JPH04365017A - アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイ - Google Patents
アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイInfo
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- Liquid Crystal (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
薄膜トランジスタアレイに関し、例えば、アクティブマ
トリクス形液晶ディスプレイに用いられるアモルファス
シリコン薄膜トランジスタアレイに関する。
体を用いたアモルファスシリコン薄膜トランジスタ(以
下、a−SiTFTという)は、高いスイッチング比を
有し、しかも低温プロセスによって大面積のガラス基板
上に形成できる等の優れた特徴を備えている。そのため
、このa−SiTFTをアレイ状に設けたa−SiTF
Tアレイは、液晶ディスプレイ及びイメージセンサ等の
駆動素子として利用されると共に、特に微細な画素を有
しかつ大面積が要望されるアクティブマトリクス形の液
晶ディスプレイに適したトランジスタアレイとして期待
されている。
説明する。図4は、a−SiTFTの構造例を示す断面
図である。このa−SiTFTは、ガラス等の絶縁性基
板1上に形成された膜厚100〜200nm程度のゲー
ト電極2を有している。ゲート電極2は、スパッタリン
グ法によりタンタル(Ta)を被着した後、ホトリソ・
エッチング技術によりパターニングを施して形成された
ものである。前記ホトリソ・エッチングには、四フッ化
炭素(CF4 )と酸素(O2 )を用いたプラズマエ
ッチング法等が用いられる。
、レジストパターンを除去した後、ゲート電極2上の周
囲には、前記Taが酸化されてなる五酸化タンタル(T
a2 O5 )の第1ゲート絶縁膜3が、膜厚200〜
300nm程度で形成される。第1ゲート絶縁膜3上の
周囲には、膜厚が200nmを越え300nm程度以下
のシリコン窒化膜(SiNX 膜)からなる第2ゲート
絶縁膜4が、グロー放電法によって形成される。この第
2ゲート絶縁膜4上には、膜厚20〜200nm程度の
a−Siからなる活性層5が被着形成され、活性層5上
にはn+ −a−Siからなるオーミック層10が被着
形成され、オーミック層10上にはアルミニウムが被着
形成される。その後、形成されるべきソース電極及びド
レイン電極の形状にホトリソ・エッチングを行いソース
電極6及びドレイン電極7を形成する。
のパターンに素子分離するために、レジストパターンを
形成し、a−SiTFT素子を構成しない部分の活性層
5のみをエッチングにより除去する。次に、ソース電極
6とドレイン電極7間のチャンネルを形成する部分のオ
ーミック層10をエッチングにより除去する。さらに、
前記ソース電極6及びドレイン電極7を含む素子表面を
SiNX の保護膜8で被覆することによって、所定の
逆スタガー構造を有するa−SiTFTを構成する。さ
らに、前記ソース電極6上の保護膜8にコンタクト穴1
1をあけ、画素電極9を形成することによって、ソース
電極6と画素電極9が接続された構成とする。
分の平面図であり、図3は従来のa−SiTFTアレイ
中央部分の平面図である。
電極2、第2ゲート絶縁膜4、活性層5、ソース電極6
、ドレイン電極7、オーミック層10、コンタクト穴1
1、画素電極9のパターニングを行う際、a−SiTF
Tアレイ中央部では同一形状のa−SiTFTが規則正
しく配置されているため、被エッチング膜は配置、面積
比が一定となるが、a−SiTFTアレイ周辺部ではa
−SiTFTや配線が混在し、被エッチング膜の配置、
面積比が部分により異なる。
央部とa−SiTFTアレイ周辺部との間で、またa−
SiTFTアレイ周辺部間でエッチング速度の違いが生
じ、ある部分にエッチング時間を合わせてエッチングを
行うと、他の部分においてエッチング不足、またはエッ
チング過剰となる。特に、ソース電極6とドレイン電極
7間のオーミック層10を除去する際には、エッチング
過剰でも、エッチング不足でもトランジスタ特性を大き
く劣化させるため、画面全体で均一にエッチングを行う
ことが必要である。
部と、画面周辺部で異なることにより、トランジスタの
特性がa−SiTFTアレイ中央部とa−SiTFTア
レイ周辺部で異なる。このことによりディスプレイの表
示ムラが生じるという問題点があった。これらの問題点
は、電子機器、特に、アクティブマトリクス形の液晶デ
ィスプレイに応用するに際し、表示品質低下の原因とな
っていた。
いたa−SiTFTアレイ中央部とa−SiTFTアレ
イ周辺部との間で、また、a−SiTFTアレイ周辺部
間で生じるエッチング速度の差を低減することにより、
トランジスタ特性の差を低減し、表示品質の高いa−S
iTFTアレイを提供することを目的とする。
るために、本発明は、基板上に形成されたa−SiTF
Tアレイにおいて、画面用a−SiTFTアレイの周辺
部の外側、即ち、外周部に、ダミーのa−SiTFTア
レイを形成したことを特徴とするa−SiTFTアレイ
とするものである。
a−SiTFTアレイの外周部に、画面用a−SiTF
Tアレイと同一形状のダミーa−SiTFTアレイを形
成することにより、画面用a−SiTFTアレイ中央部
とa−SiTFTアレイ周辺部との間のエッチング速度
の差を低減し均一にする。このことにより、a−SiT
FTアレイ周辺部においてもa−SiTFTアレイ中央
部と同様に、被エッチング膜の形状、面積比を一定にす
ることが可能となる。このため、画面用a−SiTFT
アレイ中央部とa−SiTFTアレイ周辺部でTFT特
性が均一で、表示品質の高いa−SiTFTアレイとす
ることができる。
FTアレイの特性がa−SiTFTアレイ中央部とa−
SiTFTアレイ周辺部で均一に働くので、液晶ディス
プレイにおける画面内均一性、輝度等、表示機能が向上
する。
Tアレイ周辺部及び外周部の平面図である。このa−S
iTFTアレイは、例えば、アクティブマトリクス形の
液晶ディスプレイに用いられるものである。
−SiTFTアレイであり、画面用a−SiTFTアレ
イの外周に画面用a−SiTFTアレイと同一形状のダ
ミーのa−SiTFTアレイを形成する。このようにダ
ミーのa−SiTFTアレイを形成することにより、画
面周辺部のa−SiTFTにおいても、画面内部のa−
SiTFTと同様にその外周にa−SiTFTが存在す
るため、エッチング速度が画面内部のa−SiTFTと
ほぼ同一となる。このため、エッチングによるTFT特
性が、画面中央部と画面周辺部でほぼ均一となる。
合の画面周辺部のTFT特性、図4中の曲線(b)に画
面中央部のTFT特性を示す。図4からは、画面周辺部
のTFT特性と画面中央部のTFT特性は、ほぼ同じで
あることが分かる。これに対して、図5に従来の画面用
a−SiTFTアレイの特性を掲げた。図5中の曲線(
a)は従来の画面周辺部のTFT特性、図5中の曲線(
b)に画面中央部のTFT特性を示す。図5からは、画
面周辺部のTFT特性と画面中央部のTFT特性は、大
きく異なることが分かる。
SiTFTアレイの外周部にダミー用a−SiTFTア
レイを設置することにより、画面中央部と画面周辺部の
エッチング速度を均一にし、そのことにより画面中央部
と画面周辺部のTFT特性を均一にすることができる。 したがって、液晶ディスプレイにおける画面中央部と画
面周辺部の表示ムラを著しく改善し、表示機能を向上す
ることができる。
、種々の変形が可能である。例えば、図1のa−SiT
FTアレイは、アクティブマトリクス形の液晶ディスプ
レイのみならず、イメージセンサ等の他の電子機器にお
ける駆動回路や論理回路等にも適用可能である。また、
その用途に応じて図1の構造及び製造方法等を変更する
こともできる。
れば、画面用a−SiTFTアレイの外周に、ダミー用
a−SiTFTアレイを形成することにより、a−Si
TFTアレイの製造工程において、画面中央部と画面周
辺部のエッチング速度を均一とし、そのことにより画面
中央部と画面周辺部のTFT特性を均一とすることがで
きる。これによりアモルファスシリコン薄膜トランジス
タアレイを用いたアクティブマトリクス液晶ディスプレ
イの画面内の均一性に優れた表示性能を得ることができ
る。
及び外周部の平面図を示す。
を示す。
を示す。
す。
示す。
第2ゲート絶縁膜5 活
性層 6 ソース電極 7 ドレイン電極 8 SiNX の保護膜9
画素電極 10 オーミック層 11 コンタクト穴
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に形成されたアモルファスシリ
コン薄膜トランジスタアレイにおいて、画面用アモルフ
ァスシリコン薄膜トランジスタアレイの外周部に、ダミ
ーのアモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイを形
成したことを特徴とするアモルファスシリコン薄膜トラ
ンジスタアレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14047091A JP2966142B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14047091A JP2966142B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365017A true JPH04365017A (ja) | 1992-12-17 |
JP2966142B2 JP2966142B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=15269352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14047091A Expired - Fee Related JP2966142B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | アモルファスシリコン薄膜トランジスタアレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966142B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007148333A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-06-14 | Ricoh Co Ltd | 電極形成方法、アクティブマトリクス駆動回路、アクティブマトリクス駆動回路の製造方法、フラットパネルディスプレイ、フラットパネルディスプレイの製造方法、およびスクリーン版 |
JP2010021329A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | Tft基板の製造方法及びtft基板 |
WO2024113181A1 (zh) * | 2022-11-29 | 2024-06-06 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示基板及其制备方法、显示装置 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP14047091A patent/JP2966142B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007148333A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-06-14 | Ricoh Co Ltd | 電極形成方法、アクティブマトリクス駆動回路、アクティブマトリクス駆動回路の製造方法、フラットパネルディスプレイ、フラットパネルディスプレイの製造方法、およびスクリーン版 |
JP2010021329A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | Tft基板の製造方法及びtft基板 |
WO2024113181A1 (zh) * | 2022-11-29 | 2024-06-06 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示基板及其制备方法、显示装置 |
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JP2966142B2 (ja) | 1999-10-25 |
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