JPH04363183A - 穀粒選別装置 - Google Patents

穀粒選別装置

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Publication number
JPH04363183A
JPH04363183A JP13872091A JP13872091A JPH04363183A JP H04363183 A JPH04363183 A JP H04363183A JP 13872091 A JP13872091 A JP 13872091A JP 13872091 A JP13872091 A JP 13872091A JP H04363183 A JPH04363183 A JP H04363183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sorting
rotating
screening
rotating body
grains
Prior art date
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Pending
Application number
JP13872091A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Adachi
太郎 足立
Rokuro Kashima
鹿島 六郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP13872091A priority Critical patent/JPH04363183A/ja
Publication of JPH04363183A publication Critical patent/JPH04363183A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀粒選別装置に関し、
更に詳しくは、穀粒を選別面に載せた状態で揺動選別す
る選別体が、固定フレームに対して傾斜姿勢で吊り下げ
支持されると共に、その選別体に揺動力を付与する揺動
手段が設けられた穀粒選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の穀粒選別装置においては、前記揺
動手段として、選別面上の穀粒の送り方向及びその選別
方向における前記選別体の往復移動範囲を一定条件下に
規制しつつその選別体を揺動させる機構(具体的には、
クランク機構とレバー枢支機構との組み合わせよりなる
機構)を設けてあった。前記クランク機構は、前記選別
体の送り方向上手側の下部に下向きに突設した連係軸を
、固定フレーム側の適宜部位に設けたバランスウエイト
付き回転体に対し、自動調心軸受を介して偏心状態に連
係することによって構成されており、前記回転体を回転
させることによって、その軸心周りに、前記選別体の送
り方向上手側を回転運動させることができるようになっ
ている。一方、前記レバー枢支機構は、送り方向上手側
において上述の如く回転運動する選別体を、送り方向下
手側において揺動軸心周りに揺動させるべく、その送り
方向下手側の下部と固定フレーム側の適宜部位とをレバ
ーを介して枢支連結することによって構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来装置では、
前記揺動手段を設けた部分(更に詳しくは、選別体の送
り方向上手側及びその下手側の双方と固定フレーム側と
の間の前記揺動手段を設けた部分)において、揺動する
選別体と動かない固定フレーム側とがクランク機構又は
レバー枢支機構を介して連係された構造となっており、
選別体を円滑に揺動させるためには、前記両者間の連係
部に適宜の余裕を設ける必要がある。従って、選別性能
を向上させるべく前記回転体の回転数を上げようとする
と、前記余裕に起因して前記選別体の振動が大きくなり
、騒音も大きくなるという問題があった。そこで、前記
振動・騒音の問題を回避すべく前記回転体の回転数を低
レベルに抑えた上で、選別性能を向上させたい場合、選
別体の大きさ(更に詳しくは、選別面の面積)を大きく
することが行われているが、それを大きくすると、装置
が大型化・重量化するという別の問題が生じることにな
る。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり
、上述の問題を解消し得る手段を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る穀粒選別装
置の特徴構成は、前記揺動手段が、回転軸心周りを偏心
荷重を受けた状態で回転する回転体及びその回転体を駆
動回転させる駆動機構を前記選別体に取り付けることに
より構成されている点にある。
【0005】
【作用】かかる穀粒選別装置によれば、固定フレームに
吊り下げ支持された揺動体が、前記揺動手段による揺動
作用(即ち、前記回転体の偏心荷重を受けた状態での回
転に基づく揺動力)によって揺動するようになる。そし
て、前記揺動手段を設けた部分において、回転体及び駆
動機構が何れも選別体に取り付けられているので、揺動
する選別体を、動かない固定フレーム側に対して独立さ
せることができる(選別体と固定フレーム側とを従来の
ように連係させないで済む)ようになり、従来必要であ
った選別体と固定フレーム側との連係部の余裕(選別体
を円滑に揺動させるための余裕)も不要となる。
【0006】
【発明の効果】従って、選別性能を向上させるべく前記
回転体の回転数を上げても前記選別体の振動が従来のレ
ベルよりも抑えられ、騒音の発生も従来のレベルよりも
抑えられるようになる。その結果、選別体の大きさ(更
に詳しくは、選別面の面積)を大きくすることなしに選
別性能を向上させることができ、もって、装置が大型化
・重量化するという従来の問題も解消されるようになる
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1及び図2に示す如く、玄米の選別装置
は、籾摺後の穀粒(玄米と籾との混合物)を受けて下方
へ供給する供給部Aと、その供給部Aからの穀粒を選別
面1Aに受けて送り方向Xへ移送しつつその送り方向X
と直交する選別方向Yに分離選別する上下複数段の選別
板1を備えてなる選別体Sと、前記複数段の選別板1の
終端から排出される被選別穀粒を分離回収する回収部B
と、これらを支える固定フレームFと、その固定フレー
ムFに対して吊下具2A,2Bを介して傾斜姿勢で吊り
下げ支持された前記選別体Sに揺動力を付与する揺動手
段Dとを主要部として備える。
【0009】前記供給部Aは、供給ホッパ3と、選別板
1に付設された受入ホッパ4及び案内体5と、供給ホッ
パ3及び受入ホッパ4の相互間を連通させる筒体6とを
備えてなる。前記案内体5には、図4に示す如く、受入
ホッパ3に充満する穀粒を各選別板1に分流案内する複
数の案内通路5aが形成されている。各案内通路5aの
入口は、受入ホッパ4の底部に臨むように且つ選別方向
Yに沿って並ぶように設けられ、その案内通路5aの出
口は、前記選別板1の始端側の側壁7aに形成された供
給口8に接続されている。これら筒体6、受入ホッパ4
、案内体5は、夫々、各選別板1と一体的に移動できる
ように複数段の選別板1の始端部に組み付けられている
【0010】前記複数段の選別板1には夫々、図3に示
す如く、その上面側の選別面1Aに前記混合物を分離選
別するための複数の突起10が形成され、その周囲が側
壁7にて囲まれている。それら複数段の選別板1は、ア
ングル7Aにて連結一体化されると共に可動枠11にて
支持され(図1及び図2参照)、もって、前記固定フレ
ームFに対して一体的に相対移動できる選別体Sが構成
されている。前記各突起10の一方側には前記選別面1
Aに漸近するように傾斜する緩斜面10aが形成され、
その他方側には前記玄米を係止可能な係止部10bが形
成されている。前記選別板1は、送り方向Xにおける下
手側部1aほど選別面1Aが下位となる傾斜角θ(流し
角θ)をもたせ、且つ、前記各突起10の緩斜面側Y1
ほど選別面1Aが下位となる傾斜角α(選別角α)をも
たせた姿勢に配置される。かかる選別板1においては、
前記混合物のうちの玄米のみを前記各突起10の係止部
10bに係止させて選別方向Yの係止部側Y2へ移送し
、それによって分離選別が行われるようになる。
【0011】前記揺動手段Dは、図1及び図2に示す如
く、回転軸心12a周りを偏心荷重を受けた状態で回転
するように前記選別体Sに取り付けられた回転体12と
、その回転体12を駆動回転させるように前記選別体S
に取り付けられた駆動機構13とによって構成されてい
る。
【0012】前記回転体12は、具体的には、前記可動
枠11に対して軸受14を用いて回転軸心12a周りに
回転自在に取り付けられた回転軸12bと、その回転軸
12bの下端部に取着された回転円板12cと、その回
転円板12cの周縁一箇所に前記偏心荷重を得るべく装
着された重錘12dとの組み合わせよりなる。
【0013】前記駆動機構13は、具体的には、前記可
動枠11に取り付けられたモータ13aと、そのモータ
13aの出力軸に固着されたプーリ13b及び前記回転
軸12bの中間部に固着されたプーリ13cの両者間に
わたるように掛け回されたベルト13dとの組み合わせ
よりなる。
【0014】そして、前記モータ13aが駆動されると
、その回転駆動力が前記プーリ13b経由で前記回転軸
12bに伝えられてその回転軸12bが回転し、その回
転軸12bに従動する前記回転円板12cが前記重錘1
2dに基づく偏心荷重を受けつつ回転し、もって、前記
回転体12が前記偏心荷重を受けつつ回転するようにな
る。前記回転体12が上述の如く回転すると、固定フレ
ームFに吊り下げ支持された揺動体Sが、前記回転体1
2の偏心荷重を受けた状態での回転に基づく揺動力によ
って揺動するようになる。そして、その揺動に基づいて
、前記選別面1A上における供給位置Iに供給される穀
粒が玄米領域Gと混米領域K(籾と玄米とが混在する領
域)と籾領域Mとの三つの領域に選別されるようになる
【0015】かかる揺動手段Dが設けられた部分におい
ては、前記回転体12及び駆動機構13が何れも選別体
Sに取り付けられているので、揺動する選別体Sを、動
かない固定フレームF側に対して独立させた状態とする
ことができる。
【0016】前記回収部Bには選別板1の終端部に接続
した回収ホッパ20が付設されており、その回収ホッパ
20の内部には、図2及び図4に示す如く、玄米と混米
とを分離する第1仕切板21、及び、混米と籾とを分離
する第2仕切板22が設けられている。
【0017】前記選別体Sを支持する前記固定フレーム
Fの上部F1は、図1に示す如く、選別面1Aが選別方
向Yにおいて下位となる側の一端部を中心に、その他端
側が相互にチェーン23で連動する一対のネジ送り機構
24a,24bによって前記固定フレームFの下部F2
に対して平行に上下動されるようになっており、その上
下動によって前記選別角αが調節されるようになってい
る。尚、その選別角αは、作業開始時等における混合米
の湿り具合等に応じて、混合米が選別面1Aの選別方向
Y全体にわたって均等に分散するように調節される。
【0018】次に、本発明の別実施例について説明する
。本発明を実施するために必要となる各部の具体構成は
、各種の改変が可能である。また、本発明に係る穀粒選
別装置は、米の選別以外の穀粒(例えば麦)の選別を行
う場合においても適用することができる。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る穀粒選別装置の一実施例を示す側
面図
【図2】その正面図
【図3】選別面に形成された突起を示す断面図
【図4】
混合物の選別状態を示す穀粒選別装置の要部平面図
【符号の説明】
1A      選別面 12      回転体 12a    回転軸芯 13      駆動機構 D        揺動手段 F        固定フレーム S        選別体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  穀粒を選別面(1A)に載せた状態で
    揺動選別する選別体(S)が、固定フレーム(F)に対
    して傾斜姿勢で吊り下げ支持されると共に、その選別体
    (S)に揺動力を付与する揺動手段(D)が設けられた
    穀粒選別装置であって、前記揺動手段(D)が、回転軸
    心(12a)周りを偏心荷重を受けた状態で回転する回
    転体(12)及びその回転体(12)を駆動回転させる
    駆動機構(13)を前記選別体(S)に取り付けること
    により構成されている穀粒選別装置。
JP13872091A 1991-06-11 1991-06-11 穀粒選別装置 Pending JPH04363183A (ja)

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JP13872091A JPH04363183A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 穀粒選別装置

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JP13872091A JPH04363183A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 穀粒選別装置

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JPH04363183A true JPH04363183A (ja) 1992-12-16

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JP13872091A Pending JPH04363183A (ja) 1991-06-11 1991-06-11 穀粒選別装置

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