JPH0436222Y2 - - Google Patents

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JPH0436222Y2
JPH0436222Y2 JP1983043538U JP4353883U JPH0436222Y2 JP H0436222 Y2 JPH0436222 Y2 JP H0436222Y2 JP 1983043538 U JP1983043538 U JP 1983043538U JP 4353883 U JP4353883 U JP 4353883U JP H0436222 Y2 JPH0436222 Y2 JP H0436222Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon block
press
holder
carbon
fitting
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983043538U
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English (en)
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JPS59149464U (ja
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Publication date
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Priority to JP4353883U priority Critical patent/JPS59149464U/ja
Publication of JPS59149464U publication Critical patent/JPS59149464U/ja
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Publication of JPH0436222Y2 publication Critical patent/JPH0436222Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばモータのブラシばねのよう
に、金属板を折曲げて作られた立上り部分を有す
るホルダーに、金属と比較すれば軟いカーボンブ
ロツクを前記の立上り部分に抱持させるようにし
て、カーボンブロツクを固定する作業を自動的に
かつ連続的に行う、モータ用ブラシホルダーにカ
ーボンブロツクを固定する装置に関するものであ
る。
以下にカメラ用モータのブラシばねにカーボン
ブロツクを圧入する場合を例とし説明する。カメ
ラ用モータのブラシばねは、第1図に示すように
金属板をプレス加工したホルダー1の先端部にカ
ーボンブロツク2を取付けたものである。ホルダ
ー1は燐青銅板などの金属板材を第2図に示すよ
うな形状に打抜いて点線部分を内折線として折曲
げることにより、先端部両側に立上りの部1aを
設け、かつ立上り部1aの先端部を内側に折曲げ
て行止り部1bが構成されている。そして、カー
ボンブロツク2は両側の立上り部1aと行止り部
1bとの間の空間に挟着されて固定されている。
従来においては、ホルダー1の立上り部1a間
にカーボンブロツク2を手作業によつて嵌め込
み、立上り部1a、行止り部1bとカーボンブロ
ツク2との〓間に誘電性接着剤を充填して結合し
ていたのである。このように、カーボンブロツク
2を手作業によつてホルダー1に嵌合する場合
に、ホルダー1の板厚が約0.1mm程度の薄さであ
り、しかもカーボン自体が割れ易い材質であるた
め、カーボンブロツク2にひび割れ等を発生する
率が高く、製造歩留りがよくないという問題点が
あり、また手作業であるために作業性が悪く能率
的ではないという欠点もあつた。
本考案の目的は、このような従来の問題点を改
善し、ホルダーの立上り部間にカーボンブロツク
を圧入して固定する場合に、カーボンブロツクの
ひび割れの発生を防止すると共に、この圧入作業
を自動的かつ連続的に能率良く行えるようにした
モータ用ブラシホルダーにカーボンブロツクを固
定する装置を提供することにあり、その要旨は、
カーボンブロツクを整列し1個ずつ分離して送出
するバーツフイーダと、金属板の両側を折り曲げ
て作つたホルダーの立上り部間に前記カーボンブ
ロツクを圧入する圧入ステーシヨンとを有し、該
圧入ステーシヨンは、前記カーボンブロツクを前
記立上り部間に圧入する圧入手段と、前記カーボ
ンブロツクを前記ホルダーの底面に押圧すると共
にその一部に監視用透孔を設けたばね部材と、前
記立上り部間に前記カーボンブロツクが固定され
たことを前記ばね部材の監視用透孔を介して監視
する監視手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
本考案は図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第3図はその概略図であり、11は前述のホル
ダー1を作る素材となる例えば細長い帯状の燐青
銅板を巻回したフープ材であり、これをガイドロ
ーラ12によりプレス加工ステーシヨン13に給
送し、第1図のホルダー1のような形状にプレス
加工を行うようになつている。そして、両側の立
上り部1a及び行止り部1bを折曲げ加工したま
まの状態、即ち第1図のように加工された多数の
ホルダー1を連結部により横方向に連続させた状
態でフープ材11は次工程に給送される。その給
送途中に設備されたパーツフイーダ14から送ら
れてくる多数個のカーボンブロツク2を整列し、
カーボンハンドリング15によつて1個ずつ取り
出される。次のカーボン圧入ステーシヨン16に
おいて、カーボンセツト溝15aに嵌まり込んだ
カーボンブロツク2は、エアシリンダ18のロツ
ド19によつてホルダー1の立上り部1aの間に
圧入される。なお、第3図において、17はカー
ボンブロツクを1個ずつ分離するための駆動体で
あり、20はロツド19を案内するガイド溝を示
している。
第4図はカーボン圧入ステーシヨン16の側面
図であり、フープ材送路21上に停止しているホ
ルダー1に対して、カーボンハンドリング15に
より送路21上にセツトされたカーボンブロツク
2aを、エアシリンダ18のロツド19によつて
矢印A方向に押圧して、ホルダー1の立上り部1
a間に圧入する。ホルダー1にカーボンブロツク
2が正しく取付けられたか否かは、監視センサ2
2或いはモニターカメラ23によつて監視され
る。カーボンハンドリング15に保持されたカー
ボンブロツク2aを、正しい方向に送るために設
けられたガイドカバー24の下面には、圧入され
たカーボンブロツク2をホルダー1の下面に押圧
するための板ばね25が取付けられ、この板ばね
25には監視用透孔26が設けられており、前述
の監視センサ22やモニターカメラ23はこの監
視用透孔26に照準が合わせられている。ガイド
カバー24はシリンダ機構27によつて上下動さ
れ、カーボンブロツク2を取付けられた各ホルダ
ー1は、次工程で1個ずつに切断・分離される。
このようにして、ホルダー1の立上り部1aの
間にカーボンブロツク2を圧入して取付ける作業
は、自動的かつ連続的に行われるので、従来の手
作業の場合に比較して著しく能率的である。即
ち、従来の手作業による場合は1個を組立てるた
めに約8〜10秒程度の時間を要していたが、本装
置によれば1セツト2個を組立てる時間は約3.2
秒となり、大略的に従来の約5〜6倍程度の能率
を上げることができる。
このように本考案に係るモータ用ブラシホルダ
ーにカーボンブロツクを固定する装置では、カー
ボンブロツクのホルダーへの圧入が機械による厳
密な位置決めによりなされるため、従来のような
カーボンブロツクのひび割れの発生率が低くな
り、品質が安定し歩留りも大幅に改善することが
できる。また、ばね部材によりカーボンブロツク
をホルダーの底面に押圧しながら立上り部間に圧
入するので、カーボンブロツクが立上り部間の底
面から浮き上がることを防止できる。更に、ばね
部材に設けた監視用透孔を介して、カーボンブロ
ツクの押圧を確認することができるので、カーボ
ンブロツクの圧入不良がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はブラシばねの斜視図、第2図はホルダ
ーの斜視図、第3図は本考案に係るモータ用ブラ
シホルダーにカーボンブロツクを固定する装置の
一実施例を示す概略図、第4図はカーボン圧入ス
テーシヨンの側面図である。 符号1はホルダー、1aは立上り部、1bは行
止り部、2はカーボンブロツク、11はフープ
材、13はプレス加工ステーシヨン、14はパー
ツフイーダ、15はカーボンハンドリング、16
はカーボン圧入ステーシヨン、18はエアシリン
ダ、20はガイド溝、21は送路、22は監視セ
ンサ、23はモニターカメラ、24はガイドカバ
ー、25は板ばね、26は監視用透孔、27はシ
リンダ機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カーボンブロツクを整列し1個ずつ分離して送
    出するバーツフイーダと、金属板の両側を折り曲
    げて作つたホルダーの立上り部間に前記カーボン
    ブロツクを圧入する圧入ステーシヨンとを有し、
    該圧入ステーシヨンは、前記カーボンブロツクを
    前記立上り部間に圧入する圧入手段と、前記カー
    ボンブロツクを前記ホルダーの底面に押圧すると
    共にその一部に監視用透孔を設けたばね部材と、
    前記立上り部間に前記カーボンブロツクが固定さ
    れたことを前記ばね部材の監視用透孔を介して監
    視する監視手段とを備えたことを特徴とするモー
    タ用ブラシホルダーにカーボンブロツクを固定す
    る装置。
JP4353883U 1983-03-26 1983-03-26 金属板ホルダ−に軟体物を固定する装置 Granted JPS59149464U (ja)

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JP4353883U JPS59149464U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 金属板ホルダ−に軟体物を固定する装置

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JP4353883U JPS59149464U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 金属板ホルダ−に軟体物を固定する装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59149464U JPS59149464U (ja) 1984-10-05
JPH0436222Y2 true JPH0436222Y2 (ja) 1992-08-26

Family

ID=30174075

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4353883U Granted JPS59149464U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 金属板ホルダ−に軟体物を固定する装置

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JP (1) JPS59149464U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153204A (en) * 1978-05-24 1979-12-03 Oopatsuku Kk Brush mounting apparatus for holder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153204A (en) * 1978-05-24 1979-12-03 Oopatsuku Kk Brush mounting apparatus for holder

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Publication number Publication date
JPS59149464U (ja) 1984-10-05

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