JPH04369452A - ポンプ装置の検査方法および検査装置 - Google Patents

ポンプ装置の検査方法および検査装置

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JPH04369452A
JPH04369452A JP14609091A JP14609091A JPH04369452A JP H04369452 A JPH04369452 A JP H04369452A JP 14609091 A JP14609091 A JP 14609091A JP 14609091 A JP14609091 A JP 14609091A JP H04369452 A JPH04369452 A JP H04369452A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
pump
pump device
supplied
change
Prior art date
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Pending
Application number
JP14609091A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Yamaguchi
山口 郁夫
Mitsuhiro Takamatsu
高松 光弘
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、例えばエンジンのオ
イルポンプのようなポンプ装置の検査方法および検査装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用エンジンのオイルポンプ
は、エンジンのクランクシャフト又はカムシャフトによ
ってチェーン又はギヤを介して回転駆動されてエンジン
オイルを吐出口より吐出し、該吐出オイルを所定の要潤
滑部位に圧送する。
【0003】このようなオイルポンプとして、一般に脈
動の少ないトロコイドタイプ(特に内接ギヤ式)のもの
が多く採用されている。該オイルポンプは、例えば図1
に示すように、多数の内接歯を備えたインナロータR1
と多数の外接歯を備えたアウタロータR2の各歯の噛み
合いのズレによる容積変化によってオイル吸入口2から
吸入したオイルをオイル吐出口3側に圧送するようにな
っている。上記インナロータR1およびアウタロータR
2は、図示しない筒状のケーシング内に収納されていて
、共に同方向に回転する。そして、上記インナロータR
1の中心軸に対し、図示X軸方向にΔLだけ偏心して駆
動軸(クランクシャフト)5に支持されており、該駆動
軸5が矢印方向に回転駆動されることによって回転され
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な容積変化によってオイル等の流体を圧送するポンプ装
置では、例えば上記インナロータR1の歯の山部9およ
び谷部7とアウタロータR2の歯の谷部6および山部8
とが相互に嵌合し合う状態と他方それらの山部9,8同
士が相互に当接し合う状態とを交互に繰り返しながら、
それらの間の容積室位置を上記流体吸入口2側から流体
吐出口3側に移動させて行ってオイル等の流体を圧送す
ることになる。従って、例えば図1の状態から明らかな
ように、ポンプの性能を決定する上で、上記インナロー
タR1とアウタロータR2の各歯の山9,8間の寸法公
差Δtが特に重要であり、この値が大きいと圧送される
流体の吐出量が低下し、ポンプ性能としては悪いものと
なる。従って、該寸法公差Δtは、できるだけ小さいこ
とが好ましい。一般に、上記インナロータR1やアウタ
ロータR2は、共に焼結部品により構成されるから、上
記寸法公差Δtは比較的高精度に実現されているのが実
情である。
【0005】しかし、問題となるのは、上記寸法公差Δ
tが各ロータの全ての歯において一定であるか否かとい
うことであり、もし何れか1つの歯にでも寸法公差Δt
に所定値(許容差)以上の相違があると、結局、流体吐
出圧の脈動を伴うことになり、安定した流体供給状態を
実現できないだけでなく、ポンプ騒音発生の原因にもな
る問題がある。該問題は、流体吐出圧を高くした場合ほ
ど顕著となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜3記載
の各発明のポンプ装置の検査方法および検査装置は、そ
れぞれ上記従来の問題に対応し、上記のようなポンプ装
置の性能を容易かつ正確に検査し得る検査方法および検
査装置を提供することを目的としてなされたものであっ
て、各々次のように構成されている。
【0007】(1)  請求項1記載の発明の構成請求
項1記載の発明のポンプ装置の検査方法は、ポンプ装置
の駆動状態において、その吐出口側から所定圧のエアを
供給し、該供給エアのリーク量に対応したエア圧の変化
を検出することにより、当該ポンプ装置の良否を判定す
るようになっている。
【0008】(2)  請求項2記載の発明の構成請求
項2記載の発明のポンプ装置の検査方法は、ポンプ装置
の駆動状態において、その吐出口側から所定圧のエアを
供給し、該エア供給時におけるポンプ装置の駆動トルク
の変化を検出することにより、当該ポンプ装置の良否を
判定するようになっている。
【0009】(3)  請求項3記載の発明の構成請求
項3記載の発明のポンプ装置の検査装置は、ポンプ装置
と、該ポンプ装置を駆動するポンプ装置駆動手段と、該
ポンプ装置駆動手段による上記ポンプ装置駆動状態にお
いて当該ポンプ装置の流体吐出口から容積室内に所定圧
のエアを供給するエア供給手段と、該エア供給手段によ
って供給された供給エアのリーク量に基いて上記ポンプ
装置容積室内のエア圧の変化を検出するエア圧検出手段
と、該エア圧検出手段によって検出されたエア圧の変化
を正規の基準値と比較することにより当該ポンプ装置の
良否を判定する良否判定手段とを備えて構成されている
【0010】
【作用】本願の請求項1ないし3各項記載の発明のポン
プ装置の検査方法および検査装置は、それぞれ上記の如
く構成されている結果、当該各構成に対応して各々次の
ような作用を奏する。
【0011】(1)  請求項1記載の発明の作用請求
項1記載の発明のポンプ装置の検査方法では、先ずポン
プ装置の駆動状態において、その吐出口側から所定圧の
エアを供給し、次に該供給エアのリーク量に対応したエ
ア圧の変化を検出することによって、当該ポンプ装置の
良否を自動的に判定する。
【0012】従って、上記供給エアのリーク量に基いた
エア圧の変化を見るだけで、容易にポンプ内容積室クリ
アランスの適否をチェックし得るようになる。
【0013】(2)  請求項2記載の発明の作用請求
項2記載の発明のポンプ装置の検査方法では、先ずポン
プ装置の駆動状態において、その吐出口側から所定圧の
エアを供給し、次に該エア供給時におけるエアのリーク
量に対応したエア圧の変化によって生じるポンプ装置の
駆動トルクの変動を検出することによって、当該ポンプ
装置の良否を自動的に判定する。
【0014】従って、上記ポンプ装置側開店トルクの変
化を見るだけで、容易にポンプ内容積室クリアランスの
適否をチェックし得るようになる。
【0015】(3)  請求項3記載の発明の作用請求
項3記載の発明のポンプ装置の検査装置では、上記の如
く、ポンプ装置と、該ポンプ装置を駆動するポンプ装置
駆動手段と、該ポンプ装置駆動手段による上記ポンプ装
置駆動状態において当該ポンプ装置の流体吐出口から容
積室内に所定圧のエアを供給するエア供給手段と、該エ
ア供給手段によって供給された供給エアのリーク量に基
いて上記ポンプ装置容積室内のエア圧の変化を検出する
エア圧検出手段と、該エア圧検出手段によって検出され
たエア圧の変化を正規の基準値と比較することにより当
該ポンプ装置の良否を判定する良否判定手段とを有して
構成されており、先ず上記ポンプ装置駆動手段によるポ
ンプ装置の駆動状態において、上記エア供給手段を作動
させて当該ポンプ装置の吐出口側から所定圧のエアを供
給する。そして、次に該エア供給手段からの供給エアの
リーク量に対応したエア圧の変化を上記エア圧検出手段
によって検出し、良否判定手段により正規の基準値と比
較することによって、当該ポンプ装置の良否を判定する
ようになっている。
【0016】従って、上記供給エアのリーク量に基いた
エア圧の変化を見るだけで、容易にポンプ内容積室クリ
アランスの適否をチェックし得るようになる。
【0017】
【発明の効果】以上の結果、本願発明のポンプ装置の検
査方法および検査装置によると、操作の容易なエアを使
用し、その流量変化やそれに対応した駆動トルクを計測
するだけで、ポンプ装置の性能の良否を正確に点検する
ことが可能となる。
【0018】
【実施例】図1および図2は、自動車用エンジンのオイ
ルポンプを対象とする本願発明の実施例に係るポンプ装
置の検査方法および同方法を実施するポンプ装置の検査
装置の構成を示している。
【0019】先ず本実施例において検査対象となるオイ
ルポンプ1は、例えば図1に示すように、9枚の内接歯
9,9・・を備えたインナロータR1と10枚の外接歯
8,8・・を備えたアウタロータR2の各歯9,9・・
、8,8・・の相互の噛み合い状態のズレ(変化)によ
る容積変化によってオイル吸入口2から吸入したオイル
をオイル吐出口3側に圧送するようになっている。上記
インナロータR1およびアウタロータR2は、図示しな
い筒状のケーシング内に収納されていて、共に同方向に
回転する。そして、上記インナロータR1は、上記アウ
タロータR2の中心軸に対し、図示X軸方向にΔLだけ
偏心して駆動軸5に支持されており、該駆動軸5を矢印
方向にエンジン回転に応じて回転駆動することによって
回転されるようになっている。
【0020】ところで、上記構成のトロコイド型オイル
ポンプ1を検査するに際しては、次に述べるように実際
の圧送流体である上記エンジンオイルに代えてエアが使
用され、該エアを上記オイルポンプ1のオイル吐出口3
側からオイルポンプ1内に逆方向に供給し、該エア供給
状態において上記インナロータR1およびアウタロータ
R2を後述するように一定のトルクで回転させ当該回転
中におけるオイル吸入口2側へのエアリーク量から図2
に示すように各歯の組合せ毎のエア圧の変化(サンプル
データ)を検出し、これを後述するマスタデータと比較
することにより当該オイルポンプ1のポンプ性能(イン
ナロータR1とアウタロータR2の歯山9,8間の寸法
公差Δt)のチェックを行うようになっている。
【0021】すなわち、先ず符号10は、エアポンプ1
1より供給される所定圧のエアをポンプ駆動手段14に
より駆動されて回転駆動状態にあるオイルポンプ1にオ
イル吐出口3側より供給し、そのポンプ側でのリーク量
を測定するエアリーク測定装置である。
【0022】該エアリーク測定装置10は、例えばマイ
クロコンピュータよりなり上記オイルポンプ1の駆動状
態制御機能をも有して構成されており、先ず最初にトル
ク設定手段13で設定された一定トルクで上記ポンプ駆
動手段14を駆動させて上記オイルポンプ1を一定の設
定トルクで駆動する。次に、該駆動状態下において、さ
らに上記オイルポンプ1のオイル吐出口3側から吸入口
2側に所定圧のエアを供給し、そのエアリーク量の変化
を1ピッチ(40°)毎に測定して行く。この場合、エ
アリーク量の変化は、結局エア圧の変化に反比例するこ
とになるので、それを置換すると、結局図2のような測
定データ(1回転分)を得ることができる。
【0023】一方、符号12は上記インナロータR1と
アウタロータR2の各歯9,8間の寸法公差Δtが適正
に設定されたマスターポンプであり、該マスターポンプ
12は上記トルク設定手段13で設定されたのと同様の
トルクでマスターポンプ駆動手段16により駆動される
【0024】そして、該駆動状態において、上記エアリ
ーク測定装置10より、そのオイル吐出口3側からポン
プ内に上記サンプル側と同一圧のエアが供給され、同エ
ア供給状態下のエアリーク量変化から、それに対応した
図2と同様のエア圧変化データが比較用のマスターデー
タとして測定される。そして、上記サンプル側およびマ
スター側の各測定データ(圧力変化・・・図2参照)は
、各々上記エアリーク測定装置10内部の各メモリ中に
メモリされた後、良否判定手段15に供給される。良否
判定手段15は、上記両データを比較し、実際のサンプ
ル側測定データがマスターポンプ側データと一致する時
は上記インナロータR1とアウタロータR2の各歯山9
,8間の寸法公差Δtが適正な良品ポンプであると、ま
た同両データが不一致の時は、同インナロータR1とア
ウタロータR2の各歯山9,8間の寸法公差Δtが適正
公差Δtを越えている不良品ポンプであると各々判定す
る。
【0025】その結果、上記ポンプ装置の検査装置の構
成および同装置を使用した検査方法によると、エアリー
ク量の計測のみの簡単な方法でインナロータR1とアウ
タロータR2の各歯山9,8間の寸法公差Δtが適正で
あるか否かを正確にチェックすることが可能となる。
【0026】なお、以上の実施例では、エアリーク量測
定装置10により、エア供給時のエアリーク量を計測す
ることによって間接的に圧力変化を検出し、インナロー
タR1とアウタロータR2の各歯山9,8間の寸法公差
Δtの値を判定するようにしたが、これは例えば所定の
圧力センサを使用して直接圧力変化を検出してもよいし
、又上記圧力変化に応じて生じる駆動軸5側のトルク変
化を検出することによって同様の目的を達成してもよい
【図面の簡単な説明】
【図1】  図1は、本願発明の実施例に係るポンプ装
置の検査方法を実施する検査装置の構成を示すシステム
ブロック図である。
【図2】  図2は、同装置の検査方法の一部の作用を
示す測定データのタイムチャートである。
【符号の説明】
1はオイルポンプ、2はオイル吸入口、3はオイル吐出
口、5は駆動軸、10はエアリーク測定装置、12はマ
スターポンプ、15は良否判定手段である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポンプ装置の駆動状態において、その
    吐出口側から所定圧のエアを供給し、該供給エアのリー
    ク量に対応したエア圧の変化を検出することにより、当
    該ポンプ装置の良否を判定するようにしたことを特徴と
    するポンプ装置の検査方法。
  2. 【請求項2】  ポンプ装置の駆動状態において、その
    吐出口側から所定圧のエアを供給し、該エア供給時にお
    けるポンプ装置の駆動トルクの変化を検出することによ
    り、当該ポンプ装置の良否を判定するようにしたことを
    特徴とするポンプ装置の検査方法。
  3. 【請求項3】  ポンプ装置と、該ポンプ装置を駆動す
    るポンプ装置駆動手段と、該ポンプ装置駆動手段による
    上記ポンプ装置駆動状態において当該ポンプ装置の流体
    吐出口から容積室内に所定圧のエアを供給するエア供給
    手段と、該エア供給手段によって供給された供給エアの
    リーク量に基いて上記ポンプ装置容積室内のエア圧の変
    化を検出するエア圧検出手段と、該エア圧検出手段によ
    って検出されたエア圧の変化を正規の基準値と比較する
    ことにより当該ポンプ装置の良否を判定する良否判定手
    段とを備えてなるポンプ装置の検査装置。
JP14609091A 1991-06-18 1991-06-18 ポンプ装置の検査方法および検査装置 Pending JPH04369452A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5499530A (en) * 1994-10-03 1996-03-19 Chrysler Corporation Pneumatic tester for engine oil pumps
JP2007077916A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Sumitomo Denko Shoketsu Gokin Kk 内接歯車ポンプ評価装置、および、内接歯車ポンプ評価プログラム
JP2008298041A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Toyota Motor Corp ギヤポンプの慣らし方法及び装置
CN111594429A (zh) * 2020-05-06 2020-08-28 杭州沃镭智能科技股份有限公司 一种叶片式可变排量油泵的空气介质检测方法及检测装置

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