JPH04365112A - 計算機システムの計時方式 - Google Patents

計算機システムの計時方式

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JPH04365112A
JPH04365112A JP3167757A JP16775791A JPH04365112A JP H04365112 A JPH04365112 A JP H04365112A JP 3167757 A JP3167757 A JP 3167757A JP 16775791 A JP16775791 A JP 16775791A JP H04365112 A JPH04365112 A JP H04365112A
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JP
Japan
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timer
time
real
time timer
value
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Application number
JP3167757A
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English (en)
Inventor
Kimio Fukuda
福田 紀三男
Masabumi Shibata
正文 柴田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムの計時
方式に関し、特にタイマ機構をハードウェア的に実現す
る場合に好適な計時方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機システムには、タイマ機構
として、現在の時刻を計時するタイマ(以下、実時間タ
イマ)と、該実時間タイマと比較し所定の設定時刻にな
ると割り込みを発生させるための比較値(以下、実時間
比較値)および計算機の間隔計時を行うタイマ(以下、
間隔時間タイマ)が少なくとも一組備えられている。ま
た、計算機システムが仮想計算機システムとして動作す
る場合は、前述したタイマ機構として実計算機用と仮想
計算機用の少なくとも2組必要になる。
【0003】従来の計算機システムにおいては、例えば
特開昭63−263513号公報に記載されているよう
に、仮想計算機システムとして2組のタイマ機構を構成
する場合、実際の時刻を計時する実時間タイマと実時間
比較値と間隔時間タイマからなる1組のタイマ機構を基
本構成とし、他の1組のタイマ機構は、基本のタイマ機
構における実時間タイマの相対的な値に補正して、割り
込みの検出、計時を実現している。これによって、2つ
のタイマ機構をそれぞれ論理回路によって二重化して構
成する場合に比べて、各タイマ機構を構成するインクリ
メンタ、デクリメンタ、比較器が1個で実現されること
から、ハードウェアの増加がある程度回避される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、仮想
計算機システムにおいては、タイマ機構は少なくても2
組用意する必要があり、さらに計算機システムの中には
、仮想計算機の構成を採らないものでも、間隔時間タイ
マを複数備えているシステムがあり、それをハードウェ
ア的に実現するとハードウェア量は増大することになる
。また、各タイマの計時用のクロックの周期が、タイマ
の計時の最小値より小さい場合は、分周用カウンタ等が
必要であり、これによってさらにハードウェア量の増大
を招くことになる。更に、各装置が1個乃至数個のLS
iによって構成されるシステムにおいては、タイマ機構
のハードウェア量の占める割合が高くなり、最悪の場合
はLSiの数が増え、コスト高になるという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、ハードウェア量が少なく
且つ容易に制御できるタイマ機構の計時方式を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、タイマ機構を備えた計算
機システムの計時方式において、現在の時刻を計時する
実時間タイマと該実時間タイマと比較し所定の設定時刻
になると割り込みを発生させるための実時間比較値と間
隔計時を行う間隔時間タイマとを設定する手段と、計時
用クロックに基づいて、前記実時間タイマと前記間隔時
間タイマを前記設定手段から読み出し、所定の演算を行
う手段と、前記実時間タイマが前記演算手段によって所
定の演算が行われ、前記設定手段に再設定された後、前
記設定手段から読み出された実時間比較値と前記演算さ
れた実時間タイマとを比較する手段と、該比較手段の一
致に応じて、前記設定時刻であることを示す割り込みを
検出する手段とを備えていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明では、タイマ機構を備
えた計算機システムの計時方式において、現在の時刻を
計時する実時間タイマと、該実時間タイマと比較し所定
の設定時刻になると割り込みを発生させるための実時間
比較値と、間隔計時を行う間隔時間タイマを、それぞれ
上位部分と下位部分に分割して設定する手段と、計時用
クロックに基づいて、前記実時間タイマと前記間隔時間
タイマの下位部分、続いて上位部分を前記設定手段から
読み出し、所定の演算を行う手段と、前記実時間タイマ
の下位部分および上位部分が前記演算手段によって所定
の演算が行われ、前記設定手段に再設定された後、前記
設定手段から読み出された実時間比較値の下位部分およ
び上位部分と前記演算された実時間タイマの下位部分お
よび上位部分とをそれぞれ比較する手段と、該比較手段
の一致に応じて、前記設定時刻であることを示す割り込
みを検出する手段とを備えていることを特徴としている
【0008】請求項3記載の発明では、タイマ機構を備
えた計算機システムの計時方式において、現在の時刻を
計時する実時間タイマと、該実時間タイマと比較し所定
の設定時刻になると割り込みを発生させるための実時間
比較値と、間隔計時を行う間隔時間タイマと、計時用ク
ロックを分周するカウンタとを設定する手段と、計時用
クロックに基づいて、前記設定手段から読み出され、更
新された分周カウンタの値が前記実時間タイマおよび間
隔時間タイマの計時の最小値に等しいことを検出する手
段と、該検出手段の出力に応じて、前記実時間タイマと
前記間隔時間タイマを前記設定手段から読み出し、所定
の演算を行う手段と、前記実時間タイマが前記演算手段
によって所定の演算が行われ、前記設定手段に再設定さ
れた後、前記設定手段から読み出された実時間比較値と
前記演算された実時間タイマとを比較する手段と、該比
較手段の一致に応じて、前記設定時刻であることを示す
割り込みを検出する手段とを備えていることを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、タイマ制御部に計時
用クロックが発生すると、タイマ制御部は、局所メモリ
から実時間タイマを読み出し、読み出しレジスタに設定
する。該読みだされた実時間タイマの値は演算器でイン
クリメントされ、その結果が局所メモリの実時間タイマ
のアドレスに書き込まれる。次いで、局所メモリから実
時間比較値が読み出され、実時間比較値と、実時間タイ
マのインクリメント結果とが比較器で比較され、一致の
結果によって割り込み回路は、割込みを検出する。続い
て、タイマ制御部からのタイマ選択信号によって間隔時
間タイマが指定されて、局所メモリから間隔時間タイマ
が読み出され、演算器で間隔時間タイマがデクリメント
され、そのデクリメント結果が、局所メモリの間隔時間
タイマのアドレスに書き込まれる。
【0010】LSiにおいてメモリは、レジスタやゲー
トに比べて素子数が少ないためチップ内の僅かの面積で
多量のレジスタと同等のワード数を確保することができ
る。本発明では、メモリに各タイマを設定し、順次それ
を読みだし、インクリメントまたはデクリメントして再
書き込みを行うことを繰り返しているので、仮想計算機
システムのように、タイマ機構が複数になってもタイマ
を設定するメモリのワード数が増えるのみで、読みだし
用のレジスタやインクリメントまたはデクリメントする
演算器、割り込み検出用の比較器も共通にすることがで
き、1個でよい。また、本発明によるメモリのワード数
の増加は、レジスタの増加よりはるかに論理量が少ない
。さらに、本発明は、メモリを用いて各タイマを順次計
時する制御であるので、比較的容易に制御を実現するこ
とができる。
【0011】請求項2記載の発明では、1組のタイマ機
構の各タイマ値を上位と下位に分割して局所メモリの所
定アドレスに設定する。タイマ制御部に計時用クロック
が発生すると、タイマ制御部は、実時間タイマの下位を
指定し、局所メモリから実時間タイマの下位が読みださ
れ、読み出しレジスタに設定され、次いで、実時間タイ
マの下位の値が演算器でインクリメントされ、その結果
が局所メモリの実時間タイマの下位のアドレスに書き込
まれる。続いて、実時間比較値の下位が指定され、局所
メモリから実時間比較値の下位が読み出され、読み出さ
れた実時間比較値の下位と、実時間タイマの下位のイン
クリメント結果が出力されている演算器の出力とを比較
し、割り込み回路にその比較結果を保持する。次いで、
局所メモリから実時間タイマの上位が読みだされ、実時
間タイマの上位の値が演算器でインクリメントされ、イ
ンクリメント結果が、局所メモリの実時間タイマの上位
のアドレスに書き込まれる。次いで、局所メモリから実
時間比較値の上位が読み出され、読み出された実時間比
較値の上位と、実時間タイマの上位のインクリメント結
果が出力されている演算器の出力とを比較し、割り込み
回路にその比較結果を取り込み、先に保持されている比
較結果と併せて、2つの結果がともに一致していれば、
割り込み回路は割り込みを検出する。
【0012】このように、各タイマ値を分割してメモリ
に設定しているので、その分、読み出しレジスタ、演算
器、比較器を小さくすることができ、論理量は更に少な
くなる。
【0013】請求項3に記載の発明は、タイマの計時ク
ロックの周期がタイマ計時の最小値より小さい場合の実
施例であり、局所メモリに分周カウンタが設けられてい
る。まず、局所メモリから分周カウンタが読みだされ、
分周カウンタが演算器でインクリメントされる。この時
、計時検出回路は、分周カウンタの値が各タイマの計時
の最小値と同じになったかを検出し、同値であることが
検出されないと、演算器のインクリメント結果が、局所
メモリの分周カウンタのアドレスに書き込まれる。計時
クロック発生毎に、計時検出回路において同値であるこ
とが検出されるまで、同じ動作を繰返し、計時検出回路
が同値であることを検出すると、局所メモリの分周カウ
ンタのアドレスに演算器の出力すなわち、分周カウンタ
の初期値が書き込まれ、次いで、局所メモリの実時間タ
イマの読み出しが行われ、各タイマの計時を開始する。
【0014】従って、各タイマの計時クロックの分周カ
ウンタが必要な場合も、分周カウンタの値が各タイマの
計時の最小値に達したことを検出する回路を設けるだけ
でよく、ハードウェア量の大幅な増加を招くことはない
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、2組のタイマ機構を計時する実
施例のブロック構成図である。局所メモリ1(レジスタ
ファイルであってもよい)の所定アドレスには、2組の
実時間タイマa,実時間比較値a,間隔時間タイマaと
実時間タイマb,実時間比較値b,間隔時間タイマbが
設定される。これらのタイマ値の局所メモリ1への書き
込み、読み出しは、タイマ入出力制御部20からタイマ
制御部6に対する制御信号23によって行われる。読み
出しレジスタ2には、タイマ制御部6の制御によって局
所メモリ1から読みだされた実時間タイマa,bと間隔
時間タイマa,bが設定される。これらタイマ値は、演
算器3によってインクリメントあるいはデクリメントさ
れた後、局所メモリ1の元のアドレスに再書き込みされ
る。比較器4は、局所メモリ1から読み出された実時間
比較値aと、実時間タイマaのインクリメント結果が出
力されている演算器3の出力とを比較する。割り込み回
路5は、比較器4の一致の結果によって割り込みを検出
し、図示しないCPUに対して計時を通知する。
【0016】以下、本発明の第1の実施例の動作を説明
する。先ず、プログラムによって与えられたタイマ値を
設定する動作を説明すると、タイマ入出力制御部20は
、タイマ制御部6に対して制御信号23によって設定要
求を出す。タイマ制御部6は、この要求を受付けると、
許可信号13をタイマ入出力制御部20に送出するとと
もに、制御信号14によって、セレクタ7および8を制
御する。これにより、タイマ入出力制御部20から送出
されるタイマ選択信号22がセレクタ7を介して局所メ
モリ1に与えられ、またタイマ入出力制御部20から送
出されるタイマ値がタイマ入力信号21として、セレク
タ8を介して局所メモリ1に与えられ、局所メモリ1の
所定タイマのアドレスにタイマ値が書き込まれる。
【0017】以上の処理によって、局所メモリ1に実時
間タイマa,b、実時間比較値a,bおよび間隔時間タ
イマa,bが書き込まれた後、タイマ制御部6に計時用
クロック25が発生すると、タイマ制御部6は、セレク
タ7を介したタイマ選択信号9によって実時間タイマa
を指定する。これによって、局所メモリ1から実時間タ
イマaが読みだされ、タイマ制御部6からの制御信号1
0によって、該読みだされた実時間タイマaが読み出し
レジスタ2に設定される。次いで、タイマ制御部6から
の制御信号11によって、実時間タイマaの値が演算器
3でインクリメントされ、演算器3のインクリメント結
果が、局所メモリ1の実時間タイマaのアドレスに書き
込まれる。
【0018】次に、タイマ制御部6からのタイマ選択信
号9によって実時間比較値aが指定され、局所メモリ1
から実時間比較値aが読み出される。そして、読み出さ
れた実時間比較値aと、実時間タイマaのインクリメン
ト結果が出力されている演算器3の出力とを比較器4で
比較し、一致の結果によって割り込み回路5は、タイマ
制御部6からの制御信号12の指示で割り込みを検出し
、図示しないCPUに対して所定の時刻になったことを
知らせる。
【0019】次いで、タイマ制御部6からのタイマ選択
信号9によって間隔時間タイマaが指定され、局所メモ
リ1から間隔時間タイマaが読み出され、制御信号10
により読み出しレジスタ2に設定される。そして、制御
信号11によって演算器3で間隔時間タイマaがデクリ
メントされ、演算器3のデクリメント結果が、局所メモ
リ1の間隔時間タイマaのアドレスに書き込まれる。
【0020】このようにして、1組のタイマ機構の計時
および割り込み検出が行われる。他の1組のタイマ機構
(実時間タイマb,実時間比較値b,間隔時間タイマb
)の計時および割り込み検出も引き続いて、前述したと
同様にして行われる。なお、タイマ制御部6は、一度計
時クロックの発生により各タイマの計時を開始すると、
すべてのタイマの計時と割り込み検出が終了するまで、
タイマ入出力制御部20からの要求を受付けない。
【0021】図2は、1組のタイマ機構の各タイマ値を
上位と下位に分割して計時する第2の実施例のブロック
構成図である。本実施例では、局所メモリ1−1の所定
アドレスに、実時間タイマ,実時間比較値,間隔時間タ
イマのそれぞれ上位、下位を分けて設定しているので、
該上位あるいは下位のタイマ値が設定される読み出しレ
ジスタ2−1、該レジスタの出力に対してインクリメン
トあるいはデクリメントする演算器3−1、そして演算
器3−1の出力と局所メモリ1のデータとを比較する比
較器4−1は、図1に示した実施例のものに比べて小規
模に構成することができる。
【0022】以下、本発明の第2の実施例の動作を説明
すると、プログラムによって与えられた各タイマ値は上
位と下位に分割されて、図1で説明したと同様にしてタ
イマ入出力制御部20から局所メモリ1−1の所定アド
レスに書き込まれる。その後、タイマ制御部6に計時用
クロック25が発生すると、タイマ制御部6は、セレク
タ7を介したタイマ選択信号9によって実時間タイマの
下位を指定する。これによって、局所メモリ1−1から
実時間タイマの下位が読みだされ、タイマ制御部6から
の制御信号10によって、該読みだされた実時間タイマ
の下位が読み出しレジスタ2−1に設定され、次いで、
タイマ制御部6からの制御信号11によって、実時間タ
イマの下位の値が演算器3−1でインクリメントされる
。この時、制御信号15によって演算器3−1のキャリ
ーをキャリー検出回路16で保持する。そして、演算器
3のインクリメント結果が、局所メモリ1−1の実時間
タイマの下位のアドレスに書き込まれる。
【0023】次に、タイマ制御部6からのタイマ選択信
号9によって実時間比較値の下位が指定され、局所メモ
リ1−1から実時間比較値の下位が読み出される。そし
て、読み出された実時間比較値の下位と、実時間タイマ
の下位のインクリメント結果が出力されている演算器3
−1の出力とを比較器4−1で比較し、制御信号12−
1で割り込み回路5−1に比較結果を保持する。
【0024】次いで、タイマ制御部6は、セレクタ7を
介したタイマ選択信号9によって実時間タイマの上位を
指定する。局所メモリ1−1から実時間タイマの上位が
読みだされ、タイマ制御部6からの制御信号10によっ
て、該読みだされた実時間タイマの上位が読み出しレジ
スタ2−1に設定され、次いで、タイマ制御部6からの
制御信号11によって、実時間タイマの上位の値が演算
器3−1でインクリメントされる。ただし、キャリー検
出回路16で保持していたキャリーでインクリメントす
る。そして、演算器3のインクリメント結果が、局所メ
モリ1−1の実時間タイマの上位のアドレスに書き込ま
れる。
【0025】次に、タイマ制御部6からのセレクタ7を
介したタイマ選択信号9によって実時間比較値の上位が
指定され、局所メモリ1−1から実時間比較値の上位が
読み出される。読み出された実時間比較値の上位と、実
時間タイマの上位のインクリメント結果が出力されてい
る演算器3−1の出力とを比較器4−1で比較し、制御
信号12−2で割り込み回路5−1にその比較結果を取
り込み、先に制御信号12−1によって保持されている
比較結果と併せて、2つの結果がともに一致していれば
、割り込み回路5−1は割り込みを検出して、図示しな
いCPUに対して所定の時刻になったことを通知する。
【0026】間隔時間タイマの上位、下位についても同
様に、局所メモリ1−1から読み出されて、演算器3−
1でデクリメントされ、その結果が局所メモリ1−1の
間隔時間タイマ上位、下位のアドレスに書き込まれる。 なお、上記実施例は、1組のタイマ機構についてのもの
であるが、タイマ機構が複数組であっても同様に実現で
きる。
【0027】図3は、タイマの計時クロックの周期がタ
イマ計時の最小値より小さい場合における、2組のタイ
マ機構を計時する第3の実施例のブロック構成図である
。図1の実施例の構成と相違する点は、局所メモリ1−
2に計時クロックの分周カウンタを設け、さらに分周カ
ウンタの値が計時の最小値に達したかを検出する計時検
出回路18を設けている点である。
【0028】プログラムによって与えられた各タイマ値
は、図1、図2で説明したと同様にして局所メモリ1−
2の所定アドレスに設定される。また、局所メモリ1−
2の分周カウンタには、システム立ち上げ時に各タイマ
値の設定と同様の方法によってその初期値が設定される
。この状態で、タイマ制御部6に計時用クロック25が
発生すると、タイマ制御部6は、セレクタ7を介したタ
イマ選択信号9によって局所メモリ1−2の分周カウン
タを指定する。これによって、局所メモリ1−2から分
周カウンタが読みだされ、タイマ制御部6からの制御信
号10によって、該読みだされた分周カウンタが読み出
しレジスタ2に設定され、タイマ制御部6からの制御信
号11によって、分周カウンタが演算器3−2でインク
リメントされる。
【0029】また、この時、制御信号17によって計時
検出回路18は、読み出しレジスタ2内の分周カウンタ
の値が各タイマの計時の最小値と同じになったかを検出
する。同値であることが検出されないと、演算器3−2
のインクリメント結果が、局所メモリ1−2の分周カウ
ンタのアドレスに書き込まれる。
【0030】これで、1回の計時クロックでの動作が終
了し、計時クロック発生毎に、計時検出回路18におい
て前述した同値であることが検出されるまで、上記した
同じ動作を繰返す。計時検出回路18が同値であること
を検出すると、タイマ制御部6に対して制御信号19が
送出され、局所メモリ1−2の分周カウンタのアドレス
に演算器3−2の出力(この場合、分周カウンタの初期
値)が書き込まれ、次いで、セレクタ7を介した、タイ
マ制御部6のタイマ選択信号9によって局所メモリ1−
2の実時間タイマaの読み出しが行われ、各タイマの計
時を開始する。以下、図1で説明したと同様に動作し、
その動作が終了すると、次の計時クロックの発生により
、分周カウンタの動作から開始する。
【0031】なお、プログラムで各タイマを読み出す場
合は、図1および図3の実施例においてはタイマ入出力
制御部20からタイマ制御部6に対して制御信号23で
要求が出される。タイマ制御部6は、前述した計時クロ
ックによる各タイマの一連の計時動作をしていない時に
、許可信号13をタイマ入出力制御部20に送出すると
ともに、制御信号14によって、セレクタ7および8を
制御する。これにより、タイマ入出力制御部20から送
出されるタイマ選択信号22がセレクタ7を介して局所
メモリ1、1−2に与えられる。そして、局所メモリか
ら任意のタイマ値例えば、実時間タイマaが読みだされ
、タイマ制御部6からの制御信号10によって、読み出
しレジスタ2に設定され、タイマ出力24としてタイマ
入出力制御部20に読み出される。他のタイマ値の読み
出しも同様に行われる。図2の実施例も基本的には図1
,3の実施例と同様であるが、各タイマ値が上位と下位
に分割されているので、上位と下位をタイマ入出力制御
部20に読み出し、上位と下位を合わせることにより一
つのタイマ値とする。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1に記載
の発明によれば、ハードウェア論理として、各タイマ値
を設定する小容量のメモリと、メモリの読み出しレジス
タと、演算器と比較器等の組み合わせ論理回路によって
構成されるので、ハードウェアの大規模化を回避するこ
とができ、また各タイマ値が設定されたメモリを順次ア
クセスするという制御方式であるので、制御が簡単化さ
れる。また、請求項2に記載の発明によれば、各タイマ
値を上位と下位に分割しているので、読み出しレジスタ
および演算器と比較器等の組み合わせ論理回路の規模を
更に小さくすることができる。さらに、請求項3に記載
の発明によれば、メモリに分周カウンタを設けているの
で、メモリのワード数が増加するのみで、ハードウェア
量の増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2組のタイマ機構を計時する実施例のブロック
構成図である。
【図2】1組のタイマ機構の各タイマ値を上位と下位に
分割して計時する第2の実施例のブロック構成図である
【図3】タイマの計時クロックの周期がタイマ計時の最
小値より小さい場合における、2組のタイマ機構を計時
する第3の実施例のブロック構成図である。
【符号の説明】
1  局所メモリ 2  読み出しレジスタ 3  演算器 4  比較器 5  割り込み回路 6  タイマ制御部 16  キャリー検出回路 18  計時検出回路 20  タイマ入出力制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タイマ機構を備えた計算機システムの
    計時方式において、現在の時刻を計時する実時間タイマ
    と該実時間タイマと比較し所定の設定時刻になると割り
    込みを発生させるための実時間比較値と間隔計時を行う
    間隔時間タイマとを設定する手段と、計時用クロックに
    基づいて、前記実時間タイマと前記間隔時間タイマを前
    記設定手段から読み出し、所定の演算を行う手段と、前
    記実時間タイマが前記演算手段によって所定の演算が行
    われ、前記設定手段に再設定された後、前記設定手段か
    ら読み出された実時間比較値と前記演算された実時間タ
    イマとを比較する手段と、該比較手段の一致に応じて、
    前記設定時刻であることを示す割り込みを検出する手段
    とを備えていることを特徴とする計算機システムの計時
    方式。
  2. 【請求項2】  タイマ機構を備えた計算機システムの
    計時方式において、現在の時刻を計時する実時間タイマ
    と、該実時間タイマと比較し所定の設定時刻になると割
    り込みを発生させるための実時間比較値と、間隔計時を
    行う間隔時間タイマを、それぞれ上位部分と下位部分に
    分割して設定する手段と、計時用クロックに基づいて、
    前記実時間タイマと前記間隔時間タイマの下位部分、続
    いて上位部分を前記設定手段から読み出し、所定の演算
    を行う手段と、前記実時間タイマの下位部分および上位
    部分が前記演算手段によって所定の演算が行われ、前記
    設定手段に再設定された後、前記設定手段から読み出さ
    れた実時間比較値の下位部分および上位部分と前記演算
    された実時間タイマの下位部分および上位部分とをそれ
    ぞれ比較する手段と、該比較手段の一致に応じて、前記
    設定時刻であることを示す割り込みを検出する手段とを
    備えていることを特徴とする計算機システムの計時方式
  3. 【請求項3】  タイマ機構を備えた計算機システムの
    計時方式において、現在の時刻を計時する実時間タイマ
    と、該実時間タイマと比較し所定の設定時刻になると割
    り込みを発生させるための実時間比較値と、間隔計時を
    行う間隔時間タイマと、計時用クロックを分周するカウ
    ンタとを設定する手段と、計時用クロックに基づいて、
    前記設定手段から読み出され、更新された分周カウンタ
    の値が前記実時間タイマおよび間隔時間タイマの計時の
    最小値に等しいことを検出する手段と、該検出手段の出
    力に応じて、前記実時間タイマと前記間隔時間タイマを
    前記設定手段から読み出し、所定の演算を行う手段と、
    前記実時間タイマが前記演算手段によって所定の演算が
    行われ、前記設定手段に再設定された後、前記設定手段
    から読み出された実時間比較値と前記演算された実時間
    タイマとを比較する手段と、該比較手段の一致に応じて
    、前記設定時刻であることを示す割り込みを検出する手
    段とを備えていることを特徴とする計算機システムの計
    時方式。
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