JPH04369192A - 画像符号化方法及び装置 - Google Patents
画像符号化方法及び装置Info
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- JPH04369192A JPH04369192A JP3144445A JP14444591A JPH04369192A JP H04369192 A JPH04369192 A JP H04369192A JP 3144445 A JP3144445 A JP 3144445A JP 14444591 A JP14444591 A JP 14444591A JP H04369192 A JPH04369192 A JP H04369192A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
て伝送、記録する際に用いる画像符号化方法および画像
符号化装置に関するものである。
〜数Gbpsに達し、そのままの転送レートで伝送する
には通信コストが高くなり、記録するには記録容量が不
足する。そこで、従来から画質劣化を最小限にとどめ、
かつ転送レートを下げる画像符号化方法及び装置が開発
されてきた。
画像符号化方法及び装置の一例である、動き補償フレー
ム間差分2次元DCTについて説明する。
DCTのブロック図、(図7)(図8)(図9)(図1
0)は動き補償フレーム間差分2次元DCTの動作の説
明図である。(図6)において、1は2次元ブロック化
回路、3は符号化回路でありDCT回路31、量子化器
32よりなる。また、51はフィールド内・フィールド
間切り替え信号、52は減算器、6は予測回路で、この
予測回路6は、逆量子化器53、逆DCT回路54、フ
レームメモリ55、動き補償フレーム間予測回路56、
動き検出回路57より構成される。
装置について、以下その動作を説明する。
いるものとする。(図7)は入力画像の画素の時間空間
配置図で、図の横軸が時間方向、縦軸が垂直方向即ちラ
イン方向を示している。画素はインターレースによって
、図のように垂直1ラインごとに時間がずれた位置に配
置される。同図において、時間軸が等しい画素の集合を
フィールド、時間軸が異なる2枚のフィールドを合わせ
てフレームと一般的に称し、例えばフレームtはフィー
ルド1、フィールド2より構成される。
て上述したフィールドを単位として符号化する。(図8
)は(図7)の画像を入力した際の、符号化方法の説明
図である。符号化の最初のフレーム、すなわちフレーム
tの画像は、フィールド内・フィールド間切り替え信号
51により、フィールド内符号化に切り替えられ、差分
を取ることなく、フィールドごとにフィールド内符号化
する。すなわち、画像データは、まず2次元ブロック化
回路1で2次元ブロック化し、次に前記2次元ブロック
単位でDCT回路31で変換係数に変換し、量子化器3
2で変換係数を量子化した後、伝送路に送出する。
行なうと、低い周波数成分に対応する変換係数にエネル
ギーが集中する。従って、視覚的に目立たない高い周波
数成分をあらく、重要な成分である低い周波数成分を細
かく量子化を行なうことで、画質劣化を最小限にとどめ
、かつデータ量を減らすことが可能となる。前記伝送路
に送出した量子化後の変換係数は、同時に逆量子化器5
3、逆DCT変換回路54を経て実時間データに戻し、
フレームメモリ55に蓄える。
フィールドごとにフレーム間差分符号化するが、まず動
き検出回路57において、例えば良く知られた、全探索
方法を用いて、前記2次元ブロック単位にフレーム間動
きベクトルを求める。このフレーム間とは、tフレーム
の第1フィールドは(t+1)フレームの第1フィール
ドと、tフレームの第2フィールドは(t+1)フレー
ムの第2フィールドと動き検出を行なうということであ
る。動き補償フレーム間予測回路56は前記検出した動
きベクトルを用いて、次のフレームの動き補償した予測
値を前記2次元ブロック単位で生成する。(t+1)フ
レーム画像は、まずtフレームから上述した方法で生成
した予測値と差分、すなわち予測誤差を減算器52でと
る。その後、前記した予測誤差をフィールドごとに、t
フレームと同様の方法で符号化する。(t+2)フレー
ム以降は、(t+1)フレームと同様の方法で予測誤差
を符号化する。
ることになるので、フレーム内符号化のように、画像デ
ータを直接符号化する場合に比べ、エネルギーが減少し
、さらに高効率な符号化が可能となる(例えば、羽鳥、
橋本、”動画像の符号化方式”、テレビジョン学会誌V
ol.44, No.1, pp47〜54 (199
0))。
うな構成では、フィールドを単位としているため垂直方
向の相関が利用できない。(図7)に示したように、フ
ィールドどうしは時間空間の位置が異なるが、一般的に
フィールド間の画像は相関が高い。例えば静止画では、
時間が異なっても画像が変化せず、(図8)におけるx
,y,z点を考えた場合、x,z点の相関よりも、x,
y点の相関の方が高い。そこで、次に(図9)に示した
ように、フィールド1とフィールド2を組合わせて、フ
レームを作り、組み合わせたフレームを単位として符号
化することが考えられる。(図10)は、フィールドを
組み合わせてフレームを作った例で、水平垂直の2次元
平面として表している。同図では、三角形が左から右へ
パニングしているが、同図の三角形の斜辺のように、単
純にフィールドを組み合わせたフレームは、動きの大き
な画像の場合、垂直方向の相関が低下する部分が発生し
、符号化の際に画質劣化の原因となるという問題点を有
していた。
画像でも画質劣化を招くことなく、かつ高効率な画像符
号化方法および装置を提供するものである。
めに本発明の画像符号化方法は、インターレース走査し
た画像データを入力し、前記画像データを2次元ブロッ
クに分割し、前記2次元ブロックのアクティビティを計
算し、前記アクティビティを指標として、前記2次元ブ
ロックを、フィールドデータで構成したフィールド小ブ
ロック、あるいはフレームデータで構成したフレーム小
ブロック、のいずれか一方に分割し、前記分割した小ブ
ロックを符号化するという構成を備えたものである。
部分はフィールド小ブロックの符号化を、動きのない部
分では垂直相関を利用したフレーム小ブロックの符号化
をそれぞれ行なうため、動きの大きな部分でも画質劣化
することなく、かつ高効率な画像符号化が行なえること
となる。
化方法及び画像符号化装置について、図面を参照しなが
ら説明する。
画像符号化装置のブロック図、(図2)はフィールド及
びフレーム小ブロックの構成方法の説明図、(図3)(
図4)はフィールド・フレーム小ブロック化回路の詳細
な構成図である。(図1)において、1は2次元ブロッ
ク化回路、2はフィールド・フレーム小ブロック化回路
、3は符号化回路で、31のDCT回路、32の量子化
器より構成されている。
ついて以下(図1)、(図2)及び(図3)(図4)を
用いて説明する。
で、ある大きさの2次元ブロックに分割する。ここでは
、例として、16(水平)×16(垂直) 画素の2次
元ブロックを考える。次に、フィールド・フレーム小ブ
ロック化回路2は、前記16×16の2次元ブロックを
入力し、まず8×8×4個のフィールド、またはフレー
ム小ブロックに分割する。(図2)が分割の例である。 16×16の2次元ブロックは16×8の第1フィール
ドの2次元ブロック、及び16×8の第2フィールドの
2次元ブロックよりなる。フィールド小ブロックは、第
1フィールドのデータのみで構成された8×8画素×2
個の小ブロック、及び第2フィールドのデータのみで構
成された8×8画素×2個の小ブロック、の計4個の小
ブロックに分割される。一方、フレーム小ブロックは第
1フィールド、及び第2フィールドのデータを、それぞ
れ1ライン毎に交互に組合わせたた8×8の4個の小ブ
ロックとなる。
路2は、フィールド小ブロックまたはフレーム小ブロッ
クのいずれか一方を、アクティビティを指標として選択
し、出力する。アクティビティは以下のように計算する
。今、フィールド小ブロックの画像データをSbi (
x,y,n) (x: 水平画素アドレス, 1≦x≦
8, y: 垂直画素アドレス, 1≦y≦8,
n: 小ブロックアドレス1≦n≦4)とする。最初に
各小ブロックの平均値mi(n)を求める。次に、平均
値mi(n)を用いて各小ブロックのACエネルギを求
め、各小ブロックのACエネルギの和を計算する。Ei
を式で表すと、次のようになる。
rも、同様の方法で計算し、以上で求めたEiとErの
差 (Ei − Er) をアクティビティとする。次
に、前記アクティビティ(Ei − Er) を、実験
的に定めた定数αと比較し、(Ei − Er)<αな
らばフィールド小ブロックを、(Ei − Er)>α
ならばフレーム小ブロックを選択し、出力する。 定数αは簡単には0で良い。同時に、フィールド・フレ
ーム小ブロック化回路2は、フィールドまたはフレーム
小ブロックのどちらを選択したかを示すフィールド・フ
レーム選択信号21も出力する。前記フィールド・フレ
ーム選択信号21は、符号化回路3の出力とともに、復
号器に送る。
、次に符号化回路3で符号化し、伝送路に送出する。 ここでは、符号化回路3として、従来例と同様の動作を
行なうDCT回路31及び量子化器32を用いている。
クはフィールド間差分が大きいためアクティビティ(E
i − Er)<αとなり、フィールド小ブロックが選
択される。従って、動きを抑圧することなく符号化でき
る。動きのほとんどないブロックは逆にフィールド間の
差分が小さいためアクティビティ(Ei − Er)>
αとなり、フレーム小ブロックが選択され、垂直相関を
利用した符号化が行なえる。すなわち、画像の局所的な
動きに応じて最適な符号化が可能となり、動きの大小に
よらず効率の高い符号化が実現できる。
ム小ブロック化回路2の詳細な構成図の一例である。こ
の例では、フィールド、フレーム小ブロック化回路2を
、2次元ブロックを入力し、フィールド又はフレーム小
ブロックを出力するバッファメモリ22と、バッファメ
モリ22のアドレスを発生するアドレス発生回路23と
、アクティビティを計算しフィールド又はフレーム小ブ
ロックのどちらか一方を選択し、アドレス発生回路23
及びバッファメモリ22を制御するCPU24で構成し
ている。また同時にCPU24は、フィールド又はフレ
ーム小ブロックのどちらを選択したかを示すフィールド
・フレーム選択信号21も出力する。
示すフローチャートである。同図は、上述した例と同様
に、16×16画素で構成した2次元ブロックを入力し
、前記2次元ブロックを、8×8×4個のフィールド又
はフレーム小ブロックのどちらか一方を出力する場合の
例である。
画像符号化装置のブロック図で、2次元ブロック化回路
1、フィールド・フレーム小ブロック化回路2、符号化
回路3は第1の実施例と同じもので、さらに予測回路4
、減算器5が追加されている。
ついて、以下(図5)を用いて説明する。
ず2次元ブロック化回路2で2次元ブロックに分割する
。符号化の最初のフレームは、フレーム内・フレーム間
切り替え信号51の入力でフレーム内符号化に切り替え
られる。フレーム内符号化の方法は第1の実施例と同様
である。2番目以降のフレームは、予測回路4で出力し
た予測値との差分を、2次元ブロック単位で減算器5で
計算し、計算の結果得られた予測誤差を符号化する。 予測誤差の符号化の方法は、フレーム内符号化すなわち
第1の実施例と同様である。また予測回路4は、従来例
と同様の動作をする逆量子化器53、逆DCT回路54
、フレームメモリ55、動き補償フレーム間予測回路5
6、動き検出回路57を用いて、従来例と同様の方法で
予測値を計算するが、本実施例ではフィールド又はフレ
ーム小ブロックのいずれかに分割してあるので、前記小
ブロックを2次元ブロックに戻す、フィールド・フレー
ム逆ブロック化回路59が、逆DCT回路54の次に挿
入してある。
ことにより、フレーム内符号化のみでなく、フレーム間
符号化に対しても、第1の実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
としてDCT回路を例にとり説明したが、これに限るも
のではなく、アダマール変換、フーリエ変換などの直交
変換や、ベクトル量子化など2次元ブロックを用いるも
のであれば何でも用いることができる。
次元ブロックに分割し、前記2次元ブロック内の動きを
表すアクティビティを計算し、前記アクティビティを指
標として、前記2次元ブロックを、動きの大きな場合に
はフィールド小ブロックに、動きのほとんどない場合に
はフレーム小ブロックに分割した後、符号化するため、
動きの大きな部分でも画質劣化することなく、かつ高効
率な画像符号化を実現できる。
のブロック図である。
構成方法の説明図である。
路の詳細な構成図である。
ある。
のブロック図である。
ク図である。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
の説明図である。
号化回路 4 予測回路 5 減算器 21 フィールド・フレーム選択信号22 バッフ
ァメモリ 23 アドレス発生回路 24 CPU
Claims (5)
- 【請求項1】 インターレース走査した画像データを
入力し、前記画像データを2次元ブロックに分割し、前
記2次元ブロックのアクティビティを計算し、このアク
ティビティを指標として、前記2次元ブロックを、フィ
ールドデータで構成したフィールド小ブロックあるいは
フレームデータで構成したフレーム小ブロックのいずれ
か一方に分割し、この分割した小ブロックを符号化する
ことを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項2】 インターレース走査した画像データを
入力し、前記画像データを2次元ブロックに分割し、前
記2次元ブロックと前記2次元ブロックの予測値との差
分を求め予測誤差2次元ブロックとし、前記予測誤差2
次元ブロックのアクティビティを計算し、このアクティ
ビティを指標として、前記予測誤差2次元ブロックを、
フィールドデータで構成したフィールド小ブロックある
いはフレームデータで構成したフレーム小ブロックのい
ずれか一方に分割し、この分割した小ブロックを符号化
することを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項3】 アクティビティを、2次元ブロック内
のフィールドデータで構成したフィールド小ブロックの
ACエネルギの和Eiと、前記2次元ブロック内のフレ
ームデータで構成したフレーム小ブロックのACエネル
ギの和Erとの差(Ei − Er)とし、前記アクテ
ィビティ(Ei− Er)が、定数αより小さい時には
フィールド小ブロックに、定数αより大きい時にはフレ
ーム小ブロックに、前記2次元ブロックを分割すること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の画像符号化
方法。 - 【請求項4】 インターレース走査した画像データを
入力し、前記画像データを2次元ブロックに分割する2
次元ブロック化回路と、前記2次元ブロックのアクティ
ビティを計算し、前記アクティビティを指標として、前
記2次元ブロックを、フィールドデータで構成したフィ
ールド小ブロックあるいはフレームデータで構成したフ
レーム小ブロックのいずれか一方に分割するフィールド
・フレーム小ブロック化回路と、前記分割した小ブロッ
クを符号化する符号化回路とを有することを特徴とする
画像符号化装置。 - 【請求項5】 インターレース走査した画像データを
入力し、前記画像データを2次元ブロックに分割する2
次元ブロック化回路と、前記2次元ブロックの予測値を
発生する予測回路と、前記2次元ブロックと前記予測値
との差分を計算し予測誤差2次元ブロックを求める減算
器と、前記予測誤差2次元ブロックのアクティビティを
計算し、前記アクティビティを指標として、前記予測誤
差2次元ブロックを、フィールドデータのみで構成した
フィールド小ブロックあるいはフレームデータで構成し
たフレーム小ブロックのいずれか一方に分割するフィー
ルド・フレーム小ブロック分割回路と、前記分割した小
ブロックを符号化する符号化回路とを有することを特徴
とする画像符号化装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14444591A JP2507199B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 画像符号化方法及び装置 |
US07/871,697 US5347309A (en) | 1991-04-25 | 1992-04-21 | Image coding method and apparatus |
EP19920303660 EP0510972A3 (en) | 1991-04-25 | 1992-04-23 | Image coding method and apparatus |
KR1019920006942A KR960001959B1 (ko) | 1991-04-25 | 1992-04-24 | 화상부호화방법 및 장치 |
US08/590,212 US5784107A (en) | 1991-06-17 | 1996-01-23 | Method and apparatus for picture coding and method and apparatus for picture decoding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14444591A JP2507199B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 画像符号化方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04369192A true JPH04369192A (ja) | 1992-12-21 |
JP2507199B2 JP2507199B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=15362394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14444591A Expired - Lifetime JP2507199B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-06-17 | 画像符号化方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507199B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06165163A (ja) * | 1991-11-15 | 1994-06-10 | American Teleph & Telegr Co <Att> | デジタルビデオ信号のエンコーディング装置 |
US5416521A (en) * | 1992-06-03 | 1995-05-16 | Toshiba Corporation | Variable-rate video coding apparatus for maintaining a desired average bit-rate |
WO2002089491A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Sony Corporation | Image processing device and image processing method |
US7609764B2 (en) | 2003-09-05 | 2009-10-27 | Ricoh Company, Ltd. | Coding apparatus, coding method, program and information recording medium that can suppress unnatural degradation of image quality |
JP2012114590A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Jvc Kenwood Corp | 動画像符号化装置、動画像符号化方法及び動画像符号化プログラム |
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-
1991
- 1991-06-17 JP JP14444591A patent/JP2507199B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2507199B2 (ja) | 1996-06-12 |
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