JPH04363510A - 煙突支持構造 - Google Patents

煙突支持構造

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JPH04363510A
JPH04363510A JP15567291A JP15567291A JPH04363510A JP H04363510 A JPH04363510 A JP H04363510A JP 15567291 A JP15567291 A JP 15567291A JP 15567291 A JP15567291 A JP 15567291A JP H04363510 A JPH04363510 A JP H04363510A
Authority
JP
Japan
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support
chimney
stack
skirt
support leg
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15567291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kageyama
陰山 憲一
Seijiro Hanabusa
花房 清二郎
Tadamasa Sumitomo
住友 忠正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Seiryo Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP15567291A priority Critical patent/JPH04363510A/ja
Publication of JPH04363510A publication Critical patent/JPH04363510A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙突(ボイラやガスタ
ービン等の排気筒を含む。)を支持するための構造に関
し、特に煙突の支持部における熱変形吸収手段の改善を
はかった煙突支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の煙突支持構造の一例を示す
正面図であり、図5は図4のZ部の拡大図、図6は図5
のY矢視図であって、本例はガスタービンコンバインド
サイクルプラントにおける排気系の一例を示している。
【0003】図4に示すように、金属製煙突1の下端部
は架構10で支持されている。図示しないガスタービン
からの排ガスがダクト4から排ガスボイラ入口ダクト5
に流れるが、排ガスボイラを修理やその他の理由で停止
する場合には、ボイラ入口側で遮断し、排ガスはサイレ
ンサ内蔵型のダクト3から煙突1を経て放出されるよう
になっている。
【0004】排ガスは通常500〜600℃程度の高温
であるため、煙突1の支持部には熱伸びに対する配慮が
必要である。
【0005】図5は煙突1の支持部の拡大図であって、
煙突1の荷重が、上下フランジとリブプレートで構成さ
れる脚部2から支持梁6に伝達されるように、脚部2と
支持梁6とは支持ボルト7で固定されている。そして、
支持梁6は架構10に組まれている。
【0006】ここで煙突1の熱伸びaに対して同煙突1
の支持部で拘束しないように、脚部2と支持梁6との接
触面は摺動可能に構成されている。
【0007】図6は支持ボルト7のための支持梁6側の
穴9を示しており、この穴9は熱伸び方向に長穴とされ
、支持ボルト7の移動しうる長さαは熱伸び量aと同等
以上にされている。
【0008】このような構造において、例えば煙突1の
口径を6mφとした場合、同煙突を中心にして約25m
mの熱伸び量が生じるので、これを拘束しないように煙
突支持部で摺動させなければならない。煙突1が高く、
かつ、その口径が大きくなるほど、支持荷重が大きくな
るため、摺動面における摩擦が大きくなり、煙突支持部
に大きな応力が発生するようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】高温ガスを扱う煙突の
支持部は煙突が地震や風により受ける力に対しては動か
ぬように強固にしなければならない半面、熱伸びに対し
ては拘束しないよう自由にさせる必要があり、このよう
な相反する両局面を考慮した構造とする必要がある。
【0010】そこで、従来は、前述のように、脚部2と
支持梁6との接触面をスライド構造とし、そのスライド
部分の摩擦により発生する応力に対しては、構成部材の
強度をあげて対処していた。しかし近年の大型の煙突を
考えると、支持荷重が巨大となるので、前述の従来の煙
突支持構造では、十分に信頼性のあるものとするには困
難な面があった。
【0011】本発明は、このような問題点の解消をはか
ろうとするもので、煙突支持部における熱伸びに対して
は、安定した撓曲変形で吸収しうる支持脚を設けること
により、従来のような摩擦応力を生じることなく確実に
煙突の支持を行なえるようにした、煙突支持構造を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の煙突支持構造は、上方へ排ガスを導くよう
に配設された煙突を支持すべく、同煙突の下端部周面に
取り付けられたリング状荷重伝達部材と、同荷重伝達部
材に連結された支持脚とをそなえ、上記煙突の上記荷重
伝達部材の部位における熱変形を吸収すべく、上記支持
脚がスカート状の周壁をもつように形成されて、同周壁
の上縁部が上記荷重伝達部材に結合されるとともに、上
記周壁の下縁部が支持梁上に固定支持されたことを特徴
としている。
【0013】すなわち、本発明では、従来のように煙突
の筒身に取り付けられた脚部2と支持梁6とが直接取り
合う構造としないで、脚部としてのリング状荷重伝達部
材から下方へ所要の長さをもったスカート状の支持脚を
設け、このスカート状の支持脚の下縁部を支持梁に固定
させるようにしており、煙突と支持梁との間に熱伸びを
吸収させるスカート状支持脚を設けたことを特色として
いる。
【0014】なお、スカート状の支持脚の長さは、煙突
から伝達される熱が、支持脚の上端から下端へゆくにし
たがい外気に放散されて、支持脚下端部で外気温度とほ
ぼ等しい温度まで低下するのに必要な長さとすることが
望ましい。
【0015】
【作用】上述の本発明の煙突支持構造では、煙突下端部
の周面に取り付けられたリング状荷重伝達部材における
温度が、煙突壁部の温度とほぼ同じか若干低い程度にな
っているが、これと取り合ったスカート状支持脚では、
下方側へ行くに従って、伝導される熱が支持脚表面から
外気中へ放散され漸次低下する。
【0016】かくして、スカート状支持脚の下縁部にお
ける温度は外気温度とほぼ等しくなり、熱伸びの影響を
受けなくなる。
【0017】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
煙突支持構造について説明すると、図1はその要部の縦
断面図(図2のA部の拡大断面図)であり、図2はその
全体構成を示す正面図、図3はそのスカート状支持脚の
長さに沿う温度勾配を示すグラフである。
【0018】図1,2に示すように、ガスタービンコン
バインドサイクルプラントにおいて、排ガスボイラ入口
ダクト5の遮断時に、ガスタービンからの排気ガス用ダ
クト4に通じるサイレンサ内蔵型のダクト3から上方へ
排ガスを導けるように、煙突1が立設されている。そし
て、煙突1を支持できるように、同煙突1の下端部周面
には、リング状荷重伝達部材としてのフランジ2’が、
上下に対をなし且つ一体化されるようにして取付けられ
ている。
【0019】また、フランジ2’の下面に、スカート状
の周壁をもつ支持脚11が、その周壁の上縁部を固着さ
れており、同周壁の下縁部は架構10における支持梁6
’上に支持ボルト7’を介し固定されて支持されている
【0020】スカート状支持脚11の周壁の長さLは、
煙突1から伝達される熱が、支持脚11の上縁から下縁
へゆくにしたがい外気に放散されて、支持脚下縁部では
外気温度とほぼ等しい温度まで低下するのに必要な長さ
とされる。
【0021】また、スカート状支持脚11と煙突1との
間の空間部には熱気が滞留しようとするので、これを防
止するためスカート状支持脚11の上部には通気孔12
を設けて熱気を逃がすようになっている。
【0022】通気孔12より逃がす熱気はスカート状支
持脚11の内部と外気との温度差に基づく自然通風によ
り放出されるが、このようにして支持脚11の内部の気
体が入れ替わることにより冷却効果が高められる。
【0023】上述の構成により、煙突1の下端部に取付
けられたリング状荷重伝達部材としてのフランジ2の温
度は、煙突1の下端部における500〜600℃程度の
温度とほぼ同じか若干低い程度になっているが、これと
取り合ったスカート状支持脚11では、下方側へ行くに
したがって、伝導される熱が支持脚11の表面から放散
され、しだいに温度が低下する。
【0024】このようにして、スカート状支持脚11の
下端部における温度は外気温度とほぼ等しくなり、支持
脚11の下端部は熱伸びの影響を受けることなく支持梁
6’への固定支持を支障なく維持されるのである。
【0025】その際、スカート状支持脚11の形状は、
上縁部では煙突1の下端部およびフランジ2’の熱伸び
に応じて直径を増すことになるが、支持脚11の下方側
へ行くにしたがって熱伸びの量は減少するので、結局、
支持脚11の形状が当初截頭円錐形であるとすれば、同
支持脚11における温度勾配に応じ上記円錐形の幾何学
的母線が緩やかに撓曲したフレア付きスカート状に変化
することになり、全体として安定した撓曲変形により熱
伸びが吸収されるようになる。
【0026】図3はスカート状支持脚11の上縁から下
縁までの長さL方向における温度勾配を示しており、煙
突下端部の温度に近い温度t1から漸次温度が低下して
、支持梁6’との取り合い部では外気温度t0とほぼ等
しい温度t2になる。
【0027】上述のごとく、スカート状支持脚11と支
持梁6’との取り合い部はスライド構造を必要としない
固定取り合い部とされるので、煙突1の荷重を安定した
状態で支持梁6’に伝達することができる。
【0028】また、煙突1からスカート状支持脚11に
伝導される熱が同支持脚11の表面から外気中へ放散さ
れて、支持梁6’との取り合い部では外気温度とほぼ等
しい温度にすることができるので、強制された応力が発
生せず、信頼性の高い支持構造を実現しうるのである。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の煙突支
持構造によれば、次のような効果が得られる。(1) 
スカート状支持脚と支持梁との取り合い部はスライド構
造を必要としない固定取り合い部とされるので、煙突の
荷重を安定した状態で支持梁に伝達することができる。 (2) 煙突からスカート状支持脚に伝導される熱が外
気中へ放散されて、支持梁との取り合い部では外気温度
とほぼ等しい温度にすることができるので、強制された
応力が発生せず、信頼性の高い支持構造を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての煙突支持構造の要部
(図2のA部)の縦断面図である。
【図2】上記煙突支持構造の全体構成を示す正面図であ
る。
【図3】上記煙突支持構造のスカート状支持脚における
温度勾配を示すグラフである。
【図4】従来の煙突支持構造の一例を示す正面図である
【図5】図4のZ部の縦断面図である。
【図6】図5のY矢視図である。
【符号の説明】
1  煙突 2’  リング状荷重伝達部材としてのフランジ3  
サイレンサ内蔵型ダクト 4  ダクト 5  排ガスボイラ入口ダクト 6’  支持梁 7’  支持ボルト 10  架構 11  スカート状支持脚 12  通気孔 15  フランジ継手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上方へ排ガスを導くように配設された
    煙突を支持すべく、同煙突の下端部周面に取り付けられ
    たリング状荷重伝達部材と、同荷重伝達部材に連結され
    た支持脚とをそなえ、上記煙突の上記荷重伝達部材の部
    位における熱変形を吸収すべく、上記支持脚がスカート
    状の周壁をもつように形成されて、同周壁の上縁部が上
    記荷重伝達部材に結合されるとともに、上記周壁の下縁
    部が支持梁上に固定支持されたことを特徴とする、煙突
    支持構造。
JP15567291A 1991-05-30 1991-05-30 煙突支持構造 Withdrawn JPH04363510A (ja)

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JP15567291A JPH04363510A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 煙突支持構造

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JP15567291A JPH04363510A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 煙突支持構造

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JPH04363510A true JPH04363510A (ja) 1992-12-16

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15567291A Withdrawn JPH04363510A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 煙突支持構造

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