JPH04369904A - フレキシブルアンテナ - Google Patents
フレキシブルアンテナInfo
- Publication number
- JPH04369904A JPH04369904A JP17184591A JP17184591A JPH04369904A JP H04369904 A JPH04369904 A JP H04369904A JP 17184591 A JP17184591 A JP 17184591A JP 17184591 A JP17184591 A JP 17184591A JP H04369904 A JPH04369904 A JP H04369904A
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- conductor
- flexible conductor
- flexible
- antenna
- electric wire
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- Pending
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Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線電話機などに
用いられるフレキシブルアンテナに関するものである。
用いられるフレキシブルアンテナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、無線通信機特に携帯無線電話機
のアンテナには、その使用状態からアンテナが障害物に
当たっても折れず、また人体に当たっても負傷しないよ
うにアンテナエレメントがフレキシブルなモノポールア
ンテナが多く使用されている。この種の従来のアンテナ
を図３及び図４によって説明する。図４において、１は
アンテナエレメントであり、このエレメント１の中心部
のフレキシブル導体２は、図３に示すような複数本の弾
性金属線材２ａの外周に同様な材質の線材２ｂを密着巻
きで１重または２重に巻付けてフレキシブル導体２を形
成している。さらにこの外周にゴムチューブなどからな
るカバー３をはめ、これらの先端部にキャップ４がはめ
られ全体としてもフレキシブルな構成となっている。エ
レメント１のフレキシブル導体２の下端に接する第１接
続金具６ａの外周に前記カバー３の下部をはめ、これら
の下部外周に硬質合成樹脂からなるスリーブ５がはめら
れている。さらに、スリーブ５内にある第２接続金具６
ｂを嵌め合わせ、前記スリーブ５の外周側に取付ナット
７を有するコネクタ８が設けられている。このようなフ
レキシブルアンテナは、コネクタ８により携帯無線電話
機に電気的機械的に接続されて用いられる。
のアンテナには、その使用状態からアンテナが障害物に
当たっても折れず、また人体に当たっても負傷しないよ
うにアンテナエレメントがフレキシブルなモノポールア
ンテナが多く使用されている。この種の従来のアンテナ
を図３及び図４によって説明する。図４において、１は
アンテナエレメントであり、このエレメント１の中心部
のフレキシブル導体２は、図３に示すような複数本の弾
性金属線材２ａの外周に同様な材質の線材２ｂを密着巻
きで１重または２重に巻付けてフレキシブル導体２を形
成している。さらにこの外周にゴムチューブなどからな
るカバー３をはめ、これらの先端部にキャップ４がはめ
られ全体としてもフレキシブルな構成となっている。エ
レメント１のフレキシブル導体２の下端に接する第１接
続金具６ａの外周に前記カバー３の下部をはめ、これら
の下部外周に硬質合成樹脂からなるスリーブ５がはめら
れている。さらに、スリーブ５内にある第２接続金具６
ｂを嵌め合わせ、前記スリーブ５の外周側に取付ナット
７を有するコネクタ８が設けられている。このようなフ
レキシブルアンテナは、コネクタ８により携帯無線電話
機に電気的機械的に接続されて用いられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のフレキシブルアンテナは、アンテナエレメントのフ
レキシブル導体２は弾性金属材料であるため加工性に難
点があり、また、フレキシビリティをもたせる必要から
図３の如く複雑な構造となっているためコストダウンが
難しく、携帯無線電話機を普及させるための経済性の要
求に対し大きな障害となっている。本発明の目的は、前
記従来の障害を解決し、電気的性能は従来と同等で、し
かも、使用上の安全性を損なうことなく製作が容易で経
済的なフレキシブルアンテナを提供することにある。
来のフレキシブルアンテナは、アンテナエレメントのフ
レキシブル導体２は弾性金属材料であるため加工性に難
点があり、また、フレキシビリティをもたせる必要から
図３の如く複雑な構造となっているためコストダウンが
難しく、携帯無線電話機を普及させるための経済性の要
求に対し大きな障害となっている。本発明の目的は、前
記従来の障害を解決し、電気的性能は従来と同等で、し
かも、使用上の安全性を損なうことなく製作が容易で経
済的なフレキシブルアンテナを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のフレキシブルア
ンテナは、弾性金属単線によりコイルスプリング状に中
空密着巻きされた所要の長さのフレキシブル導体と、該
フレキシブル導体とほぼ等しい長さを有し該フレキシブ
ル導体の中空部分に緩挿されたより線導体の絶縁被膜電
線と、該絶縁被膜電線と前記フレキシブル導体のそれぞ
れの一端が電気的に接続固定された中心導体を有し無線
通信機のアンテナ給電端子に接続するためのコネクタと
を備えたことを特徴とするものである。
ンテナは、弾性金属単線によりコイルスプリング状に中
空密着巻きされた所要の長さのフレキシブル導体と、該
フレキシブル導体とほぼ等しい長さを有し該フレキシブ
ル導体の中空部分に緩挿されたより線導体の絶縁被膜電
線と、該絶縁被膜電線と前記フレキシブル導体のそれぞ
れの一端が電気的に接続固定された中心導体を有し無線
通信機のアンテナ給電端子に接続するためのコネクタと
を備えたことを特徴とするものである。
【０００５】
【実施例】図１（Ａ）は本発明の一実施例を示す部分断
面を含む正面図であり、（Ｂ）はその先端部分の詳細を
示す部分縦断面図である。また、（Ｃ）は根元付近の詳
細を示す部分縦断面図である。但し、（Ａ）図の内部導
体部分は図示を省略した。図において、１１はアンテナ
エレメントであり、（Ｂ）図に示すように密着巻きされ
たコイルスプリング状のフレキシブル導体１６の中に導
体がより線の絶縁被膜電線１７がわずかな隙間をもって
挿入され、フレキシブル導体１６の外周はゴムチューブ
等のカバー１２がはめ込まれ、先端にはキャップ１３が
はめ込まれて構成されている。アンテナエレメント１１
のフレキシビリティは、フレキシブル導体１６と絶縁被
膜電線１７とによって決定される。すなわち、フレキシ
ブル導体１６のみではフレキシビリティがありすぎ、わ
ずかな振動でもアンテナエレメント１１が揺れることに
なるが、絶縁被膜電線１７は導体が銅線であり被覆絶縁
物が塩化ビニール等であるため、塑性を有し、フレキシ
ブル導体１６の過大なフレキシビリティを制する働きを
し、全体として適切なフレキシビリティが得られること
になる。
面を含む正面図であり、（Ｂ）はその先端部分の詳細を
示す部分縦断面図である。また、（Ｃ）は根元付近の詳
細を示す部分縦断面図である。但し、（Ａ）図の内部導
体部分は図示を省略した。図において、１１はアンテナ
エレメントであり、（Ｂ）図に示すように密着巻きされ
たコイルスプリング状のフレキシブル導体１６の中に導
体がより線の絶縁被膜電線１７がわずかな隙間をもって
挿入され、フレキシブル導体１６の外周はゴムチューブ
等のカバー１２がはめ込まれ、先端にはキャップ１３が
はめ込まれて構成されている。アンテナエレメント１１
のフレキシビリティは、フレキシブル導体１６と絶縁被
膜電線１７とによって決定される。すなわち、フレキシ
ブル導体１６のみではフレキシビリティがありすぎ、わ
ずかな振動でもアンテナエレメント１１が揺れることに
なるが、絶縁被膜電線１７は導体が銅線であり被覆絶縁
物が塩化ビニール等であるため、塑性を有し、フレキシ
ブル導体１６の過大なフレキシビリティを制する働きを
し、全体として適切なフレキシビリティが得られること
になる。
【０００６】このアンテナエレメント１１は、その下端
部分が硬質合成樹脂で成形されたスリーブ１４にはめ込
まれ、図１（Ｃ）に示すように、コネクタ１５の中心導
体１８と絶縁被膜電線１７の導体及びフレキシブル導体
１６の基底部とがはんだ付，圧着等で電気的に接続固定
される。また、アンテナエレメント１１の先端部は図１
（Ｂ）に示すように、フレキシブル導体１６と絶縁被膜
電線１７とは電気的機械的に開放状態となっている。前
述したようにフレキシブル導体１６と絶縁被膜電線１７
とののわずかな隙間と先端自由構造とにより、アンテナ
エレメント１１を大きく曲げた際に生ずるフレキシブル
導体１６と絶縁被膜電線１７との間のストレスが解消さ
れ、そのためシンプルな形状にかかわらず、すぐれた耐
久性が得られる。
部分が硬質合成樹脂で成形されたスリーブ１４にはめ込
まれ、図１（Ｃ）に示すように、コネクタ１５の中心導
体１８と絶縁被膜電線１７の導体及びフレキシブル導体
１６の基底部とがはんだ付，圧着等で電気的に接続固定
される。また、アンテナエレメント１１の先端部は図１
（Ｂ）に示すように、フレキシブル導体１６と絶縁被膜
電線１７とは電気的機械的に開放状態となっている。前
述したようにフレキシブル導体１６と絶縁被膜電線１７
とののわずかな隙間と先端自由構造とにより、アンテナ
エレメント１１を大きく曲げた際に生ずるフレキシブル
導体１６と絶縁被膜電線１７との間のストレスが解消さ
れ、そのためシンプルな形状にかかわらず、すぐれた耐
久性が得られる。
【０００７】図２は本発明の効果を示す特性図である。
図２のａ及びｂはそれぞれ携帯電話機の上面に実装され
た本発明の構造の１／４波長のアンテナと従来構造の３
／８波長のアンテナの水平面内利得特性（ダイポール比
）の実測値である。本発明のアンテナはエレメント長が
１／４波長と短いためその特性ａは利得の変化が大きい
が、通話時を想定したこの例では、従来の３／８波長ア
ンテナのｂより利得の最大値は大きい。従って、本発明
の実施例では、エレメントの長さによる差はみられるも
のの構造による差は認められない。この例から、本発明
の構造のアンテナはアンテナ長が短いにもかかわらず従
来構造のアンテナと同等の特性を示すことがわかる。 参考迄に、本発明のアンテナの外径は１．６ｍｍφ，長
さは８２ｍｍであり、従来のアンテナの外径は２．２ｍ
ｍφ，長さは１２７ｍｍである。また測定周波数は８９
０ＭＨｚである。
た本発明の構造の１／４波長のアンテナと従来構造の３
／８波長のアンテナの水平面内利得特性（ダイポール比
）の実測値である。本発明のアンテナはエレメント長が
１／４波長と短いためその特性ａは利得の変化が大きい
が、通話時を想定したこの例では、従来の３／８波長ア
ンテナのｂより利得の最大値は大きい。従って、本発明
の実施例では、エレメントの長さによる差はみられるも
のの構造による差は認められない。この例から、本発明
の構造のアンテナはアンテナ長が短いにもかかわらず従
来構造のアンテナと同等の特性を示すことがわかる。 参考迄に、本発明のアンテナの外径は１．６ｍｍφ，長
さは８２ｍｍであり、従来のアンテナの外径は２．２ｍ
ｍφ，長さは１２７ｍｍである。また測定周波数は８９
０ＭＨｚである。
【０００８】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより次の効果がある。 （１） 複雑な構造のアンテナエレメント用フレキシ
ブル導体を用いることなくシンプルな構成であるため製
作が容易で経済性にすぐれている。 （２） アンテナ導体が下端固定，上端自由の２重構
造であるため曲げストレスが解消され耐久性に優れてい
る。 （３） アンテナ長を短くしても従来構造品と同等の
電気的特性が得られる。
施することにより次の効果がある。 （１） 複雑な構造のアンテナエレメント用フレキシ
ブル導体を用いることなくシンプルな構成であるため製
作が容易で経済性にすぐれている。 （２） アンテナ導体が下端固定，上端自由の２重構
造であるため曲げストレスが解消され耐久性に優れてい
る。 （３） アンテナ長を短くしても従来構造品と同等の
電気的特性が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示す正面図及び拡大部分断
面図である。
面図である。
【図２】本発明の効果を示す実測特性例図である。
【図３】従来のアンテナエレメントの部分斜視図である
。
。
【図４】従来のフレキシブルアンテナの半裁正面図であ
る。
る。
１ アンテナエレメント
２ フレキシブル導体
２ａ，２ｂ 金属線材
３ カバー
４ キャップ
５ スリーブ
６ａ，６ｂ 接続金具
７ ナット
８ コネクタ
１１ アンテナエレメント
１２ カバー
１３ キャップ
１４ スリーブ
１５ コネクタ
１６ コイル状フレキシブル導体
１７ 絶縁被膜電線
１８ コネクタ中心導体
Claims (2)
- 【請求項１】 弾性金属単線によりコイルスプリング
状に中空密着巻きされた所要の長さのフレキシブル導体
と、該フレキシブル導体とほぼ等しい長さを有し該フレ
キシブル導体の中空部分に緩挿されたより線導体の絶縁
被膜電線と、該絶縁被膜電線と前記フレキシブル導体の
それぞれの一端が電気的に接続固定された中心導体を有
し無線通信機のアンテナ給電端子に接続するためのコネ
クタとを備えたフレキシブルアンテナ。 - 【請求項２】 弾性金属単線によりコイルスプリング
状に中空密着巻きされた所要の長さのフレキシブル導体
と、該フレキシブル導体とほぼ等しい長さを有し該フレ
キシブル導体の中空部分に緩挿されたより線導体の絶縁
被膜電線と、該絶縁被膜電線と前記フレキシブル導体の
それぞれの一端が電気的に接続固定された中心導体を有
し無線通信機のアンテナ給電端子に接続するためのコネ
クタと、該コネクタの中心導体部分と前記フレキシブル
導体とを覆う弾性チューブとを備えたフレキシブルアン
テナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17184591A JPH04369904A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | フレキシブルアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17184591A JPH04369904A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | フレキシブルアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04369904A true JPH04369904A (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=15930838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17184591A Pending JPH04369904A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | フレキシブルアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04369904A (ja) |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP17184591A patent/JPH04369904A/ja active Pending
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