JPH04363621A - 光角速度計 - Google Patents

光角速度計

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JPH04363621A
JPH04363621A JP13786591A JP13786591A JPH04363621A JP H04363621 A JPH04363621 A JP H04363621A JP 13786591 A JP13786591 A JP 13786591A JP 13786591 A JP13786591 A JP 13786591A JP H04363621 A JPH04363621 A JP H04363621A
Authority
JP
Japan
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optical path
laser beam
mirror
slit
mode
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13786591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Masuda
豊 増田
Kunitoshi Yamamoto
山本 国利
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光角速度計に関し、
特に1枚以上の凹面反射鏡を含む3枚以上の反射鏡によ
り環状光路を形成し、ほぼ単色のレーザ光をこの環状光
路に沿って互いに逆向きに廻転進行せしめ、これら2つ
のレーザ光間の周波数差を検出して環状光路の中心を通
る軸を回転軸とする回転の角速度を測定する光角速度計
に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は光角速度計の従来例を示し、1は
熱膨張係数の小さいセラミック・ガラスより成る断面3
角形状のブロックである。このブロック1は環状光路の
一部を構成する細孔12、13、14その他を内部加工
により構成し、He、Neなどのレーザ活性媒質を封入
する光角速度計の本体を構成するものである。2、3は
陽極、4は陰極、5は部分透過性平面固定ミラー、6は
全反射平面駆動ミラー、7は部分透過性凹面固定ミラー
であるが、これらはブロック1に対して真空気密を保つ
様に接合せしめられている。ここで、特に、部分透過性
平面固定ミラー5、全反射平面駆動ミラー6、部分透過
性凹面固定ミラー7は、セラミック・ガラス・ブロック
1と同様の熱膨張係数を有する材料により構成され、オ
プティカル・コンタクトによりブロック1に対して真空
気密を保持する様に接合せしめられている。そして、陽
極2、3および陰極4のそれぞれとブロック1とは、こ
れらの間に低融点金属シートを挟みこれを加圧すること
により、真空気密的に接合せしめられる。部分透過性平
面固定ミラー5には光路長制御用フォト・センサ9が結
合され、これにより部分透過性平面固定ミラー5を透過
したレーザ光の光度を検出して検出結果を光路長の制御
の用に供している。全反射平面駆動ミラー6はその背面
にピエゾ素子8が結合され、これにより全反射平面駆動
ミラー6のミラー面はその反射面の法線方向に駆動せし
められる。部分透過性凹面固定ミラー7には時計廻りレ
ーザ光(CW光)と反時計廻りレーザ光(CCW光)と
を干渉、合成するプリズム10を介して角速度検出用フ
ォト・センサ11が結合している。セラミック・ガラス
・ブロック1には、上述の細孔12、13、14即ちレ
ーザのゲインを得るために直線性のよい細孔12、13
、14、レーザ光のモードを制限するアパーチュア15
、16、およびレーザ活性媒質の容積を稼ぐためのキャ
ビティ17、18、19が形成されている。上述の通り
細孔、アパーチュア、キャビティにより共振器が構成さ
れる。20、21、22はレーザ活性媒質中の不純物を
吸着するためのゲッタである。
【0003】ここで、陽極2、3それぞれと陰極4との
間には図示されない外部電源が接続され、これらの間に
グロー放電を生起せしめてレーザ活性媒質を励起する。 これら陽、陰極間において励起されたレーザ媒質は励起
状態から下位の状態に復帰するときに或る特定の波長の
光を放出する。放出された光は3個のミラーを反射しな
がら細孔12、13、14内を時計廻り(CW方向)お
よび反時計廻り(CCW方向)に廻り、細孔内において
誘導放出してレーザ光となる。共振器内の細孔12、1
3、14より成る環状光路内をCW方向およびCCW方
向に伝播する両レーザ光を部分透過性凹面固定ミラー7
から透過せしめ、これらはプリズム10により干渉、合
成される。
【0004】このとき、細孔12、13、14より成る
環状光路の中心を通る軸を回転軸として、光角速度計に
角速度ωの回転が加えられると、上記干渉、合成された
光には強弱を繰り返すビートが現われる。ビートの周波
数fは下記の通りであり、加えられた角速度ωに比例し
ている。即ち、 f=4Aω/λL 但し、A:環状光路が囲む面積 λ:レーザ光の波長 L:環状光路の光路長 角速度検出用フォト・センサ11により検出される光か
らこの光ビートの周波数を知ることにより、加速度ωを
測定することができる。
【0005】ところで、複数の反射鏡により環状光路を
形成し、ほぼ単色のレーザ光をこの環状光路に沿って互
いに逆向きのCWおよびCCWの向きに廻転進行せしめ
、これら2つのレーザ光間の周波数差を検出して環状光
路の中心を通る軸を回転軸とする回転の角速度を測定す
る光角速度計において、これを光角速度計として正常に
動作させるためには、TEM00モードのレーザ光につ
いて L=nλ(n:整数) なる条件を満足せしめてTEM00モードのレーザ光が
最も強く発振しているようにする必要がある、と言うこ
とがわかっている。そこで、部分透過性平面固定ミラー
5を透過してきたレーザ光であるCW光或はCCW光の
強度を光路長L制御用のフォト・センサ9で検出し、こ
の検出出力に対応した変形を光路長制御器23を介して
ピエゾ素子8に与える。これにより、全反射平面駆動ミ
ラー6をその反射面の法線方向に駆動し、これを検出光
強度がピークとなるところ迄変位せしめる。上述の如く
に光路長を制御して、光角速度計を正常に動作する様に
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の型の光角速度計
は、共振器内のレーザ光を殆どTEM00モードのもの
のみとしなければならない。上述の光角速度計において
は、そのために、アパーチュア15、16を細孔13、
14に形成して高次のモードの発振ができないようにし
ている。しかし、実際は、TEM00モード以外のモー
ドのレーザ光をすべて遮断することができるようにアパ
ーチュアの加工をすることは困難である。現実の光角速
度計においては、共振器の光路長によってはしきい値を
超えてTEM10モードのレーザ光を発振してしまう場
合がある。ここで、TEM10モードのレーザ光の光強
度がピークとなる光路長LにおいてはTEM10モード
のレーザ光の他にTEM00モードのレーザ光も発振し
ていてこれら両モードのレーザ光が相加されて或る光強
度を示す。 ところが、この或る光強度は、TEM00モードのレー
ザ光の光強度がピークとなる光路長におけるTEM00
モードのレーザ光の光強度とほぼ同程度でこれと殆ど差
のない強度となることが多々ある。この場合の全反射平
面駆動ミラー6の変位量と光強度の関係の例は図7に示
される通りである。図7において、■はTEM00モー
ドのレーザ光のみが発振している範囲を示し、■はTE
M00モードのレーザ光とTEM10モードのレーザ光
の双方が発振している範囲を示す。即ち、■内のaで示
される点における光強度と■内のbで示される点におけ
る光強度は同等であるので、光路長制御器23を介して
全反射駆動ミラー6を変位せしめて光路長Lを決定する
に際してミラー6の変位量をaではなくしてbと設定し
てしまう恐れがある。このように設定すると、この光角
速度計は動作不良の状態に陥る。
【0007】この発明は、上述の通りの問題を解消した
光角速度計を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】1枚以上の凹面反射鏡を
含む3枚以上の反射鏡により環状光路を形成し、ほぼ単
色のレーザ光をこの環状光路に沿って互いに逆向きに廻
転進行せしめ、これら2つのレーザ光間の周波数差を検
出して環状光路の中心を通る軸を回転軸とする回転の角
速度を測定する光角速度計において、上記反射鏡の内の
1枚を透過し次いでTEM00モードのレーザ光以外の
モードのレーザ光を遮るスリットを通過したレーザ光の
光強度に着目して上記反射鏡の内の少なくとも1枚をそ
の反射面の法線方向に駆動変位せしめる様にして、光路
長の誤った設定をしない光角速度計計を提供しようとす
るものである。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1、2及び3を参照
して説明する。この発明が適用される光角速度計自体は
従来例の項において詳述された通りのものであるので、
ここでこれを繰り返して説明することは省略する。この
発明においては、図2、3に示される如く上記部分透過
性平面固定ミラー5の表面に24で示されるスリットを
形成する。このスリット24はレーザ光の内のTEM1
0モードのレーザ光を遮る特性を有するものである。こ
のスリット24を部分透過性平面固定ミラー5の表面の
内の図8に示されるレーザ光のTEM10モード・パタ
ーンに対応するところに形成することにより、ミラー5
に入射するレーザ光の内のTEM10モードのレーザ光
でスリットを介して外部に出ることができるTEM10
モードのレーザ光は大きく減衰する。この結果は図6に
示される通りである。即ち、■の範囲におけるa点の光
強度を■の範囲の光強度と比較して格段に大きくするこ
とができる。
【0010】図2、3においては、この発明のスリット
24を部分透過性平面固定ミラー5に形成した例が示さ
れているが、これは図4に示される如く光路長制御用フ
ォト・センサ9に形成することもできる。
【0011】
【発明の効果】この発明は、1枚以上の凹面反射鏡を含
む3枚以上の反射鏡により環状光路を形成し、ほぼ単色
のレーザ光をこの環状光路に沿って互いに逆向きに廻転
進行せしめ、これら2つのレーザ光間の周波数差を検出
して環状光路の中心を通る軸を回転軸とする回転の角速
度を測定する光角速度計において、上記反射鏡の内の1
枚を透過し次いでTEM00モードのレーザ光以外のモ
ードのレーザ光を遮るスリット24を通過したレーザ光
の光強度を上記反射鏡の内の少なくとも1枚である6を
その反射面の法線方向に駆動変位する様にしたので、T
EM00モードのレーザ光が発振している範囲■におけ
るa点の光強度をTEM00モードとTEM10モード
の双方が発振している範囲■に於ける光強度と比較して
図6に示される如く大きく異ならせることができる。従
って、光路長制御器23を介して全反射平面駆動ミラー
6を変位せしめて光路長Lを決定するに際してミラー6
の変位をa点ではなくしてb点と設定してしまう恐れは
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光角速度計を説明するための図.
【図2】この
発明の部分透過性平面固定ミラーの斜視図。
【図3】この発明の部分透過性平面固定ミラーの平面図
【図4】この発明の光路長制御用フォト・センサ。
【図5】従来の部分透過性平面固定ミラーの斜視図。
【図6】この発明のスリットを通過してフォト・センサ
に入射する光強度と全反射平面駆動ミラーの変位量との
間の関係を示す図。
【図7】従来の部分透過性平面固定ミラーを介してフォ
ト・センサに入射する光強度と全反射平面駆動ミラーの
変位量との間の関係を示す図。
【図8】共振器におけるレーザ光のモード・パターンを
示す図。
【符号の説明】
1    セラミック・ガラス・ブロック2    陽
極 3    陽極 4    陰極 5    部分透過性平面固定ミラー 6    全反射平面駆動ミラー 7    部分透過性凹面固定ミラー 8    ピエゾ素子 9    光路長制御用フォト・センサ10    プ
リズム 11    角速度検出用フォト・センサ12    
細孔 13    細孔 14    細孔 15    アパーチュア 16    アパーチュア 17    キャビティ 18    キャビティ 19    キャビティ 20    ゲッタ 21    ゲッタ 22    ゲッタ 23    光路長制御器 24    スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1枚以上の凹面反射鏡を含む3枚以上
    の反射鏡により環状光路を形成し、ほぼ単色のレーザ光
    をこの環状光路に沿って互いに逆向きに廻転進行せしめ
    、これら2つのレーザ光間の周波数差を検出して環状光
    路の中心を通る軸を回転軸とする回転の角速度を測定す
    る光角速度計において、上記反射鏡の内の1枚は部分透
    過性平面固定ミラーにより構成し、TEM00モードの
    レーザ光以外のモードのレーザ光を遮るスリットを具備
    し、入射したレーザ光の強弱に応じた信号を発生する信
    号発生装置を具備し、上記部分透過性平面固定ミラーと
    上記信号発生装置との間に上記スリットを介在させ、上
    記反射鏡の内の少なくとも1枚をその反射面の法線方向
    に駆動変位せしめる駆動変位装置を具備し、上記信号を
    入力し上記駆動変位装置を制御する光路長制御器を具備
    したことを特徴とする光角速度計。
JP13786591A 1991-06-10 1991-06-10 光角速度計 Withdrawn JPH04363621A (ja)

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JP13786591A JPH04363621A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 光角速度計

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JP13786591A JPH04363621A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 光角速度計

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JPH04363621A true JPH04363621A (ja) 1992-12-16

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ID=15208548

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JP13786591A Withdrawn JPH04363621A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 光角速度計

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903