JPH04364680A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH04364680A
JPH04364680A JP3140106A JP14010691A JPH04364680A JP H04364680 A JPH04364680 A JP H04364680A JP 3140106 A JP3140106 A JP 3140106A JP 14010691 A JP14010691 A JP 14010691A JP H04364680 A JPH04364680 A JP H04364680A
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JP
Japan
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Application number
JP3140106A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Sudo
克久 須藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は撮像装置に関し、特に
、高速シャッター機能を有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にビデオカメラにおける高速シャッ
ター機能は、光学系への入射光を機械的に制限するので
はなく、そこに搭載される撮像装置の電荷信号の読出タ
イミング操作による電子的なシャッター機能により実現
されている。図6は、従来のビデオカメラに搭載される
撮像装置の構成を示す概略図である。
【0003】図において撮像装置は二次元のイメージを
機械的な走査を行なわずに撮像する二次元イメージセン
サ(固体撮像ディバイス)である。これは、撮像して得
られた被写体像の電荷を転送することによって電子的な
走査を行ない、二次元のイメージを検出するように構成
されている。詳細には、撮像装置は感光部15と蓄積部
16を含む。感光部15は、その受光量に応じた電荷を
蓄積する二次元に配列されたフォトダイオード1を含み
、さらに前記フォトダイオード列に電荷転送用のトラン
ジスタ(図示せず)を介して並列に接続される垂直転送
レジスタ12を含む。垂直転送レジスタ12は、CCD
(Charge Coupled Device の略
)シフトレジスタを含んで構成され、ここに読出された
電荷は直列(シリアル)に転送される。
【0004】蓄積部16は、垂直転送レジスタ12を含
み、ここに蓄積された電荷は順次レジスタ12を介して
水平転送レジスタ13に並列に転送される。応じて、水
平転送レジスタ13は与えられる信号電荷を、たとえば
2相駆動方式などを採用して順次出力側に高速水平転送
し、出力回路14に与える。出力回路14は、与えられ
る電荷を電圧信号に変換し増幅しながら外部に出力する
。出力回路14の出力する電圧信号は、図示されない次
段以降に接続される映像信号処理用の回路に与えられる
【0005】図7(a)ないし(h)は、前掲図6に示
された撮像装置における電子シャッター機能動作時の電
荷転送駆動タイミングを説明するためのタイミングチャ
ート図である。
【0006】図7(a)は、垂直ブランキングパルスV
Dを示し、その周期は1/60秒である。
【0007】図7(b)は、各フォトダイオード1で光
電変換されて蓄積される蓄積電荷PE1を示し、図7(
c)は蓄積電荷PE1の読出動作を行なわせるための読
出パルスRPを示す。図7(d)は、各フォトダイオー
ド1で光電変換された電荷を、その上に該撮像装置が一
体的に集積される基板に掃捨てるための掃捨てパルスH
P1を示す。掃捨てパルスHP1は、水平走査期間毎(
1/15734秒ごと)に該装置に供給される。
【0008】図7(e)は、水平ブランキングパルスH
Dを示し、その周期は1/15734秒である。図7(
f)は、水平転送パルスHTを示す。この水平転送パル
スHTは、垂直転送レジスタ12から並列に転送されて
水平転送レジスタ13に与えられる信号電荷を、出力回
路14に逐次水平転送するための電荷転送用パルスであ
り、水平ブランキングパルスHDに同期する。図7(g
)および(h)は、前掲図7(f)の水平転送パルスH
Tを構成する水平駆動用パルスHT1およびHT2を示
す。水平転送レジスタ13を構成する各CCDには水平
駆動用パルスHT1およびHT2が交互に所定の電圧パ
ルスとして印加されるので、水平転送レジスタ13にお
いて信号電荷は混ざることなく、順次出力回路14方向
へ転送される。
【0009】これら各信号の横軸方向は時間経過を示し
、縦軸方向は各信号レベルを示す。なお、前記信号RP
、HP1、HDおよびHTは、図示されないパルス発生
回路により垂直ブランキングパルスVDを発生させた後
、これを分周することにより得られて、この撮像装置に
供給される。
【0010】撮像時において、図7(b)に示されるよ
うに高速シャッター時間ごと、すなわち1/60秒ごと
に各フォトダイオード1に電荷が蓄積される。つまり、
図示される蓄積電荷PE1は1/60秒間のたとえば1
/100秒間に蓄積され、残り(1/60−1/100
)秒間に変換されて得られた電荷は、蓄積されず掃捨て
パルスHP1の印加により基板に順次捨てられる。した
がって、高速シャッター時間分だけの電荷が蓄積電荷P
E1として得られ、この蓄積電荷PE1は読出パルスR
Pにより図示されないトランスファーゲート部を介して
各フォトダイオード1に隣接する垂直転送レジスタ12
に読出される。
【0011】垂直転送レジスタ12に読出された電荷は
、順次蓄積部16方向へ高速に垂直転送される。したが
って、水平転送レジスタ13には映像期間(1/60秒
)に対応してパラレルに電荷が与えられるので、これを
たとえば水平転送パルスHT1およびHT2を用いた2
相駆動方式により高速に水平転送し、出力回路14に与
えることができる。出力回路14は、与えられる電荷を
電圧信号に変換し、増幅して次段以降の信号処理回路に
与える。
【0012】以上のように、従来の撮像装置の高速シャ
ッター機能は、そのシャッター期間(1/60秒)にお
いて光電変換されて得られた電荷の掃捨てと蓄積とを交
互に行なうことにより、高速シャッター周期ごとに異な
る映像信号を得ている。したがって映像信号の1フレー
ム画面を2フィールド画面(1/60秒×2)で構成す
ることができ、解像度を劣化させることなく高速度で動
く被写体像も鮮明に撮像することが可能となるように構
成される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の撮像装置におい
ては、上述したように高速シャッター動作が1/60秒
ごとに行なわれているので、高速動作する被写体像も、
その解像度を劣化させることなく撮像できるが、撮影者
が所望する被写体像が1/60秒以上の高速度で動いて
いる場合には、この被写体像の動きを明確に確認するこ
とは困難であった。たとえば、ゴルフなどでボールがイ
ンパクトされるその一瞬を捕らえようとする場合、この
インパクトまでの速度が1/60秒よりも高速である場
合、インパクトの瞬間を逃してしまうことになった。つ
まり、従来の撮像装置は1/60秒よりもさらに高速で
動作をするような被写体像を撮像すると、その動きが1
/60秒よりも高速であるゆえに、被写体像の動きが捕
らえられず、画面上では、被写体像がぶれてしまい定ま
らないという問題があった。
【0014】それゆえに本発明の目的は、より高速なシ
ャッター動作を得て、高速に動く被写体像をも確実に撮
像し、その動きが捕えることのできる高速シャッター機
能を備えた撮像装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる撮像装
置は、水平および垂直方向に沿ってマトリックス状に配
置された1つ以上の光電変換セルを有し、撮影された被
写体の像を電荷の形態に変換し蓄積するための光電変換
セルアレイと、前記垂直セルアレイのそれぞれの一方側
に隣接し、外部から供給される第1の読出信号に応答し
て各セルから読出された電荷を逐次垂直方向へ転送する
第1垂直転送手段と、前記垂直方向セルアレイのそれぞ
れの他方側に隣接し、外部から供給される前記第1読出
信号に続く第2の読出信号に応答して各セルから読出さ
れた電荷を逐次垂直方向へ転送する第2垂直転送手段と
、前記第1垂直転送手段から出力された電荷を水平方向
に逐次転送する第1水平転送手段と、前記第2垂直転送
手段から出力された電荷を水平方向に逐次転送する第2
水平転送手段と、前記第1および第2水平転送手段から
出力される電荷信号を入力し、応じて加算して出力する
加算手段とを備えて構成される。
【0016】またこの発明に係る撮像装置は、水平およ
び垂直方向に沿ってマトリックス状に配置された1つ以
上の光電変換セルを有し、投影された被写体の像を電荷
の形態に変換し蓄積するための光電変換セルアレイと、
前記垂直方向セルアレイのそれぞれの一方側に隣接し、
外部から供給される第1の読出信号に応答して各セルか
ら読出された第1の電荷を逐次垂直方向へ転送し、かつ
外部から供給される前記第1読出信号に続く第2の読出
信号に応答して各セルから読出された第2の電荷を逐次
垂直方向へ転送する垂直転送手段と、前記垂直転送手段
から出力された第1電荷を水平方向に逐次転送する第1
水平転送手段と、前記垂直転送手段から出力された第2
電荷を水平方向に逐次転送する第2水平転送手段と、前
記第1および第2水平転送手段から出力される電荷信号
を入力し、応じて加算して出力する加算手段とを備えて
構成されるようにしてもよい。
【0017】
【作用】この発明に係る撮像装置は上述のように構成さ
れて、光電変換セルアレイで変換されて蓄積された電荷
は、第1および第2読出信号により第1および第2垂直
転送手段、または垂直転送手段に読出され、応じて垂直
方向へ順次転送される。その後、前記各電荷は、第1お
よび第2水平転送手段を介して水平方向へ順次転送され
、加算手段は前記第1および第2水平転送手段から出力
される電荷信号を入力し、応じて加算して出力するよう
に動作する。したがって、前記光電変換セルアレイで結
像されて得られた被写体像は前記第1および第2読出信
号を用いて高速に読出すことが可能となり、さらに別々
の電荷転送経路を用いて信号が混ざることなく転送され
、応じて加算されるので該撮像装置における高速シャッ
ターの読出期間における被写体の動きを画面上で確認で
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例による撮像装置
の構成を示す概略図である。図において、撮像装置は従
来と同様に感光部8、蓄積部9、水平転送レジスタ4お
よび5を含み、さらに加算回路6、ならびに出力部7を
含む。感光部8はさらに、二次元に配列されて受光面を
形成する複数のフォトダイオード1を含み、フォトダイ
オード1の各列には垂直転送レジスタ2および高速垂直
転送レジスタ3が隣接して接続される。垂直転送レジス
タ2および高速垂直転送レジスタ3には、隣接するフォ
トダイオード列からそこに蓄積された電荷が移される。 水平転送レジスタ4および5は、垂直転送レジスタ2お
よび高速垂直転送レジスタ3のそれぞれから電荷が並列
に転送されて与えられる。転送レジスタ2ないし5のそ
れぞれは、CCD列を含んで構成され、CCDにおける
電荷転送機能は二次元の像を検出するイメージセンサの
走査機能に利用される。
【0020】加算回路6は水平転送レジスタ4および水
平転送レジスタ5から与えられる電荷信号を入力し、応
じて加算して出力する。出力部7は前段の加算回路6か
ら与えられる電荷信号を入力し、応じて電圧信号に変換
し、増幅処理して次段以降に接続される図示されない映
像信号用の信号処理回路に与える。
【0021】感光部8における光電変換セルで得られた
信号電荷は、読出パルスRPAおよびRPBが供給され
ることに応答して垂直転送レジスタ2および高速垂直転
送レジスタ3に読出され、応じて垂直方向へ順次転送さ
れる。したがって、垂直転送レジスタ2に転送された電
荷は水平転送レジスタ4へ転送され、さらに高速垂直転
送レジスタ3における信号電荷は高速転送パルスTPの
供給に応答して次段の蓄積部9に順次転送される。そし
て蓄積部9に転送された電荷は水平転送レジスタ5に転
送される。水平転送レジスタ4および5は、水平転送パ
ルスFTおよびCTのそれぞれが供給され、応じて2相
駆動方式により水平方向に順次、電荷を転送し、出力段
に備えられる加算回路6に与える。加算回路6は与えら
れる信号電荷を加算した後、次段に接続される出力部7
に与える。したがって、図1に示される撮像装置によれ
ば、前述した図6に示される従来の撮像装置に比較して
、単位時間当り2倍の信号量を得ることが可能となる。
【0022】図2(a)ないし(d)は、本発明の一実
施例による撮像装置の高速シャッター機能動作を説明す
るための図である。
【0023】図3(a)ないし(f)は、前掲図2(a
)ないし(d)に示された撮像装置の高速シャッター機
能動作時の電荷転送駆動タイミングを説明するためのタ
イミングチャート図である。
【0024】図3(a)は、垂直ブランキングパルスV
Dを示し、その周期は1/60秒である。
【0025】図3(b)は、各フォトダイオード1で光
電変換されて蓄積される蓄積電荷PEを示し、図3(c
)および(e)は蓄積電荷PEの読出動作を行なわせる
ための読出パルスRPAおよびRPBを示す。また、図
3(d)は、各フォトダイオード1で光電変換されて得
られた電荷を、該撮像装置が一体的に集積される基板に
掃捨てるための掃捨てパルスHPを示す。さらに、図3
(f)は、高速垂直転送レジスタ3が隣接する各フォト
ダイオード列から読出されて与えられる電荷を、次段に
接続される蓄積部9に順次高速転送するための高速転送
パルスTPを示す。
【0026】上述した各信号の横軸方向は時間経過を示
し、縦軸方向は各信号レベルを示す。
【0027】なお、信号RPA、RPB、HPおよびT
Pのそれぞれは、図示されないパルス発生回路により発
生された垂直ブランキングパルスVDを分周することに
得られ、この撮像装置に供給されるようにしている。
【0028】次に、本実施例による撮像装置の高速シャ
ッター機能動作について図2(a)ないし(d)、図3
(a)ないし(f)を参照して説明する。
【0029】まず、被写体像の反射光は、感光部8に入
射し各フォトダイオード1において光電変換され、各フ
ォトダイオード1において図3(b)に示される蓄積電
荷PEが得られる。
【0030】各フォトダイオード1における蓄積電荷P
Eを隣接する高速垂直転送レジスタ3に読出すために、
図3(e)の読出パルスRPBの、たとえばパルス■が
各フォトダイオード1と高速垂直転送レジスタ3とを接
続する図示されないトランジスタのゲートに印加され、
応じて各トランジスタは導通する。これにより各フォト
ダイオード1における蓄積電荷PEは、前述のようにし
て導通状態となったトランジスタを介して隣接する高速
垂直転送レジスタ3に転送されて読出される(図2(a
)参照)。
【0031】読出パルスRPB供給後、各フォトダイオ
ード1には図3(d)の掃捨てパルスHPが供給され、
そこに光電変換されて蓄えられた電荷は順次基板に掃捨
てられる。この掃捨て後に蓄積された電荷PEは、図3
(c)の読出パルスRPAのたとえばパルス■が前記パ
ルス■と同様にして作用し、垂直転送レジスタ2に転送
されて読出される(図2(b)参照)。読出パルスRP
Bのパルス■の供給とともに、図3(f)の高速転送パ
ルスTPの、たとえばパルス■が高速垂直転送レジスタ
3に供給されて、高速垂直転送レジスタ3に読出されて
いた電荷PEは、次段の蓄積部9に高速に垂直転送され
る(図2(c)参照)。
【0032】その次の読出パルスPRBの供給までの期
間、たとえば図3(c)の期間T1だけ映像信号として
は時間差のある映像信号が重なった映像となって出力部
7から次段の映像信号処理回路に導出されて、この信号
処理された映像により被写体の動き量を見ることが可能
となる。そして、時間期間T1を可変設定することによ
り、被写体の動きに応じてその動き量(被写体の動くス
ピード)を映像において確認することが可能となる。
【0033】垂直転送レジスタ2および蓄積部9の高速
垂直転送レジスタ3からのそれぞれの電荷は、それぞれ
の水平転送レジスタ4および5へ随時転送される。そし
て各水平転送レジスタ4および5は、与えられる電荷を
随時加算回路6に与える。加算回路6は、与えられる電
荷を順次加算して導出し、加算された電荷は出力部7を
介して次段の信号処理回路に与えられる(図2(d)参
照)。
【0034】その後、図3のタイミングチャートに示さ
れるように光電変換、電荷読出、電荷蓄積は並行して行
なわれるので、上述した図2(a)ないし(d)の電荷
の読出走査は繰返し行なわれることになる。
【0035】以上のように読出パルスPRAおよびRP
Bは(1/120)秒ごとに交互に、各フォトダイオー
ド1から電荷を読出すように供給されるので、前述した
従来のシャッター速度(1/60秒)に比較すれば2倍
のシャッター速度を得ることが可能となり、したがって
、1/60秒以上の高速で動く被写体像を撮像しても、
その動き量を加算回路6および出力部7を介して得られ
た映像信号において確認することができる。なお、読出
パルスRPAおよびRPBの供給間隔は、本実施例中の
数値に特定されず、可変設定するようにしてもよい。
【0036】図4は、本発明の第2の実施例による撮像
装置の構成を示す概略図である。図4に示される撮像装
置と図1に示される撮像装置とを比較し、その構成上異
なる点は、図4に示される撮像装置は加算回路6と、水
平転送レジスタ4の間に電荷/電圧変換部10が接続さ
れ、同様に加算回路6と水平転送レジスタ5との間には
電荷/電圧変換部11および反転部17が接続され、出
力部7が削除されている点にある。図4に示される撮像
装置は、水平転送レジスタ4から導出される電荷信号を
電荷/電圧変換部10において一旦電圧信号に変換した
後加算回路6に与えるようにし、同様に水平転送レジス
タ5から導出される電荷信号を電荷/電圧変換部11に
おいて一旦電圧信号に変換し、その後反転させた後、加
算回路6に与えるように構成されている。したがって、
水平転送レジスタ5からの電荷信号は加算回路6に負の
電圧信号に変換されて与えられる。そのため、加算回路
6において加算されて導出される信号が映像信号として
画面表示されると、被写体の動きのある部分のみが画面
に映像として現れ、動きのなかった部分の映像は画面表
示されないので、明確に被写体の動きを確認することが
できる。
【0037】なお、図4においては反転部17を水平転
送レジスタ5の出力段に設けるようにしたが、この反転
部17は水平転送レジスタ4および5のいずれか一方に
設けられるものである。
【0038】図5は、本発明の第3の実施例による撮像
装置の構成を示す概略図である。図5に示される撮像装
置と前掲図1に示された撮像装置とを比較し、その構成
上異なる点は、図5に示される撮像装置は、垂直転送レ
ジスタ2を排斥している点にある。
【0039】図5に示される撮像装置の動作概要を次に
述べる。図3(e)の読出パルスRPBが供給されると
、フォトダイオード1に蓄積された電荷は高速垂直転送
レジスタ3に転送される。その転送された蓄積電荷PE
は高速垂直転送パルスTPが印加されることにより、高
速垂直転送レジスタ3内を転送され、蓄積部9に送られ
る。次に図3(c)の読出パルスRPAが供給されると
、フォトダイオード1に蓄積されていた電荷PEは高速
垂直転送レジスタ3に転送される。したがって、受光部
8と蓄積部9の高速垂直転送レジスタ3の信号電荷は、
それぞれ水平転送レジスタ4および5に転送される。そ
の後、水平転送レジスタ4および5のそれぞれは、与え
られる電荷を順次次段に接続される加算回路6に転送す
る。転送された電荷は加算回路6において加算処理され
た後、出力部7を介して図示されない信号処理回路に与
えられる。
【0040】このように、垂直転送レジスタを1系統の
みとしても、読出信号RPAおよびRPBの供給タイミ
ングをコントロールするだけで前掲図1に示したような
ものと同様な機能を得ることが可能となる。
【0041】
【発明の効果】この発明に係る撮像装置によれば、光電
変換セルアレイで変換され蓄積された電荷は、まず第1
および第2の読出信号により垂直転送手段に読出され、
応じて垂直方向に転送され、続いて第1および第2水平
転送手段を介して水平方向へ転送される。加算手段は前
記第1および第2水平転送手段から与えられる電荷信号
を入力し、応じて加算して出力するように動作するので
、電荷の転送速度を従来の2倍以上に設定して、高速シ
ャッター機能を得ることが可能となるという効果がある
【0042】さらに、前記第1および第2読出信号の供
給間隔を可変制御することにより、光電変換セルアレイ
からの電荷の読出速度、すなわち該撮像装置における電
子シャッター速度を任意に可変制御できるという効果も
ある。
【0043】また、加算手段は第1水平転送手段および
第2水平転送手段から与えられる電化を加算し、映像信
号として導出させるように処理するので、この映像信号
によれば、高速で動いている被写体の動きが確認できる
ような表示画面が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による撮像装置の構成を示す
概略図である。
【図2】(a)ないし(d)は、本発明の一実施例によ
る撮像装置の高速シャッター機能動作を説明するための
概略図である。
【図3】(a)ないし(f)は、図2(a)ないし(d
)に示された撮像装置の高速シャッター機能動作時の電
荷転送駆動タイミングを説明するためのタイミングチャ
ート図である。
【図4】本発明の第2の実施例による撮像装置の構成を
示す概略図である。
【図5】本発明の第3の実施例による撮像装置の構成を
示す概略図である。
【図6】従来のビデオカメラに搭載される撮像装置の構
成を示す概略図である。
【図7】(a)ないし(h)は、図6に示された撮像装
置における電子シャッター機能動作時の電荷転送駆動タ
イミングを説明するためのタイミングチャート図である
【符号の説明】
1  フォトダイオード 2  垂直転送レジスタ 3  高速垂直転送レジスタ 4および5  水平転送レジスタ 6  加算回路 8  感光部 9  蓄積部 RPAおよびRPB  読出パルス TP  高速転送パルス FTおよびCT  水平転送パルス なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水平および垂直方向に沿ってマトリッ
    クス状に配置された1つ以上の光電変換セルを有し、投
    影された被写体の像を電荷の形態に変換し蓄積するため
    の光電変換セルアレイと、前記垂直方向セルアレイのそ
    れぞれの一方側に隣接し、外部から供給される第1の読
    出信号に応答して前記各セルから読出された電荷を、逐
    次垂直方向へ転送する第1垂直転送手段と、前記垂直方
    向セルアレイのそれぞれの他方側に隣接し、外部から供
    給される前記第1読出信号に続く第2の読出信号に応答
    して前記各セルから読出された電荷を、逐次垂直方向へ
    転送する第2垂直転送手段と、前記第1垂直転送手段か
    ら出力された電荷を水平方向に逐次転送する第1水平転
    送手段と、前記第2垂直転送手段から出力された電荷を
    水平方向に逐次転送する第2水平転送手段と、前記第1
    および第2水平転送手段から出力される電荷信号を入力
    し、応じて加算して出力する加算手段とを備えた、撮像
    装置。
  2. 【請求項2】  水平および垂直方向に沿ってマトリッ
    クス状に配置された1つ以上の光電変換セルを有し、投
    影された被写体の像を電荷の形態に変換し蓄積するため
    の光電変換セルアレイと、前記垂直方向セルアレイのそ
    れぞれの一方側に隣接し、外部から供給される第1の読
    出信号に応答して前記各セルから読出された第1の電荷
    を、逐次垂直方向へ転送し、かつ外部から供給される前
    記第1読出信号に続く第2の読出信号に応答して前記各
    セルから読出された第2の電荷を、逐次垂直方向へ転送
    する垂直転送手段と、前記垂直転送手段から出力された
    前記第1電荷を水平方向に逐次転送する第1水平転送手
    段と、前記垂直転送手段から出力された前記第2電荷を
    水平方向に逐次転送する第2水平転送手段と、前記第1
    および第2水平転送手段から出力される電荷信号を入力
    し、応じて加算して出力する加算手段とを備えた、撮像
    装置。
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