JPH04369418A - カンチレバー型プローブ及び原子間力顕微鏡、情報記録再生装置 - Google Patents
カンチレバー型プローブ及び原子間力顕微鏡、情報記録再生装置Info
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- JPH04369418A JPH04369418A JP17034891A JP17034891A JPH04369418A JP H04369418 A JPH04369418 A JP H04369418A JP 17034891 A JP17034891 A JP 17034891A JP 17034891 A JP17034891 A JP 17034891A JP H04369418 A JPH04369418 A JP H04369418A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物質の表面を高分解で
観察できる原子間力顕微鏡、及び原子間力顕微鏡を応用
した高密度情報処理装置に関する。
観察できる原子間力顕微鏡、及び原子間力顕微鏡を応用
した高密度情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、導体の表面原子の電子構
造を直接観測できる走査型トンネル顕微鏡(以下、「S
TM」と略す)が開発され(G.Binnig et
al..Phys.Rev.Lett.49(19
82)57)、単結晶、非晶質を問わず実空間像を著し
く高い分解能(ナノメートル以下)で測定できるように
なった。STMは金属のプローブと導電性物質の間に電
圧を加えて、1nm程度の距離まで近づけるとトンネル
電流が流れることを利用している。この電流は両者の距
離変化に非常に敏感で指数関数的に変化するので、トン
ネル電流を一定に保つようにプローブを走査することに
より実空間の表面構造を原子オーダの分解能で観察する
ことができる。しかし、STMによる解析は、導電性の
サンプルに限られ、絶縁性のサンプルの観察には向かな
いという問題点があった。そこで、新たに、原子間力顕
微鏡(Atomic Force Microsc
ope;以後「AFM」と略す)というアイデアが提唱
された(Binnig他Phys.Rev.Lett.
56(1986)930参照)。AFMは、物質間に働
く力によって物質表面の形状を2次元的に観察するもの
であり、STMと異なり導電性のない材料表面や有機分
子をナノメートルスケールで観察できることから広範な
応用が期待されている。
造を直接観測できる走査型トンネル顕微鏡(以下、「S
TM」と略す)が開発され(G.Binnig et
al..Phys.Rev.Lett.49(19
82)57)、単結晶、非晶質を問わず実空間像を著し
く高い分解能(ナノメートル以下)で測定できるように
なった。STMは金属のプローブと導電性物質の間に電
圧を加えて、1nm程度の距離まで近づけるとトンネル
電流が流れることを利用している。この電流は両者の距
離変化に非常に敏感で指数関数的に変化するので、トン
ネル電流を一定に保つようにプローブを走査することに
より実空間の表面構造を原子オーダの分解能で観察する
ことができる。しかし、STMによる解析は、導電性の
サンプルに限られ、絶縁性のサンプルの観察には向かな
いという問題点があった。そこで、新たに、原子間力顕
微鏡(Atomic Force Microsc
ope;以後「AFM」と略す)というアイデアが提唱
された(Binnig他Phys.Rev.Lett.
56(1986)930参照)。AFMは、物質間に働
く力によって物質表面の形状を2次元的に観察するもの
であり、STMと異なり導電性のない材料表面や有機分
子をナノメートルスケールで観察できることから広範な
応用が期待されている。
【0003】通常AFMは先端径の小さな探針をもつカ
ンチレバー部と、このカンチレバーの曲がりを測定する
変位測定部から構成される。この探針については、カン
チレバーの自由端にカンチレバー本体とは別個に作製さ
れる場合や、カンチレバー自体を試料面と傾けて設置す
ることによりカンチレバーの自由端を探針として用いる
場合等がある。
ンチレバー部と、このカンチレバーの曲がりを測定する
変位測定部から構成される。この探針については、カン
チレバーの自由端にカンチレバー本体とは別個に作製さ
れる場合や、カンチレバー自体を試料面と傾けて設置す
ることによりカンチレバーの自由端を探針として用いる
場合等がある。
【0004】一般に物質表面間には、比較的遠距離にお
いては分散力による微弱な引力が、近距離では付力が働
く。カンチレバーの曲がりはこの作用する力に比例する
ので、この曲がりを測定することによって、探針先端と
これに数nm以内に近接する試料表面間に働く微弱で局
所的な力を検出することが可能となる。さらに試料を走
査することで試料表面の力の2次元的情報が得られる。 さらに、カンチレバーの曲がりを一定にするようにフィ
ードバックをかけながら走査することにより、試料表面
の微小な凹凸形状を観察できる。
いては分散力による微弱な引力が、近距離では付力が働
く。カンチレバーの曲がりはこの作用する力に比例する
ので、この曲がりを測定することによって、探針先端と
これに数nm以内に近接する試料表面間に働く微弱で局
所的な力を検出することが可能となる。さらに試料を走
査することで試料表面の力の2次元的情報が得られる。 さらに、カンチレバーの曲がりを一定にするようにフィ
ードバックをかけながら走査することにより、試料表面
の微小な凹凸形状を観察できる。
【0005】AFMによる分解能は水平方向で1nm程
度以下であるので、試料表面に10nm程度の間隔で凹
凸を作製し、それをAFMで読み出すことによって、1
012ビット/cm2近い超高密度のメモリを作製する
ことも可能である。
度以下であるので、試料表面に10nm程度の間隔で凹
凸を作製し、それをAFMで読み出すことによって、1
012ビット/cm2近い超高密度のメモリを作製する
ことも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は以下に示すような問題点がある。
は以下に示すような問題点がある。
【0007】カンチレバーの変位の検出感度を上げるた
めには、弾性定数が非常に小さいカンチレバーにしなけ
ればならない。しかしながら、走査系の掃引周波数と防
振の点から、カンチレバーの共振周波数を低くすること
はできない。特に、情報処理装置に応用する際はこれは
必須条件である。以上の2つの相反する条件を満足する
ためにはカンチレバーの寸法を極力小さくしなければな
らないが、カンチレバーの微小化は、カンチレバー自体
を高精度に作製するのが困難になる上に、カンチレバー
の変位測定系もそれに応じて小型化しなければならず、
作製が困難になる。結局、共振周波数と、測定される試
料の硬度との2つの観点から、種々の試料をそれぞれの
最適条件で測定するには、試料ごとに異なったカンチレ
バーを使用せざるを得なかった。
めには、弾性定数が非常に小さいカンチレバーにしなけ
ればならない。しかしながら、走査系の掃引周波数と防
振の点から、カンチレバーの共振周波数を低くすること
はできない。特に、情報処理装置に応用する際はこれは
必須条件である。以上の2つの相反する条件を満足する
ためにはカンチレバーの寸法を極力小さくしなければな
らないが、カンチレバーの微小化は、カンチレバー自体
を高精度に作製するのが困難になる上に、カンチレバー
の変位測定系もそれに応じて小型化しなければならず、
作製が困難になる。結局、共振周波数と、測定される試
料の硬度との2つの観点から、種々の試料をそれぞれの
最適条件で測定するには、試料ごとに異なったカンチレ
バーを使用せざるを得なかった。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記問
題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、共
振周波数が高く、且つ測定される試料に応じて幅広い範
囲で弾性定数を変化させることが可能で、且つAFM系
全体の作製が容易なようにある程度の大きさを有するカ
ンチレバー型プローブを提供し、さらに、該カンチレバ
ー型プローブを用いたAFM、及び情報処理装置を提供
することにある。
題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、共
振周波数が高く、且つ測定される試料に応じて幅広い範
囲で弾性定数を変化させることが可能で、且つAFM系
全体の作製が容易なようにある程度の大きさを有するカ
ンチレバー型プローブを提供し、さらに、該カンチレバ
ー型プローブを用いたAFM、及び情報処理装置を提供
することにある。
【0009】上記目的は以下の構成により達成される。
【0010】即ち、本発明はカンチレバー型弾性変形部
の自由端部先端に物理的相互作用により情報入力を行な
う情報入力部を有してなるカンチレバー型プローブであ
って、該カンチレバーの少なくとも一面に導電性層が形
成され、カンチレバーの固定端支持台に該導電性層と対
向し且つ該導電性層との距離が互いに異なる複数の電極
が設けられていることを特徴とするカンチレバー型プロ
ーブ、及び、上記カンチレバー型プローブを用いること
を特徴とする原子間力顕微鏡、さらに、上記カンチレバ
ー型プローブを用いることを特徴とする情報処理装置で
ある。
の自由端部先端に物理的相互作用により情報入力を行な
う情報入力部を有してなるカンチレバー型プローブであ
って、該カンチレバーの少なくとも一面に導電性層が形
成され、カンチレバーの固定端支持台に該導電性層と対
向し且つ該導電性層との距離が互いに異なる複数の電極
が設けられていることを特徴とするカンチレバー型プロ
ーブ、及び、上記カンチレバー型プローブを用いること
を特徴とする原子間力顕微鏡、さらに、上記カンチレバ
ー型プローブを用いることを特徴とする情報処理装置で
ある。
【0011】図1を用いて、本発明の原理を説明する。
1は支持台、2はカンチレバー、3は探針、4は試料、
5,6,7は電極、8,9はバイアス電圧である。ここ
で、本発明のポイントを明確にするために、カンチレバ
ーは、長さL、幅W、厚さTとし、材質のヤング率をE
、密度をρとする。また、電極5と6、5と7の対向面
積は共にl×wとし、電極5と6、5と7の間隔はそれ
ぞれd1,d2、及びバイアス電圧8,9はそれぞれV
1,V2とする。
5,6,7は電極、8,9はバイアス電圧である。ここ
で、本発明のポイントを明確にするために、カンチレバ
ーは、長さL、幅W、厚さTとし、材質のヤング率をE
、密度をρとする。また、電極5と6、5と7の対向面
積は共にl×wとし、電極5と6、5と7の間隔はそれ
ぞれd1,d2、及びバイアス電圧8,9はそれぞれV
1,V2とする。
【0012】上記カンチレバー2は、試料4の表面の凹
凸に従って変形(曲げ変形)するが、この際の弾性定数
は
凸に従って変形(曲げ変形)するが、この際の弾性定数
は
【0013】
【数1】
である。一方、平行平板型コンデンサの電極には引力が
働き、その大きさFは
働き、その大きさFは
【0014】
【数2】
であって、カンチレバーの先端がΔdだけ上部にたわん
だ時、引力Fがカンチレバーの中心部に働くとして
だ時、引力Fがカンチレバーの中心部に働くとして
【0
015】
015】
【数3】
だけ変化する。つまり、ΔFによっても、カンチレバー
は曲げられることになり、結局実効的な弾性定数は
は曲げられることになり、結局実効的な弾性定数は
【0
016】
016】
【数4】
となる。この式から明らかなように、実効的弾性定数の
変化量は、バイアス電圧の2乗に比例し、電極ギャップ
の3乗に反比例する。つまり、バイアス電圧、電極ギャ
ップを変化させれば実効的弾性定数を変化させうるが、
電極ギャップの異なる電極対を複数設けることにより、
一対の場合に比較してはるかに広い範囲で実効的弾性定
数を変化させうることがわかる。
変化量は、バイアス電圧の2乗に比例し、電極ギャップ
の3乗に反比例する。つまり、バイアス電圧、電極ギャ
ップを変化させれば実効的弾性定数を変化させうるが、
電極ギャップの異なる電極対を複数設けることにより、
一対の場合に比較してはるかに広い範囲で実効的弾性定
数を変化させうることがわかる。
【0017】次に、共振周波数については、
【0018
】
】
【数5】
であって、変化量は、バイアス電圧の1乗程度でしかな
い。
い。
【0019】以上のように、平行平板コンデンサを形成
し、共振周波数はなるべく変化させず、弾性定数のみを
任意に変化させうる。従って、試料の剛性により、弾性
定数を変化させ、且つ高い走査周波数で駆動できる。
し、共振周波数はなるべく変化させず、弾性定数のみを
任意に変化させうる。従って、試料の剛性により、弾性
定数を変化させ、且つ高い走査周波数で駆動できる。
【0020】尚、上記説明では、情報入力用の探針は、
カンチレバーと別個に設けられた例を用いたが、カンチ
レバーの自由端を、情報入力部(探針)としても全く同
様であるのは明らかである。
カンチレバーと別個に設けられた例を用いたが、カンチ
レバーの自由端を、情報入力部(探針)としても全く同
様であるのは明らかである。
【0021】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0022】実施例1
図2に実施例1のカンチレバー型プローブの作製工程図
を示す。先ず、カンチレバー側(a)〜(b)であるが
、最初に厚さ250μmのSi(100)基板101上
に、LP−CVD法によりSi窒化膜102,103を
500Å積層し、フォトリソグラフィーによりパターニ
ングし、エッチングマスクとする。次に、Au電極10
4を500Å積層し、パターニングした。さらに、プラ
ズマCVD法により、アモルファスSi窒化膜105を
1μm堆積し、その上部に蒸着法により、タングステン
の探針106を作製した(以上(a))。続いて、KO
H液によるSiの異方性エッチングを行ない、カンチレ
バーを作製した(以上(b))。次に、対向電極側(c
)〜(d)については、先ず厚さ250μmのSi(1
00)基板107上に、4μmの段差を作製した上にL
P−CVD法により、Si窒化膜108,109を積層
し、パターニングして、エッチングマスクとした(以上
(c))。続いて、KOH液によるSiの異方性エッチ
ングで台形状の基体を作製した。この時、Si部の厚み
は約4μm残っていた。その上部にAu電極110,1
11を500Å積層した。ここで図には示されていない
が、変位検出用の光ファイバーを設置するために、Au
電極111を積層する前の段階で、台形上の基体に直径
約50μmの貫通穴を作製してある(以上(d))。
を示す。先ず、カンチレバー側(a)〜(b)であるが
、最初に厚さ250μmのSi(100)基板101上
に、LP−CVD法によりSi窒化膜102,103を
500Å積層し、フォトリソグラフィーによりパターニ
ングし、エッチングマスクとする。次に、Au電極10
4を500Å積層し、パターニングした。さらに、プラ
ズマCVD法により、アモルファスSi窒化膜105を
1μm堆積し、その上部に蒸着法により、タングステン
の探針106を作製した(以上(a))。続いて、KO
H液によるSiの異方性エッチングを行ない、カンチレ
バーを作製した(以上(b))。次に、対向電極側(c
)〜(d)については、先ず厚さ250μmのSi(1
00)基板107上に、4μmの段差を作製した上にL
P−CVD法により、Si窒化膜108,109を積層
し、パターニングして、エッチングマスクとした(以上
(c))。続いて、KOH液によるSiの異方性エッチ
ングで台形状の基体を作製した。この時、Si部の厚み
は約4μm残っていた。その上部にAu電極110,1
11を500Å積層した。ここで図には示されていない
が、変位検出用の光ファイバーを設置するために、Au
電極111を積層する前の段階で、台形上の基体に直径
約50μmの貫通穴を作製してある(以上(d))。
【0023】以上の2つの部分を(e)のようにはりあ
わせて、対向電極をもつカンチレバー型プローブを作製
した。電極104と、110,111との間隔はそれぞ
れ4,8μmであった。尚、カンチレバーは矩形とし、
長さ300μm、幅100μm、厚さ約1.1μmであ
り、電極104と電極110,111の対向している部
分は、100μm×150μmであった。
わせて、対向電極をもつカンチレバー型プローブを作製
した。電極104と、110,111との間隔はそれぞ
れ4,8μmであった。尚、カンチレバーは矩形とし、
長さ300μm、幅100μm、厚さ約1.1μmであ
り、電極104と電極110,111の対向している部
分は、100μm×150μmであった。
【0024】上記カンチレバー型プローブの電極104
,110間および104,111間にバイアス電圧を1
0V印加した時の共振周波数は、バイアス電圧を印加し
ないときとかわらず14kHzであった。
,110間および104,111間にバイアス電圧を1
0V印加した時の共振周波数は、バイアス電圧を印加し
ないときとかわらず14kHzであった。
【0025】また、弾性定数についてであるが、弾性定
数を直接的に測定するのは困難である。計算値では、バ
イアス印加なしの時は、k=0.18(N/m)電極1
04,110間に10V印加の時は、k=0.08(N
/m) 電極104,111間に10V印加の時はk=0.16
(N/m) 電極104と110、104と111間に10V印加の
時はk=0.06(N/m) となる。この違いは、次に示す実施例2において説明す
る。
数を直接的に測定するのは困難である。計算値では、バ
イアス印加なしの時は、k=0.18(N/m)電極1
04,110間に10V印加の時は、k=0.08(N
/m) 電極104,111間に10V印加の時はk=0.16
(N/m) 電極104と110、104と111間に10V印加の
時はk=0.06(N/m) となる。この違いは、次に示す実施例2において説明す
る。
【0026】実施例2
実施例1のカンチレバー型プローブを用いて、AFMを
作製した。図3に本実施例のAFMの構成図を示す。除
振台201の上に支持台202があり、その上にXYス
テージ203、Z微動機構204が構成され、その上部
に試料205が載せられる。また、プローブは、カンチ
レバー206上の探針207を用いる。ここで、対向電
極、バイアス電圧印加装置等は省略してある。信号検出
系は、He−Neレーザー209からの入射光は、ビー
ムスプリッタ210、光ファイバー208を経て、カン
チレバー206先端部に照射され、その反射光は逆に、
光ファイバー208、ビームスプリッタ210を経て、
光検出器211により電気信号に変換される(光波干渉
法)。出力信号、XY走査信号、Z方向フィードバック
信号はマイクロコンピュータ214により制御され、X
Y走査制御部212、Z方向フィードバック制御部21
3を介して、試料205がXY方向に走査され、探針2
07と試料表面との距離が一定に保たれる。
作製した。図3に本実施例のAFMの構成図を示す。除
振台201の上に支持台202があり、その上にXYス
テージ203、Z微動機構204が構成され、その上部
に試料205が載せられる。また、プローブは、カンチ
レバー206上の探針207を用いる。ここで、対向電
極、バイアス電圧印加装置等は省略してある。信号検出
系は、He−Neレーザー209からの入射光は、ビー
ムスプリッタ210、光ファイバー208を経て、カン
チレバー206先端部に照射され、その反射光は逆に、
光ファイバー208、ビームスプリッタ210を経て、
光検出器211により電気信号に変換される(光波干渉
法)。出力信号、XY走査信号、Z方向フィードバック
信号はマイクロコンピュータ214により制御され、X
Y走査制御部212、Z方向フィードバック制御部21
3を介して、試料205がXY方向に走査され、探針2
07と試料表面との距離が一定に保たれる。
【0027】先ず、試料として、水晶のへき開面を用い
たところ、カンチレバー部の2組の対向電極間にバイア
ス電圧を10V印加した時と、印加しなかった時とでほ
とんど変化は見られずどちらの場合も結晶構造に対応す
る配列が観察された。次に、試料として、HOPG高配
向グラファイト上に液晶分子4−シアノ−4’−n−デ
シルビフェニルを積層したものを用いた場合、バイアス
電圧の印加の有無により明らかな差異が見られた。つま
り、印加なしの時よりも、図2中電極104,110間
に10V印加時のほうが、さらに104と110、10
4と110両電極間に10V印加時のほうがS/N比の
よい観察像が得られた。これは、柔かい試料の場合、カ
ンチレバーの弾性定数を小さくした方が試料自体の変形
が小さく良好な結果が得られるからであると考えられる
。
たところ、カンチレバー部の2組の対向電極間にバイア
ス電圧を10V印加した時と、印加しなかった時とでほ
とんど変化は見られずどちらの場合も結晶構造に対応す
る配列が観察された。次に、試料として、HOPG高配
向グラファイト上に液晶分子4−シアノ−4’−n−デ
シルビフェニルを積層したものを用いた場合、バイアス
電圧の印加の有無により明らかな差異が見られた。つま
り、印加なしの時よりも、図2中電極104,110間
に10V印加時のほうが、さらに104と110、10
4と110両電極間に10V印加時のほうがS/N比の
よい観察像が得られた。これは、柔かい試料の場合、カ
ンチレバーの弾性定数を小さくした方が試料自体の変形
が小さく良好な結果が得られるからであると考えられる
。
【0028】実施例3
本実施例は、実施例1のカンチレバーを用いた情報処理
装置である。ただし、本実施例においては、カンチレバ
ーの探針がついている側をPtコーティングしてある(
図4参照、112はPtコーティング層)。
装置である。ただし、本実施例においては、カンチレバ
ーの探針がついている側をPtコーティングしてある(
図4参照、112はPtコーティング層)。
【0029】図5に本実施例の情報処理装置の構成図を
示す。基本構成は実施例2と同様で、探針207と記録
媒体215の間に、情報記録用のパルス電圧印加装置2
16が付加されている点である。記録媒体は、ガラス基
板上に成膜したAuを用いた。このAu薄膜と、探針2
07との間に数V、数μsec程度のパルス電圧を印加
して直径約10nmの凸部を形成し、記録ビットとした
。次に、AFMとして動作させ、記録ビットの読み出し
を行ったところ、カンチレバーの2組の対向電極間に1
0Vのバイアス電圧を印加した場合、印加なしの時に比
較して、S/Nのよい情報読み出しが可能であった。 これは、Auの凸部が力学的に弱いため、カンチレバー
の弾性定数が小さい方が良好であったと考えられる。な
お、本実施例においては、パルス電圧印加によって記録
媒体上に凸部を形成し記録を行ったが、記録媒体上に凹
凸の情報を生成しうる方法ならばこの限りではない。
示す。基本構成は実施例2と同様で、探針207と記録
媒体215の間に、情報記録用のパルス電圧印加装置2
16が付加されている点である。記録媒体は、ガラス基
板上に成膜したAuを用いた。このAu薄膜と、探針2
07との間に数V、数μsec程度のパルス電圧を印加
して直径約10nmの凸部を形成し、記録ビットとした
。次に、AFMとして動作させ、記録ビットの読み出し
を行ったところ、カンチレバーの2組の対向電極間に1
0Vのバイアス電圧を印加した場合、印加なしの時に比
較して、S/Nのよい情報読み出しが可能であった。 これは、Auの凸部が力学的に弱いため、カンチレバー
の弾性定数が小さい方が良好であったと考えられる。な
お、本実施例においては、パルス電圧印加によって記録
媒体上に凸部を形成し記録を行ったが、記録媒体上に凹
凸の情報を生成しうる方法ならばこの限りではない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により以下
のような効果がある。■任意にカンチレバーの実効的弾
性定数を変化しうるので、AFMにおいて、柔かい試料
から硬い試料までS/N比よく観察ができる。■ カ
ンチレバーをむやみに小さくする必要がなくなるので、
カンチレバー自体さらには、変位測定系の作製が容易と
なる。■ 情報処理装置において、記録媒体の硬度を
選ばず使用できる。さらに、共振周波数を高く設定でき
るので高速走査が可能となり、記録情報の読み出し速度
を向上できる。
のような効果がある。■任意にカンチレバーの実効的弾
性定数を変化しうるので、AFMにおいて、柔かい試料
から硬い試料までS/N比よく観察ができる。■ カ
ンチレバーをむやみに小さくする必要がなくなるので、
カンチレバー自体さらには、変位測定系の作製が容易と
なる。■ 情報処理装置において、記録媒体の硬度を
選ばず使用できる。さらに、共振周波数を高く設定でき
るので高速走査が可能となり、記録情報の読み出し速度
を向上できる。
【図1】本発明のカンチレバー型プローブの原理図であ
る。
る。
【図2】本発明のカンチレバー型プローブの作製工程図
である。
である。
【図3】本発明の実施例2のAFMの構成図である。
【図4】本発明の実施例3のカンチレバー型プローブの
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の実施例3の情報処理装置の構成図であ
る。
る。
1 支持台
2 カンチレバー
3 探針
4 試料
5,6,7 電極
8,9 バイアス電圧
101 Si基板
102,103 Si窒化膜
104 Au電極
105 アモルファスSi窒化膜
106 探針
107 Si基板
108,109 Si窒化膜
110,111 Au電極
112 Ptコーティング層
202 支持台
203 XYステージ
204 Z微動機構
205 試料
206 カンチレバー
207 探針
208 光ファイバー
209 He−Neレーザー
210 ビームスプリッタ
211 光検出器
212 XY走査制御部
213 Z方向フィードバック制御部214 マイ
クロコンピュータ 215 記録媒体 216 パルス電圧印加装置
クロコンピュータ 215 記録媒体 216 パルス電圧印加装置
Claims (3)
- 【請求項1】 カンチレバー型弾性変形部の自由端部
先端に物理的相互作用により情報入力を行なう情報入力
部を有してなるカンチレバー型プローブであって、該カ
ンチレバーの少なくとも一面に導電性層が形成され、カ
ンチレバーの固定端支持台に該導電性層と対向し且つ該
導電性層との距離が互いに異なる複数の電極が設けられ
ていることを特徴とするカンチレバー型プローブ。 - 【請求項2】 カンチレバー型プローブと、試料台と
、該カンチレバー型プローブと該試料台の相対位置を変
化させるための駆動装置を備え該カンチレバーの少なく
とも一面に導電性層が形成され、カンチレバーの固定端
支持台に該導電性層と対向し且つ該導電性層との距離が
互いに異なる複数の電極が設けられていることを特徴と
する原子間力顕微鏡。 - 【請求項3】 記録媒体と探針間を流れる電流を検出
することにより記録再生を行なう情報処理装置において
、該探針がカンチレバー上に設けられており、該カンチ
レバーの少なくとも一面に導電性層が形成され、カンチ
レバーの固定端支持台に該導電性層と対向し且つ該導電
性層との距離が互いに異なる複数の電極が設けられてい
ることを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170348A JP3069923B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | カンチレバー型プローブ及び原子間力顕微鏡、情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170348A JP3069923B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | カンチレバー型プローブ及び原子間力顕微鏡、情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04369418A true JPH04369418A (ja) | 1992-12-22 |
JP3069923B2 JP3069923B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=15903265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3170348A Expired - Fee Related JP3069923B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | カンチレバー型プローブ及び原子間力顕微鏡、情報記録再生装置 |
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Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6630367B1 (en) | 2000-08-01 | 2003-10-07 | Hrl Laboratories, Llc | Single crystal dual wafer, tunneling sensor and a method of making same |
US6674141B1 (en) | 2000-08-01 | 2004-01-06 | Hrl Laboratories, Llc | Single crystal, tunneling and capacitive, three-axes sensor using eutectic bonding and a method of making same |
WO2007135345A1 (fr) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Universite Joseph Fourier | Microscope a force atomique asservi |
JP2010517055A (ja) * | 2007-01-31 | 2010-05-20 | チャン フン リー | 原子間力顕微鏡法用のビデオレートを可能とするプローブ |
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US10900765B2 (en) * | 2017-12-04 | 2021-01-26 | Mitutoyo Corporation | Form measuring apparatus |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3170348A patent/JP3069923B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6580138B1 (en) | 2000-08-01 | 2003-06-17 | Hrl Laboratories, Llc | Single crystal, dual wafer, tunneling sensor or switch with silicon on insulator substrate and a method of making same |
WO2002011189A3 (en) * | 2000-08-01 | 2003-08-14 | Hrl Lab Llc | A tunneling sensor or switch and a method of making same |
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