JPH0436296Y2 - - Google Patents

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JPH0436296Y2
JPH0436296Y2 JP9451286U JP9451286U JPH0436296Y2 JP H0436296 Y2 JPH0436296 Y2 JP H0436296Y2 JP 9451286 U JP9451286 U JP 9451286U JP 9451286 U JP9451286 U JP 9451286U JP H0436296 Y2 JPH0436296 Y2 JP H0436296Y2
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JP
Japan
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rear end
circumferential surface
piece
tapered
cylinder
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JP9451286U
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JPS63887U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軸筒の軸線方向に対して垂直な横断面
が角形を呈する筆記具、化粧品等液体塗布具に関
する。
(従来の技術) 従来、この種の筆記具等の角形軸筒の後端口に
尾栓を止着してシールする方法としては、単に
アンダーカツトにより係止させる方法、尾栓と
軸筒とを超音波溶着又は溶剤溶着する方法等があ
つた。然しながらの方法には確実なシールが不
可能であること、又、の方法には設備費が高く
つく割には単位時間に溶着できる数量が手組みの
場合に比べて略1/2〜1/3と少なく効率が低いこと
等の問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案の目的は、角形断面の軸筒後端口をコス
ト高とならない簡易な方法により然も確実にシー
ルできるような構造となした新たな筆記具、化粧
品等液体塗布具を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的達成のために案出された本願の筆記
具、化粧品等液体塗布具は、横断面が角形でその
後端口より所要距離前方の内面に段部を有する軸
筒と、同様に横断面が角形でその外周面には前端
から後端へ向つて外径を次第に縮小させる所要勾
配のテーパーを有しその前端が前記段部に当接す
るように軸筒内部に嵌装されるコマ体と、内周面
にテーパーを有して該テーパー内周面が前記コマ
体のテーパー外周面に当接すると共に外周面が軸
筒の内周面に密着するようにコマ体の外周部に装
着される弾性を有するシール体と、前端面が前記
シール体の後端面に当接して押圧するように軸筒
に対し嵌着される尾栓とを備えたことを特徴とし
て構成されるものである。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示し
たものである。先ず軸筒1はその内周角部に所要
のアールが付いた横断面4角形を呈し、後端口か
ら所要距離前方位置には同所より前方の内径を減
小させる段部2を有し、該段部2より後方を嵌着
軸部3となして該嵌着軸部3の後端口に近接した
内面に係合リブ4を軸線に対し垂直方向に突設し
ている。次にコマ体5は同様に横断面が4角形を
呈しその前端面は開口し又後端面は閉塞した中空
状で前端部の外径は前記軸筒1の嵌着軸部3の内
径と同一か僅かに縮小された寸法を有し又後端部
の外径は前端部に比べて縦辺及び横辺とも夫々縮
小して即ちその外周面にはテーパーが設けられて
そのテーパーの勾配は略5°に設定され全体的に頭
部を平行に切截した4角錘体が横に伏した形状を
呈している。該コマ体5はその前端面を前記段部
2に当接するように嵌着軸部3内に嵌装され、そ
のテーパー外周面6と嵌着軸部3の内面との間に
は軸方向の断面が楔形となる隙間が形成される。
次にシール体7は横断面が同様に4角形を呈し前
端面も後端面も開口して外径は軸方向に一様で前
記嵌着軸部3の内径と同一か僅かに大きく寸法設
定され又前端部の肉厚に比べて後端部の肉厚が所
要量大きく設定され即ち内周面にはテーパーが設
けられ該テーパーの勾配は前記コマ体5の外周面
のテーパーと同一に設定されて肉厚部の軸方向の
断面は楔形を呈するように軟質のPE等の弾性材
により形成されている。該シール体7は前記コマ
体5のテーパー外周面6にそのテーパー内周面8
を当接させてコマ体5の外周面と嵌着軸部3の内
面の間に生ずる隙間に位置するようにコマ体5の
外周部に装着される。次に尾栓9は矢張り横断面
が4角形を呈し前端面は開口し又後端面は閉塞し
て前半部の外径は嵌着軸部3の内径と同一か僅か
に大きく設定されてその外面には軸方向に対して
垂直な方向に係合溝10が設けられ又後半部の外
径は前半部に比べて一段縮小した寸法に設定され
その前半径大部の前端開口縁部11の肉厚は前記
コマ体5の外周面と嵌着軸部3の内面との隙間に
所要長さ挿入できる寸法に設定されている。該尾
栓9は軸筒1の嵌着軸部3に後端口からその前半
径大部を圧入しその外面の係合溝9と嵌着軸部3
の係合リブ4を係合させその前端開口縁部11を
コマ体5の外周面と嵌着軸部3の内面の間の隙間
に所要長さ挿入してシール体7の後端面に当接し
て押圧する状態に軸筒1に対し嵌着される。
第3図は本考案の第2実施例を示したもので、
上記の第1実施例に於ける嵌着軸部3の係合リブ
4と尾栓9の係合溝10とが設けられておらず尾
栓9は単に圧入による摩擦力のみで嵌着軸部3と
固定されており、その他は上記第1実施例と同じ
である。
第4図は本考案の第3実施例を示したもので、
12が横断面が4角形の軸筒、13はテーパー外
周面14を有するコマ体、15がテーパー内周面
16を有するシール体、17は尾栓であり、コマ
体13も尾栓17も中空状を呈してはおらず単に
板状であり又コマ体13の後端面には係合凹部1
8が形成され尾栓17の前端面には係合突起19
が形成され尾栓17とコマ体13とが一体的に固
着される点が上記第1及び第2実施例と相違して
いる。
第5図は本考案の第4実施例を示したもので、
コマ体13の後端面側に係合突起20が形成され
尾栓17の前端面側に係合凹部21が形成されて
両者が一体的に固着される点が上記の第3実施例
と相違しその他の点は同一である。
(作用) 本考案は以上の如く構成され、外周面にテーパ
ーを有するコマ体の外周部に内周面にテーパーを
有するシール体がそのテーパー内周面をコマ体の
テーパー外周面に当接させて装着されシール体は
その後端面を尾栓によつて前方へ押圧されるので
シール体が楔の如く作用して軸筒内周面にその外
周面を水密に圧接しシール性が強化されることに
なる。
(考案の効果) 本考案は構成及び作用は以上の通りであり、断
面角形軸筒の後端口は尾栓に加えてコマ体、シー
ル体により3重にシールされる上に楔作用による
シール体の軸筒内面への密着力が極めて大きいの
でシール性能が従来例に比べて一段と向上する効
果がある。又そのシール作業も尾栓を圧入するだ
けの簡単な工程で可能となり従来の溶着等の方法
に存在していたコスト高や非能率性の問題が解消
される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示し
たもので第1図は要部縦断面図、第2図は半分に
切断した各部品の分離状態の斜視図である。第3
図、第4図及び第5図は夫々本考案の第2実施
例、第3実施例及び第4実施例を示した要部縦断
面図である。 1……軸筒、2……段部、3……嵌着軸部、4
……係合リブ、5……コマ体、6……テーパー外
周面、7……シール体、8……テーパー内周面、
9……尾栓、10……係合溝、11……開口縁
部、12……軸筒、13……コマ体、14……テ
ーパー外周面、15……シール体、16……テー
パー内周面、17……尾栓、18……係合凹部、
19……係合突起、20……係合突起、21……
係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横断面が角形でその後端口より所要距離前方の
    内面に段部を有する軸筒と、同様に横断面が角形
    でその外周面には前端から後端へ向つて外径を次
    第に縮小させる所要勾配のテーパーを有しその前
    端が前記段部に当接するように軸筒内部に嵌装さ
    れるコマ体と、内周面にテーパーを有して該テー
    パー内周面が前記コマ体のテーパー外周面に当接
    すると共に外周面が軸筒の内周面に密着するよう
    にコマ体の外周部に装着される弾性を有するシー
    ル体と、前端面が前記シール体の後端面に当接し
    て押圧するように軸筒に対し嵌着される尾栓とを
    備えたことを特徴とする筆記具、化粧品等液体塗
    布具。
JP9451286U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH0436296Y2 (ja)

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JP9451286U JPH0436296Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JPS63887U JPS63887U (ja) 1988-01-06
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