JPH04362426A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
ヘッドアップディスプレイ装置Info
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- JPH04362426A JPH04362426A JP3163673A JP16367391A JPH04362426A JP H04362426 A JPH04362426 A JP H04362426A JP 3163673 A JP3163673 A JP 3163673A JP 16367391 A JP16367391 A JP 16367391A JP H04362426 A JPH04362426 A JP H04362426A
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- Instrument Panels (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示素子からの表示情
報と他の視認性情報とを同一視野内で観察するようにし
たヘッドアップディスプレイ装置(以下HUDと称する
)に関する。
報と他の視認性情報とを同一視野内で観察するようにし
たヘッドアップディスプレイ装置(以下HUDと称する
)に関する。
【0002】
【従来の技術】HUDは多層膜反射板やホログラム回折
格子などの光束結合素子(以下コンバイナと称する)上
に必要な合成情報を投影表示し、外界の視認性情報をコ
ンバイナを透過して、同一視野内で両情報を重ねて観察
できるようにしたものである。すなわち、2つの情報を
視線を動かさずに観察できるため、例えば航空機の操縦
席や種々の車両の運転席などに設けられている。
格子などの光束結合素子(以下コンバイナと称する)上
に必要な合成情報を投影表示し、外界の視認性情報をコ
ンバイナを透過して、同一視野内で両情報を重ねて観察
できるようにしたものである。すなわち、2つの情報を
視線を動かさずに観察できるため、例えば航空機の操縦
席や種々の車両の運転席などに設けられている。
【0003】この場合、コンバイナとしては外界観察の
ための障害にならないように透過率が高く、かつ必要な
合成情報を表示するために、表示素子の発光スペクトル
に対し反射率の高いものが要求される。このためコンバ
イナとしては多層膜反射板よりも体積位相ホログラム回
折格子の方が適している。
ための障害にならないように透過率が高く、かつ必要な
合成情報を表示するために、表示素子の発光スペクトル
に対し反射率の高いものが要求される。このためコンバ
イナとしては多層膜反射板よりも体積位相ホログラム回
折格子の方が適している。
【0004】ホログラム回折格子を用いたHUDとして
は、従来から種々の提案がなされている。例えば特開昭
64−44913号公報に記載されたように、コンバイ
ナに少くなくとも2波長の光に対して観察可能な回折効
率を有する透過型または反射型のホログラム回折格子を
用いたものが知られている。また特開昭62−2278
23号公報に記載されたように、波長選択性及び参照光
の入射角が各波長に対してそれぞれ異なる複数層のホロ
グラムからなるコンバイナを設けたものも知られている
。
は、従来から種々の提案がなされている。例えば特開昭
64−44913号公報に記載されたように、コンバイ
ナに少くなくとも2波長の光に対して観察可能な回折効
率を有する透過型または反射型のホログラム回折格子を
用いたものが知られている。また特開昭62−2278
23号公報に記載されたように、波長選択性及び参照光
の入射角が各波長に対してそれぞれ異なる複数層のホロ
グラムからなるコンバイナを設けたものも知られている
。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記2つ
の公報に記載された提案のうち前者は、2波長以上回折
するホログラフィック素子を従来の2波長露光板で作製
した場合、各波長に対する回折効率は、1/2,1/3
と波長の種類数に比例して低下し、実用的なHUDに対
しては不充分なものであった。
の公報に記載された提案のうち前者は、2波長以上回折
するホログラフィック素子を従来の2波長露光板で作製
した場合、各波長に対する回折効率は、1/2,1/3
と波長の種類数に比例して低下し、実用的なHUDに対
しては不充分なものであった。
【0006】また後者は多色の表示器をそれぞれの色に
応じて異なった入射角になるように配置するか、表示器
から発するビームをスキャンしなければならず、表示装
置が複雑となり、しかもそれぞれの表示器に制御回路が
必要でコスト高になるなどの問題があった。
応じて異なった入射角になるように配置するか、表示器
から発するビームをスキャンしなければならず、表示装
置が複雑となり、しかもそれぞれの表示器に制御回路が
必要でコスト高になるなどの問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、表示素子からの表示情報を多色で高効率で回折で
き、かつ他の波長の光を高効率で透過できて、同一表示
素子から発する複数の波長の光を、同一視点で他の視認
性情報とともに良好に観察することができる、簡単な構
造のHUDを提供することを目的とする。
あり、表示素子からの表示情報を多色で高効率で回折で
き、かつ他の波長の光を高効率で透過できて、同一表示
素子から発する複数の波長の光を、同一視点で他の視認
性情報とともに良好に観察することができる、簡単な構
造のHUDを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のHUDは、表示
素子からの表示情報と他の視認性情報とを、光透過性の
光束結合素子を介して空間的に重畳して、同一視野内で
観察するようにしたヘッドアップディスプレイ装置にお
いて、光束結合素子に1つの波長の光を高効率で回折し
他の波長の光を高効率で透過する回折光学素子の薄膜を
複数層に設けたことを特徴とする。
素子からの表示情報と他の視認性情報とを、光透過性の
光束結合素子を介して空間的に重畳して、同一視野内で
観察するようにしたヘッドアップディスプレイ装置にお
いて、光束結合素子に1つの波長の光を高効率で回折し
他の波長の光を高効率で透過する回折光学素子の薄膜を
複数層に設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成のHUDにおいては、表示素子からの
表示情報は複数層の回折光学素子の薄膜により、それぞ
れに対応する波長の光が高効率で回折し、カラー表示さ
れる。また前記波長以外の波長の視認性情報は高い透過
率で透過する。従って表示情報と視認性情報とをそれぞ
れ同一視野内で良好に観察することができる。
表示情報は複数層の回折光学素子の薄膜により、それぞ
れに対応する波長の光が高効率で回折し、カラー表示さ
れる。また前記波長以外の波長の視認性情報は高い透過
率で透過する。従って表示情報と視認性情報とをそれぞ
れ同一視野内で良好に観察することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のHUDの一実施例を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0011】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。図1において、表示素子1から出射した表示像は
リレーレンズ2を通して反射鏡3上に集光され、反射鏡
3によって反射される。この反射光は防護フィルタ4を
介してホログラフィックコンバイナ5に入射し、コンバ
イナ5で回折反射した表示像の虚像は、観察者6から見
てコンバイナ5の後方の所定の位置に結像する。
示す。図1において、表示素子1から出射した表示像は
リレーレンズ2を通して反射鏡3上に集光され、反射鏡
3によって反射される。この反射光は防護フィルタ4を
介してホログラフィックコンバイナ5に入射し、コンバ
イナ5で回折反射した表示像の虚像は、観察者6から見
てコンバイナ5の後方の所定の位置に結像する。
【0012】図2にホログラフィックコンバイナ5の構
造を示す。図2において、コンバイナ5は3枚の回折光
学素子としてのホログラフィックフィルム5a,5b,
5cを重ね合わせ、上下面にそれぞれ基板5dを接着し
てなっている。フィルム5a,5b,5cは図3に示す
ように、それぞれ波長488nm、532nm、633
nmにおいて、10nm乃至30nmのバンド幅で90
%程度の回折効率を有し、かつそれ以外の波長において
85%以上の透過率を有する単一波長型ホログラフィッ
ク回折格子である。一方、表示素子1も波長488nm
、532nm、623nmにピークを有するカラー蛍光
表示管である。また表示素子1の駆動回路は通常のカラ
ー表示用の駆動回路を用いることができる。
造を示す。図2において、コンバイナ5は3枚の回折光
学素子としてのホログラフィックフィルム5a,5b,
5cを重ね合わせ、上下面にそれぞれ基板5dを接着し
てなっている。フィルム5a,5b,5cは図3に示す
ように、それぞれ波長488nm、532nm、633
nmにおいて、10nm乃至30nmのバンド幅で90
%程度の回折効率を有し、かつそれ以外の波長において
85%以上の透過率を有する単一波長型ホログラフィッ
ク回折格子である。一方、表示素子1も波長488nm
、532nm、623nmにピークを有するカラー蛍光
表示管である。また表示素子1の駆動回路は通常のカラ
ー表示用の駆動回路を用いることができる。
【0013】図4に本実施例に用いたホログラフィック
コンバイナ5の体積位相ホログラム回折格子の作製法を
示す。まず、重クロム酸ゼラチンをガラス基板上に固定
したポリエチレンテレクタレート(PET)フィルム上
に厚さ10μmとなるように塗布し、これをホログラム
感材とする。このホログラム感材11を図4に示すよう
に露光光学系に配置する。一方、光源としてAr+レー
ザ12a(波長488nm)、Nd−YAG2倍波レー
ザ12b(波長532nm)、HeNeレーザ12c(
波長633nm)の3個のレーザを設ける。レーザ12
a,12b,12cのレーザ光出射口にはそれぞれ光ス
イッチ13a,13b,13c及び全反射ミラー14a
,14b,14cが設けられている。
コンバイナ5の体積位相ホログラム回折格子の作製法を
示す。まず、重クロム酸ゼラチンをガラス基板上に固定
したポリエチレンテレクタレート(PET)フィルム上
に厚さ10μmとなるように塗布し、これをホログラム
感材とする。このホログラム感材11を図4に示すよう
に露光光学系に配置する。一方、光源としてAr+レー
ザ12a(波長488nm)、Nd−YAG2倍波レー
ザ12b(波長532nm)、HeNeレーザ12c(
波長633nm)の3個のレーザを設ける。レーザ12
a,12b,12cのレーザ光出射口にはそれぞれ光ス
イッチ13a,13b,13c及び全反射ミラー14a
,14b,14cが設けられている。
【0014】波長488nmのホログラム回折格子を作
製するときは、Ar+レーザ12aの光スイッチ13a
を開き、他のレーザ12b,12cのそれぞれの光スイ
ッチ13b,13cを閉じ、Ar+レーザ12aから出
射したレーザ光をミラー14aで反射させる。この反射
されたレーザビームはミラー14cで反射し、レンズ1
5によって拡散され、ピンホール16を通ってコリメー
トレンズ17に入射する。コリメートレンズ17によっ
て平行光となったレーザビームはハーフミラー18に当
り、一部は直角方向に反射し、他の一部は直進する。
製するときは、Ar+レーザ12aの光スイッチ13a
を開き、他のレーザ12b,12cのそれぞれの光スイ
ッチ13b,13cを閉じ、Ar+レーザ12aから出
射したレーザ光をミラー14aで反射させる。この反射
されたレーザビームはミラー14cで反射し、レンズ1
5によって拡散され、ピンホール16を通ってコリメー
トレンズ17に入射する。コリメートレンズ17によっ
て平行光となったレーザビームはハーフミラー18に当
り、一部は直角方向に反射し、他の一部は直進する。
【0015】直角方向に反射したレーザビームは全反射
ミラー19により反射され、レンズ20によって拡散さ
れて球面波レンズ21に入射する。球面レンズ21によ
って球面波ビーム22となったレーザビームはホログラ
ム感材11に入射して、波長488nm用の体積位相ホ
ログラム回折格子を露光する。
ミラー19により反射され、レンズ20によって拡散さ
れて球面波レンズ21に入射する。球面レンズ21によ
って球面波ビーム22となったレーザビームはホログラ
ム感材11に入射して、波長488nm用の体積位相ホ
ログラム回折格子を露光する。
【0016】一方ハーフミラー18を通って直進したレ
ーザビームはレンズ23によって拡散され、さらにコリ
メートレンズ24によって平行光となって全反射ミラー
25に入射する。全反射ミラー25によって反射したレ
ーザビームはレンズ26によって拡散され、コリメート
レンズ27によって平行ビーム28となってホログラム
感材11に入射する。このようにして2光束法によって
ホログラム感材11上に波長488nm用の体積位相ホ
ログラム回折格子を露光する。
ーザビームはレンズ23によって拡散され、さらにコリ
メートレンズ24によって平行光となって全反射ミラー
25に入射する。全反射ミラー25によって反射したレ
ーザビームはレンズ26によって拡散され、コリメート
レンズ27によって平行ビーム28となってホログラム
感材11に入射する。このようにして2光束法によって
ホログラム感材11上に波長488nm用の体積位相ホ
ログラム回折格子を露光する。
【0017】次に別に用意したホログラム感材11を用
い、同様にレーザ12bまたは12cから出射するレー
ザビームをそれぞれ光スイッチ14bまたは14cのみ
を開いて、ホログラム感材11上に波長532nm用ま
たは波長633nm用の体積位相ホログラム回折格子を
露光する。
い、同様にレーザ12bまたは12cから出射するレー
ザビームをそれぞれ光スイッチ14bまたは14cのみ
を開いて、ホログラム感材11上に波長532nm用ま
たは波長633nm用の体積位相ホログラム回折格子を
露光する。
【0018】上記の操作において光学系の波長分散を補
正するため、レンズ20,26の位相を微調整し、球面
波ビーム22及び平行ビーム28のホログラム感材11
への入射角条件が、前記3つの露光時に等しくなるよう
にする。
正するため、レンズ20,26の位相を微調整し、球面
波ビーム22及び平行ビーム28のホログラム感材11
への入射角条件が、前記3つの露光時に等しくなるよう
にする。
【0019】上記のようにして作製した3つの体積位相
ホログラム回折格子はPETフィルムごとガラス基板か
ら剥し、入射方向と回折方向とが互いに一致するように
重ね合わせ、図2に示すようにフィルム5a,5b,5
cをガラス基板5dで両面から挟持固定する。なお、ガ
ラス基板5dは必要に応じて曲面としてもよい。
ホログラム回折格子はPETフィルムごとガラス基板か
ら剥し、入射方向と回折方向とが互いに一致するように
重ね合わせ、図2に示すようにフィルム5a,5b,5
cをガラス基板5dで両面から挟持固定する。なお、ガ
ラス基板5dは必要に応じて曲面としてもよい。
【0020】本実施例によれば、表示素子1から発する
3色のレーザビームを高効率で回折することができ、見
やすいカラー表示を得ることができる。また表示波長以
外の光の透過率は高くできるので、外界情報などの他の
視認性情報が見やすくなる。さらに情報の表示色を変え
たり、各波長の輝度を変えることにより中間色を表示し
たりすることもできる。この結果、外界情報の色と異な
る色の表示情報を得ることができ、表示種類により例え
ば警告を赤色で表示することもできる。
3色のレーザビームを高効率で回折することができ、見
やすいカラー表示を得ることができる。また表示波長以
外の光の透過率は高くできるので、外界情報などの他の
視認性情報が見やすくなる。さらに情報の表示色を変え
たり、各波長の輝度を変えることにより中間色を表示し
たりすることもできる。この結果、外界情報の色と異な
る色の表示情報を得ることができ、表示種類により例え
ば警告を赤色で表示することもできる。
【0021】なお、表示素子を図5及び図6に示すよう
に多数の正三角の素子30で構成し、さらに各素子30
をそれぞれピーク発光波長が488nm、532nm、
633nmの3個の素子30a,30b,30cで構成
してもよい。図5では「7」を表示している状態を示す
。
に多数の正三角の素子30で構成し、さらに各素子30
をそれぞれピーク発光波長が488nm、532nm、
633nmの3個の素子30a,30b,30cで構成
してもよい。図5では「7」を表示している状態を示す
。
【0022】上記各実施例では表示素子のピーク発光波
長及び体積位相ホログラム回折格子がそれぞれ3種類の
場合について説明したが、これらは3種類に限定される
ものではない。
長及び体積位相ホログラム回折格子がそれぞれ3種類の
場合について説明したが、これらは3種類に限定される
ものではない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本考案のHUDに
よれば、HUDの光路に設けられたコンバイナに1つの
波長の光を高効率で回折し、他の波長の光を高効率で透
過する回折光学素子の薄膜を複数層設けたので、簡単な
構造で同一表示素子から発する波長の光を他の視認性情
報とともに同一視野内で明瞭に観察することができ、表
示情報のカラー表示が容易となる。
よれば、HUDの光路に設けられたコンバイナに1つの
波長の光を高効率で回折し、他の波長の光を高効率で透
過する回折光学素子の薄膜を複数層設けたので、簡単な
構造で同一表示素子から発する波長の光を他の視認性情
報とともに同一視野内で明瞭に観察することができ、表
示情報のカラー表示が容易となる。
【図1】本発明のヘッドアップディスプレイ装置の一実
施例の構成を示す説明図
施例の構成を示す説明図
【図2】図1のホログラフィックコンバイナの構成を示
す断面図
す断面図
【図3】図2のホログラフィックコンバイナを構成する
3層のフィルムの光学特性を示す線図
3層のフィルムの光学特性を示す線図
【図4】図2のコンバイナに設けられた体積位相ホログ
ラム回折格子の作製法を示す説明図
ラム回折格子の作製法を示す説明図
【図5】図1の表示素子の構成の一例を示す正面図
【図
6】図5の部分拡大図
6】図5の部分拡大図
1 表示素子
5 ホログラフィックコンバイナ(光束結合素子)5
a,5b,5c ホログラフィックフィルム(回折光
学素子)
a,5b,5c ホログラフィックフィルム(回折光
学素子)
Claims (1)
- 【請求項1】 表示素子からの表示情報と他の視認性
情報とを、光透過性の光束結合素子を介して空間的に重
畳して、同一視野内で観察するようにしたヘッドアップ
ディスプレイ装置において、前記光束結合素子に1つの
波長の光を高効率で回折し他の波長の光を高効率で透過
する回折光学素子の薄膜を複数層に設けたことを特徴と
するヘッドアップディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163673A JPH04362426A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163673A JPH04362426A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362426A true JPH04362426A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15778423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3163673A Withdrawn JPH04362426A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04362426A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010256867A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-11-11 | Victor Co Of Japan Ltd | ヘッドアップディスプレイ及び画像表示方法 |
JP2015064799A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 富士通コンポーネント株式会社 | コンバイナ及び操作検出装置 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3163673A patent/JPH04362426A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010256867A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-11-11 | Victor Co Of Japan Ltd | ヘッドアップディスプレイ及び画像表示方法 |
JP2015064799A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 富士通コンポーネント株式会社 | コンバイナ及び操作検出装置 |
US9939906B2 (en) | 2013-09-25 | 2018-04-10 | Fujitsu Component Limited | Combiner and operation detection device |
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