をしガラスバルブ外面に酸化ネオジムを強
固に付着することができる。
ンダーの役目をしガラスバルブ外面に酸化ネオジムを強
固に付着することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0009】まず、次の溶液を用意する。ホウケイ酸ガ
ラス粉体とネオジム粉体とを1対3(重量比)の割合で
ボールミルに入れ24時間混合する。この混合された粉
体とエチレングリコールモノエチルエーテルとエチルセ
ルロースを85:11:4の重量比で乳鉢の中に入れ1
時間混合する。さらに、ブチルカルビトールアセテート
(BCA)で希釈し粘度を10〜20cpsに調整する
。 この溶液は絶えずマグネチックスタラー等で撹伴してお
く。
ラス粉体とネオジム粉体とを1対3(重量比)の割合で
ボールミルに入れ24時間混合する。この混合された粉
体とエチレングリコールモノエチルエーテルとエチルセ
ルロースを85:11:4の重量比で乳鉢の中に入れ1
時間混合する。さらに、ブチルカルビトールアセテート
(BCA)で希釈し粘度を10〜20cpsに調整する
。 この溶液は絶えずマグネチックスタラー等で撹伴してお
く。
【0010】そして、図2に示すように、フィラメント
1を支持したフィラメント支持材4を石英製ガラスバル
ブ2内に設け、ガラスバルブ2の一端を封着する。他端
からガラスバルブ2内を真空排気し、その中にハロゲン
ガスを含む希ガスを封入した後チップオフする(以下、
この段階の半製品をワイヤーランプという)。
1を支持したフィラメント支持材4を石英製ガラスバル
ブ2内に設け、ガラスバルブ2の一端を封着する。他端
からガラスバルブ2内を真空排気し、その中にハロゲン
ガスを含む希ガスを封入した後チップオフする(以下、
この段階の半製品をワイヤーランプという)。
【0011】上記溶液中にワイヤーランプを浸漬しガラ
スバルブ外面に溶液を塗布する。室温で10分間、20
0℃中で5分間乾燥した後、10分間に200℃の割合
で昇温し760℃で15分間保持する。さらに、10分
間に300℃の割合で降温して室温に戻す。この工程で
ガラス粉体が溶融し酸化ネオジムがガラスバルブの外面
に付着して、図1に示すように、ガラスバルブ2の外面
に酸化ネオジムとガラスとからなる選択透過膜3が形成
される。ガラスバルブ2の片端部に口金5を取り付ける
。
スバルブ外面に溶液を塗布する。室温で10分間、20
0℃中で5分間乾燥した後、10分間に200℃の割合
で昇温し760℃で15分間保持する。さらに、10分
間に300℃の割合で降温して室温に戻す。この工程で
ガラス粉体が溶融し酸化ネオジムがガラスバルブの外面
に付着して、図1に示すように、ガラスバルブ2の外面
に酸化ネオジムとガラスとからなる選択透過膜3が形成
される。ガラスバルブ2の片端部に口金5を取り付ける
。
【0012】かかる選択透過膜付ハロゲン電球の相対分
光強度を図3の曲線Aに示す。これから580nm近辺
の光が遮断されていることがわかる。
光強度を図3の曲線Aに示す。これから580nm近辺
の光が遮断されていることがわかる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、ガラスバルブ外面に酸化ネオジムの選択透過膜を
強固に付着することができ、またこれにより580nm
近辺の光を遮断することができて、食品の色等を鮮やか
に見せることができ、しかも選択透過膜ににごりがなく
きれいな選択透過膜付ハロゲン電球を提供することがで
きる。
れば、ガラスバルブ外面に酸化ネオジムの選択透過膜を
強固に付着することができ、またこれにより580nm
近辺の光を遮断することができて、食品の色等を鮮やか
に見せることができ、しかも選択透過膜ににごりがなく
きれいな選択透過膜付ハロゲン電球を提供することがで
きる。
【図1】本発明の方法によって得られた選択透過膜付ハ
ロゲン電球の一例を示す要部拡大断面図
ロゲン電球の一例を示す要部拡大断面図
【図2】同じく
選択透過膜付ハロゲン電球の正面図
選択透過膜付ハロゲン電球の正面図
【図3】選択透過膜
付ハロゲン電球の相対分光分布図
付ハロゲン電球の相対分光分布図
【図4】従来の選択透
過膜付電球の一部切欠正面図
過膜付電球の一部切欠正面図
1 フィラメント
2 ガラスバルブ
3 選択透過膜
Claims (1)
- 【請求項1】 内部にフィラメントを有するガラスバ
ルブの外面に、酸化ネオジム粉体とガラス粉体とを含む
溶液を塗布した後、前記ガラス粉体を加熱溶融させて前
記ガラスバルブと前記酸化ネオジム粉体とを焼結させる
ことを特徴とする選択透過膜付ハロゲン電球の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14877591A JPH04370658A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 選択透過膜付ハロゲン電球の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14877591A JPH04370658A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 選択透過膜付ハロゲン電球の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04370658A true JPH04370658A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15460389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14877591A Pending JPH04370658A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 選択透過膜付ハロゲン電球の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04370658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011142127A1 (ja) * | 2010-05-14 | 2011-11-17 | パナソニック株式会社 | Ledモジュール、ledランプおよび照明装置 |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP14877591A patent/JPH04370658A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011142127A1 (ja) * | 2010-05-14 | 2011-11-17 | パナソニック株式会社 | Ledモジュール、ledランプおよび照明装置 |
US8646926B2 (en) | 2010-05-14 | 2014-02-11 | Panasonic Corporation | LED module, LED lamp, and illuminating apparatus |
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