JPH04364571A - 生産ラインシミュレーションシステム - Google Patents

生産ラインシミュレーションシステム

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JPH04364571A
JPH04364571A JP3138957A JP13895791A JPH04364571A JP H04364571 A JPH04364571 A JP H04364571A JP 3138957 A JP3138957 A JP 3138957A JP 13895791 A JP13895791 A JP 13895791A JP H04364571 A JPH04364571 A JP H04364571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inventory
production
product
lead time
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP3138957A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsunaga
隆 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04364571A publication Critical patent/JPH04364571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間仕掛かり品在庫を
持つ生産ラインのシミュレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】中間仕掛かり品在庫をもつ生産ラインを
構築する場合、納期遵守率や在庫月数等の評価項目に目
標値を設定して評価を行うことになる。
【0003】この場合、中間仕掛かり品を持つ生産ライ
ンにおいては、設定した目標値の納期尊守率を達成する
ために、在庫をどれくらい持てばよいか、また設備構成
をどのようにすればよいかといった分析、評価を、従来
は作業者の経験と勘とに頼って行っていた。また、この
ときの分析、評価を行うための基礎データとして、従来
は月毎又は週毎の受注データを取り込んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は作
業者の経験と勘とに頼っており、また分析、評価の基礎
データも月毎又は週毎の受注データであるために分析、
評価の精度が低く、信頼性に欠けるといった問題があっ
た。
【0005】また、生産ラインの設備構成を変えたとき
の比較検討にも時間を要するといった問題があった。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、分析、評価の精度を向上させるととも
に、生産ラインの設備構成を変えた場合でも在庫量の推
移を簡単に変更でき、代替案の比較検討を短時間で行う
ことのできる生産ラインシミュレーションシステムを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の生産ラインシミュレーションシステムは、中
間仕掛かり品在庫を持つ生産ラインにおいて、品種毎の
中間仕掛かり品及び製品のそれぞれについて、生産指示
の発注点となる発注在庫量とそのときの補充量とを設定
する在庫量設定手段と、成形機の台数、金型の段取り替
え時間、ラインスピード、生産能力等の設備条件を設定
する設備条件設定手段と、日毎の受注データを入力とし
、その受注データに含まれる品種毎に、その品種の中間
仕掛かり品及び製品の実在庫量と、前記在庫量設定手段
によって設定されたその品種の中間仕掛かり品及び製品
の発注在庫量及び補充量とに基づいて、その品種の生産
リードタイムを算出する生産リードタイム算出手段と、
この生産リードタイム算出手段によって算出された各品
種毎の生産リードタイムとその品種の納期との比較から
納期遵守率を求める納期遵守率出力手段とを備えた構成
とする。
【0008】
【作用】シミュレーションを行うに当たり、在庫量設定
手段によって品種毎の中間仕掛かり品及び製品のそれぞ
れについて、生産指示の発注点となる発注在庫量とその
ときの補充量とを設定する。例えば、品種Aについては
、その中間仕掛かり品の発注在庫量を100個、補充量
を150個、製品の発注在庫量を50個、補充量を80
個とする。
【0009】また、設備条件設定手段によって成形機の
台数、金型の段取り替え時間、ラインスピード、生産能
力等の設備条件を設定する。
【0010】この後、生産リードタイム算出手段では、
日毎の受注データを入力とし、その受注データに含まれ
る品種毎に、その品種の中間仕掛かり品及び製品の実在
庫量と在庫量設定手段によって設定されたその品種の中
間仕掛かり品及び製品の発注在庫量及び補充量とに基づ
き、その品種のオーダ毎の生産リードタイムを算出する
【0011】納期遵守率出力手段では、生産リードタイ
ム算出手段によって算出された各品種のオーダ毎の生産
リードタイムとその品種のオーダ毎の納期との比較から
納期尊守率を求める。例えば、算出された1日目の品種
Aのオーダの生産リードタイムが0日、2日目の製品A
のオーダの生産リードタイムが0日、3日目の製品Aの
オーダの生産リードタイムが1日、4日目の製品Aのオ
ーダの生産リードタイムが3日であり、それぞれの日の
製品Aのオーダの納期が2日であったとすると、1日目
、2日目、3日目の各オーダについては納期が守られ、
4日目のオーダについては納期が守られていないことか
ら、製品Aのオーダの納期遵守率(一定期間のオーダ件
数に対して納期が守れたオーダ件数の比)は75%とな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1は、本発明の生産ラインシミュレーシ
ョンシステムの電気的構成を示すブロック図である。
【0014】同図において、発注在庫量とそのときの補
充量とを設定する在庫量設定部11の出力、及び設備条
件を設定する設備条件設定部12の出力は、それぞれ日
毎の在庫量を算出する在庫量算出部13と、品種毎の生
産リードタイムを算出する生産リードタイム算出部14
とに導かれている。
【0015】また、仕掛かり品の初期在庫量データと製
品の初期在庫量データ、及び日毎の受注データが導かれ
た在庫量算出部13の出力は、在庫量の推移をグラフ表
示する在庫量推移表示部15に導かれており、日毎の受
注データが導かれた生産リードタイム算出部14の出力
は、納期遵守率を算出して出力する納期遵守率出力部1
6に導かれた構成となっている。
【0016】在庫量設定部11は、品種毎の中間仕掛か
り品及び製品のそれぞれについて、生産指示の発注点と
なる発注在庫量とそのときの補充量とを設定する。すな
わち、品種Aについては、その中間仕掛かり品の発注在
庫量を100個、補充量を150個、製品の発注在庫量
を50個、補充量を80個というように、各数量の設定
を行う。この数量は、過去の受注データ等に基づいて設
定される。
【0017】設備条件設定部12は、中間仕掛かり品を
生産する工程に設置される成形機の台数、金型の段取り
替え時間、ラインスピード、生産能力等の設備条件を設
定するとともに、中間仕掛かり品から製品を生産する工
程に設置される成形機の台数、金型の段取り替え時間、
ラインスピード、生産能力等の設備条件を設定する。こ
れにより、設備条件設定部12からは、例えば中間仕掛
かり品を生産する工程に設置される設備では1日に80
個の中間仕掛かり品の生産が可能であり、中間仕掛かり
品から製品を生産する工程に設置される設備では1日に
100個の製品の生産が可能であるといった設備生産能
力データを出力することになる。
【0018】在庫量算出部13は、設備構成と品種別の
発注点及び補充量とを設定した後、日毎の受注データを
入力して一定間隔(例えば、1日間隔)でサンプリング
した在庫量を出力する。
【0019】生産リードタイム算出部14は、設備構成
と品種別の発注点及び補充量とを設定した後、日毎の受
注データを入力として、オーダ発生から出荷までの時間
を生産リードタイムとしてオーダ毎に出力する。
【0020】在庫量推移表示部15は、一定間隔でサン
プリングされた各品種毎の在庫量を、縦軸に在庫量、横
軸に日をとってグラフ化する。
【0021】納期遵守率出力部16は、生産リードタイ
ム算出部14によって算出された各品種のオーダ毎の生
産リードタイムとその品種の納期との比較から納期遵守
率を求める。例えば、算出された1日目の品種Aのオー
ダの生産リードタイムが0日、2日目の製品Aのオーダ
の生産リードタイムが0日、3日目の製品Aのオーダの
生産リードタイムが1日、4日目の製品Aのオーダの生
産リードタイムが3日であり、それぞれの日の製品Aの
オーダの納期が2日であったとすると、1日目、2日目
、3日目の各オーダについては納期が守られ、4日目の
オーダについては納期が守られていないことから、製品
Aのオーダの納期遵守率は75%となる。
【0022】次に、上記構成の生産ラインシミュレーシ
ョンシステムの動作を説明する。
【0023】シミュレーションを行うに当たり、オペレ
ータは在庫量設定部11によって品種毎の中間仕掛かり
品及び製品のそれぞれについて、生産指示の発注点とな
る発注在庫量とそのときの補充量とを設定する。
【0024】本実施例では、最も簡単な構成とするため
に、全ての品種について、その中間仕掛かり品の発注在
庫量を100個、補充量を150個、製品の発注在庫量
を50個、補充量を80個とする。在庫量設定部11は
、このような在庫量及び補充量データを在庫量算出部1
3と生産リードタイム算出部14とに出力する。
【0025】また、オペレータは設備条件設定部12に
よって、中間仕掛かり品を生産する工程に設置される成
形機の台数、金型の段取り替え時間、ラインスピード、
生産能力等の設備条件を設定するとともに、中間仕掛か
り品から製品を生産する工程に設置される成形機の台数
、金型の段取り替え時間、ラインスピード、生産能力等
の設備条件を設定する。
【0026】本実施例では、最も簡単な構成とするため
に、全ての品種について、中間仕掛かり品を生産する工
程に設置される設備の1日の生産能力を100個、中間
仕掛かり品から製品を生産する工程に設置される設備の
1日の生産能力を80個とする。設備条件設定部12で
は、このような設備生産能力データを在庫量算出部13
と生産リードタイム算出部14とに出力する。
【0027】生産リードタイム算出部14は、設備条件
設定部12からの品種別の設備生産能力データと、在庫
量設定部11からの品種別の発注在庫量及び補充量とに
基づき、日毎の受注データを入力として、オーダ発生か
ら出荷までの時間を生産リードタイムとしてオーダ毎に
出力する。
【0028】ここで、生産リードタイム算出部14の動
作を、図2に示す表を参照して詳細に説明する。
【0029】生産リードタイム算出部14には、製品A
の仕掛かり品在庫として200個、製品在庫として90
個がそれぞれ初期在庫量として設定されているものとす
る。また、受注データとして、1日目に製品Aを30個
、2日目に製品Aを50個、3日目に製品Aを100個
、4日目に製品Aを160個のオーダがあったとする。
【0030】この状態において、生産リードタイム算出
部14は、まず1日目の受注データ(製品Aを30個)
が与えられると、製品Aの在庫量を見に行く。このとき
の製品在庫量は初期値の90個であり、30個の出荷が
可能であるから、生産リードタイム算出部14は、90
個から30個を引いた60個を新たな製品在庫として設
定する。これにより、1日目のオーダの生産リードタイ
ムは0日となる。また、このときの製品在庫量60個は
、発注在庫量50個を越えていることから、この場合に
は補充量分(80個)の生産は行わない。
【0031】次に、2日目の受注データ(製品Aを50
個)が与えられると、生産リードタイム算出部14は再
び製品Aの在庫量を見に行く。このときの製品在庫量は
60個であり、50個の出荷が可能であるから、生産リ
ードタイム算出部14は、60個から50個を引いた1
0個を新たな製品在庫として設定する。これにより、2
日目のオーダの生産リードタイムは0日となる。また、
このときの製品在庫量10個は、発注在庫量50個を切
っていることから、この場合には補充量80個分の生産
を行う(つまり、80個分の生産発注を行う)。すなわ
ち、生産リードタイム算出部14は、仕掛かり品在庫を
見に行き、仕掛品在庫があるとその在庫量200個から
80個を引いた120個を新たな仕掛かり品在庫として
設定する。また、製品を生産する設備の生産能力は1日
80個であるから、2日目に10個に設定されていた製
品在庫は、3日目に80個が補充されて90個に設定さ
れる。また、このときに新たに設定された仕掛かり品在
庫量120個は、発注在庫量100個を越えていること
から、この場合には補充量分(150個)の生産は行わ
ない。
【0032】次に、3日目の受注データ(製品Aを10
0個)が与えられると、生産リードタイム算出部14は
再び製品Aの在庫量を見に行く。このときの製品在庫量
は補充量分を加えた90個であるが、100個の出荷は
不可能であり当然発注在庫量50個を切ることになるの
で、この場合には即日の出荷は行わず、補充量80個分
の生産を行う(つまり、80個分の生産発注を行う)。 すなわち、生産リードタイム算出部14は、仕掛かり品
在庫を見に行き、仕掛品在庫があるとその在庫量120
個から80個を引いた40個を新たな仕掛かり品在庫と
して設定する。また、製品を生産する設備の生産能力は
1日80個であるから、3日目に90個に設定されてい
た製品在庫は、4日目に80個が補充されて170個に
設定される。そして、4日目に3日目の受注データ分(
100個)が出荷されることから、4日目の製品在庫量
は170個から100個を引いた70個に設定される。 これにより、3日目のオーダの生産リードタイムは1日
となる。また、4日目に新たに設定された製品在庫量7
0個は、発注在庫量50個を越えていることから、この
場合には補充量分(80個)の生産は行わない。一方、
3日目に新たに設定された仕掛かり品在庫量40個は、
発注在庫量100個を切っていることから、この場合に
は補充量分150個の生産を行う。また、仕掛かり品を
生産する設備の生産能力は1日100個であるから、3
日目に40個に設定されていた仕掛かり品在庫は、2日
後の5日目に150個が補充されて190個に設定され
ることになる。
【0033】次に、4日目の受注データ(製品Aを16
0個)が与えられると、生産リードタイム算出部14は
再び製品Aの在庫量を見に行く。このときの製品在庫量
は70個であるが、160個の出荷は不可能であり当然
発注在庫量50個を切ることになるので、この場合には
即日の出荷は行わず、補充量80個分の生産を2回行う
(つまり、80個分の発注を2回行う)ことになる。す
なわち、生産リードタイム算出部14は、仕掛かり品在
庫を見に行く。このときの仕掛品在庫は40個であるが
、すでに仕掛かり品の発注を行っているので、この場合
には、翌日の5日目に仕掛かり品150個が補充される
まで製品の補充量80個分の生産を中止することになる
。そして、5日目に150個が補充されて仕掛かり品在
庫量が190個になると、生産リードタイム算出部14
は仕掛かり品在庫量190個から80個を引いた110
個を新たな仕掛かり品在庫として設定する。また、製品
を生産する設備の生産能力は1日80個であるから、5
日目に70個に設定されていた製品在庫は、6日目に8
0個が補充されて150個に設定される。しかしながら
、150個では4日のオーダ160個の出荷が不可能で
あるから、この時点での出荷は行わない。そして、7日
目にさらに80個が補充されて製品在庫量は230個に
設定される。このときには、4日のオーダ160個の出
荷が可能であるから、生産リードタイム算出部14は、
230個から160個を引いた70個を新たな製品在庫
として設定する。これにより、4日目のオーダの生産リ
ードタイムは3日となる。また、このときの製品在庫量
70個は、発注在庫量50個を越えていることから、こ
の場合には補充量80個分の生産は行わない。一方、生
産リードタイム算出部14は仕掛かり品在庫量110個
から80個を引いた30個を新たな仕掛かり品在庫とし
て設定する。そして、このときの仕掛かり品在庫30個
は、発注在庫量100個を切っていることから、この場
合には補充量分150個の生産を行うことになる。
【0034】このようにして、日毎の受注データが与え
られる度に、生産リードタイム算出部14は、その時点
での製品在庫量と仕掛かり品在庫量とから出荷の有無、
発注の有無等を判別し適宜生産を行って、仕掛かり品在
庫及び製品在庫の推移と生産リードタイムの算出とを行
うことになる。
【0035】納期遵守率出力部16は、生産リードタイ
ム算出部14によって算出された各品種のオーダ毎の生
産リードタイムとその品種の納期との比較から納期遵守
率を求める。すなわち、算出された1日目のオーダの生
産リードタイムは0日、2日目のオーダの生産リードタ
イムは0日、3日目のオーダの生産リードタイムは1日
、4日目のオーダの生産リードタイムは3日であり、各
オーダの納期が2日であるので、1日目、2日目、3日
目の各オーダについては納期が守られ、4日目のオーダ
については納期が守られていないことになる。したがっ
て、オーダの納期尊守率は75(=3/4×100)%
となる。
【0036】一方、在庫量算出部13は、設備条件設定
部12からの品種別の設備生産能力データと、在庫量設
定部11からの品種別の発注在庫量及び補充量とに基づ
き、日毎の受注データを入力として、その受注データに
含まれる品種毎に1日間隔でサンプリングした在庫量を
出力する。このときの算出結果は、上記した図3に示す
表の各仕掛かり品在庫及び製品在庫の欄に記入された値
と同じである。
【0037】在庫量推移表示部15は、図3に示すよう
に、1日間隔でサンプリングされた各品種毎の在庫量を
、縦軸に在庫量、横軸に日をとってグラフ化する。
【0038】オペレータは、在庫量推移表示部15に表
示された在庫推移と、納期遵守率出力部16から出力さ
れた納期遵守率とから、種々の分析、評価を行う。
【0039】例えば、製品の補充量を80個から90個
に変更すれば、4日目のオーダの生産リードタイムは3
日から2日に短縮され、その結果オーダの納期遵守率は
75%から100%に高められることになる。また、中
間仕掛かり品から製品を生産する工程に設置される設備
を2倍にすれば、1日の生産能力を160個とすること
ができ、その結果4日目のオーダの生産リードタイムは
3日から2日に短縮されることになる。また、在庫量推
移表示部15に表示された在庫推移のグラフを見ること
により、製品や仕掛かり品の発注在庫量や補充量の変更
、設備の変更等によって各品種の在庫量がどのように変
化するかが一目で判るから、在庫の所有量を何カ月分持
てばよいかといった分析、評価も的確に行うことができ
る。
【0040】なお、上記実施例では、生産リードタイム
算出部14での動作説明において、日毎のオーダが製品
Aだけの場合について説明しているが、日毎のオーダの
中には当然数品種を含むオーダもあり、この場合にはそ
のオーダに含まれる各品種について上記と同様の生産リ
ードタイム算出処理を行うことになる。また、この場合
には納期遵守率を各品種毎に求めることになるが、数品
種を含む各オーダ毎に納期遵守率を求めることも可能で
ある。つまり、1件当たりのオーダに含まれる各品種の
うち1品種でも納期を守れないものがあれば、そのオー
ダについては納期が守れなかったものとして扱うことに
なる。
【0041】
【発明の効果】本発明の生産ラインシミュレーションシ
ステムは、日毎の受注データを入力として、その受注デ
ータに含まれる品種毎にその品種の中間仕掛かり品及び
製品の実在庫量と、在庫量設定手段によって設定された
その品種の中間仕掛かり品及び製品の発注在庫量及び補
充量と、設備条件設定手段によって設定された設備条件
とに基づいて、その品種の生産リードタイムを算出する
ことにより納期遵守率を求めるように構成したので、生
産システムを構築する上で設備構成、在庫量、納期遵守
率等の分析がより精度の高いものとなり、信頼性の高い
評価を行うことができる。また、代替案の比較検討も短
時間で行うことができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生産ラインシミュレーションシステム
の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】生産リードタイム算出部の動作を説明するため
の仕掛かり品在庫と製品在庫の変化を示す表である。
【図3】縦軸に在庫量、横軸に日をとった在庫量推移を
示すグラフである。
【符号の説明】
11  在庫量設定部 12  設備条件設定部 13  在庫量算出部 14  生産リードタイム算出部 15  在庫量推移表示部 16  納期遵守率出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中間仕掛かり品在庫を持つ生産ライン
    において、品種毎の中間仕掛かり品及び製品のそれぞれ
    について、生産指示の発注点となる発注在庫量とそのと
    きの補充量とを設定する在庫量設定手段と、成形機の台
    数、金型の段取り替え時間、ラインスピード、生産能力
    等の設備条件を設定する設備条件設定手段と、日毎の受
    注データを入力とし、その受注データに含まれる品種毎
    に、その品種の中間仕掛かり品及び製品の実在庫量と前
    記在庫量設定手段によって設定されたその品種の中間仕
    掛かり品及び製品の発注在庫量及び補充量とに基づいて
    、その品種の生産リードタイムを算出する生産リードタ
    イム算出手段と、この生産リードタイム算出手段によっ
    て算出された各品種毎の生産リードタイムとその品種の
    納期との比較から納期遵守率を求める納期遵守率出力手
    段とを備えたことを特徴とする生産ラインシミュレーシ
    ョンシステム。
JP3138957A 1991-06-11 1991-06-11 生産ラインシミュレーションシステム Pending JPH04364571A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05298339A (ja) * 1992-04-23 1993-11-12 Matsushita Electric Works Ltd 生産計画立案方法
WO2002010872A1 (fr) * 2000-07-28 2002-02-07 Teijin Limited Procede de planification de production et systeme de preparation d'un plan de production
JP2015118446A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社神戸製鋼所 操業情報提供システム

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