JPH0436701Y2 - - Google Patents

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JPH0436701Y2
JPH0436701Y2 JP1987193914U JP19391487U JPH0436701Y2 JP H0436701 Y2 JPH0436701 Y2 JP H0436701Y2 JP 1987193914 U JP1987193914 U JP 1987193914U JP 19391487 U JP19391487 U JP 19391487U JP H0436701 Y2 JPH0436701 Y2 JP H0436701Y2
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JP
Japan
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support
support rod
pillow
handle
link plate
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JP1987193914U
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JPH0197763U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は就寝時に用いられる枕に関する。
従来技術 就寝時に快い睡眠が得られるようにするには、
枕の高さをその人の好みや体躯に合つた適切なも
のに設定することが重要である。ところが従来の
一般の枕はその高さが一定していたため、枕を自
らの好みの高さに調整することができず、場合に
よつては枕が高すぎたり低すぎたりして使用者に
寝苦しさを感じさせることがあつた。またホテル
や旅館等においては、不特定多数の人間が枕を使
用するので、各人の好みに合つた多種類の枕を用
意しておかなければならず大変煩しい。
このような観点から、高さを調整できる枕も提
案されているが、この提案に係る枕は、その構造
が複雑で、しかも高さ調整作業に時間がかかり、
かつ頭に快い感触を与えにくい点に難点があつ
た。
目 的 本考案の目的は、上記従来の欠点を一挙に解決
し、簡単に高さを調整でき、容易に各人の好みや
体躯に合つた高さを設定できる枕を提供すること
にある。
構 成 本考案は上記目的を達成するため、互いに離隔
して配置され、かつ一体に連結された一対の支持
部材と、一方の支持部材に配置された第1の支持
ロツドと、他方の支持部材に固定された第2の支
持ロツドと、第1及び第2の支持ロツドに各端部
をそれぞれ取付けられた非伸縮性の可撓性部材
と、基端側が一方の支持部材に回動可能に枢支さ
れ、先端側が前記第1の支持ロツドに取付けられ
ていて、該第1の支持ロツドを第2の支持ロツド
に対して接近又は離隔する方向に回動可能に支持
するリンクプレートと、該リンクプレートの中間
部に枢着されためねじ部材と、該めねじ部材のめ
ねじ部に回転可能に螺合し、かつ前記一方の支持
部材の壁板を回転可能に貫通したおねじ部材と、
該壁板を貫通して外部に突出したおねじ部材の頭
部に固定されたハンドルと、前記可撓性部材上に
載置されたクツシヨン部材と、前記ハンドルを外
部に露出させた状態で、前記クツシヨン部材及び
支持部材を覆う枕カバーとを具備して成る枕を提
案する。
作 用 ハンドルの回転操作によつて第1の支持ロツド
を回動させ、可撓性部材を緊張又はたるませるこ
とにより、クツシヨン部材上面の高さを変化さ
せ、枕の高さを調整することができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は枕の外観とその使用状況を示す斜視図
であり、第2図はその横断面図である。ここに示
した枕1は外側を覆う枕カバー2と、その内部に
配置されたクツシヨン部材3を有しており、クツ
シヨン部材3は第3図に示す2個の可撓性部材
4,4aに支持されている。
第2図及び第3図において、5,5aは互いに
離間して配置された一対の支持部材であり、これ
らの支持部材5,5aは、これらが対向する側に
開口を有する箱状に形成され、金属又は硬質合成
樹脂等から成る芯材6,6aと、そのまわりに取
付けられスポンジ等から成るクツシヨン層7,7
aとを有している。
各支持部材5,5aの内部には支持棒8,8a
がそれぞれ固着され、これらには剛性の大なる補
強板9が固定され、これにより両支持部材5,5
aが互いに一体に連結されている。
一方の支持部材5の内部には第1の支持ロツド
10が配置され、他方の支持ロツド5aには第2
の支持ロツド10aが固定され、互いに離隔した
これらの支持ロツド10,10aには、先にも示
した非伸縮性の可撓性部材4,4aの各端部がそ
れぞれ取付けられている。可撓性部材4,4aと
しては伸縮しない布又は合成樹脂シート或いは網
体等を適宜用いることができ、その数は2個に限
らず適数に設定できる。
上述した第2の支持ロツド10aはその支持部
材5aに一体に固着されているが、第1の支持ロ
ツド10は支持部材5に対して回動可能に支持さ
れている。即ち、第4図及び第5図に示すように
前述の支持棒8に一対のリンクプレート11の基
端側が回動可能に枢支され、その先端側が第1の
支持ロツド10に取付けられている。このように
第1の支持ロツド10は、一方の支持部材5に対
して固定されておらず、第2の支持ロツド10a
に対して接近又は離隔する方向に、支持棒8を中
心として回動することができる。リンクプレート
11は、その基端側が、支持棒8を介して一方の
支持部材5に回動可能に枢支され、第1の支持ロ
ツド10を第2の支持ロツド10aに対して接近
又は離隔する方向に回動可能に支持するのであ
る。
上述した一対のリンクプレート11の中間部に
はピン12を介してめねじ部材13が枢着され、
そのめねじ部14には、おねじ部材15のおねじ
部16が回転可能に螺合している。おねじ部材1
5の頭部17は、一方の支持部材5の壁板18を
回転可能に貫通し、壁板18を貫通して外部に突
出したおねじ部材15の頭部17には、ハンドル
19が固定されている。このようにしてハンドル
19とおねじ部材15は、壁板18に回転自在に
支持されているが、壁板18はおねじ部材15の
フランジ部20とハンドル19の先端部とに挟ま
れているため、ハンドル19とおねじ部材15が
その軸方向Xに移動することはない。
先にも説明したように可撓性部材4の上にはク
ツシヨン部材3が載置され、そのまわりに枕カバ
ー2が被せられているが、このときハンドル19
だけが枕カバー2の外に突出している。即ち、枕
カバー2は、ハンドル19を外部に露出させた状
態で、クツシヨン部材13と支持部材5,5aを
覆つている。クツシヨン部材としては例えば発泡
体シート、もみがらや発泡体小片を袋に入れたも
の等を適宜用いることができる。枕カバー2は例
えば柔軟な布より成る。また第2図に示す如く補
強板9の外側にも第2のクツシヨン部材21が配
置されているが、これは使用者が枕に触れたとき
の当りを柔らかにするためのものである。
枕1の使用時には、クツシヨン部材3の方を上
に向け、その上に頭を載せるが(第1図)、この
ときハンドル19を回転することによつて枕1の
高さを調整することができる。即ち、ハンドル1
9を回わすと、めねじ部材13がその軸方向Xに
移動し、これによりリンクプレート11と第1の
支持ロツド10が、第2の支持ロツド10aに対
して接近又は離間する方向に回動する。このた
め、可撓性部材4,4aはたるみ、又はそれまで
よりも緊張することになる。これに伴つてクツシ
ヨン部材3の上面が上下し、枕1の高さが調整さ
れる。
上述の枕1によれば、その高さをハンドル19
の回転によつて自由に調整できるので、枕を使用
者の最も好みに合つた高さに設定でき、快い睡眠
を得ることができる。また枕の内部が中空である
ため、通気性がよく、快さをより向上させること
ができる。第3図に示すように補強板9に孔22
を穿設しておくことにより、通気性を一層高める
ことができる。
効 果 本考案によれば、枕の高さを簡単に調整でき、
枕を使用者の好みや体躯に合つた高さに設定し、
快眠を得ることができる。しかも構造が簡単で、
低コストで枕を製造でき、しかもハンドルを操作
することによつて迅速に枕の高さを調整すること
ができる。さらに、可撓性部材と、クツシヨン部
材とによつて利用者の頭に快い感触を与えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は枕の外観斜視図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は可撓性部材とこれに関連
する各部材を示す斜視図、第4図は第1の支持ロ
ツドを回動させる構成を示す拡大斜視図であつ
て、一部を鎖線で表わした図、第5図は第1の支
持ロツドの回動状況を説明する部分断面図であ
る。 1……枕、2……枕カバー、3……クツシヨン
部材、4,4a……可撓性部材、5,5a……支
持部材、10……第1の支持ロツド、10a……
第2の支持ロツド、11……リンクプレート、1
3……めねじ部材、14……めねじ部、15……
おねじ部材、17……頭部、18……壁板、19
……ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに離隔して配置され、かつ一体に連結され
    た一対の支持部材と、一方の支持部材に配置され
    た第1の支持ロツドと、他方の支持部材に固定さ
    れた第2の支持ロツドと、第1及び第2の支持ロ
    ツドに各端部をそれぞれ取付けられた非伸縮性の
    可撓性部材と、基端側が一方の支持部材に回動可
    能に枢支され、先端側が前記第1の支持ロツドに
    取付けられていて、該第1の支持ロツドを第2の
    支持ロツドに対して接近又は離隔する方向に回動
    可能に支持するリンクプレートと、該リンクプレ
    ートの中間部に枢着されためねじ部材と、該めね
    じ部材のめねじ部に回転可能に螺合し、かつ前記
    一方の支持部材の壁板を回転可能に貫通したおね
    じ部材と、該壁板を貫通して外部に突出したおね
    じ部材の頭部に固定されたハンドルと、前記可撓
    性部材上に載置されたクツシヨン部材と、前記ハ
    ンドルを外部に露出させた状態で、前記クツシヨ
    ン部材及び支持部材を覆う枕カバーとを具備して
    成る枕。
JP1987193914U 1987-12-21 1987-12-21 Expired JPH0436701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987193914U JPH0436701Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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JP1987193914U JPH0436701Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0197763U JPH0197763U (ja) 1989-06-29
JPH0436701Y2 true JPH0436701Y2 (ja) 1992-08-28

Family

ID=31484680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987193914U Expired JPH0436701Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

Country Status (1)

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JP (1) JPH0436701Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072574U (ja) * 1993-06-18 1995-01-13 共立商事株式会社 小便器における薬剤設置構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072574U (ja) * 1993-06-18 1995-01-13 共立商事株式会社 小便器における薬剤設置構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0197763U (ja) 1989-06-29

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