JPH0436799A - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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JPH0436799A
JPH0436799A JP2143078A JP14307890A JPH0436799A JP H0436799 A JPH0436799 A JP H0436799A JP 2143078 A JP2143078 A JP 2143078A JP 14307890 A JP14307890 A JP 14307890A JP H0436799 A JPH0436799 A JP H0436799A
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Naoki Mizutani
直樹 水谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、任意の文字記号列から成る入力文章を音声に
変換する音声合成装置に関する。
[従来の技術] 一般に音声合成装置は、入力された文字記号列を辞書を
用いて形態素解析することにより各単語の同定を行い、
同定した単語の品詞などの文法情報及びアクセント情報
を辞書より求め、構文構造から単語が連鎖した際の文節
、呼気段落のアクセント及びポーズの設定を行う。そし
て、文字記号列に複合語が含まれる場合、あらかじめ辞
書中に複合語をすべて入力しておくことは不可能なので
、複合語を構成するそれぞれの単語の情報から複合語と
しての韻律を決定する。
次に、第3図を参照して従来の音声合成装置の一例を説
明する。
まず、入力として文字記号列が文字記号列入力部18に
入力され、更に、入力された文字記号列が形態素解析部
19に送られる。
続いて、形態素解析部19は、辞書20を用いて入力さ
れた文字記号列の形態素解析を行い、単語を同定すると
共に、同定した単語の品詞等の構文構造を含む文法情報
及びアクセントを抽出する。
更に、合成音声パラメータ生成部21は、韻律を制御す
るために、形態素解析部19での形態素解析によって同
定された各単語のアクセント及び構文構造から、単語が
連鎖した際の文節、呼気段落のアクセント及びポーズの
設定を行う。また、発声音声に対応した合成単位に対す
る継続時間、ピッチパターン、パワーパターンおよび音
韻特徴パラメータのパラメータ時系列を抽出する。
次に、音声合成部22は、上述の音声合成用のパラメー
タ時系列に基づいて実際の合成音声波形を生成する。そ
して生成された合成音声波形は合成音声出力部23に入
力され、合成音声出力部23は合成音声波形を出力する
上述の従来の音声合成装置では、文字記号列中の名詞が
連続して形成された複合語のアクセントを決定する際、
合成音声パラメータ生成部21では複合語が全体で1つ
のアクセントしか持たないものと仮定し、複合語を構成
する各単語のアクセント型及び音節数を用いて、アクセ
ントを規則に基づいて結合させ、1つのアクセント核、
即ちアクセントの位置を設定して複合語のアクセントを
決定する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、複合語はアクセントの位置が1つであるとは限
らず、複数のアクセント核を持つ複合語が存在する。例
えば、単語「整理」と単語「箪笥」から構成される複合
語「整理箪笥」は1つのアクセント核をもつが、単語「
整理」と単語「整頓」から構成される複合語「整理整頓
」は2つのアクセント核を持つので、複合語がアクセン
ト核を1つだけ持つという仮定によって処理すると誤っ
たアクセントで発声することになる。
上述の従来の音声合成装置には、複数のアクセント核を
持つ複合語が入力されたときにアクセントの付与が正確
に行えないという問題点がある。
また、この問題点を解決するために辞書中に複数のアク
セント核を持つ複合語をすべて登録しておくことも考え
られるが、辞書の容量が大幅に増大してしまうので実現
が難しいという問題点が更に生ずる。
本発明の目的は、複数の単語を組み合せて形成された複
合語中の隣接する単語の韻律的な結合を制御してアクセ
ントの位置を決定できる音声合成装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明の前記目的は、文字記号列を入力して複数の単語
に分割し、当該分割された単語から構成された複合語を
分類する分類手段と、該分類された複合語のなかで特定
の形態素を有する単語が複数連続して形成された複合語
を入力して各該単語が有する情報により隣接する単語の
韻律的な結合を制御して該複合語のアクセント位置を決
定する決定手段と、該分類手段及び該決定手段に接続さ
れており該分割された各単語に基づいて音声合成用のパ
ラメータを生成する生成手段と、該生成手段に接続され
ており該生成されたパラメータに対応した合成音声波形
を出力する出力手段とを備えていることを特徴とする音
声合成装置によって達成される。
[作用] 分類手段が入力された文字記号列を複数の単語に分割し
て当該分割された単語から構成された複合語を特定の形
態素を有する単語が複数連続して形成された複合語とそ
の他の複合語とに分類し、決定手段が該特定の形態素を
有する単語が複数連続して形成された複合語を入力して
各該単語が有する情報により隣接する単語の韻律的な結
合を制御して該複合語のアクセント位置を決定し、該分
類手段及び該決定手段に接続された生成手段が該分類手
段又は該決定手段から出力された複合語の分割された各
単語に基づいて音声合成用のパラメータを生成し、該生
成手段に接続された出力手段が該生成されたパラメータ
に対応した合成音声波形を出力する。
[実施例] 以下、本発明における音声合成装置の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
第1図は、本実施例の音声合成装置の構成を示すブロッ
ク図である。
第1図において、文字記号列入力部10に文字記号列と
しての日本語漢字かな混じり文が入力されて分類手段と
して形態素解析部11に送り出される。
次に、形態素解析部11では、辞書12を参照して、最
長一致法又は文章のなかの文節数が最小になるように単
語を選択する文節数最小法を用いて、文章を構成するそ
れぞれの単語に分割する。
そして、分割された単語から構成された複合語としての
単語列の中で、特定の形態素としての名詞が連続する部
分は決定手段としての複合語アクセント決定部13に送
られる。
更に、複合語アクセント決定部13では、単語アクセン
ト結合表14を参照し、複合語を構成する単語の情報と
しての文法情報及び意味情報により、隣接する単語のア
クセントが結合するか又は結合しないかを決定し、結合
する場合にはアクセント結合規則を用いて単語アクセン
トを結合させる。
また、結合しない場合には各単語に独立したアクセント
を持たせる。
次に、生成手段としての合成音声パラメータ生成部15
では、各単語のアクセントから、付属語などが連鎖した
際の文節のアクセントの設定、フレーズの設定及び呼気
段落のポーズの設定が行われて、文節に対応した合成用
単位に対する継続時間長、基本周波数のパターン及びパ
ワーパターンのパラメータの生成が行われる。
また、名詞が連鎖している箇所については既に複合語ア
クセント決定部13で処理が行われているので、合成音
声パラメータ生成部15では、名詞が連鎖している箇所
のアクセント設定は行わない。
そして、出力手段としての音声合成部16は、上記音声
合成用のパラメータの時系列に基づいて実際の合成音声
波形を生成し、合成音声出力部17は、音声合成部16
で生成された合成音声波形を出力する。
次に上述の複合語アクセント決定部13で行われる複合
語アクセント付与処理について、第1図及び第2図を参
照して詳述する。
まず、文字記号列入力部10から文字記号列が入力され
、形態素解析部11によって文字記号列を構成する単語
に分割され、その単語列の中で名詞が連続する部分列の
みが複合語アクセント決定部13に入力される。
複合語を構成する単語はそれぞれ辞書12で検索された
情報を合わせ持ち、それらの情報の中から文法情報の1
つとしての品詞情報及び意味情報を用いて単語アクセン
ト結合表14によりアクセントが結合するか否を判定す
る。
上述の単語アクセント結合表14は、名詞が連続した場
合、先に位置している単語のアクセントと後に位置して
いる単語のアクセントとが結合して1つのアクセント句
を形成するかどうかの情報を検索するために、先に位置
している単語のカテゴリと後に位置している単語のカテ
ゴリとを項目別に分類して配置し、その組み合せを表に
したものである。尚、上記の単語のカテゴリとは、単語
の意味カテゴリ及び文法情報の組み合せのことである。
次に、複合語アクセント決定部13では、先に位置して
いる単語と後に位置している単語との意味カテゴリ番号
及び文法情報を検索項目として、単語アクセント結合表
14を参照してアクセントが結合するか否かを決定する
その結果、アクセントが結合する場合は、従来より行わ
れている規則によりアクセントの結合処理を施す。
以下、上記の動作を複合語「整理整頓」の場合について
説明する。
この複合語は「整理」と「整頓」という2つの単語より
構成されている。尚、「整理整頓」という複合語が2つ
の単語により構成されているという事実は、上述の形態
素解析部11で判定される。
判定された複合語「整理整頓」は、複合語アクセント決
定部13で単語「整理」に付随する意味情報(ここでは
意味カテゴリ番号がr259aJであることを表わす)
及び文法情報(ここでは「す変名側」であることを表す
る)と、単語「整頓」に付随する意味情報(ここでは意
味カテゴリ番号が「259aJであることを表わす)及
び文法情報(ここでは「す変名側」であることを表わす
)とを検索項目として単語アクセント結合表14を検索
する。
この例では、先に位置されている単語及び後に位置され
ている単語がこのような意味カテゴリ番号及び文法情報
の組み合せである場合、単語アクセント結合表14から
アクセントの結合が起こらないと判定される。
従って、複合語アクセント決定部13からは、単語辞書
12で検索された通りのアクセント、即ち、「整理」は
1型(単語の頭にアクセント)、「整頓」は0型(平板
型のアクセント)であり、それぞれが独立のアクセント
を持つと決定される。
次に、複合語が「整理戸棚」の場合について説明する。
この複合語は、「整理」と「戸棚」という2つの単語よ
り構成されていることが形態素解析部11により判定さ
れる。
複合語アクセント決定部13では、単語「整理」に付随
する意味カテゴリ番号r259aJ及び文法情報「す変
名側」と、単語「戸棚」に付随する意味カテゴリ番号r
952aj及び文法情報「普通名詞」とを検索項目とし
て単語アクセント結合表14を検索する。この組み合せ
の場合、単語アクセント結合表14よりアクセントの結
合が起こると判定される。
従って、複合語アクセント決定部13では2つの単語の
アクセントを、従来から行われている方法により結合し
、「整理戸棚」で4型(「と」にアクセント)のアクセ
ントを持つと決定する。
以上、2つの名詞で構成される複合語について、アクセ
ントの結合がある場合とアクセントの結合がない場合と
を2つの例に基づいてそれぞれ説明した。
尚、本実施例では、音声合成装置が隣接する2つの名詞
の間でアクセントの結合を判定することを示したが、3
つ以上の名詞が連鎖する複合語のアクセントを決定する
のに本発明の音声合成装置を適用できる。
[発明の効果コ 文字記号列を入力して複数の単語に分割し、当該分割さ
れた単語から構成された複合語を分類する分類手段と、
該分類された複合語のなかで特定の形態素を有する単語
が複数連続して形成された複合語を入力して各該単語が
有する情報により隣接する単語の韻律的な結合を制御し
て該複合語のアクセント位置を決定する決定手段と、該
分類手段及び該決定手段に接続されており該分割された
各単語に基づいて音声合成用のパラメータを生成する生
成手段と、該生成手段に接続されており該生成されたパ
ラメータに対応した合成音声波形を出力する出力手段と
を備えているので複合語のアクセント付与を精度良く、
一意的に行うことができると共に、更に従来の装置では
合成音声パラメータ生成部で行なわれていた名詞連鎖の
複合語に関する複合語のアクセント結合処理が省略でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音声合成装置における一実施例の構成
を示すブロック図、第2図は第1図における複合語アク
セント決定部及び単語アクセント結合表の詳細な説明図
、第3図は従来の音声合成装置の構成を示すブロック図
である。 10、18・・・文字記号列入力部、11.19・・・
形態素解析部、12.20・・・辞書、13・・・複合
語アクセント決定部、14・・・単語アクセント結合表
、15.21・・・合成音声パラメータ生成部、16.
22・・・音声合成部、17゜23・・・合成音声出力
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 文字記号列を入力して複数の単語に分割し、当該分割さ
    れた単語から構成された複合語を分類する分類手段と、
    該分類された複合語のなかで特定の形態素を有する単語
    が複数連続して形成された複合語を入力して各該単語が
    有する情報により隣接する単語の韻律的な結合を制御し
    て該複合語のアクセント位置を決定する決定手段と、該
    分類手段及び該決定手段に接続されており該分割された
    各単語に基づいて音声合成用のパラメータを生成する生
    成手段と、該生成手段に接続されており該生成されたパ
    ラメータに対応した合成音声波形を出力する出力手段と
    を備えていることを特徴とする音声合成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002304186A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Sharp Corp 音声合成装置、音声合成方法および音声合成プログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0293499A (ja) * 1988-09-29 1990-04-04 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 複合語のアクセント句境界付与方式

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